市長へのご意見・ご提案(平成28年4月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

市立病院整備について・琵琶湖大橋の通行料金について

Q 2点申し上げます。

・駅前の病院建設を再度提案すると新聞で知りましたが、議会で否決されていてもやるのですか。

絶対反対です。

どこの世界に駅前の1等地に病院なんて。

ナンセンスです。

駅前なら素晴らしい人材が得られると言っていましたがちがいます。

良い人材を得るのは待遇です。

他府県より良い待遇をすることです。

・びわこ大橋が現行より50円安くするそうですが(三日月知事)決断

この件に関し、近江八幡・野洲・守山・草津の市長が反対しているというがダメですねぇー

もっと安く50円で行くとか無料にしてみなさい。

近江大橋の通行料を見ましたがもっと消費がのびますよ。

むかしのやり方を守っているだけでしょ。 アカン。

A 「市長への手紙」にて、意見をいただきありがとうございます。

以下、順番にお答えします。

ご指摘のとおり、昨年の5月議会に引き続き、11月市議会においても、市立病院整備基本設計予算案等が否決されました。しかし11月の否決後、反対議員から反対理由が一切示されなかったことなどもあって、自治連合会や医師会等から強い要望が改めて示されたため2月市議会に再提案しました。その結果、11対7の賛成多数で可決され、改めて、医師会や大学等と協議を行い、整備事業を進めています。

立地場所につきましては、過去4年間の市民代表、医療や病院経営の専門家などによる公開の検討及び市議会での審議を経て決定してきたものです。具体的な理由としては、駅前は、市内交通網の結節点で、障がい者や今後急増する自家用車に乗れない・乗せてもらえない高齢者など移動に関して弱い立場にある市民が既存のバス路線等で利用しやすいこと、また市外から医師や優秀な医療スタッフを確保すること等の利点があり、これらのことが病院の経営上も有利に働くためです。

琵琶湖大橋の通行料金の件については、私たち湖南地域の市長だけでなく、市長会として基準となる普通車料金を1コイン(100円)また軽車両等を無料にするよう強く提案しましたが、150円、10円にこだわって押し切ったのはむしろ三日月知事のほうです。

市立病院への寄附について・JR琵琶湖線の複々線化について

Q 山仲市長毎日大変御苦労様です。

私も一市民として2件程提案させていただきますのでよろしく。

第1件

今回大大的に討論されている市民病院のことですが、まだ理解出来ないのが市議会による反対者のハッキリした説明がない事です。

市の財政がどうのこうの云う前に方法論が全くない。

そこで、私の提案として市民のこれだけの待望者があると云う事は市民が立上って寄附を募る事も方法と思う。

何とかして役に立ちたいという人はほんとに多いと思う。

市の財政が苦しいと云うならばそれを我々も共有し、我々の病院だと云いたい。

第2件

その為には、野洲駅の活性化が絶対に必要となる。そこで草津・守山・栗東の協力も必要だと思いますがJRの複々線化をもう一度進めて欲しい。

ほんとはこれが活性化の一番手となると思う。

A 「市長への手紙」にて、市が進めています市立病院整備についてご賛同いただきありがとうございます。

市立病院の基本設計予算案等が2月の市議会で11対7の賛成多数で可決され、改めて、医師会や大学等と協議を行い、整備事業を進めています。

市民の皆様から寄付を募るという大変貴重なご提案は病院事業へのご賛同として感謝しますが、市民病院の運営は本業である医業収入を軸に、国からの交付税や市税を原資とした市からの法定繰入金など制度化された財源により健全で持続可能な形で運営されることが望ましいと考えています。寄付につきましては、現行のまちづくり寄付金の制度により、選択肢の一つとしてお受けさせていただきたいと考えています。

2点目のご提案である「草津駅~野洲駅」間の複々線化について、鉄道交通の利便性向上は、駅を中心とする今後の街づくりに大きく寄与するものであることから、毎年、JR西日本に対して、複々線化をはじめ車両の増結や新快速電車の増便など、輸送力強化に関して強く要望を継続して行っています。

