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市長へのご意見・ご提案(令和4年4月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

なお、投稿および回答内容は、その時点での対応であり、現在の状況と異なる場合があります。

医療費助成について

Q 10月からの医療費助成すごく助かります。子どもが●人いて、うち●人が発達障害をもっています。●人は環境の変化に敏感で病院で月一、●人が薬をもらっています。
4月から医療費が3割に変わって、受診、薬代だけで結構かかりました。10月から6年間は大丈夫ですが、それ以降もお金がかさんでいくと不安もあります。湖南市などは、中学3年生まで医療費助成がありますが、野洲市も検討いただけると助かります。本当に助成にはお世話になっていて助かっています。これからもよりよい野洲市になるよう応援しています。

A 野洲市においては、子育て支援策のひとつとして、子育て世帯の経済的な負担を軽減することにより、野洲市に住んでよかったと言えるまちにしたいと思い、財源の確保も含めた検討の結果、これまで1レセプトあたり500円の自己負担とした小学3年生までの子ども医療費助成制度を、令和4年10月からは小学6年生までに拡充します。
一方、子ども医療費助成制度は、県内でもほとんどの市町が制度を設けられていますが、その対象年齢には差があり、公平性の観点からも、本来は少子化及び子育て対策の一環として国の責任において制度創設をするべきと考えており、本市では従来から滋賀県全域として、あるいは国レベルでの制度拡充を要望しているところです。
今回、ご要望いただきました中学卒業までの通院医療費の拡充につきましては、多額の経費が必要です。この制度を継続可能としていくためにも、財源確保が第一であり、現在のところ更なる拡充は本市の財政状況からは困難でありますが、今後の財政状況を見た上で検討していきたいと思います。
今後も福祉医療費助成制度の充実を目指し、引き続き国や滋賀県に対し、福祉施策の向上を要望してまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

農地の不法占拠について

Q かねてより、野洲市内のある農地が不法に占拠されていることについて農業委員会に苦情申し立てしておりました。(農地法違反及び農業振興地域の整備に関する法律違反)
●●は、行政処分により営業はできません。それを不服として裁判も起こされていましたが、請求を棄却するとの判決が出て、滋賀県の勝訴が確定しています。「まだ裁判を行っている」等の言い訳は通用しません。登録は取り消され、規定により、この場所で再度の登録はできません。
土地は原状回復するよう、勧告を出してください。どうか、よろしくお願いいたします。

A ご指摘の土地については、現在、●●として使用されており、農地法に違反する状態であると認識しています。野洲市農業委員会では、この状態を解消するため当事者と協議を進めているところであります。なお、協議の内容については、個人情報に関わることからお答えすることはできません。ご了承いただきますようお願い致します。

庭木を剪定した後の切りくずの放置について

Q 剪定した枝や葉っぱを袋に入れて道路横に2日から3日放置している。道路に置くのはやめてほしい。どうしても置く必要があれば剪定した家の庭においてほしい。剪定作業は後片付けが終わって初めて完了するものです。

A 内容につきまして、剪定業者に事実確認を行い、今後同様の事象が起こらないように『剪定後の枝葉は、個人敷地内にて適切に保管するようにしていただきたい』と注意喚起を行ったところです。
市道を管理する道路管理者として、良好な道路環境の維持に努めてまいります。

地域医療連携推進法人加入に関する回答への再質問とパワハラ疑惑について

Q 先般の意見について、4月1日に回答をいただきましたが、到底納得できる内容ではありませんので、再度意見を述べさせていただきます。今回の回答の根底には、マスコミを賑わしました市長のパワハラ疑惑が根底にあるものと考えられます。野洲市役所全体が市長の独善と強権的な市政運営に毒されていると言っても過言ではないと考えます。そのことが市長就任前からの盟友であった川口副市長の任期途中での辞任に繋がったとも言えます。
以下の問題点について、再度ご回答をお願いいたします。

