(趣旨)

第1条　この告示は、健康増進法(平成14年法律第103号)第19条の2の規定に基づき、肝炎対策の一環として、肝炎ウイルスに関する正しい知識を普及させるとともに、肝炎ウイルス検診の受診促進を図り、住民が自身の肝炎ウイルス感染の状況を認識し、必要に応じて保健指導等を受け、医療機関に受診することにより、肝炎による健康障害を回避し、症状を軽減させ、又は進行を遅延させることを目的として市が行う肝炎ウイルス検診(以下「検診」という。)の実施に関し必要な事項を定めるものとする。

(実施機関)

第2条　市長は、一般社団法人守山野洲医師会に検診の実施を委託し、同医師会の医院及び病院(以下「委託医療機関」という。)において検診を実施する。ただし、滋賀県立総合病院は、委託医療機関から除くものとする。

(対象者)

第3条　検診の対象者は、市内に住所を有し、次の各号のいずれかに該当する者とする。

(検診の内容及び結果の判定)

第4条　検診の内容は、次に掲げるとおりとする。

(実施期間)

第5条　検診の実施期間は、通年とする。

(自己負担金及び免除)

第6条　受診者は、検診料の一部を負担する。自己負担金額及び負担金の免除については野洲市健康診査受診料等徴収規則(平成16年野洲市規則第101号)に定める額とする。

(結果の説明及び通知)

第7条　検診の結果については、委託医療機関が受診者に対し直接に検診の結果を説明した上で、肝炎ウイルス検診結果通知書(別記様式)により受診者に通知するものとする。

(事後指導)

第8条　第4条第1項第2号の検査において「陽性」と判定された者、同項第3号の検査において「現在、C型肝炎ウイルスに感染している可能性が高い」と判定された者及び委託医療機関の医師が必要と判断した者については、医療機関での受診を勧奨するとともに必要な指導をを行うものとする。

(その他)

第9条　この告示に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。