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市長へのご意見・ご提案(平成27年6月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

東込田川揚水ポンプの維持管理費の補助について・東込田川の3面張り改修工事について

Q 御承知の如く、1996年の台風により祇王井川が氾濫し冨波甲住民宅で床下浸水の被害が出ました。その為、東込田川は其の排水河川として1997年10月に全面拡幅掘り下げ改修工事がされました。
その結果、川底が3m程度下がり冨波甲、町の裏地先の周辺の田地に水が入らなくなりポンプ揚水の形態に工事がされ現在に至っております。
此の工事に伴い当初、ポンプの維持費として県(市)から100万円補助費がおりました。が毎年の電気代、ポンプの修理代に消費し、残り少なくなって1年分ぐらいの維持費(約10万円)しかないのが現状です。
速やかに当初と同額のポンプ維持管理費の継続支援の支払いをお願いします。

1 此の改修工事により祇王井川沿線河川の民家(冨波乙、冨波甲、永原、下町)の氾濫洪水は治まりましたが、冨波甲、町の裏地先の田地には揚水できず、このままでは1年後には放棄地田となります。祇王井川沿線の民家は受益者となっていますが、冨波甲、町の裏地先の田地、地権者は市街化地域の高い税金だけ取られ農業ができなくなる。放棄地田となります。これでよいのですか?

2 辻ダム流域及び、祇王井川流域の水利費として毎年支払っています。
水利費を支払っているにも関わらず用水が田地に入らない、納得できません。東込田川上流の冨波野の住宅開発に伴う揚水ポンプの電気代は開発業者がいまでも支払っています。申し添えておきます。

3 いまや全国で放棄地田は滋賀県と同面積に成っていると報告されています。政府は放棄地田をなくす政策を推進していますが野洲市は此の政策に逆行するのですか?時には放棄地田は、見放すような行政(政府)の意見も聞きますが?行政の方針には錯綜しています。

4 当時の町からは、上記工事は100年に1度の大雨にも耐えられる改修工事である旨、説明が有りましたが、2013年の18号台風ではあろうことか、この1997年に全面拡幅、掘り下げ改修工事がされた東込田川がはやくも16年後に氾濫し、冨波甲、町の裏地先の周辺の田地が冠水しました。
行政の何を信じてよいかわかりません。
とにかく東込田川の(中の池川との交差点まで)3面張り改修工事をあわせて再度速やかにお願いします。
3面張り改修工事は河川課経由で滋賀県にもお願いしていただいていますが滋賀県からも色よい返答をいまだにいただいておりません。

5 東込田川沿線は近年、宅地開発が進み、景観、子供たちの安全面からも草ボウボウはよくありません。東込田川は沿川住民にとっては心休まる“隅田川”であるべきです。

6 御承知の如く、滋賀県は平野がほとんどなく、急流河川となっており希望が丘近辺の山砂が大雨により一時に流されます。堤防には雑草、川底には葦が生え更に流れを止めています。
2013年の初めに、やっていただいた18年に一度の浚渫工事ではまにあいません。簡易浚渫工事の為、2か月後でいたるところ土砂が流されて元の木阿弥になるのも時間の問題です。我々も年を重ね、若い者も故郷を離れボランティアでの泥上げ、草刈り等の河川管理作業はもうできないのが現実です。

7 此のような観点から東込田川のポンプ維持管理費の継続支払いと、3面張り改修工事をあわせて速やかにして頂く様、再度お願いします。

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。
河川管理者であります滋賀県との調整に時間を要したため、回答が遅くなり、申し訳ございませんでした。
当該地は、1970年7月に都市計画区域区分が決定された当初からの市街化区域内の土地です。したがいまして、都市的土地利用転換を図るべき土地であり、耕作を前提とした土地ではないため、市といたしましては、ご要望の支援はできません。
また、滋賀県よりいただいた回答は、「当初と同額のポンプ維持管理費の継続支払いはできない」とのことですので、併せて報告いたします。
以下、順次回答いたします。

1について
当該地につきましては、冒頭で述べましたように、市街化区域内で都市的土地利用転換を前提とした土地でありますので、耕作をされない状態になったとしても耕作放棄地には該当しません。