「問題点」
1.6月17日に提出の「表明・確約書」で、「当該コンソーシアムが加入の申し入れがあったと認める運用・・・」とされ、「加入申し込みのための書類をいただきたい・・・」「私個人の身上について…解釈したもの」「それ以前に預かっていた・・・署名・押印し、郵送しました」とされています。この一連の説明では、第一に先方の運用に問題があり、むしろ野洲市は被害者だという言い方です。
しかし、一連の説明からすると、6月17日以前に預かっていた「表明・確約書」、加入申し込みのための書類を貰っていることからすると、コンソーシアム側は、「市長から加入手続きの書類要求など、積極的な話がある」ことから、内部決済の時間だけの問題として「表明・確約書」のみで進めたとしても不思議ではありません。
事務部等に下す前に、トップ会談で加入の意思表示と受け取られるような言辞を与えられたとみるのが妥当で、そこが大きな問題と言えます。
2.「表明・確約書」は「私個人の身上について・・・解釈した」とされ、厚労省通知に規定されているとのことですが、厚労省通知等を調べても法人トップの身上についての記載はありません。よしんば必要としても、本来このような事務処理を組織のトップ自らが行うものでは無いでしょう。特に地方自治体トップの市長がやることではない筈です。(個人企業ならいざ知らず。)準備は事務方に任せて、署名捺印のみ行うものです。担当部門に指示しても抵抗の虞ありとの思いが潜在的にあったのが原因ではないでしょうか。
3.最後に「関係職員との情報共有や確認を怠った」と述べておられますが、まさにこのことが最大の問題と言えます。そのことが、パワハラ疑惑を生む組織体質になっているのではないでしょうか。
3月9日の議会で、関係の部長や副市長は率直に実態を述べられたと考えます。それに対して、例え「大声で怒鳴っていない」と言われても信じられません。市議会でのネット中継を視聴していますが、市長の答弁姿勢や議員に対し不満を感情露わに叱責される様子からも推測できます。
また、部長会議要録を読んでいても、部長クラスの意見を無視しておられる姿勢に疑問を感じます。選挙で選ばれた市長なんだから職員は全て市長の意向に従って粛々と仕事をやれというのは、傲慢の何物でもありません。
もっと職員や議員(幅広い)、そして市民の声に謙虚に耳を傾けていただくべきではないでしょうか。パワハラ問題について第三者委員会で調査するとのことですが、早急に対応されることを強く望みます。

A 前回回答させていただいたとおり、私としましては「表明・確約書」の提出だけでは加入申し込みとはならないと認識し、決裁を取らずに個人において署名、押印しました。その後、関係職員との情報共有や確認を怠ったことが今回招いた原因であると深く反省しているところです。今後、このようなことがおこらないよう職員や関係機関等と情報共有を密にしてまいりたいと考えております。
最後に今回のパワハラ問題につきましては、今後第三者委員会で調査、審議いただきますので、ここでの回答につきましては差し控えさせていただきます。

一級河川中ノ池川の餌やりについて

Q 不法投棄禁止の看板の位置を変えられないでしょうか。
今日見かけた不法投棄(餌やり)をする人は、この位置で子どもにパンを投げさせていました。餌やり禁止については以前の方々と同じで初めて聞いたと言っていました。
野洲市もそうですが、どこの地域でも野生動物への餌付けは禁止です。(大阪等は除く)広報やすを見ない若い人にとっては田舎の条例を目にする機会もなければ教育を受ける機会も無いと思います。であるなら、餌を投げようとしたその時に目に入る看板でなければ意味がありません。場所を変更すべきではないでしょうか。

A ご指摘にある様な魚類への餌付けは法的な禁止事項とはなっておりません。
野洲市においては、「野洲市生活環境を守り育てる条例」にて「飼育しない動物に繰り返し食べ物を与えることにより、特定の場所に複数の動物を集散させ、その周辺の市民及び事業者に迷惑をかけてはならない」と定めておりますが、犬や猫などの鳥獣を想定しており、魚類への餌付けは対象としておりません。
以上のことから、市としましては、魚類への餌付け禁止を対象とした啓発看板の設置及び不法投棄禁止看板の移設は考えておりません。