しかし、JR西日本からは、「現状では路線容量にまだ余裕があり、複々線化が必要な状況とは考えていない」という回答を得ています。鶏が先か卵が先かの議論になりますが、輸送力の向上は重要ですが、先ずは、安全・安心や良好な環境と景観基本にしたにぎわいづくりのあるまちづくりを進めてまいりたいと考えています。野洲駅南北の整備、市民病院整備、企業立地促進、琵琶湖畔や文化財を活かした観光振興等々がその促進策になると考えています。

なお、交通面では昭和57年の事業化以来長期間停滞していた国道8号バイパスの開通の見通しが明らかになっており、渋滞や安全対策にとどまらず、まちの可能性を高める大きな要因になると期待しています。

駅前における市立病院整備について

Q 野洲病院建設には反対しませんが、あの野洲駅前の一等地に作るのはだめです。

なぜならば、朝・夕の駅前のラッシュ時の大変こん雑の中で通勤されている人が電車に時間通り乗れません。

菩提寺からバスでこられる人が時間通りに電車に乗れません。

何を考えて場所を設定されるのか疑問に思います。もっと場所を考えてやらなければ市長と言うても考えがあまいと思います。今の病院はとても駐車場がどこでも大変なんですよ。わかっていますか。

もう少し県庁上りで何でも出来ると考えておられるようですが、これでは皆様の期待にこたえられませんね。

もう市長を変わってはどうですか余りにも職員の中でも皆さんがこまっておられますよ。

今の考えでも言いと思っておられますか。私にはそう思えません。市民の税金をもっとうまく使用して下さい。

A 「市長への手紙」にて、意見をいただきありがとうございます。

過去4年間の市民代表、医療や病院経営の専門家などによる公開の検討及び市議会での審議を経て、駅前の立地場所も含め病院の計画を決定してきました。

立地場所の理由は、駅前は、市内交通網の結節点で、障がい者や今後急増すると考えられる自家用車に乗れない・乗せてもらえない高齢者など移動に関して弱い立場にある市民が利用しやすいこと、また市外から医師や優秀な医療スタッフを確保することに利点があり、さらにこれらのことが病院の経営上も有利に働くためです。

なお、この駅前の土地は、市民の合意と議会議決により、市民のために使うことを前提に購入した土地です。

市民病院への車両の導入は、駅ロータリーではなく、文化ホール側の市道「下水門線」となっています。そのため、市民病院の利用車両によって野洲駅前の渋滞が悪化することはないと考えております。

なお、今回の市立病院整備計画の中で、野洲駅前の交通混雑を改めて調査しましたところ、野洲駅南口広場に入場する一般車両(バスを含む)のピークは午前7時~午前8時の間であり、駅や病院を利用される車両とは重複しないことが確認されました。

また、市立病院の隣地に市立病院2階部分と連絡通路にて直結した駐車可能台数約250台の立体駐車場の設置を予定しています。現在の野洲病院は120台であり、利便性及び安全性が向上します。あわせて従来からの文化ホール駐車場問題も一定の解決の目処が立ちます。病院の駐車場利用のピークは平日午前と午後の前半であるのに対し、文化ホール駐車場利用のピークは平日夕刻・夜間と休日です。大きなシェア効果が期待できます。

猪被害への対応について

Q 猪被害への対応について

今年に入って猪の被害がひどく困っています。

ここ30年来ここまでの被害はありませんでした。

そうしたことから、自治会長から市に対策について申入れしてもらったところ、猟友会に委託していて野洲市では対応出来ないとのことで、自治会長より、各自治会に回答がありました。

これはどう言うことですか。今のところ人的被害はありませんが、こうしたことに、対応するのが市行政の役割ではないのでしょうか。

山裾のお家ではそれぞれ相当な被害を受けておられます。

今一度現地がどう言う状況になっているのか確認し対応をお願いします。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。

先日は大変お忙しい中、市担当課、滋賀県猟友会野洲支部による被害確認に立会いただきありがとうございました。

市としましては、里山との境界周囲を見通しが利くようにきれいに管理することにより、猪等の野生動物が近寄り難い環境を整備して頂くことを推奨するとともに、自治会と連携し、新たな捕獲檻の設置による捕獲活動を実施してまいります。

また、猪等の野生動物の目撃について市に情報提供があった際は、担当課から該当地域を所管する駐在所へ連絡するとともに、登下校時間帯を中心に職員によるパトロールを実施しています。