2について
水利費の件につきましては、各管理団体とご協議いただきますようお願いいたします。

3について
1で述べましたとおりです。

4〜7につきましては、以下のとおり、まとめてお答えいたします。
三面張り改修工事の依頼につきまして、河川管理者であります滋賀県へ照会したところ、以下のとおり回答がありましたので報告します。

「県では、堤防から漏水したり、侵食作用により河床が低下したりする箇所を優先的に三面張り改修工事を実施していますが、東込田川については該当しませんので、現在のところ実施する予定はございません。
草刈りについては、年1回除草を予定しています。ただし、下流への阻害になる箇所については随時対応します。
また、浚渫については、昨年度中ノ池川合流点より上流について河積を回復するために工事を実施しました。今後は他の管理区間の状況も合わせて調査の上、危険度に応じて実施時期を検討してまいります。」

以上が滋賀県からの回答です。三面張り改修工事につきましては、以前より自治会から要望をいただいていますが、ご承知のとおり県から実施する旨の回答をいただいていません。
市といたしましては、治水対策は、生命と財産を守る安心・安全なまちを実現する上で大変重要な課題であることは十分に認識しており、浸水等により被害を及ぼす可能性のある一級河川の改修につきましては、引き続き国・県に対し強く要望してまいります。

交通安全対策について

Q 市長さん
こんにちは、私は三上に住んでいる学生です。
最近家にいる時間が多くなり感じることがあるのですが、三上〜三上小学校前道路の交通量が非常に多いです。
制限速度を超えた車も多く、対向車とのすれ違いによる事故も起こっています。
歩道も一部しかなく、道路幅も狭いため危険を感じます。
車の通過の規制は無理にせよ、車速の減速を促す道路ハンプの導入や警鐘の看板、歩道の整備等、何か対策を検討して頂けないでしょうか?
よろしくお願い致します。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘の状況は私も存じています。市道東林寺山出線は湖南市から南桜、三上を経て野洲市中心部を結ぶ古くからの幹線で県道でしたが、幅員が狭いにもかかわらず、交通量が比較的多い道路です。両側には昔から建築物があり道路拡幅し歩道を整備することは困難です。その代替として、三上小学校前から国道8号に向けて直進する両側歩道付きのバイパスが県道としてできていますが、国道が慢性的に渋滞しているため、旧道を通行する車が後を絶ちません。現在国において積極的に進めてもらっている国道8号バイパスが開通すれば、現国道の渋滞はもとより交差する県道の渋滞も大幅に解消されることが期待されます。
これまでも歩道の設置による通学路の安全確保、カーブミラー及び道路反射鋲、区画線による通行車両への注意喚起等、可能な範囲での対策を実施してきました。ハンプの設置に関しては、路線バス等中型以上の車両が通行することもあり、振動の問題が生じることから設置は困難と考えています。また、今以上の注意喚起の看板設置につきましても、道幅が狭くカーブがあり、民家が立ち並んでいるため、効果的な設置箇所を確保することができません。当路線は30キロメートルの速度制限規制もありますので、十分に速度を落として通行するなど安全運転を徹底していただくよう、守山警察署等の関係機関と連携しながら、通行者のマナー向上に努めてまいります。

市立病院整備における財政負担の削減について

Q 前略 一昨日(5月8日)の新聞報道によりますと、東京の豊島区で「マンション併設 ビル内に新庁舎」と建設費は高層部分に入るマンションの分譲収入などを充て、一般会計からは財政負担ゼロとした。」との報道がありました。
野洲市立病院建設も再度建設計画・資金計画を再検討し、豊島区の様な財政負担大幅削減の病院建設計画に変更なさるよう要望します。
添付資料、赤字の続く大津市民病院、新野洲病院は開院後20年も赤字予想などの報道を見るにつけ、今後の市民負担を極力削減なさる努力を希望します。
経過はいろいろと有りましたが、より豊な財政構築ため、山仲市長の再度のご決断を期待します。 敬具

追記:豊島区には20以上の自治体が視察との事です、野洲市のご担当者等の視察もご提案します。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
一般的な原則として負担なしで財産が取得できることはありませんので、豊島区の例は、所有地が持っている価値が発揮されて、ご指摘の結果となっていると考えられます。
豊島区の平均的な地価は、約114万円/�ですが、野洲市のそれは約6万円/平方メートルであり、野洲駅前でも約13万円/平方メートルです。豊島区新庁舎のあたりですと200万円/平方メートルを越えており、野洲駅前の15倍以上になります。
これまでの駅前整備の検討でも議論しましたように、高層化は地下利用とともに、土地価格とその背景にある都市集積と市場・経済が高くないと実現しません。
適正な市民負担により市民が良質のサービスと高い受益を受けていただくことを主眼に、新病院整備をはじめ各種事業展開を図ってまいります。

