市長へのご意見・ご提案(平成30年10月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

職員の市民対応について

Q 本日台風21号の被害を受け来庁した。

まず危機管理課で応対を受けた際に感じたことは、職員の市民対応が全くなっていない。そのうえ危機管理意識も全くなく、市民が困っていても事務的な対応で誠意が感じられない。危機管理課以外の他課の職員にも市民サービスの姿勢が全く感じられず不愉快な思いをした。全体の奉仕者としての自覚が感じられない。いったいどんな職員の教育をしているのか。あまりの心のこもっていない型通りの対応に私は激怒し、市長に物申すと言ったところ、どうぞと言ってケロッとしている。もう一度公務員の本分、使命といったものの自覚を促すように首長から職員に指導をお願いしたいものだ。

こんなことでは、市の職員が市民目線で動かないのであれば一市民としての義務、納税の義務その他を遠慮させてもらいたいものだ

A このたびの台風21号で受けられた被害に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

先ずは、市職員が、不愉快な思いをされる応対を行ったことを、お詫び申し上げます。

応対にあたりました職員に状況を確認いたしましたところ、今回の投稿者様のご要望が、市で対応できる範囲外であったと考えたため、ご要望と応対に違いがあり、ご満足いただける対応とならなかったようです。

職員は、市民の皆様に、ご安心いただけるよう誠意を持って応対に努めるべきであり、それがしっかりと伝わってはじめて良い応対であると考えます。

このたびのご意見を踏まえ、改めて市民の皆様に寄り添った丁寧な応対を徹底し、市民の皆様からの信頼が高まるように努めてまいります。

ラーメンの残り汁の路上廃棄について

Q 今日、赤い車に乗った男が13時前ぐらいにカップラーメンの残り汁を運転席から道路に捨てていました。

場所は「野洲河原の戦い(落窪合戦)古戦場跡乙窪」夏場は涼しい風がふく場所です

初めてみたので「これはアリなの?」と思い、カップラーメンの汁についてネットで調べていたら「下水道に捨てるのも良くない」と言う内容がありました。コレも知りませんでしたが、野洲も同様でしょうか。

駅によくされてる酔っぱらいの嘔吐物みたいな扱いなのでしょうか?

滋賀県警が逮捕してるものは業者が持ってくる特殊なゴミばかりなので、汁と残った麺についてはどうなのかなと思ったのですが。

外回りの仕事の人でカップ麺と言うのは(自分が外回りしてた時は)見なかったし、購入した店の排水口なんかに流してた気もします。

皆がそれをしていないから良いものの、皆がし始めたら道路上のあちらこちらに嘔吐物のようなものがあちこちに出来上がることになります。

今回の件は所謂「不法投棄」に入るものでしょうか?

A ご指摘のように、カップラーメンの汁であっても、道路上に捨てることは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に抵触し、不法投棄となりますので、看板設置や不法投棄監視員の巡視活動などにより、行為者発見時には注意・指導し、地域の美化・環境保全に努めてまいります。

また、カップラーメンの汁等を下水道に流すことについては、条例等での規制はありません。ただし、下水道は、炊事・洗濯・入浴等により排出される家庭雑排水及びし尿を処理する目的とするものであり、汚れ(汚濁負荷)がひどいほど、電気エネルギーなど処理コストがかかりますので、カップラーメンの汁等負荷が高いものは好ましくありません。また、下水処理は万能でなく、基本的には、生物分解等で有機物、窒素、リン、固形物を除去し、公共水域(琵琶湖)に放流する仕組みです。したがって、それ以外の化学物質等は除去されずに琵琶湖に放流され、生態系に影響するとともに、私たちの水道水として還流されることになっています。したがって、下水道の利用にはマナーが大事です。

なお、屋外の排水溝に流すことについては、屋外排水は雨水とともに最終的には琵琶湖に流れ込むことになり、「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」において「何人も、県内において、食物残さ等をみだりに雑排水に含めて公共用水域に排出しないよう努めなければならない。」と定められていることから、悪質な場合は県と連携し指導してまいります。

健康で長生きできる政策について

Q 病院や介護施設に通いながら長生きするよりも健康で長生きする政策をお願いします。

駅前に病院を建設することは決定されましたが市民が病気にならずに健康で長生きする政策にも力を入れていただきたいです。健康な人は駅を降りても病院には立ち寄りません。賑わいのない施設でさみしい限りです。そこで病院の施設にフィットネスクラブを誘致されることを提案します。