発達支援センターの職員について

Q 野洲市発達支援センターについてですが、近年発達障害につきましては、アメリカでは障害とは言わずに一つの個性として受け止められている時代であります。古来からの男性特有の集中力が現在まで遺伝子となり我々に伝えられることにより科学を発展させてきました。しかしながら、あまりにも集中力やこだわりが強すぎてまわりが見えなくなったり人の意見が聞こえなくなったりすることも多いようです。さて、この集中力強い遺伝子は、実は左脳が影響していると言われており、男性に特に多いと言われています。話しは戻りますが、本日の要望としましては、男性に多いここでは障害ということであるならば、やはり同性同士での相談も必要ではないでしょうか?しかしながら、野洲の発達支援センターでは、女性の相談員ばかりで構成されており、大人の男性は、女性ばかりで話しづらい、お電話しずらいというデメリットがあります。どうか、今後男性の職員を増員頂き、男性職員ならではのメリットも必要なのではないかと思います。いかがでしょうか?

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。

発達支援センターにおいては、市民の皆様からの様々な発達に関する相談に対応できるよう心理や健康、幼児教育等を専門とする職員とセンター運営等の事務を担当する職員を配置しているところです。

相談にあたっては、相談者の性別に関わらず担当する職員がそれぞれ専門性をもって対応していることから、特に問題はないものと考えております。

なお、発達障がいについて、一般的には男性が多いといわれていますが、科学的な根拠は確認されていないとのことです。

また、発達支援センターのみならず、職員の採用にあたっては、性別の区分を設けることなく公募を行い、試験を通じて能力を見極めたうえで採用を行っているところであり、今後も相談者の性別や年齢を問わず、様々な発達に関する相談に引き続き適切に対応してまいります。

コミセンやすの職員の対応について

Q コミセン野洲の受付対応について

昨日「野洲市テニス協会」の理事会があり、所定の手続きを済ませた3F会議室2を使用のため、受付を訪れました。時間は30~40分前だったのですが、お茶と資料などの手荷物があり、参加者への資料の準備などもあり、入室をお願いしたのですが、時間になっていないとのことでけんもほろろに断られました(事務の女性が中央の男性職員(上長?)に訊いて頂いたのですが、取りつく島もなく)。今回の手続きに伺った際も、減免処置でこちらから100%ですよと申し入れしているのに、50%と間違い、その間違いに気が付いた後も何の謝罪もなく、悪びれた風情もありませんでした。

どんな基準で採用されているのでしょうか。市職員に準ずる公僕との認識ですが、こんな不愉快な職員を置いておかれたら困ります。

善処をお願いします。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。

各コミセンは、地域コミュニティの拠点として地域が主体的に活用していただけるよう、管理運営につきましては、指定管理者制度に基づき、市議会の議決を経て各学区の自治連合会や妓王まちづくり推進協議会に委ねています。

指定管理者制度は地方自治法に基づく独特の制度で、委託よりも指定管理者側に一層裁量権が働く仕組みになっています。従って、職員の採用や物品調達など包括的に各学区の自治連合会等に委ねられています。市の施設の運営ですから、職員の採用や物品調達などは透明、公平、競争性の確保が原則になりますが、その範囲の中で、時期、基準等は指定管理者の裁量に委ねられています。

ご質問の職員につきましては、担当課を通じて確認しましたところ、コミセンの前身である社会教育センターの職員として、当時の学区自治連合会での試験を経て、推薦にて採用されました。その後、指定管理者制度の導入により指定管理者である自治連合会職員となった方です。

今回のことについては、施設の指定管理者である野洲学区自治連合会にお伝えし、改善を求めました。

子育て支援施策について

Q 私は○年前に○○から引っ越してきました。

子育て支援の街と聞いていたので、1歳の子供を連れて引っ越してきましたが、大阪と比べて公園の遊具の無さに愕然とし、ネットでもずっと公園を探していろんなところへ行きましたが、公園と呼べるものはほとんどなく、グランドしかありません。

子育てには公園の遊具は必要です。歩いていける距離の公園に整備された公園もなく、医療費も小学校就学前までしか無料じゃないのに、どうして子育て支援の街なのでしょうか?