広報紙の表紙写真について

Q 5月の表紙 子どもの笑顔、子どもの表情(希望)、みどりの風景(県は5月号伊吹山大変よかった)
西川さんの作品作りは10月号〜11月号位に芸術の秋にのせていただくとよいと思う。
もう少し気をつけてほしい。表紙は顔ですので大事です。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
「広報やす」は、積極的な市政の情報発信を目的に、市民の皆さんに手にとって読んでみたいと思っていただけるような広報紙をめざし、紙面作りを行っています。ご意見をいただいたとおり表紙は広報紙の顔です。どんなすばらしい内容でも、読んでもらわなくては意味がないため、表紙には特に気を配っています。5月ですと、子どもの豊かな表情を表紙の写真に採用することはご提案のとおりであると考えており、昨年は市内の保育所の子どもたちが春の全国交通安全運動にあわせて行った啓発活動の様子を採用しました。ただ、風景を伴った季節感のある写真となりますと、ご指摘の滋賀県の広報紙はカラーで作成されていますので、この時期の伊吹山の写真ですと十分に季節感が伝わりますが、本市の広報紙は黒1色刷りですので季節感が伝わりにくいこともあり、風景を伴う場合でもできるだけ動きのある写真を採用するようにしています。
今回は、数少なくなった野鍛冶職人としてご活躍いただいています西川様の取り組みが本年1月に本で紹介されたとお聞きしましたので、3月末に仕事場にお伺いしたところ、熱のこもった、なおかつ繊細な職人技を見せていただき、大変感銘を受けましたので、できるだけ早く広報紙で紹介し、市民の皆さんにも知っていただきたいと思い、その様子を表紙の写真として採用しました。
今後も、表紙はもとより記事の構成も併せてより良い紙面づくりに努めてまいります。

野洲図書館駐車場の喫煙所について・年間行事予定の公表について

Q 図書館について、2件お願いがあります。
私は体が不自由な為、いつも車いすマークの駐車場を利用しています。
その駐車場の前面に、喫煙コーナーがあり、いつも煙に悩まされています。
受動喫煙の被害が叫ばれている中、一刻も早い撤去をお願い致します。移動となった場合でも、風などで煙が流れる事のないよう囲いを設ける等、万全の対策をお願い致します。
2点目ですが、年に1〜2度、本の無料配布がありますが、いつも土曜日・日曜日です。世の中には土曜日・日曜日が休みでない人も多くいます。私は家族に車で乗せてもらい図書館へ行くのですが、その家族も土曜日・日曜日が休みではありません。その為無料配布のイベントに行く事が出来ません。HPを見ると1か月先までの行事予定は掲載されていますが、もっと前に休みを申請しなくてはいけない為、間に合いません。年度末には次年度の年間行事は決められているのではないでしょうか?変更の可能性ありとしても、年間の行事日程をHPなどに載せて頂けたら、休みも取りやすく、とても有難いのですが、ご検討をお願い致します。

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。また、いつも野洲図書館をご利用いただきありがとうございます。
図書館を所管する教育委員会に確認したところ、以下のとおり回答を得ました。

まず、喫煙コーナーの件につきましては、現在身障者用駐車スペースの中ほどの柱横に灰皿を設置していますが、この駐車スペースをご利用の方にとって、この位置に灰皿があることがご迷惑となることはご指摘のとおりです。配慮が足りずお詫びいたします。
健康増進法第25条に規定された受動喫煙防止に関しての厚生労働省の通知では、「多数の者が利用する公共的な空間については、原則として全面禁煙であるべきであり、困難な場合には、当面、施設の態様や利用者のニーズに応じた適切な受動喫煙防止対策を進めることとする。」とされています。
これまでは、身障者用駐車場の側にある柱の横に灰皿を設置していましたが、当面の対応としては、現在の位置よりも8メートル南側(図書館入口から見て遠くの側)の柱横に灰皿を移すことで、煙が流れる量を軽減したいと考えています。まずは分煙をしながら、今後、市民の理解と協力を求めながら受動喫煙の防止に取り組み、将来的には全面禁煙をめざしてまいります。
次に、図書館の行事予定の案内につきましては、施設の利用状況や他の事業との兼ね合いもあり、現在は概ね1〜2か月前に、ホームページや広報、図書館内の掲示・チラシの配布などにより告知しています。今後は、行事の日程が確定したものからできるだけ速やかにお知らせできるよう、改善をしてまいります。
なお、「本のリサイクル市」は例年夏と秋の2回実施していますが、平日の開催や常設のリサイクル本棚の設置を含めて、事業のあり方を検討しているところです。平成27年度は、8月1日・2日の土曜日・日曜日に第1回目を開催する予定です。

