野洲市消防団におきましては、本年も年末夜警の時期を迎えることになりました。
日頃、皆様方には、野洲市民の安心、安全を確保していただくために、日夜弛まぬご努力と献身的な活動をいただいておりますことに衷心より感謝を申し上げます。
さて、当消防団の活動を振り返ってみますと、7月の大雨や9月の台風への対応、また、火災や誘拐予告対応・各種訓練・火災予防啓発など、全団員が一丸となって取り組んでいただいているところであります。
火災に関しては、今年は11件発生し、昨年と比較すると5件減少している状況です。年末夜警を機に、市内の警備体制を一層強化していただき、市民が平穏に健やかな新年を迎えることができますよう、皆様のご尽力をお願いするところであります。
来年にありましても本年度の成果に満足することなく、野洲市消防団の更なる飛躍を期待いたします。
大塚製薬株式会社は、これからの時代において健康を社会的な課題と捉え、社会全体で健康を維持・増進できるようにサポートしていくことが重要であるとのお考えに立っておられます。
そして、健康の維持・増進は日常生活のなかでこそ実現できるものだという考えのもと、生活者の潜在的なニーズや課題を見つけ出し、健康に係る製品や情報を提案するという「人々の日々の健康を支える」事業を推進しておられます。
本市としてもその方針に賛同し、ともに市民の健康増進を図ることができればと、包括連携協定を結ばせていただきました。
本市では、令和3年度に策定した第2次野洲市総合計画において、誰もが自身の健康に関心を持って健康増進に取り組むことや、高齢者が健康づくり活動などで生きがいを持って暮らすことなどを、福祉・生活分野におけるめざす姿としています。
この度の包括連携協定の締結により、知恵とお力添えをいただき、地域に寄り添いながら健康の維持・増進を推進していただき、お互いが発展していければと思います。
去る10月末から11月にかけては、各学区自治連合会行政懇談会を開催いただき、自治会長の皆様方と野洲市のまちづくりについて、大変有意義に意見交換をさせていただきました。
今回は第4回役員会ということで、市からの連絡事項の主なものといたしまして、野洲駅前南口周辺整備構想の見直しと今後の進め方について去る11月22日に開催されました議会都市基盤整備特別委員会の内容などを含めて説明をさせていただきました。
次に人権センターの利活用については、行政改革推進プランの中の施設の空きスペースの有効活用等を踏まえ教育委員会の移転についてご説明させていただきました。
次に民生委員・児童委員及び主任児童委員の一斉改選の結果について報告させていただきました。
次に野洲市民病院整備 基本構想・基本計画について、去る11月14日の野洲市民病院整備運営評価委員会、11月18日、19日の市民懇談会、11月21日の議会野洲市民病院整備事業特別委員会を経て成案化されたもので、その概要等の説明させていただきました。
最後に、国スポ・障スポの進捗状況や大会に向けての今後のスケジュール、自治連合会の皆様へのご協力をお願いさせていただきました。
(仮称)滋賀県立高等専門学校(以下、「高専」)の設置場所が本市に決定されたことを、去る9月20日に知事より公表されました。
この度の決定は、野洲市商工会や会員の皆様をはじめ、多くの皆様にご賛同いただけたことによるものであり、厚く御礼を申し上げます。
今回の高専整備を起爆剤とし、次代の滋賀を支える高等専門人材の育成によりグローバルに活躍する若者を送り、野洲市のみならず、滋賀県全体のにぎわいや経済の活性化、そして、産業の振興が図られることを大いに期待して県と協調しながら取組んでまいります。
今後も、高専関連事業を円滑かつ効率的に実施するために、国や県といった関係機関、関係団体等と連携を密にしてまいります。当然ながら、野洲市商工会の皆様方とも意見交換や情報共有をさせていただきますので、是非ともご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
法務省と全国人権擁護委員連合会では、12月10日の「人権デー」を最終日とする一週間を「人権週間」として集中的な啓発活動を行っておられます。
この「人権週間」の期間中は、昭和23年(1948年)12月10日に国際連合で採択されました“世界人権宣言”の意義を訴えるとともに、人権尊重思想の普及高揚に向けた取り組みが全国各地で展開されております。
人権週間は、みんなで人権を考える一週間です。
部落差別、障がい者差別、外国人差別、性差別など、あらゆる差別や偏見をなくし、人権が尊重される、明るく暮らしやすいまちの実現に向けて、今後ともご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
11月1日に実施しました「まちぐるみで愛の声かけ運動」には、小雨の中にもかかわらず、早朝より市内の各通学路において、874人もの皆様に声かけをしていただきました。各地域において子どもたちの見守りや健全育成について、関心の高まりを感じ、心強い思いがいたします。
「はつらつ野洲っ子育成フォーラム」につきましては、「子ども・若者育成支援強調月間」の一環として、市民の皆様のご支援ご協力のもと、開催させていただいたところでございます。青少年の健全育成は、私たち大人一人ひとりの責務であります。次代を担う青少年が、豊かな個性と能力を培い、非行に走ることなく、心身ともに健やかに成長することは、社会全体の願いです。一人ひとりの子どもたちは、各家庭の宝というだけでなく、社会全体の宝だと言えます。
民生委員・児童委員の皆様には、地域福祉の推進に格別のご貢献をいただいておりますことに、深く敬意と感謝を申し上げます。
民生委員・児童委員の一斉改選に伴い、114名の皆様への委嘱状の伝達、並びにご退任いただく72名の皆様へ、これまでの地域福祉活動へのご尽力、ご労苦に対し、感謝状を授与させていただきました。
民生委員・児童委員の委嘱をお受けいただきます皆様には、これから3年にわたり、高齢者や障がい者の支援等に関すること、生活困窮者、また児童虐待やひきこもり、DVなど、生活上の問題を抱えている人など、市民の皆様からのさまざまな相談等にご対応いただくことになると思います。
本市におきましては、「住んでよかったまち」の実現に向け、様々な取組を進めているところですが、国では、「制度・分野ごとの『縦割り』や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会、『地域共生社会』を目指しています。民生委員・児童委員の皆様におかれましては、それぞれの地域で市民と行政のパイプ役として、また、市民の皆様の身近で信頼される良き支援者、相談者として、『地域共生社会』の実現に向け、地域福祉の増進にご尽力を賜りますようお願い申し上げます。