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臨時記者会見(令和3年3月16日)

臨時記者会見の概要をお知らせします

このページは、臨時記者会見の内容(概要)を広報秘書課でまとめたものです。
なお、
当日は、同日に開催された野洲市民病院整備事業特別委員会において市長が説明を行った内容に対し、記者からの質疑に対応しています。

日時

令和3年3月16日(火曜日)16時15分〜16時50分

場所

野洲市役所本館 第5会議室

案件

1.今後の病院整備の方向性について

資料1(PDF:1.3MB)

あいさつ

臨時記者会見にご出席いただきありがとうございます。

記者の皆さんからの質疑を受ける形で進めていただけたらと思います。

質疑応答等

1.今後の病院整備の方向性について

記者… 本日示されました市有地3ヵ所の内、駅前Bブロックですが、今後、野洲市民病院整備運営評価委員会と野洲市民病院整備事業特別委員会で審議した上で立地場所を判断するプロセスになっていますが、仮に選定場所が駅前Bブロックとなった場合、これは限りなく市長が選挙中に公約されたことの違反になると思いますがどのように思われますか。

市長… 一団のまとまった市有地であることから駅前Bブロックを候補地として挙げております。当然、いろいろな課題の一つになる可能性はあります。

記者… 候補地に含める時点で市長の公約に限りなく反する可能性がある駅前Bブロックを含めないという方法もあったかと思いますが。

市長… 私が一人で決めておればその可能性もあったかも分かりませんが、庁内で議論した中で、一団のまとまった場所として提案した3候補地の一つです。

記者… 今後、プロセスを経て仮に駅前Bブロックが決定すれば市長として従うのですね。

市長… 現在、そこまではお答えできません。まだ先のことですので。

記者… まだ先のこととおっしゃいますが、候補地の一つとして挙がるということは最終的にこの候補地に病院が建設される可能性があると考えるのが普通だと思います。市長は最終的にこの駅前Bブロックに病院が建設することになっても構わないというお考えですか。

市長…まだ結果が出ておりませんので、現時点ではお答えすることはできません。

記者…市長は、前市長の計画と同じ病床数で同じプランの病院を建設すると訴えてこられたと思いますが、現地建て替え方針の断念によって今後、病床数や診療科を減らすなど病院の規模を変える可能性があるのですか。

市長… 病院の構想を考える必要があると思います。

記者… それですと市長が市長選挙で訴えてこられた病院と全く違う病院が出来る可能性があると思いますが、市民の理解が得られるとお考えですか。

市長… 現在のところ基本構想自体が駅前で整備を行う計画となっていますので、現構想とは変わる可能性もあります。選挙での対案は場所の問題であり、病院構想までは踏み込んで訴えておりません。現計画が179床であり、それに合わせた対案を作成し、訴えさせていただきました。中身については触れたことはございません。

記者… 病床数は同じ規模とおっしゃっていましたね。

市長… 対案ですので同じ病床数で、同じ面積です。

記者… それは理解できますが、そもそも現地建て替えを公約に掲げて選挙戦を戦われたと理解していますが、これは公約ではないのですか。

市長… 公約の一部です。公約ではないとは申し上げられませんが、一丁目一番地は、駅前の現計画に対して反対してきました。

記者… それを撤回され、特別委員会で陳謝されましたが、今後、市民の方にどのように説明責任を果たされるのですか。

市長… 今後、いろいろな場所で説明させていただきます。

記者… 3候補地の課題をこれから整理されるということですが、最終的に課題があり建設できないという場合もあり得るのですか。

市長… 3候補地とも建築は可能と思っています。しかし、課題はあると思います。

記者… 立地場所に関する検討プロセスで、できるだけ早期に判断するとおっしゃっていますが、まず課題整理はいつまでに行うのですか。

市長… 現在、課題を集約している状況であり、課題を整理した上で、課題解決が困難なものかどうかを含め検討します。とにかく早期に整理します。

記者… 現計画は、令和5年度中に開院となっていましたが、少なくとも2年遅れることになり、市民の方にとっては、また遅れるといった声があると思います。このような声は、市長を応援された方でも、前市長を応援された方にとってもあると思いますが、それに対し市民の方へのメッセージはどのように行われますか。

市長… 先ほどの現地建て替えを断念した説明と同じような形で説明させていただきます。

記者… 2年整備が遅れることについての説明はどのようにされるのですか。

市長… 早期に行っても目標年次として令和7年度に整備させていただくことしか言えません。

記者… 令和3年度に基本構想と基本計画の見直しを行われますが、かなり早い段階で候補地の選定を行う必要があると思います。令和3年度のいつごろには、市長として最終判断をされるのですか。