以上が教育委員会の回答です。図書館は、特に、多くの未成年の方にも利用していただいていますので、できるだけ早期に全面禁煙とすることが望ましいと考えます。図書館に対しましては、このことを踏まえ対応するよう伝えました。
また、行事予定の案内につきましては、多くの方に図書館を利用していただくためにも、積極的な情報発信に向け、一層の工夫に努めるよう伝えました。

障がい児スプリング・サマースクールについて

Q 障がい児スプリング・サマースクールの存続について
いつもお世話になり、ありがとうございます。
障がい児長期休暇のスプリングやサマースクールはなんとしても日数を減らさず継続して頂きたいです。
子どもたちの長期休暇の過ごしには不可欠ですし、ボランティアの方々もボランティアに参加することで、障がい者への理解も深まっていると感じます。
デイサービスも広まってきていますが、このスクールを楽しみにしている子どもたちは多いです。
尚、送迎便も車の運転できない親たちもおり、ありがたく助かっています。ありがとうございます。
送迎便も続けて頂きたくお願い致します。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
障がい児ホリデーサービス事業(スプリングスクール・サマースクール)は、春休みや夏休みの長期休暇期間中に、障がい児が余暇時間を有効に活用し、規則正しい生活習慣を維持できるよう支援することを目的としており、市が社会福祉法人びわこ学園に事業委託して実施しています。
ホリデースクールの日数につきましては、平成27年度の開催日数は昨年度と同様に、スプリングスクールは10日間、サマースクールは20日間で実施する予定です。
ご意見のとおり、本事業は、多くの学生や市民等によるボランティアにご協力いただいており、障がい児やその家族等と交流することで、ボランティアの方々の障がい者への理解や障がい福祉への関心を醸成するものと考えています。
障がい児のデイサービスについては、市内に1箇所の放課後等デイサービス事業所が開設されていますが、障がい児の余暇活動の場を確保する十分な事業所数ではなく、長期休暇期間中については、ホリデースクール事業を実施することで、障がい児への余暇活動の支援ができていると考えています。
今後も事業は継続する考えですが、利用人数や日数などにつきましては、利用実績や放課後等デイサービスなどの児童障がい福祉サービスの今後の整備状況等を踏まえ、また、利用者のご意見も聞きながら、適正な人数や日数になるよう見直していく必要もあると考えています。
このような中で、一日の利用人数につきましては、今年度は昨年度の利用実績を踏まえ、スプリングスクールは25人を20人に、サマースクールは30人を25人に変更して実施する予定です。
なお、送迎便につきましては、継続していく方向で考えています。

