野洲クリーンセンター熱回収施設への金属類(鉄パイプ、スコップ、針金等)混入防止について(お願い)

野洲クリーンセンター熱回収施設において、本来ならば混入することのない金属類が誤って大量に混入されたため、焼却炉の運転に支障が生じ運転を一時停止しました。

このような事態は施設を安定的に運転する上で問題であり、今回は幸いにも施設が損傷することなく2号炉の焼却停止期間が二日で済んだため、余熱利用施設(野洲市健康スポーツセンター)への温水供給の中断や野洲クリーンセンターへのごみの搬入制限は避けられましたが、場合によっては施設の運転に悪影響を及ぼす恐れもあります。

1.経過
  • 7月28日(火曜日)野洲クリーンセンター2号炉において、焼却炉の後燃焼装置に、鉄パイプ、スコップ、針金、空き缶等が多量に堆積し、焼却に支障をきたすことから、炉内清掃を行うため2号炉の焼却を停止。
  • 7月29日(水曜日)炉内清掃後、2号炉の運転を再開。
2.想定される金属類混入の原因
  • 燃えるごみ指定袋の中に、空き缶や針金等が混入されていた可能性があります。
  • 県下一斉清掃ごみの野洲クリーンセンター搬入時に、刈草の下に紛れた金属類が、焼却ピットの中に落ちた可能性があります。
3.同一事例が発生した場合の懸案事項
  • 施設の破損や、作業員の怪我につながる恐れがある他、これに伴う多大な費用負担が発生します。
  • 長期間焼却停止となった場合、ごみの受け入れを制限しなければならなくなります。
  • 余熱利用施設の温浴施設や温水プールに必要な十分な温水を送れなくなります。
  • 環境に負担をかけないよう運転していますが、予定外の焼却炉の緊急停止により、通常運転時に比べ、基準数値が上昇するリスクが高まります。
4.市民の皆様へお願い
  • 可燃ごみ指定袋に指定外のごみを入れないよう、分別収集にご協力ください。
  • 冬季県下一斉清掃では、スコップや鉄パイプ等を燃えるごみのトラックに積んだままで搬入しないよう、出発前に再度ご確認ください。

 

炉内の様子

燃え残った金属類(鉄パイプ、スコップ、針金、空き缶等)

お問い合わせ
環境経済部 野洲クリーンセンター
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