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市長へのご意見・ご提案(平成27年8月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

野洲駅南口周辺整備について・市立病院整備について

Q 本日広報「やす」で野洲市立病院の整備事業の現状と今後を拝読しました。病院建設が前に進まないのが残念で私の意見を述べさせて戴きます。野洲駅前の一等地に病院建設だけの計画では将来の経営が危ぶまれます。駅前の立地を生かすなら、「市立野洲複合センター」とでも言うべき、病院、市役所、マンション、コンビニ、図書館、介護施設、娯楽等を集約した施設として整備すべきです。駅前複合センターに行けば生活のすべてが賄える施設として位置づける事が必要と考えます。少子高齢化が進む中、野洲駅前の立地を最大限生かす事業を行い、他市をリードする街づくり計画をすべきです。資金はマンション代金、テナント代、市債等で賄えると思います。私は大津赤十字病院の臨床検査技師として約35年勤務しました、その間、病院改築にもたずさわりました。患者に支持されるには、「あそこに行けば助かる」安心感です。日赤のキーワードは救命救急でした。野洲病院のキーワードは「暮らしに直結した町」だと思います。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
市では、市立病院整備は市民の生命・健康を守るための重要な施策であるという認識のもと、整備に向けた検討に取り組んでまいりましたが、ご存知のとおり、本年2月定例議会において継続審査とされていた基本計画に基づく基本設計策定業務等に要する予算案が5月定例会において否決されました。まさに「病院建設が前に進まないのが残念」というご意見と同じ思いを持っています。
市立病院を含めた野洲駅南口周辺整備につきましては、本年3月に市民代表、学識経験者などによる検討委員会、市民懇談会等、公開での議論を経て、すでに広報紙やホームページ等でも公開しています野洲駅南口周辺整備構想を策定しました。構想では、「心と体の健康をテーマに、人と人がつながることで生まれるにぎわいづくり」をコンセプトに掲げ、民間活力の導入も組み込みながら、「にぎわいと活力の創出」、「心の満足」、「少子高齢社会への対応」が達成できる駅前整備をめざす方針を定めています。具体的には、多目的施設整備、機能の複合化、民間活力導入の検討等を定め、必要な機能としては、病院をはじめ、市民広場、交流施設、図書館分室、アリーナ、商業サービス等を位置付けています。したがいまして、「にぎわい」を求めてはいますが、あくまでも「心と体の健康」というテーマに沿った駅前空間とし、ご提案のような生活のすべてが賄える施設の立地までは考えておりません。
今後は構想に基づき段階的に整備を進めていくこととしており、今年度は、これまで駅前周辺のまちづくりについて情報交換等を行ってきた独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)から都市再生のノウハウの提供を受け、病院整備と調整を図りながら、市民広場、交流/商業施設等について、施設内容および規模、整備手法等を検討する予定です。
また、駅前整備にあたっての事業費につきましては、国による支援制度の活用や先に述べましたような民間活力の導入検討のほか、効率的な維持運営を見据えた施設の整備検討も必要であると考えています。
現在検討している市立病院は、地域医療の後方支援機能を有する中核的医療機関を想定しています。ご意見のとおり、「暮らしに直結した」病院です。7月12日に開催しました「市立病院を考える市民集会」では、約350人の市民や関係者の皆さまにご参加いただき、様々な議論を通じて、改めて市民の皆さまが「暮らしに直結した」身近な地域に市立病院の整備を強く望んでおられることを確認することができました。市といたしましては、これまでの検討や意思決定の積上げを重視し、一日も早く市立病院整備が実現できるよう、引き続き検討を進めていきます。
今後も随時、広報紙やホームページ等で情報を発信するとともに、市民の皆さまとの公開の議論の場も設ける予定です。是非ともご参加ください。  