A ご意見のとおり、「健康で長生き」は、共通の願いです。しかし、私たちは意図せず、病気やケガをしたり、また介護が必要になったりする場合もあります。その場合でも、「病院や介護施設に通いながら」充実した生活を送ることを願っておられる方も多くありますし、それを支えるサービスと施設も必要です。

市では、当然、「市民が病気にならずに健康で長生き」できる様々な取組を進めています。

まずは、主に生活習慣病の発症予防・重症化予防と健康づくりを支援する住民活動の推進に取り組んでいます。

生活習慣病の発症予防では、がん検診をはじめとする各種検診(生活習慣病健診、高齢者健診、結核検診、肝炎ウイルス検診、歯科健康診査等)の受診を勧めています。

重症化予防では、保健師や管理栄養士等が、健康相談や健康教室、家庭訪問等を行い、市民自らが健康に関心を持ち、食事(栄養)、運動、睡眠等、規則的な日常生活を送るよう行動を促すことで生活習慣病の改善を図っています。

次に、健康を支援する住民活動の推進では、例えば、地域の実情に応じた健康づくりを実践しておられる団体で「健康を考える会」があります。この会は、地域の健康づくりについての話合い、調理実習やウォーキングマップの作成等に取り組まれており、これらの活動に対し、地域での人の繋がりを深め、楽しく主体的な健康づくりに取り組めるよう市としても支援しています。

これらに加え、特に高齢者の場合は、身体機能の維持向上のため、地域で「いきいき百歳体操」に自主的に取り組んでおられるグループの活動支援を行っています。さらに、高齢者対象の高齢者肺炎球菌や高齢者インフルエンザの予防接種の受診を勧め、病気の予防に取り組んでいます。

ご提案いただきました野洲市民病院へのフィットネスクラブ誘致については、病院に必須の機能ではなく、また、近隣のまちの状況から見ても民間の独自の取り組みにゆだねてよいものと考えています。

なお、新病院の1階のエントランスを「ヘルスケアパーク」と名付け、健康をテーマとした機能を配置する計画であり、その中に、けんこうホールの配置を計画しています。

そこでは、看護師や管理栄養士、理学療法士等の専門知識をもった病院スタッフ等が講師となり、高血圧や糖尿病、認知症などの身近な病気についての知識や健康を保つための食事や減塩、介護予防や腰痛予防体操、自宅でできる運動・ストレッチ等の健康に関する講座等の開催を計画しています。

中ノ池川の看板について

Q 今日、中ノ池川にて60-70歳くらいの家族連れの男性が物を投げ込んでいたので、注意をしたら「そうですか」「他の人もやっている」「通行人に注意された事がない」と良くある言い訳を言われました。「犯罪ですよ」と言っても「それがどうした」という態度で終始ニコニコしてました。

「拾ってきてください」と言ったら「貴方が拾ってきてください」と言われました。野洲市が設置した中ノ池川の不法投棄禁止の看板については「気付かなかった」と。○○と名乗っていましたが、奥さんの顔も、子供も全く知りません。(本人である確証が得られませんでした)

近隣住民の名前らしきものを出してきたのですが、自分が知ってる住民の名前は出てきませんでした。帰宅し家族に確認したら「住んでいた」と言われました。

特定の魚を釣るために、危険な亀を特定の場所に寄せ付けるために「餌」を投げていたそうです。

自分が過去に注意した人物は、残念ながら別の地区から自転車か車でやってきた人でした。

魚はリバースしていると言ってましたが、実際のところはわかりません。中には魚を持ち帰るような人もいると思います。

看板の位置が悪いのでしょうか?それともデザイン?

□□の近くの「道路の橋」を渡る真ん中辺りで釣りをしてたので、その道路に看板が無いと意味がないのでしょうか?

A ご指摘の箇所につきましては、不法投棄監視員による巡視活動を重点的に行っていただくとともに、発見時には警察と連携した対応を行います。

また、今回の案件は「中ノ池川」の河川管理者である滋賀県に報告させていただきました。

不法投棄禁止啓発看板の設置位置については、滋賀県と警察、市環境課で検討させていただきます。

 

住所表記について

Q お世話になります。

小南に越して17年くらいになります。

小南は駅前と「旧」、同じく高木も駅前と旧地区、とても住所表記がややこしく、住民もわかりにくい。他所から来られた時はさっぱりわかりません、ご案内もできません。

以前、栄地区に住んでおりました。その前は小篠原という表記でしたが、栄○○-○○という、とてもわかり易い表記になった経験をしております。

小南、高木地区も何とかそういう事は出来ないものでしょうか。

よろしくお願いいたします。

A ご意見の通り、栄では過去に住居表示が行われ、現在の住所となっています。

住居表示を実施するには、実施区域、新しい町名、街区符号および住居番号を決定する必要があり、実質的にお住まいや事業所の地名が変わることになるため、該当地域の自治会を含めた関係者と十分な協議による合意形成が必要となります。また、相当な行政及び住民の経費負担も伴います。