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。

野洲市はある時期までは、農業・農村地域が大半であったため、街路、公園、都市排水などの基盤にはまだ課題があります。下水道だけは、琵琶湖の水質保全のため実質100%になっています。財源面でも、近隣市では課税されている、これら基盤に充てる都市計画税が制度化されていません。課税を前提しなくても、今後計画的に都市公園などの整備を進めていく計画です。

本市では、「子育て支援の街」を標榜はしていませんが、社会的な評価は聞いています。その理由は、推測するところでは、限られた財源の中で優先順位や規模等を勘案し、説明責任を果たしつつ、総合的な子育て施策を進めているからであると考えます。具体的には、全学校等の耐震化や空調設備、学童保育サービス、特別支援教育及び発達支援事業の充実、きめ細かな児童虐待対策、さらには小・中学校の完全給食、安全で良質な保育所・幼稚園サービスと比較的低い保育料金、スクール・ソーシャル・ワーカーの配置、生活困窮者自立・就労支援など、他自治体より充実した施策を実施しています。

なお、お住まいの1キロメートル圏内には、遊具を設置した公園(中央児童公園・中央公園・吉地第一公園)がございますので、ご利用いただければと思います。また、都市公園ではありませんが、市独自の制度として「ふれあい公園」が吉地第一公園を含めて、139箇所あります。

野洲市のモラルについて

Q 野洲市の人みんなあんな話し方をするんやな!県議が言うんやから間違いないよな!あんたらが、あのおっさんを選んでることに対してどない思てるのか、そこについて回答をもらいたい。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。

ご意見の内容から吉田清一滋賀県議会議員の甲子園出場の高校生等に対する発言等に関してのご意見と推察します。吉田清一議員が、報道されているとおりの発言等をされたのであれば、その後の対応も含めて、全く良くなく、残念に思います。

吉田議員は野洲市の選挙区で選ばれていますが、この度の議員の発言等はあくまでも議員個人のものであり、野洲市民全体の話し方やモラルとして一般化することは不適当と考えます。

また、吉田県議員の選出につきましても、公平・公正な選挙により選出されたものであり、市として見解を申し上げることはできません。

吉田滋賀県議会議員の発言について

Q 報道されている吉田清一県議の「一回戦で敗退しろ」という暴言について吉田県議の選挙区、野洲市として、どうお考えですか。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。

吉田清一滋賀県議会議員が、報道されているとおりの発言等をされたのであれば、その後の対応も含めて、全く良くなく、残念に思います。

吉田議員は野洲市の選挙区で選ばれていますが、この度の議員の発言等はあくまでも議員個人のものであり、市として見解を申し上げることはできません。

野洲駅南口の雨漏りについて

Q 今日みたいな天気の時はいつもなのですが、野洲駅南口のエスカレーター乗り口付近、駅の建物とロータリーの建物との接続というか、重なり部分から雨漏りしています。

ロータリーの屋根が完成してから結構たってますが、誰も指摘してないですか?市役所の電車通勤の方は誰も言われないですか?なんとかしてください。今日なんか見に行ったら、絶対見れます。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。

ご指摘の箇所につきましては、昨年から徐々に雨漏りが発生していることは確認しており、4月7日は特にひどい状況であったことを確認しています。

対策は年度始まって速やかに実施することとしていて、5月中の完了を目途に補修作業を実施する予定です。

今後は、雨漏りの発生や対策予定などを現場で表示するなど、同様の案件においても情報提供の工夫を行います。

職員の対応について

Q 市役所全体に言えること。対応全てが、不愉快極まりない。民間企業であれば考えられないレベル。苦情も意見進言も全てスルーされているように感じる。他の市の施設、職員でもおなじ。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。

市役所では私も含め職員は、市民の皆さんとの信頼関係を基本に。応対等には十分な心配りを行い、満足していただけるサービスを提供できるよう努めています。

また、市民の皆さまからのお手紙、メール等によりいただいているご提案やご意見は、野洲市をより良くするための貴重なご提案やご意見等として大切に取り扱い、私自身が一通一通全て眼を通し、組織として対応するため担当職員との情報共有を図ったうえで、回答しています。回答内容は市民の皆さまと共有できるよう市のホームページにも掲載しています。

今後とも、市民の皆様に信頼いただける職員・市役所となるよう改善に取組んでまいります。

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