ごみの排出について

Q 野洲市では、指定のゴミ袋を使うことが決まりですが、時々指定でない袋(スーパーの袋など)で出している人がいます。
また、必ず名前を書いて下さいとあるにも関わらず、誰も名前を書いていません。
こちらだけが名前を書いて出すと、近所の方に名前と我が家で出たゴミを晒しているようで、あまり良い気がしません。なので、最近は書かずに出してしまっています。
守られていない場合は収集しないとのことですが、守られていなくても収集されています。
それでは、名前欄のある指定のゴミ袋の意味があまりないように思います。
また袋を閉じずに出してあり、ゴミが散乱しているということもあります。もちろん気付いた時はある程度集めたりはしますが、みんながルールを守れば良いだけのことなのにと思います。
分別や袋が閉じてない物など、ルールが守られていないゴミは収集しない。
それを徹底してほしいです。
しかしそうすると、集積所にどんどんゴミがたまり名前を書いていない人はきっと、知らないふりをするでしょう。だから結局は収集することになるのですよね?
もしかしたら、ここの集積所だけのことなのかもしれませんが、
他の市では、収集できない物(守られていない物)は札を貼られて、集積所に置いたままと聞きました。そのようにしてもらうことは、できないのでしょうか。
ルールについてもう一度しっかりと市民の方に伝え、ゴミ出しのルールやマナーについて、集積所に大きくて目立つ貼り紙をする…など、対策をして頂きたいです。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
ご意見のとおり、ごみの排出は一人ひとりのマナーやモラルに委ねられています。
いくら厳格にルールを定めても一人ひとりがそれを守るという意識がない限りルールは意味を持ちません。ルールが守られて安定している集積所や自治会では、ルール違反は起こりにくくなっています。
市では、ごみ排出のルールに関しましては、これまでから広報紙やホームページ等によるお知らせや出前講座を行ってきています。ご指摘の無記名のごみ袋の取り扱いにつきましては、近隣市と同様、ほとんどの場合、衛生面や管理面を踏まえ、やむを得ず収集していますが、著しく悪質な場合等は自治会を通じて啓発を行うなどの対応をしています。また、粗大ごみ等における不適正な排出があった場合は、収集せず不適正であることを表記した黄色のシールを添付し、出された方に対して注意喚起を行っています。今回ご指摘の集積所については、自治会においてもマナーに問題があると認識されており、張り紙による啓発を行いました。
先日も、燃えないごみの収集日に、収集作業中の車両から火の手が上がる事故が起きました。中身の入った状態のスプレー缶が圧縮されることでガスが漏れ出し、何かに引火したと考えられます。幸い市民や作業員にけがはなかったものの、場合によっては大事故になっていた可能性があります。このようなことを避けるためにも、記名をお願いしています。
ごくまれに交通信号を守らない人がいるからという理由で、自分も信号を守らなくて良いという論理は成り立ちません。一人でも多くの方がルールを守り、快適で安全なまちづくりが進むようご協力をお願いします。

市立病院の整備場所について

Q 栗東市、守山市、草津市、近江八幡市等、全ての市が大きな病院は郊外にて運営されているのに、何故野洲市だけは野洲駅南口に拘るのか一市民としてわけが分からないです。其れよりも郊外に野洲市民病院を建てるのが特則ではないですか?候補地としてさざなみホール等使用率が悪いのと、さざなみホール横の社協の使用も少ない事で、そこを解体して市民病院を建設する方がベターであると思うのですが?利用としては、シャトルバスを野洲駅〜市民病院間を走らせる事もひとつの案です。中主町と野洲市が合併しても、旧中主は何も恩恵が無いのが現状である。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
新病院の立地場所につきましては、過去4年間の市民代表、医療や病院経営の専門家などによる公開の検討及び市議会での審議を経て決定したものです。2013年10月の「中核的医療拠点のあり方に関する基本方針」の中で公的に明らかにするとともに、それを踏まえて、基本構想、基本計画を策定しています。
立地決定の理由は、駅前は、市内はもとより市外も含めての交通の結節点であり、多くの市民が利用しやすく、加えて医師や優秀な医療スタッフを確保することにも利点があること、また、これらのことが、病院の経営上も有利に働くことなどです。逆の観点からすれば、市民のための病院を新規に整備するのであれば、市内外からの交通が集中する駅前という場所以外では成り立たないというものです。野洲市の郊外に新規に病院をつくれば近隣市の病院と競合しますし、あえて言えば、近隣市の病院は野洲市の郊外病院です。
ご提案の「さざなみホール」隣接の旧ふれあいセンター敷地での新病院立地についてですが、郊外型病院としては面積が不足します。駅前の場合は、地価及び都市集積の面から立体駐車場が可能ですが、郊外の場合は、平成23年度に野洲病院から提出された『新病院基本構想2010』の検討時の試算では、200病床程度の病院建物敷地として約3,500平方メートル〜4,000平方メートル、駐車場敷地として11,000平方メートル程度(職員専用を含む500台〜600台程度の駐車場)が必要になると想定されており、旧ふれあいセンター敷地(約8,500平方メートル)では、駐車場敷地の確保ができません。「さざなみホール」の駐車場も120分台しかなく、500人のホールにしては、実質的に不足しています。
シャトルバスを運行してはどうかとのご提案につきましては、自家用車に乗れない高齢者が今後さらに増える中で、わざわざ駅からシャトルバスに乗り換えて利用しなくてはならない不便な郊外型の病院は、近隣市の病院と競合し、優位性が発揮できません。またシャトルバスの運行コストは病院の事業本体の収支に計上されるため財政的にもマイナスです。むしろ、現行のコミュニティバスのサービスを活用するとともに、本数等を増やすなど充実したほうが市民の皆さんの便宜は高まると考えます。
なお、合併後のまちづくりは、まち全体が均衡を保って発展するとともに、地域ごとの特色を伸ばす施策を展開してきました。お住まいの旧中主町地域につきましては、2つのコミュニティセンターを拠点にまちづくり活動の促進を図り、子育て支援のために学童保育所の増築・拡充も進めてきました。また、市民交流センターの新設、野洲川右岸線の整備等も進めてきました。さらに、合併に伴い、施設や行政サービスの効率化と市全体の行政機能の向上を図るため、分庁舎等の機能の廃止を行いましたが、旧分庁舎は北部合同庁舎として改修し、市商工会や社会福祉協議会などの関係機関・団体の本部事務所を集中、さらにはB&Gプールの改築などの取組みも進めています。その他、民間保育所の改築支援、文化や観光振興、環境施策の面でも、地域の活動と連携しながら、情報発信力の向上、さまざまな能力を持った専門職員の活用等、ソフト面における合併効果も併せ、一層の施策の推進を図っています。