したがいまして、住居表示の実施は、住民及び自治会等の積極的な取組みが前提となります。

現在のところ、投稿者様がお住まいの小南地域、隣接の高木、篠原駅前地域からは、住居表示実施の提案・要望等はいただいていません。

水道料金の徴収について

Q 上水道の定義は安全な水ですか。

濁った水が出たとき(飲めない水も上水道ですか)

どんな水でもメーターを通ったら料金を払えですか?やっぱりお上の仰せの通りですか?出来れば返答願います。利用者として、利用者の為に。

安全な水を届ける立場として市長へ。

A 野洲市の上水道では、水道法の規定に基づく水質検査を行い、全ての項目で水質基準を満たした、安全で良質な水を供給しています。

やむをえない漏水等の事故により、宅内の給水栓から濁水を一時的に放出された場合の水道料金については、野洲市給水条例施行規程に基づき、減免は行っておりません。

ただし、漏水工事等で濁りが多く発生する場合には、該当するご家庭等の水道メーターを外したうえで濁水を吐出させる作業を施し、濁水の水量が水道料金に加算されないように対処しています。

野洲市の上水道では、従来老朽管の更新が行われてこなかっため、漏水事故が頻発している地域がありますが、現在では、管の入れ替え工事を計画的に進めています。

また、宅内配管において長期間使用されない等の理由で、濁りが発生することがありますが、その場合には、蛇口から少しの間、水を出していただくようにお願いしております。

なお、市(役所)は市民から選ばれた市長と議員が責任を持って運営する市民サービス供給のための仕組みであり、「お上」ではありませんし、なかでも上水道事業は公営企業法に基づく企業ですので、なおさら、「お上」とはいえないと思います。

阪急冨波野団地の道路について

Q 阪急冨波野団地に住まいしております。

我が団地の西側道路(元クリーニング屋前T字路~家棟神社T字路)に於いて

1.南側から二ヶ所目のグレーチング(道路を横断する溝に被さっている鉄網) の止めボルトが緩んでガタついています。車が通る度にバウンドしいずれは外れてグレーチングやボルトが飛ぶ危険があります。

2.また溝に土が溜まり草が生い茂っている所があります、大雨の時に溝が堰き止められ水が溢れる恐れも考えられます。

3.センターライン、T字路マークが殆ど消えてしまっています。 ホワイトラインを引き直して頂きたい。

4.団地以外の方の抜け道(永原と冨波甲の信号2ヶ所がPASSできる)となっており通り抜けるので速いスピードで走っていく車が散見されます、団地内スピードを落とすよう注意喚起の看板を設けて頂きたい。できるならば速度制限の道路標識の設置を守山警察に申し入れて頂きたい。

以上、現状調査頂き善処くださるようお願いいたします。

A 順にお答えします。

1.グレーチングのガタツキについて

現地を確認しましたところ、横断側溝に掛かっているグレーチングの一部からガタツキや音鳴りが確認できました。ボルトには問題はありませんが、グレーチング蓋を設置している受け枠がコンクリートから外れている状況であり、現状のまま放置すると走行時に跳ね上がるなど通行に支障をきたす恐れがあるため、修繕を実施いたします。

今後、修繕方法などを検討し実施時期が決まり次第、自治会を通じてご連絡いたします。

2.側溝の堆積土砂について

現地を確認しましたところ、横断側溝に土砂が堆積しその影響で雑草が繁茂している状況でした。現状のまま放置すると、雨水の排水機能に支障をきたす恐れがあるため、年度内に土砂の除去を実施します。

3.区画線の復旧について

センターラインの引き直しについては、平成28年度より市内主要路線を対象に区画線の復旧工事を年次計画的に行っています。投稿者様のご要望の路線についても対象路線の一つであり、2021年度に復旧工事を行う計画となっています。

4.団地内の速度制限について

現地確認の上、守山警察署と協議を行いました。現状では、当該道路の制限速度は、法定速度の60kmとなっているため、守山警察署に対しまして速度規制を導入するよう要望を行いました。今後、滋賀県警察において、県内全体での危険度や交通量を総合的に勘案し、速度規制の導入について検討を行うとのことです。