公約について

Q あなたの公約の実現を期待して、市長選で応援者の一人として応援しました。他の野洲市民も市長への手紙で抗議していますが、あなたの選挙公約は1つも実現していません。市長着任以来何をしてこられたのですか。あなたは自信をもって自分は市長の責務を果たしていると断言できますか。市長は市の指導者です。市長の責務はインフラの安全・安心を確立・維持・推進することです。公約の1丁目1番地野洲病院建設はまさに責務でないですか。公約では市病院は現地建て替え、建築費半額として、建て替える案でしたが、現実は不可能で、B地区案を提示し、現在は体育館横地区案を提示しているとのこと、公約違反そのものでないですか。しかも、あなたは、市業務は経験がないから、県立大学事務局長(旧県職)を副市長に任命して、市業務を担当してもらうとのことでしたが、その副市長がB地区案を推進する意見の相違で退任した記事を毎日新聞で苦々しく拝見しました。
しかも最近、新聞、テレビで市病院担当2部長をパワハラしたと情けないニュースが滋賀県内どころか、関西圏、全国の笑いのものとなっています。若者が住みたくなる市どころか、笑われる市となっていませんか。
第3者委員会の結果待ちですが、あなたの意見はどうなんでしょう。私は高齢ですので、病院での終末でなく、市立病院のバックアップの自宅での終末(市立野洲病院の基本構想)を希望していましたが、不可能となりました。
自慢のふるさと納税もまた聞きですが、誰かの案と聞いております。それよりあなたが提示したB地区案を一日でも早く実現ください。現病院は地震が起こると天井が落ち、大災害になることを危惧しています。

A まず、私の選挙公約について実現されていないとのご意見についてお答えいたします。
掲げております公約については、実現するまでに期間を要するものもありますが、実施に向けて取り組んでいる最中でございます。
例えば、ふるさと納税の導入についてですが、担当課職員の営業などにより私の予想を大きく上回る結果のご寄附をいただいているところです。もちろん私自身だけの力だけではなく、ご協力いただいている返礼品提供事業者の方々や職員の頑張りがあったから今の結果に繋がっているものと考えております。
次に、福祉医療費助成制度の小学6年生までの拡大については、子育て世代が野洲市に住んでよかったと言えるよう福祉の充実を進め、ひいては、人口増加も見込んだ子育て支援策の一つとして、今年度予算でお認めいただきましたので財源を確保し、今年度10月より実施する予定です。
次に、水道料金の基本料金の減免につきましては、コロナウイルス感染症対策の1つとして、令和2年度予算では1期分(2カ月分)の実施をし、さらに令和3年度予算においても1期分(2か月分)の減免を実施したところです。
続いて、高等専門学校の誘致についてですが、現在、県内各市も手を挙げておられる状況ですが、野洲市としては何とか誘致できるよう担当課とともに県に対し最大限アピールしていく準備を進めております。これについては、市内大手の会社や商工会からもバックアップをいただいているところです。
最後に、病院建設についてですが、私は、一昨年の市長選挙においてこれまで進められてきた駅前での約120億円の費用をかけた病院整備に反対し、この対案として、現地建替えを提案しました。
結果として、現地建替えを断念する結論に至りましたが、私が選挙時点で対案を示した公約については、実現不可能かもしれない曖昧なものといった認識はしておらず、候補者として市立野洲病院の調査を行うのに限界があった中で病院や建築の専門家とともに検討して掲げたものでした。実際、市の評価委員会でも「技術的に不可能ではない」とされましたものの、一部休床等に係る経営補填に市の財政が耐えられないなどの理由で断念しました。
これまで駅前Bブロックにおける病院整備に係る基本構想・基本計画の策定作業を進めてまいりましたが、駐車場の確保など課題があることから、果たしてこのままBブロックで整備を進めてよいかを考えた結果、30年、50年先の野洲市のことを思い、熟考を表明したところです。
一日も早い新病院整備の実現できるよう現在、担当部において検討をしていますので、市にとって最善の策を固めた上で熟考を解き、改めて病院整備を推進してまいります。
次に前副市長の退任につきましては、年齢による体力的なこともあり退職の申し出がありました。もちろん慰留に努めましたが、辞意は固く大変残念に思っております。後任として県から佐野氏に4月1日より副市長として業務にあたっていただいております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
なお、今回のパワハラ問題につきましては、今後第三者委員会で調査、審議いただきますので、ここでの回答につきましては差し控えさせていただきます。

