現在の位置

まちづくりトーク(野洲市スポーツ推進委員会)

まちづくりトークを実施しました

野洲市スポーツ推進委員会

 『野洲市スポーツ推進委員』の皆さんとトークを行いました。

日時…2020年1月15日(水曜日)19時30分〜20時30分
会場…コミセンきたの
参加者…野洲市スポーツ推進委員

山仲市長、北脇広報秘書課長、中塚広報秘書課主査

以下トーク内容

野洲市スポーツ推進委員

みなさん、お疲れ様です。今日は市長に来ていただきましてまちづくりトークをお願いしておりますので、みなさんからのご意見、前向きなご提案もございましたらお聞かせいただきたいと思います。それでは市長、よろしくお願いいたします。

山仲市長(以下、「市長」)

みなさんこんばんは。スポーツ推進委員さんにおかれまして、多様多面にご活動いただき、市民のスポーツ振興を支えていただいており、感謝いたしております。
まず、スポーツの予算についてですが、これは教育委員会予算になるのですが、私が思っているほど使えていません。何故かというと野洲は、学校の耐震化ができておらず、耐震化率は県内最低でしたので、3年間で100%にしました。さらに県内では初めて全教室、特別教室にエアコンを完備しました。そこに巨額の費用を投じました。もう一つは学童施設を増設し、9か所から15か所に増やし、子どもたちの対策を充実しましたので、残念ながらスポーツ施設には費用をかけられませんでした。
一時期、竹が丘の河川敷に野球場とテニスコートを作ろうと思ったら、その場所で活動されている団体が自然保存するべきだと意見をされましたので進みませんでした。
現在も子育てに費用をかけていまして、補助の先生とスクールソーシャルワーカーの雇用に費用を投じています。去年は電子教科書を率先して導入したのと各教室に電子黒板を入れました。
そういう整備も進めてきたこともあり、まだまだ、スポーツ施設としての整備は低いので、人口5万人の街の、みなさんの活動のベースとなる施設を整備していきたいと思っています。
中主のB&G海洋センターのプールは、私が就任した当時には使えなくなっていたので、すぐに補修を行い、使えるようにいたしました。温水プールについては、新クリーンセンターからの熱が使え、温水プールが設置できるので、それまでの間、今のプールを使えると見込んでいたのですが、屋根が崩落し、使えない状況となり、補修するには5,000万円ほどかかるとのことで閉鎖しました。今、余熱利用施設のオープンは7月をめざして順調に工事が進んでおります。プールの深さも1.2mとし、競技や練習試合ができるスペックとし、それなりにきちっとしたプールができます。また、前からテニスコートの設置も言われていまして、全体のグラウンド整備の中で考えていきます。
そこで、以前からいただいていなかった都市計画税の導入を昨年ご理解いただきましたので、その財源で都市公園の整備を行えます。国の交付金との合わせ技で、スポーツも兼ねられるような都市公園を市民のみなさんがアクセスしていただきやすい場所に公園を整備していきます。

 

野洲市スポーツ推進委員

それでは、せっかくの機会ですのでご意見いかがでしょうか?

 

野洲市スポーツ推進委員

市長が先程言っていただいた、スポーツ施設の不足ということですが、温水プールが新しくでき、体育センターが廃止となったということで、どちらかと言うと屋内施設が不足していると思う。立派な体育館ということではないのですが、既存の施設等を活用したり、簡易的な施設を設けるかなど市長のお考えにあるのかどうかも含め、ご意見をお聞かせいただきたい。

市長

まず、学校開放については現在小学校だけなので、来年度は中学校も使えるようにしたい。学校の施設は市民の施設という観点からすべての施設を使ってもらっていいわけですので。
体育センターについては、調査の結果、アスベストが入っていたので解体した方がいいということで壊しました。教育委員会の報告では、施設自体は足りていると聞いています。ただし、使う時期が重なる場合は、使えない。そこをどうしていくかですが、施設整備は、ピーク時をもって整備するのは過大投資になります。結果、市民への負担となります。
繰り返しになりますが、まずは、学校施設をもう少し稼働していくことを考えていきます。