なお、注意喚起の看板については通学路である当該道路の北側に設置を行いました。

ゴミ集積所修理の件について

Q 以前、近所のゴミ集積所の屋根が壊れていて風が吹くたびにトタン屋根がバタバタ音が鳴りうるさいので環境課さんに修理の依頼をお願いしました。すると修理は市役所ではなく各自治会長さんにお願いしてくださいと言われました。回覧板などには自治会長さんのお名前は載ってますが私たちは引っ越して来て日も浅くどこに住んでおられるかも顔も分かりません。前から住んでおられる方に伺うと平日の午前中だけ公民館に自治会長さんがいらっしゃるとの事でしたが私達は共働きな為、平日は家をあけてますし仕事してる午前中に公民館にお電話するのもなかなか難しいです。ですので市役所で対応していただくか、せめて間に入って頂き私達が連絡した事を市役所から自治会長さんにお伝えして頂けるとありがたいのですが難しい事しょうか??ごみ集積場も老朽化が進み修理依頼など増えると思います。ご検討よろしくお願い致します。

A ゴミ集積所の設置と維持管理は、自治会で行っています。投稿者様のお住まいの自治会長に、ゴミ集積所の破損の現状と修理依頼について、自治会員の方から市に依頼があったことをお伝えしました。

自治会長は、ゴミ集積所の現状を認識されており、今後、対応していくとのお返事をいただいていますので、ご報告いたします。

学校窓ガラスの弁償について

Q 何時も市政に携わって頂きありがとうございます。

実は中学生の孫の事なのですが、友達とふざけていて校舎の窓ガラスを割ってしまったらしいのです。

その補修に関してですが、丁度合うガラスがないので大き目の分を合わせる為、一枚二万円かかるとの事です。

故意にやった事ではなく子どもの事あり得ると思います。

やった事は悪いとは思いますが、公立の学校でこんな事ってあるのでしょうか?

教育委員会へお訪ねしても仕方ないとの事。

何とかよき御配慮をいただければと一筆差し上げました。

御検討をお願い致します。

A まずは中学校を所管する教育委員会に確認しました。以下のとおりの回答を得ました。

通常、中学校において生徒による器物等破損が発生した場合、経緯等事情を調査したうえで、生徒に過失があると判断された場合は、当該生徒の保護者に修繕費用のご負担を求めています。

その修繕費用につきましては、具体的な金額の確定には至っていない状況であるため、これまでの窓ガラス修繕費用から想定される概算金額をお伝えしたものです。

今回の事象につきましては、経緯等事情を調査した結果、学校側の判断では生徒の過失が認められたことから、修繕費用のご負担を保護者にお願いするものです。

以上が教育委員会からの回答です。

教育委員会では、委員会におけるルールにより、ガラスの修理に係る費用の全額弁償との判断をしています。

今回の件に関しては、教育委員会に何度か確認するとともに、議論を行いましたが、その判断を尊重して、費用のご負担をお願いしたいと思います。

なお、学校での生徒の行為における過失と責任、その負担の在り方については、もう少し議論が必要と考えています。

工業団地と市民病院の進捗状況の広報への掲載について

Q 市長様、日頃から我々市民が「住み良い」「暮らしやすい街造り」に務めていただきありがとうございます。

さて、2件おたずねいたします。又毎月「広報やす」楽しみにしています。

1)新幹線沿いの「工業団地」の完成予想図及び進捗状況

2)「市民病院」の進捗状況

を「広報やす」に取り上げていただきたいです。

1)については住居の近く

2)については高齢者にもなり、1日も早い完成を楽しみにしています。

業務多忙とは存じますが、小さい事かと思いますが、よろしくお願い申し上げます。

A ご意見に順にお答えします。

まず三上地先の工業団地については、国道8号野洲栗東バイパス事業の進展に伴い、道路計画の法線上にありますオリベスト株式会社の移転のため、市が事業主体となって、平成28年から市道四ツ家小中小路線の歩道整備を含め造成事業を行っています。

市道を除く約5.9haの工業団地の土地利用については、当初オリベスト株式会社が全面移転を行う予定で進めておりましたが、昨年度、国土交通省において、バイパスの事業効果を早期実現させるため、都市計画決定されたバイパスの法線を調整されたことにより、オリベスト株式会社へ約4.1haを売却し、残りの土地約1.8haは公募により事業所へ売却する計画です。

