石油や石炭などは、化石系燃料と呼ばれ、二酸化炭素などの温室効果ガスを発生させ、地球温暖化の大きな要因の一つとなっています。
その一方で、太陽光、風力、水力、森林資源など、自然界に存在するエネルギーは、環境に対する負荷がほとんどない理想的な資源です。
地球温暖化を防止し、美しく豊かな環境を将来へ引き継いでいくためには、石油などの化石燃料の大量消費を見直し、省エネルギーを推進するとともに、自然エネルギーを活用することが不可欠です。
市で最も大量に採取することが期待できる自然エネルギーは、太陽エネルギーです。太陽光発電システムは、太陽の光を直接電気に変換することができ、家庭に設置することで電気料金の節約になる他、節電意識の向上や蓄電池との併用で災害時の非常電源として役立ちます。
施設名
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出力
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完成年
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野洲図書館
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70.00キロワット
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平成13年度
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三上幼稚園
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9.60キロワット
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平成13年度
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野洲市本庁舎西別館
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30.00キロワット
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平成14年度
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篠原保育園
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8.00キロワット
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平成14年度
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北野幼稚園
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8.00キロワット
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平成14年度
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御上神社前公衆トイレ
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4.50キロワット
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平成14年度
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野洲小学校
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30.10キロワット
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平成16年度
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祇王幼稚園
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8.00キロワット
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平成17年度
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コミュニティーセンターなかさと
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17.28キロワット
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平成18年度
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コミュニティーセンターひょうず
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20.00キロワット
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平成18年度
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野洲市学校給食センター
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20.00キロワット
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平成18年度
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祇王小学校
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20.08キロワット
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平成18年度
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野洲中学校
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19.00キロワット
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平成18年度
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三上小学校
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19.00キロワット
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平成19年度
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篠原小学校
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19.00キロワット
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平成24年度
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総合防災センター
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10.00キロワット
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平成25年度
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さくらばさまこども園
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10.00キロワット
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平成27年度
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ゆきはたこども園
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10.00キロワット
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平成28年度
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野洲クリーンセンター
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30.00キロワット
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平成28年度
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野洲市健康スポーツセンター
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10.00キロワット
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令和2年度
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合計
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372.56キロワット
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森林をはじめとする植物などの生物体(バイオマス)は、有機物で構成されているため、燃料として利用することができます。
里山を中心とした森林は、薪や炭など森林バイオマスエネルギーの宝庫です。
天ぷら油などの廃食油は、ディーゼル車の燃料(バイオディーゼル燃料(BDF))等に再資源化し、活用することができます。
この燃料は、石油などの化石燃料とは違い、植物油由来の燃料であるので、再生可能エネルギーとして位置づけられます。
・公共施設等での廃食油の回収
・回収した廃食油の再資源化(石けん、バイオディーゼル燃料等)
・市民活動団体による廃食油の回収・再資源化