農用地区域解除における農林水産課の対応について

Q 再度になりますが、お聞きしたいのは、近隣の農地は売りに出されていなければ購入することができませんし、分譲地は一定程度離れているのに、農用地区域以外に代替すべき土地がないと野洲市が判断されるのはなぜかということです。それなのに、「周辺部も検討いただく必要があり・・・」などと頓珍漢な回答では納得できるわけがありません。
議事録についても、作成していないと堂々と言い、内容は担当者が話した通りだとおっしゃいますが、その話がころころ変わるので、メモでも構わないので作ってほしいとお願いしているのです。そもそも、わざわざ県と協議をして、議事録を残さないなど、あり得ないと思いますが、いかがお考えですか。
さらに、「区域の変更の緩和を強く要望しているとのことですが、その具体的なやり取りや見通しについてもお教えいただきますよう、よろしくお願いいたします。」についても無回答です。
回答案は担当課が作成しておられるのでしょうが、市長におかれましては、その回答案が質問に対応しているかくらいはご確認いただき、真面な回答を作成するようご指導いただければ幸いです。

A これまでに回答させていただいた内容と重複するところがあるかもしれませんが、回答させていただきます。
農業振興地域に関するガイドライン及び本件に係る県との協議結果に基づき、代替地については売りに出されていなくても近隣の農地所有者との交渉等により取得(購入)できる可能性があることや、「近隣」と判断する際の距離に制限が設けられていないため、周辺の状況から検討していただく必要があると考えられたことから、●●様にお伺いした情報の範囲内で、農用地区域以外に代替すべき土地があると判断しました。
ただし、代替すべき土地がないことに関しましては、T様やそのご家族の土地所有状況などを詳しくお伺いできていなかった状況であることから、詳細な情報をご準備いただいた上で、再度担当課に相談していただければ幸いです。

市長のパワハラ問題に対する議員コメントについて

Q 先日奥山議員に過日のパワハラ問題に関して感想を質問致しましたところ、「創政会は市長会派では有りません」とのメッセージを受けております。信じられない言葉が公式コメントとして帰ってきました。このように市民を翻弄する姿は貴殿の大事にされています「仏道」と相反する現象と理解しますので再度ご回答の程宜しくお願い致します。

A 奥山議員からのメッセージがあったとされる内容につきましては、私がそれに対しコメントすることではありませんので、お答えを控えさせていただきます。

みどり東公園から希望が丘への山道入口について

Q 以前野洲中学校の裏手にある山道入り口の門にて扉の門を閉めるための輪っかみたいなナイロンでできた物が引っかけられていましたが、現在はありません。あれがないので扉が常時開いたままになっています。
イノシシはもう山道には生息していないということでしょうか。あと、山道途中にある丸い建物2つと頂上にある建物の名前はあるのでしょうか。山水の管理をする施設でしょうか。

A 野洲中学校の裏手の山道入口の扉について、メールをいただいた後に現地を確認したところ、扉は輪形の紐で閉められておりました。
イノシシ侵入防止策と扉は地元で管理されていますが、登山口の閉扉は登山者本人で開閉していただくものになります。このことから、今回開かれていた扉は、登山者が扉を閉め忘れていたものと推測されます。
今後、登山口の閉め忘れがないよう、登山者への注意喚起に努めてまいります。
次に山道途中にある2つの建物については、本市管理の建物であり、標高が高い方からそれぞれ、田中山高区配水池、田中山低区配水池になります。当施設については、水道水を貯めて、ご家庭に水を送るための施設となります。