次に市民病院についてですが、まず市民病院完成にご期待をいただき大変心強く感じております。ありがとうございます。

広報の中で、市長メッセージとして毎月、まちの動きをお伝えしていますが、野洲市民病院整備に限らず、まちづくりの最新の情報をお伝えしていますのでご覧ください。

また、設計業務の完了時や今後の建築工事の進捗等につきましても、随時、広報等で皆様にお知らせしてまいります。

なお、現在、野洲市民病院整備は、建物の建築工事に関する詳細な設計を行っており、建築工事は、来年度から2ヶ年をかけて行う計画です。

併せて、来年7月1日に現野洲病院の施設等を引き継ぎ市立野洲病院として、市が医療を提供するために病院職員の採用手続き等を実施しているところです。

今後も市の情報等は、広報などを通じて、市民の皆様に分かりやすく丁寧にお知らせしてまいります。

なお、野洲市民病院や工業団地の進捗状況等については、国道8号野洲栗東バイパス事業の進捗状況も含め、広報やす1月号に掲載いたします。

 

電柱の移動と草刈のお礼について

Q 前略失礼します。

今回はお礼の件(2件)の手紙を記します。

1.2,3年前に「永原住宅前」の交差点の電信柱(歩道上にあり、通行するのがこわかった)が、翌年度に移動されていて、安心して通ることができるようになりました。

2.総合体育館前の「中ノ池川」の川辺りの道の雑草が、今年は生い茂る前に(一斉清掃の時に)刈り取られていたので、快適に自転車で往復できるようになりました。

いつもアレコレと要望ばかりの手紙ですが、今回はうれしいお礼の手紙を出すことが出来、ありがとうございます。

A 以前から移設のご要望をいただいていました、県道大津能登川長浜線の歩道上に設置していた信号柱については、道路管理者である滋賀県南部土木事務所に対し、平成28年5月に強く要望しました結果、平成29年3月に移設していただきました。移設までの期間、大変ご迷惑をお掛けいたしました。

また、バイコロジー(自転車道路・市道中ノ池川線)道路についても、雑草の繁茂により大変ご不便をおかけいたしました。

本年6月に支障となる路肩部分の除草作業を行い快適にご利用いただけるよう対応いたしました。

市としましては、引き続き市民の皆様が安心・安全に通行いただけるよう道路などの維持管理に努力してまいります。

コミュニティバスの日曜、祝日運行について

Q いつも「おのりやす」を利用しているものです。少し不便な時も有りますが、より一層思わずにいられないのが、日曜、祝日の運休です。

市民宛の催し物(図書館・福祉ホール)、買いものに移動手段がなく、やむなく不参加です。一日運転は難しい様だとシャトルバス風にしていただければと切に望んでいます。

A コミュニティバスの運行は、平日4路線の運行を土曜日の運行追加、中央循環の1路線の増加、そして平成31年4月から2路線を増やして7路線へ拡充と順次便利さを高めてきています。来年からの見直しでは、経路の改善と増便、目的地までの所要時間の短縮等を行うことにより、市民の利用度が高い施設への利便性の向上を図り、より実効性のあるものとします。
コミュニティバスは、高齢者等のいわゆる交通弱者へのサービスとしてはじめました。したがって、平日を前提にしています。

現在コミュニティバスの年間運行経費は、1路線約780万円、現在運行の5路線の合計は約3900万円です。そのうち料金収入は約540万円です。ご意見の日曜日や祝日などの休日に1日1路線を運行した場合は、さらに年間約880万円必要となり、そのうち料金収入見込みは約170万円、年間で約710万円の経費が必要となります。限られた行政資源(人件費や車両の更新等で運行委託経費及び運転手確保の人材確保等)により持続可能な公共交通を維持していくため、利用が少ない日曜日や祝日などを運休し、平日と土曜日の運行のみとし、まずは、計画している2路線の拡充と、新温水プール等ができたときの路線延長を優先したいと考えています。

また、シャトルバス風にというご意見をいただいておりますが、野洲市のコミュニティバスは道路運送法に基づき近畿運輸局の許可を受けて定時定路線型(路線バス)の運送を行っているもので、シャトルバスのような運送を行うことはできません。また、どことどこを往復(シャトルバス)するのかという課題もあります。