保育園の対応について

Q はじめまして
卒園した保育園で最近おこった出来事に、不安と憤りを感じております。
現在、登園中の園児、保護者の心身の安定と今後の対応のご指導に耳を傾けて頂けることを願ってメールを送らせていただきます。
先日、保育園内でアレルギーによるトラブルが発生しました。
緊急に保護者説明会が行われたものの、不参加の保護者への詳しい説明もないようで今後の対策やそれらの報告もなされていないようです。
現在通園中のお子様の保護者とお話したのですが、このままなかったコトとして処理されてしまうのではと言う感覚を覚えました。
卒園後の私が、差し出がましくこのような内容を報告するのはどうかともおもいましたが人として、いかがなものかと教育者でも、人の親ではないのでしょうか?
弱い立場の保護者のために、コチラのメールを目に留めていただけますようお願いします。
失礼します。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
去る5月27日に市内公立保育園において発生しました、アレルギー疾患のある園児に対するアレルゲンを含む食品の誤提供による誤食事故につきましては、幼児、保護者、さらには市民の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
今回の事故の直接の原因は、マニュアルの不徹底による配膳の際の確認不足というミスによるものですが、初期対応と偶然が重なって幸い深刻な事態は避けられました。しかし、本事故を深刻に受け止め、詳細な経過と原因を私も加わって確認の協議を行い、再発防止策も明らかにしました。また、個人情報を守りつつ、情報開示を行いました。
具体的には、事故発生直後、当該園児に対して職員による応急措置と消防署の判断によるドクターカーによる救急搬送を行いました。その後、経過観察のため入院されましたが翌日退院されました。本件につきましては直ちに市議会に報告するとともに、報道機関を通じて市民の皆さまへ公表しました。
また、事故発生翌日には緊急公立保育園幼稚園園長会を開催し、当該園と市内全公立保育園幼稚園に対し、改めて、園児の安全の確保に対する職員の注意喚起と、より精度の高い確認システムへの見直しを行うよう指示しました。
当該園の保護者の皆さまには、事故発生翌日に事故の経過とお詫びを文書でお伝えしたうえで、翌29日に保護者説明会を開催し、こども課と園から直接お詫びし、事故の経過を説明して、安全な園の再構築をお約束しました。さらに、アレルギー症状のある園児の保護者には、あらかじめ園から個別の説明を行いました。説明会に欠席された方には、ご希望に応じて個別に説明をしています。さらに、今回の事故を受け検証した結果等をまとめた再発防止策につきまして、6月12日に文書で保護者にお伝えするとともに、同17日、2回の説明会を開催し、これについても個別の説明や相談等に応じています。
今後も園児の食の安全の確保に全力を尽くすとともに、保護者の皆さまにご安心いただけるよう、誠意をもってご質問やご相談に応じることはもちろん、市民の皆さまにとって必要な情報は、これまでどおり透明、公平、公正を基本として、確実に発信してまいります。

お問い合わせ
政策調整部 広報秘書課
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