地域医療連携推進法人への独断加入の経緯と責任について

Q 3月9日の市議会一般質問で一般市民(傍聴した人のみ)にも明らかになった地域医療連携推進法人への独断加入について、市長の責任を問うものです。
昨年6月に県関係者からの説明があり、副市長や病院長はじめ担当部署関係者が協議した結果、不参加にすると意思決定したにも拘らず、この意見を無視して市長が勝手に加入手続きを行ったとのこと。しかも、外部との契約の場合、総務部が対応すべきところ総務部長も知らされていなかったとのこと。更には、この件を副市長、病院長はじめ関係者が知ったのが今年1月というのも全く論外の事態と言えます。組織には意思決定、外部との契約実行には、それぞれ執務規定がある筈で、市役所では条例により規程されている筈です。議会との関係もあります。これらの手続きを市長自らが破っていたとは、その見識が疑われ、地方自治体の首長の資格が全くないと言えます。
何故この様なことを行ったのか、それを半年以上も秘匿していたのか、自らその責任をどうとるのか、市民に対して明確に表明する必要があります。(このことは議会の傍聴をした市民しか知らない筈)
この法人は県主導で作られた制度の様ですが、病院問題で混乱している市政に於いて、この法人に加入することのメリット、デメリットがある筈です。それらを検討して副市長、病院長はじめ実務関係者が不加入の結論を出された筈で、そのことも市長に報告された筈です。にも拘らず勝手に加入のサインをしていたのは何故でしょうか。
議会の特別委員会だったと思いますが、稲垣議員が「医療連携推進法人に加入すれば、医師確保なんか問題ない」とか「担当部署の人事異動を」という趣旨の発言をされた記憶がありますが、とんでもない間違いです。福山病院長が言われるように医師確保は大学医局と緊密な関係を確立していないと不可能なことは、私も経験から強く認識しています。
又、担当部署の担当者異動など、議員が言うべきことではありません。即座に「人事は市長の権限であり議員からとやかく言われることではない」と強く反論すべきでした。言わせっぱなしでは、上司部下の信頼関係を放棄したとしか思えません。市長は実務担当の部内関係者の意見より、外部や別の思惑から間違った意見を言う身近な議員の声に踊らされておられるとしか思えません。このような姿勢だから、いつ終わるとも知れない病院問題も「熟考中」(しかも一人で)を続けておられるのではと思わざるを得ません。
病院整備問題について、30年先、50年先のことを考え熟考と繰り返しておられますが、目の前で建物の老朽化が進み、病院関係者等の士気が下がり、医師確保がままならずで医療崩壊がいつ起こっても不思議でない状況を、熟考中を盾に実質放置する等、市民や議会、部内関係者の意見を無視しての政策決定は到底許されるものではないと言えます。
今回の外部法人への異常な独断加入、その秘匿の経緯と自ら責任をどう取るのかを明確にされることを強く求めます。

A 一連の経過等について、ご説明いたします。
私が令和3年6月17日に氏名を自署した書類は、「表明・確約書」です。この書類は、当該コンソーシアムに加入しようとする法人が、暴力団やいわゆる反社会的勢力のいずれにも該当しないことを表明・確約するもので、加入後、当該コンソーシアムから滋賀県知事に進達される様式として厚労省通知に規定されているものです。
当該コンソーシアムでは、これまでの民間医療法人の加入手続き、及び他の連携推進法人における運用方法にならって、この「表明・確約書」の提出をもって加入の申し出があったものと認める運用をしておられまして、今回の野洲病院の場合についても、同様の取り扱いがなされようとしておりました。
私としては、加入に当たっては当然決裁行為が必要であると認識しておりましたので、コンソーシアムに対しては、加入申し込みのための書類をいただきたいということと、内部の決裁が必要だから時間がかかるということはお伝えしました。
病院事務部から、コンソーシアム加入について懸念がある旨の報告があったため、しばらく保留する旨の指示をいたしました。ただ、「表明・確約書」につきましては、その文面のとおりに解釈し、コンソーシアム側の運用にかかわらず、市としては正式な協議に入る前に提出しておくべき書類だと判断するとともに、私個人の身上について記す書類と解釈したものであり、決裁行為を要しないとみて、6月17日、それ以前にコンソーシアムから預かっていた「表明・確約書」に署名、押印し、郵送しました。
当時の私としては、協議前の段取りはしたが正式な加入はまだこれからであり、それには別の申請とそのための協議や合意形成が必要であると認識していました。一方で、私から「表明・確約書」の提出を受けた当該コンソーシアムにおきましては、先ほど申し上げた当該コンソーシアムとしての通常の運用がなされてしまい、市立野洲病院が加入を申し入れたものとして処理されました。そして参加法人名簿に登載され、ホームページにも掲載されたという次第です。「表明・確約書」送付後は、コンソーシアムからは加入済通知など何の連絡もありませんでしたので、すでに加入しているとか、ホームページにも掲載されているとか、まったく存じておりませんでした。
そして去る3月9日の一般質問のやり取りを聞いて、手続きに齟齬があると認識いたしましたので、当該コンソーシアムに加入したことになっているのであれば、これを取り消すよう求めたところ、先方も齟齬があったと認めていただき、加入者名簿から削除されたことをうかがっております。
以上が一連の経過ですが、私としましては、ただ1点「表明・確約書」を私個人の身上について記す書類として自ら作成して送付した後、関係職員との情報共有や確認を怠ったことにより、このようなご迷惑をお掛けしたところであり、それについてお詫びを申し上げる次第でございます。大変申し訳ございませんでした。今後このようなことがおこらないよう注意したいと思います。

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