コミュニティバスの日曜運行について

Q 何かとお世話になりありがとうございます。

唯一お願いがあります。

野洲市コミュニティバス「おのりやす」の運行を日曜日にもお願いしたいのです。

月1回の野洲図書館での音楽コンサートをいつも楽しみにしているのですが、日曜日が多いのです。

足、腰を痛めてから車には乗れず運転不可能になっています。

日曜日だけが何処へも行けません。

三上の地域だけ近江バスも滋賀バスも運行していません。全くの閉じこもりになってしまいます。とても気分が滅入ってしまいます。

買物にも行きたくても行けません。本当に改めてもう一度お願いします。“おのりやす三上コースを日曜日にも運行”してもらえたらと思います。

他の地域コースのお年寄達も不便に感じているというのを耳にしております。何とぞ何とぞバスの運行を日曜日にもお願いします。

A コミュニティバスの運行は、平日4路線の運行を土曜日の運行追加、中央循環の1路線の増加、そして平成31年4月から2路線を増やして7路線へ拡充と順次便利さを高めてきています。来年からの見直しでは、経路の改善と増便、目的地までの所要時間の短縮等を行うことにより、市民の利用度が高い施設への利便性の向上を図り、より実効性のあるものとします。
コミュニティバスは、高齢者等のいわゆる交通弱者へのサービスとしてはじめました。したがって、平日を前提にしています。

現在コミュニティバスの年間運行経費は、1路線約780万円、現在運行の5路線の合計は約3900万円です。そのうち料金収入は約540万円です。ご意見の日曜日や祝日などの休日に1日1路線を運行した場合は、さらに年間約880万円必要となり、そのうち料金収入見込みは約170万円、年間で約710万円の経費が必要となります。限られた行政資源(人件費や車両の更新等で運行委託経費及び運転手確保の人材確保等)により持続可能な公共交通を維持していくため、利用が少ない日曜日や祝日などを運休し、平日と土曜日の運行のみとし、まずは、計画している2路線の拡充と、新温水プール等ができたときの路線延長を優先したいと考えています。

災害情報の伝達方法、近江富士花緑公園について

Q 1.今年は台風が多く再々影響を受けております。幸い当市での大きな災害が発生していないことをうれしく思っております。

台風による警報注意報発令時に各地で避難情報が出され、NHKの台風情報で伝える市町村が多く見られますが、野洲市の情報はなく、先般も広報車でおそらく避難情報を伝えておられたのでは?と思いましたが雨音等で何を伝えているのか聞きとれない状況でした。方法を検討されてはいかがでしょうか。

2.広報やす「けいじばん」に近江富士花緑公園の記事がありました。

県の管理か野洲市の管理かはよく知りませんが、時々花緑公園に行きますが以前に比べ花壇が荒れて花がほとんど無い状態です。せっかくの施設がもったいなく思われます。

もう少し管理をしていただきたく連絡しました。

A 以下、順にお答えします。

まず、台風などの災害による避難情報や避難所開設等の防災情報の発信については、大きく2種類あります。1点目は、災害から市民の方々の安全を確保するため、災害対策基本法に基づき野洲市地域防災計画に定める避難判断基準(例えば長時間降り続く雨の影響等で河川の水位が上昇し、避難判断水位、氾濫危険水位に達する、又は達する恐れがあるなど災害の発生の可能性が高い場合)をもとに発令する「避難情報(避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示)」と、2点目は、避難判断基準には満たないものの台風の接近又は通過する恐れや、長時間降り続く雨の影響等で、今後、洪水や土砂災害の発生が懸念される場合に気象状況等を勘案し、開設する「自主避難所」があります。自主避難所は、市が避難を誘導するものではなく、市民の方が災害に対する不安からご自分の判断による避難としています。

直近の台風第21号、第24号では、避難情報は発令しておらず、自主避難所の設置を行いました。その情報の発信については、防災行政無線、Lアラート(災害時情報共有システム)を通じ、NHKのデータ放送やヤフーの災害情報への情報提供を行っている他、市の広報車による広報、市災害情報配信メール、市のホームページなど多様な情報手段を通じて市民の皆様へ情報提供を行っています。NHKのデータ放送は避難情報を発令した場合、通常の画面に避難情報が流れますが、自主避難所の開設情報は、テレビのリモコンの「dボタン」を押していただき、「赤ボタン」の気象情報を選択後、「青ボタン」のメニューから「防災・生活情報」を選択いただくと野洲市の避難所の開設情報をご覧いただけます。

ご意見をいただきましたとおり、防災無線や広報車による放送は、降雨時には聞き取りにくい場合がありますので、前述しました他の手段を活用いただき情報取得に努めていただければと思います。

次に近江富士花緑公園の管理運営についてのご意見ですが、この施設は、県立施設で滋賀県が指定管理者を通じて運営されている施設です。

近江富士花緑公園に連絡しましたところ、「夏の猛暑や度重なる台風、さらに猪などの獣害によりご意見のとおり荒れた状態になっており県民の皆様にはご迷惑をおかけしております。現在復旧作業を行っておりますので今しばらくお待ちください。」とのことでした。

また、所管します滋賀県の森林政策課にもご意見と現状をお伝えしできるだけ早期の復旧をお願いいたしました。

国道8号妙光寺歩道について

Q 前回市長の手紙でも述べましたが、国道8号線妙光寺の上り、左側歩道の激狭部(2ヶ所)につき、前回の回答は、8号線バイパスが出来るからと全く見当違いのものでした。

人命に関わる問題です。この問題の改善を切望します。

分かれば何がネックになっているのか?