学童保育所の室内温度管理について

Q 私は、○○学童に預けている保護者の代表としてメールを送らせていただいています。
代表としてなので名前を書きましたが、多数の意見としてとらえていただきまして匿名としてください。
本題ですが、教室のエアコンの温度管理についてです。
まだまだ梅雨で涼しい日々が続いているにもかかわらずエアコン設定温度が24度で室温時計が26.5度となっています。
この温度設定は、今日だけに限った事ではありません。
去年の夏にも子供が寒がっていますと所長に申し出ましたら、「寒ければ羽織らせてください」と誠意の無い返事でしたので、こども課へ電話で改善してもらえる様にお願いしましたが改善される事はありませんでした。
一年生に羽織って自己管理させるのは難しいですし、羽織らないといけないほどの室温が子供にとって適正でしょうか?
今年も6月に入ってほぼ毎日エアコンが入っていますので上旬では肌寒いほどの日であっても上記の様な温度設定がされていたので再度こども課へ電話でお願いしたのですが、数日は、室温が27度でした(つまり温度設定はそれ以下と推測します)が、また以前のような温度に戻りました。
現に7月2日も上記温度設定でした。2日は窓を開けていれば汗をかかない程度の気温ではなかったでしょうか?
現に一階二階の学童室は窓を開け過ごしていました。
いつでも下の階では窓を開けて過ごせているのに三階だけ不可能であるはずは無いと思います。
エコ、推奨温度設定、節電、等世間で叫ばれているのに公共の場である学童がこの様な事で良いはずが無いと思います。
再三 所長、こども課にお願いしても聞き入れてもらえませんので市長様に切にお願いします。
子供の健全健康な施設でありますように。  

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
学童保育所の室内温度につきましては、遊びや学習等の保育シーンに応じて、窓の開閉やエアコン(空調設備)等により温度管理を行っています。
ご利用いただいている学童保育所の3階の保育室につきましては、保護者の皆さまからの安全に対する強い要望を受け、窓は排煙窓を除き開閉出来ない構造となっているため、ご指摘の時期においてもエアコンによる温度調整を行っています。
室内の温度設定については、文部科学省が定める「学校環境衛生基準」に「生理的、心理的に負担をかけない最も学習に望ましい条件が冬期で18度~20度、夏期で25度~28度程度」と示されていることを踏まえ、夏期は27を目安に室内温度の設定をしていました。一般的な推奨値であり、市庁舎の設定温度の28度よりは低くなっています。
人体で感じる温度は、その日の外気温度や天候或いは湿度や風量などの気象条件によって大きく変化し、集団保育のなかでは個々の子供に応じた温度設定はできないものの、当日の気象条件やお子様の状態をより注意深く観察し、時にはお子様に反応を確認するなどの丁寧な対応により、室内全体における適切な温度管理が可能であると考えます。また、ご指摘の「エコ」、「節電」等の面においても、細やかな対応は効果があります。
ご意見を踏まえて、担当職員には、現状の基準温度を検証するとともに、改めて、適切で丁寧な室内温度の管理を行うよう、エアコン等の空調設備等運転のガイドラインの作成を指示しました。
なお、指導員が上着の着用をお願いした際には、個別の対応をお願いしたい趣旨をお伝えしたかったようですが、十分でなかったようです。改めて親切で丁寧な応対を心がけるよう、担当職員を通じて指示しました。  

ふるさと納税について

Q 野洲市出身で現在大阪に住んでいます。ふるさと納税についてですが、なぜ野洲市はされないのですか?他の自治体のほとんどがされています。野洲市は税金が有り余っているのでしょうか?私は野洲出身なので、どうせするならふるさとの市にしたいと考えています。何年も前からこれだけ世間で騒がれているのに、未だにサイトが無いのは何故でしょうか、回答をお願いします。 

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。また、本市へのふるさと納税をご検討いただきありがとうございます。
本市では、ふるさと野洲のまちを応援していただくために、条例によりまちづくり寄附金制度を設けています。この制度を「ふるさと納税制度」として位置付けています。詳しくは、市ホームページトップページの右側のバナー「大好き野洲 ふるさと納税」からご覧いただくことができます。
この制度は、平成19年6月制定の野洲市のまちづくり基本条例に基づき、多様な人々のまちづくりへの参加を促し、個性豊かな活力ある野洲のまちづくりを推進するための資金として広く募っているものです。この寄附金を財源として各種事業を実施しています。
なお、他の自治体においては、寄附をいただいた方に対し、返礼品等を贈られているところが多いようですが、本市におけるまちづくり寄附金制度は、上記の趣旨で行っており、寄附金は経済的利益の無償の供与であるとともに、寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除される仕組みでもあることから、更に税金を投入して返礼品等を贈ることは本制度の趣旨に沿ったものではないと考えています。
多くの皆さまの「自分が育ったふるさとのまちに貢献したい」、「愛着のあるまち・自分に関わりのあるまちを応援したい」、「まちの取組みに賛同する」といった思いを、本市への寄附へつなげていただけると幸いです。  