市長… 具体的には申し上げられませんが、なるべく早期にとしか言えません。

記者… 例えば、いつの市議会に野洲市病院事業の設置等に関する条例の改正を提案するとか、市議会議員選挙が10月に執行されますが、その前なのか、その後なのかとかありますか。

市長… 選挙や議員構成が変わることなど関係なく、整い次第、議員には提案していきたいと思います。

記者… 先ほどの特別委員会で市長の責任問題が追及されていたと思います。市長の公約が守れなかったことに関して、市長は、一日も早く病院を整備することが役目とお答えされましたが、改めて市長としての役割、担うところを教えていただけますか。

市長… 今後、早急に野洲市の身の丈に合った病院を整備することを推し進めて、野洲市の将来に禍根を残さないように、という本来の私の思いを実現することにより責任を果たしていかなければならないと考えています。

記者… 確認ですが、これからも職務を続け責任を果たすということですね。

市長… そうです。

記者… 市長は、課題を総合的に考えて現地建て替えは困難であるとおっしゃっていましたが、評価委員会の中間報告の中で、市長選挙で想定していなかった点はどのようなものが挙げられますか。

市長… 医療専門部会からの結果報告が挙げられます。医療従事者のこと、また入院されている方への騒音問題など、認識が甘いところがありました。建て替えが出来ることなど建築の技術的な部分は自信がありましたが、医療を運営しながらという点では、甘く認識していたと思いますが、また、一番大きな点は、新型コロナウイルス感染症です。現在、コロナ禍であり、ここまで大変なことになるとは想定していなかったことは事実です。

記者… 医療現場の声の部分が市長選挙では見通しが甘かったということですか。

市長… それは否めないと思います。

記者… 市長選挙において、市長に投票された方で、まさか市長が駅前Bブロックに病院を建設すると考えて投票した方はいないと思います。駅前は反対、駅前は税収が見込めるともおっしゃっていました。最終的に駅前Bブロックに建設するのであれば、住民投票の実施や辞職し改めて真意を問うなどのお考えはあるのですか。

市長… 今はまだ決定していないことから差し控えさせていただきます。

記者… 市長として駅前Aブロックに隣接しているBブロックに建てることに矛盾があると感じておられますか。

市長… 駅前AブロックとBブロックとは、少し違うと思います。現在フラットな状態ですのでお答えできません。

記者… 駅前Bブロックもあり得るということですか。

市長… 現在はフラットな状態です。3候補地があるということをお示ししました。今後、いろいろな課題を抽出し、総合的に判断するということです。

記者… 開院まで市立病院を維持する必要がありますが、耐震のための工事などはその都度行われるのですか。

市長… 設備の修繕等は行う予定です。

記者… これまで、病院長をはじめとする病院関係者と協議して一定の方向性を示すとおっしゃっていましたが、病院長とはどのような協議をされたのですか。

市長… 特別委員会で述べられたことなどです。

記者… 病院長をはじめ病院関係者と十分協議した上での資料となるのですか。

市長… そうです。これからの課題は煮詰める必要があります。

記者… いずれにしろ選定候補地に駅前Bブロックに決まった時には重い政治判断が迫られるということですね。

市長… 回答は差し控えさせていただきます。

記者… 候補地に挙がるだけで裏切りだと思われる市民の方もいると思いますが、そのような市民に対してはどのように受け止めていますか。

市長… そのような方もおられると思います。今後、市民の方ときちっとお話しさせていただきます。

記者… 現地建て替えは公約の一部であるが、一丁目一番地ではないと話されました。今回の現地建て替え断念は公約違反とご自身では認識されているのですか。違うのであれば、その理由はなにですか。

市長… 120億円という高額な費用をかけ、駅前で病院を建てる現計画に対して反対したことが一丁目一番地であり、現地建て替えは、一丁目一番地の対案です。その対案が公約ではないのかと問われると公約の一部だと思います。現地建て替えを望んでおられた方もおられると思わるのでお詫びをさせていただきました。一日でも早く早急に病院を整備することで、その責任が果たせるものと考えています。

記者… 対案に関しては守れなかったが、一丁目一番地の公約は守るということですね。

市長… そうです。

記者… でも駅前Bブロックが候補地なのですね。

市長… 駅前Bブロックは一丁目一番地ではありません。立地場所の選定条件に該当する場所として、この3候補地があるということです。だからフラットな状態なのです。

記者… 再度の確認ですが、今回の現地建て替え断念は、市長選挙で訴えてこられた公約が守れなかったことに対して公約違反という認識はされているのですか。

市長… 守れなかったことは事実です。現地建て替えを最後の最後まで捨て切れませんでした。

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