過去の経緯を含め御教示願います。

土地所有者の理解を求めていただくことを期待します。自転車で通勤、通学する弱者救済のためです。現に事故があり、その後、建物がギリギリまで設けられ課題解決がますます難しくなっています。財政難の折、大変とは思いますが、是非とも善処願います。

A ご意見をいただきました国道8号の西側歩道については、長年整備がされていない状況でしたが、平成19年10月に三上自治会からの要望を受け、2.5m以上を確保する計画でしたが、地権者からの用地買収の協力が得られなかったため計画は止まっていました。改めて、地元の協力も要請して地権者の協力を求めましたが、困難でした。

しかし、国道のこの区間の代替となるバイパス事業が実質的に動き出すと、並行した投資は困難になるため、東側の歩道が既にあるため、路側帯など現況用地の範囲内で可能な限りの安全を確保する前提で、平成23年から24年度にかけて、道路管理者である国土交通省近畿地方整備局滋賀国道事務所に強く要請して整備されました。三上の信号から野洲川方面への両側の歩道もほぼ同じ時期に同じ考え方で要望し、整備されました。

今後の整備の予定については、東側の歩道が既に設置されていることもあり、用地買収を行い拡幅して整備される予定がないとの報告を滋賀国道事務所から受けています。国道8号野洲栗東バイパスの起工式も終わり、今後4~5年後の全線開通を目指して巨額な税投入がされている中で、先のお手紙へのお答えでもご説明しましたとおり、現道への用地買収をしてまでの投資は困難であるとの見解はやむをえないと考えます。

なお、市内の国道8号のバイパス区間外には、現在でも歩道が整備されていない区間があるため、その箇所を優先して対応するよう滋賀国道事務所に対し要望を行い、改善の具体化を進めています。南桜から三上小学校への県道についても従来から三上山側の歩道を県に要望していますが、こちらについては県の対応は消極的です。

市道(野洲川右岸線)の改修について

Q 野洲川右岸線の沿線に居住している住民です。

道路の開通当初はそれほど気になりませんでしたが、近年、車輌の通行量が増加し、特に重量車輌(路線バス、ダンプ、トラック等々)の通行時には、家の振動が激しくなって来ています。(震度1~2位を感じる時もあります。しかも毎日です。)

道路の老朽もあり凹も多くなって来ており、都度、市の道路管理部署の方が簡易アスファルトにて穴埋補修をされているのですが、数日で補修箇所は凹が元の姿になっており、車両が通行する度に騒音、振動が発生しております。

穴埋補修だけでは根本対策になっていない気がします。

一度、専門家に調査して頂き凹周辺の路盤の劣化状況等を見て、既にアスファルトのハクリと新しくアスファルトを部分的に改修して頂きたいと思います。

右岸線の開通により大変便利良くなったと思いますが、劣化等による住民の身近な困り事に対しても解決策を考えて講じてもらえないでしょうか。

A 道路劣化に伴う騒音、振動によりご迷惑をおかけしております。

ご意見いただきました野洲川右岸線の舗装は、通行量の増加と老朽化による破損が頻発しており、市内の道路の中でも修繕が必要である路線の一つと位置づけています。

市では、ご意見いただきました路線も含めた18路線の調査を国土交通省道路局が作成した総点検実施要領に基づき、平成27年度に調査を実施して、野洲市舗装修繕計画を策定し路面の状態を数値化したうえ、今後の補修方針を整理し5ヵ年の補修計画を策定して緊急性が高い路線から優先して修繕を行っています。

当該路線の舗装修繕につきましては、その結果、平成32年度以降に実施する予定になっています。

なお、今後も、安心・安全のため道路のパトロールを実施し、破損部分におきましては、応急的ではありますが、常温合材による補修を実施し事故防止、騒音や振動の抑制に努めてまいります。

