野洲市では、文化施設の集約化について検討を行っており、市民の皆さまのご意見をお聴きするため、アンケートを実施します。
アンケートフォームへのリンクはこのページの最後にあります。
まずは、検討に至った背景として、野洲市の現状についてご説明させていただきます。
野洲市ではこれまで、市の貯金にあたる「財政調整基金」をあてにした行財政運営を続けてきており、その残高は年々減少し続け、令和7年頃には最低保有規模(突発的な支出に対応できると想定される額)を下回る危機的な状況にあります。
<野洲市行財政改革推進プラン(令和4年3月策定)より抜粋>
更に今後は、人口減少による歳入の縮小、高齢化による社会保障費の増大、公共施設やインフラの老朽化といった難題が次々と到来し、一層厳しい財政運営を強いられることとなります。
こうした状況を受け、直ちに持続可能な行財政運営への転換を図っていくため、令和4年度から行財政改革推進プランに基づき、様々な取組を進めているところです。
野洲市では、文化施設として次の3つの施設を保有していますが、人口5万人の自治体としては過剰な状態となっています。
このまま漫然と老朽化した施設を維持していくのではなく、これらの施設を1つに集約することで、財源や人員も集約し、市民の皆さまが求める文化振興施策を提供できる体制を今後も継続して維持していきたいと考えています。
集約の方針を検討するに当たっては、市民の皆さまのご意見を十分に反映していきたいと考えておりますので、アンケートへのご協力をお願いいたします。
なお、アンケートは令和5年7月末までに回答くださるようお願いします。