災害時の避難場所について

Q 4年前に父が他界してから家で一人暮らしをしていますが、以後、台風やゲリラ豪雨などの異常気象の度、一人で家にいるのが不安で不安でたまりません。今回の台風ではついに一晩寝ることができませんでした。
テレビで避難された人の中には一人暮らしの方が多く、みなさん私と同じような不安を口にしておられ、同じ思いの方がたくさんおられるなと思いました。
そんな時は避難所へ行けばいいかと思いますが、家には大事にしているペットの猫がいます。うちの猫は私以外の人には恐怖を感じるのか、私の妹であれ親戚であれ他人が家にいると大きな声で鳴き続けるため、迷惑がかかると思い、とても避難所につれていけません。そのため、避難するにもどうしようか悩んでしまいます。
そんな時思ったのが、台風など一人でいるのが不安に思う時だけ借りられる部屋があればいいのになということです。自分で借りることも考えましたが、そんな都合のいい物件があるかどうか、費用のこともあります。
市の方でそのような部屋を用意していただけないかと思いメールしました。年に何回も使用しないため、メンテナンスなど費用のかかる話ですので、たとえば、必要な人には年間いくらか契約費を払ってもらうとか。その場合はできるだけ安価でお願いしたい。
自分がこんなに怖がりだと思いませんでした。もし、勝手な話と思われたならお詫びいたします。
同じ不安を感じている人は野洲市にも多くおられるのではないでしょうか。ご一考ください。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
7月17日から18日にかけて台風11号が接近しましたが、幸いにも野洲市においては大きな被害はありませんでした。○○様におかれましては、お一人で不安だったことと存じます。
○○様のように一人暮らしの方で、災害時に不安を感じておられる方はいらっしゃるとは思いますが、緊急時には市が開設します避難所をご利用ください。ご提案いただきました避難のための部屋の確保を市で行うことは困難です。
また、ペットは家族の一員とも言え、心の拠り所でもある一方、避難所の衛生管理や他の避難者への影響(動物アレルギーなど)に配慮する必要があります。野洲市では現在、避難所におけるペット対策等について明確なルールを定めていませんが、今後、避難所における共通のルールづくりを進めてまいります。
今後、避難が必要になった場合には、猫をキャリーバック等に入れるなどして避難していただければと思います。猫が鳴いて人に迷惑がかかるからと避難しないのではなく、まずはご自身の命を守ることを最優先に行動していただきたいと思います。  

総合体育館駐車場の夜間閉鎖について

Q 夜間に野洲市総合体育館、裏手の駐車場で暴走行為を行う車があります。
その騒音のため夜間に目を覚ますことが在り、大変迷惑しています。
以前、駐車場に門を設置して夜間閉鎖をすると看板がありましたが、どうなったのでしょうか?
もし、門の設置が無くなったのであれば、夜間閉鎖を再度検討していただけませんか。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
総合体育館を所管する教育委員会に確認したところ、以下のとおり回答を得ました。
総合体育館裏の第2駐車場につきましては、総合体育館・温水プールの他に、「なかよし交流館」と「ぎおうの里」も利用されています。
また、早朝には、野洲養護学校の通学バス乗降場所等としても利用されていますので、夜間閉鎖は実施していませんでした。
しかし、ご指摘の暴走行為につきまして、隣接する「ぎおうの里」に確認したところ、週に1回から2回程度暴走行為が行われているとのことでしたので、当面、第2駐車場出入り口に、休館日及び21時30分以降は車両の入場を禁止する掲示をするとともに、バリケードを設置します。さらに守山警察署にも巡回を要請いたしました。  

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