河川のゴミ不法投棄について

Q 会報にも河川へのゴミ投棄を注意されていますが。

開始は1年ぐらい前からと思います。

大物は環境課に引取りをお願いしてきていますが・・・(サイズはLL)

根本対策はいかに・・・。

A 日頃から祇王井川への不法投棄の処理対応をしていただき、ありがとうございます。

市では、河川や道路などへの不法投棄の防止に向けて、多発する箇所へは不法投棄禁止の看板を設置して注意、啓発するとともに、各学区に2名配置している不法投棄監視員による学区内の巡視と委託業者(シルバー人材センター)による市内の巡視を定期的に行い、発見した不法投棄物から個人が特定できる場合には、警察に通報しています。

これらの対策を講じて不法投棄の防止に努めていますが、残念ながら後を絶たない状況です。

祇王井川への不法投棄については、かねてより担当課職員が直接お話を伺っており、何度か周辺を巡視に行きましたが、残念ながら原因者の発見やその手がかりを見つけることはできておりません。

今後の対応として、河川等への不法投棄の事例を示し、不法投棄は犯罪であること、行為者発見時には警察へ通報することを周知する文書を自治会を通じて回覧いたします。

また、祇王井川を重点パトロール区域として、警察、野洲学区、三上学区の不法投棄監視員の方へも巡視強化を依頼しました。今後も粘り強く監視や啓発を続けてまいります。

施設の雇用や給与について

Q 私の息子は、「○○○○」に勤めていますが、若い人の給与が低賃金であり、役員の方達の方にかた寄っていると思われますが、是非子育て中の家族の為に給与アップの希望をよろしくお願い致します。

A ご子息の勤務先である「○○○○」につきましては、「△△△△」が運営されている施設です。したがいまして、ご子息の賃金や労働条件につきましては、直接雇用主である「△△△△」にお尋ねいただくか、市民のあらゆる相談を受け付けている市民生活相談課、または、労働相談全般を受け付けている厚生労働省滋賀労働局の総合労働相談コーナー(電話077-522-6648)にご相談ください。

 

区民運動会の廃止について

Q 地域の区民運動会の参加で思うのですが、地域が高齢化しており、役員の成り手に困る状態です。

一部は子ども達が多い所もありますが、区民運動会を失くす事を希望しております。

自治会でも、体育振興会でも色々と意見を言い協議していただいても聞き入れて頂けません。

補助金の使用用途など継続される意味もわかりますが、それよりも自治会費を軽減する事など希望される

学区運動会は毎年継続させる意味は了解しております。

A 自治会等で行われる運動会などの行事につきましては、各自治会等が自主的に運営されているものであり、市が関与するものではありません。

したがいまして、ご指摘のような区民運動会を無くすことにつきましても、自治会の中で話合いをされ判断されるものと考えますが、今回いただいたご意見は、担当課から当該の自治会にお伝えいたしました。

市民生活相談課について

Q 拝啓いきなり見ました。読みました。感激(動)しました。

10月14日付の毎日新聞1ページに市民生活相談課長さんに関する記事。今までこんなに素晴らしい職員が居られることを全然知りませんでした。

もっとも生活相談に行く必要もありませんでしたから当然でしょうが。

野洲市の誇り、国家・地方公務員の鑑だと思います。

この1Pと7Pの記事を3回読みました。私の特製のバインダに綴じていつでも読めるようにしております。

ありがとうございます。

A この度は、職員への励ましのお言葉をいただきありがとうございます。

生活困窮は、本人の責任でないことが大半であり、自然災害の被災者と同様に支援が必要です。

市では、市民の皆さんの様々な生活の困りごとを解決し、自立を促し、生活再建に向けた支援を行なうことが、市の重要な役割だと考え、「おせっかい」を合言葉に、市役所に設置した総合相談を窓口にして、税、福祉、子育て・高齢者支援、就労、住宅等々の市役所の各機能と、専門家、地域社会の総合力を効果的に発揮させる仕組みをつくってきました。

また、生活困窮など生活上の問題の発見には、税などの滞納情報が有効であり、その情報を共有し生活再建の支援をはじめるとともに、滞納の解消も行う取組も進めています。その結果年々、成果が上がってきています。

これらの仕組みを進めるためには、地域住民の皆さんのご協力がなによりも大切です。

今後も、「1人を救えない制度は誰も救えない」という方針をもとに、より大きな枠で市民の生活支援をとらまえ、さまざまな困難に直面している人の自立を総合的に支援するとともに、伸びようとする人たちが、元気で一層成長できる、多様な支援策を推進して参ります。

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