野洲市スポーツ推進委員

先程、市長から竹が丘の河川敷のところに野球場などを作る計画があったということを仰いましたが、我々市民の耳にはあまり届いてこない。もう少しアピールしてもらったら私たち市民も協力できることもあるのに、市長は損をしているのではないかと思う。周辺の市町は大きなグラウンドなどが整備されている。

市長

近隣市町は、都市計画税の収入が昔からありましたので、整備できています。
野洲は、そういった税でいただくお金を都市公園にかけることができないでいた。都市計画税の導入後は、その財源で都市公園を整備していきます。

野洲市スポーツ推進委員

4年後の国スポに向け、野洲は卓球と成年女子のバスケが正式開催種目として決定している中、まだ決まっていない種目もあります。市長の現状のお考えをお聞かせください。

市長

私は、国スポをやるにあたり会場として現存の使える施設を1回リストアップした上で、きちっとやりましょうと会議で約束したのですが、その会議が終わった1か月か2か月後には施設チェックなしで進んでいました。
市長会としては保留させようとしていたのですが、県は困るという理由から施設チェックなしで進むこととなりました。もっと手堅くやってほしかった。
そして、4年前に国スポの競技を手上げ方式で決められる際に私は、教育委員会に委ねてスポーツ関係団体なども入れて、私は決め打ちしないことでお願いしたら、卓球全種目と女子バスケットボールということでした。私は、ラグビーはどうなるのかと心配をしていたが、滋賀県の委員会の中で野洲市はこの2種目で内定を受けたわけです。それから1年半後に急に県が市の教育委員会にラグビーを野洲市で受けて欲しいとアプローチをかけてきたので、野洲では2種目を開催するのでラグビーの受け入れはできないとお断りしたにも関わらず、昨年の夏にあった首長会議にて全く国スポの議題でもないところで急に知事がラグビーの会場を3面とれるのは野洲市しかないので受け入れて欲しいと言われたわけです。私は教育委員会から2種目を開催するのに人材を要しており、これ以上の種目には人が出せないと聞いておりましたのでその会議の場で先程の理由で受け入れできないと言いました。その後も、県要望を行って帰る際に、また知事から「ラグビーの受け入れはできないのですか?」と問われたので、この間できないとお答えしたし、文書も出そうと思っていると言うと「文書だけは出さないでほしい」と言われました。そうすると今度は、滋賀県ラグビー協会がマスコミを連れて文書を持って市役所を訪ねて来られたので、その文書に対してしっかり今までの経緯と受け入れができない理由を明記し回答文書を出しました。
野洲市の内定は卓球とバスケット女子に決まった後、今から2年程前だったと思いますが、彦根の陸上競技場の話になった際に、彦根の陸上競技場のレガシーは何ですかと誰かが聞いたところ、県は彦根の陸上競技場のレガシーはラグビーですと答えました。私は、彦根なら2面取れるのでラグビー協会も何も言わないのでそこでやることになるだろうと思っていました。ですから、野洲市が卓球とバスケット女子が決まってもラグビー協会からは何も言われなかったのです。それが1年半たった今、野洲市しかないと言われる。野洲市は意固地になって断っているのではなくて、職員の体制が整わない。もちろん教育委員会の管轄行事でありますが、その職員だけではなく、全職員が汗をかかないとダメだと思っています。

野洲市スポーツ推進委員

スポーツ推進員の活動において全国や近畿の会議に行くことがあるのですが、他県他市町村の推進委員は、事務局がついて来られているのですが、ここ数年は野洲は誰もついてきてもらえない。行政がついてくるべき会議ではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

市長

私はそれはそれでありだと思っています。委員さんで行って参加していただけるのであればご協力をいただきたいと思います。

野洲市スポーツ推進委員

お時間も来ましたので、ここまでとさせていただきます。市長本日はありがとうございました。

市長

まずは、みなさんが使い勝手のいいアクセスしやすいグラウンドをつくります。ありがとうございました。

お問い合わせ
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200
メールフォームによるお問い合わせ