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市長へのご意見・ご提案(平成27年4月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

ごみ袋及びごみの分別について・子どもに対する福祉医療費助成について

Q ごみ袋の件でお尋ねします。
愛荘町・福井県と転勤してきましたので、その時のごみ袋が残っています。ちゃんと分別になっていますので使用したいのです。
それと市によって微妙に分別方法が違うので全国統一してもらいたい。市長会の集まりなどで案を出してほしい。
ごみ袋代高すぎる。
ワーストワンです。
ちなみに東京23区、門真市は半透明だったらOKですので安くすみます。おまけに東京の子供の医療費は小学校いっぱいまで無償ですよ。
広報で公表お願いします。
(追)プラごみと可燃ごみの捨て方が一緒になると聞きました。楽しみにしていますがごみ袋はどうなりますか?燃えるごみ袋に統一だと高くなりますね。
プラごみの袋代金に統一してほしい。500円なら20枚入りにするとか考えて下さい。
無記名で失礼します。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
まず、以前お住まいであった自治体のごみ袋を野洲市でご使用できるかとのお問いかけですが、答えは不可です。理由は2つで、ひとつは市指定のごみ袋に入れられたもののみを回収することによって市外のごみが持ち込まれることを防止することです。ふたつ目は、ごみ袋代としてごみ処理経費の一部をご負担いただく制度となっているためです。
次に、ごみの分別方法の全国統一化についてのご提案ですが、私も市民の立場からは好ましいと思いますが、実質的に困難と考えます。その理由は、自治体によってごみの回収、処理、処分に関して施設や方法、さらに投入できる財源額等が異なるためです。
次に、ごみ袋の料金についてですが、野洲市では、「受益者負担」の考えのもと、家庭系収集ごみにつきましては、収集及び処理に係る費用の一部、約1割程度をごみ袋等の料金として負担いただく制度を採っています。これは、専門家や市民団体の代表の方などで構成する廃棄物減量等推進審議会で議論された意見を受けたものです。野洲市のごみ収集、運搬、処理にかかる年間経費は、平成25年度では年間約8億4千万円を要しており、このうちごみ袋料金としていただいている金額は約8千万円です。残りの約7億6千万円は一般財源を充てており、これは、子育て支援や教育、福祉などにも利用できる貴重な財源です。
ごみ袋の料金は上記のとおり、市の独自考え方で設定していますが、参考に、近隣市と比較した場合、可燃ごみ袋では、本市は1リットルあたり1.15〜1.19円、栗東市は1.11〜1.33円、守山市は1.20円で、ほぼ同額となっています。政令市の京都市では1.00円です。このように、本市のごみ袋の料金は「ワーストワン」ではないと考えています。また、ごみ処理においても、その方法やサービスの安全、環境性、質もあわせて評価されるべきものと考えます。さらに、ごみ処理には国の補助制度はなく、料金が安いとするなら、その分は住民が別の形で負担しておられることになります。
なお、東京都の特別区においては、指定のごみ袋がなく安くすんでいる上に子どもの医療費が小学校まで無料であるとのことですが、人口や財政等の規模、政策優先度等も野洲市とは大きく異なっており、単純な比較が成り立つとは思いませんが、敢えて申し上げますと、たとえば、子育て支援事業で見た場合、今全国的な課題となっている学童保育の待機児童数につきましては、東京都は平成26年度では1,717人にのぼり、全国一です。しかし、本市ではこれまで積極的な取り組みを進めてきた結果、6年生まで受け入れて、待機児童はゼロです。また、自治体職員の給与でみても、2015年の人事院勧告において、地域ごとの民間賃金の水準を公務員給与に反映させるため、平成27年度より俸給表水準の引下げ(平均2%引下げ)が実施されることになりましたが、引下げ分を補填するために地域手当の支給割合の見直しが行われました。東京都特別区では現状でも全国で最も高い月額給料等の18%が地域手当と支給されていますが、それを20%に引き上げることとなっています。上記のように、東京都では学童保育の待機児童数が全国一であるにもかかわらず、職員の給与を優先する施策をとっています。なお、国の基準では、近隣の草津、守山、栗東、湖南各市が地域手当支給地になっていますが、なぜか本市は支給地になっていません。
最後に、プラスチックごみの処理に関しては、分別、処理、経費等多くの問題があるため、平成28年度後半操業予定の新クリーンセンターの計画段階で市民と専門家参加で調査検討いただき、その結果プラスチック類も可燃ごみ扱いとし、燃焼熱でリサイクルすることにしました。それにあわせて、ごみ袋の規格や料金等の見直しを行います。

野洲市のPRについて

Q 両親の里と定め気がつけば22年間、大好きな景色、空気、土の匂い、倖せに過ごしています。その間、野洲町と中主町の合併で野洲市10周年目ですが、私の気になる事の一つが、私共(夫は生れもこちら)の愛する市を、通販注文時に(D百貨店のプロの方に)、のす市と云われ、「いいえ、やす市です」と答え、いつだったか、大阪の人にも、のす市の○○さんと云われた事があったと思い出し、10周年が過ぎても近き地区の方々にまちがわれないよう、「広報やす」のみでなく、「私はインターネットをしていないので」一般の方々にももっともっと広くアピール出来ないものか、アピールは市民のみでなく外へも必要があると思いますが、いかがですか?
幸いNHKT.V.「マッサン」の朝ドラマで、麦畑の風景がYASUだと云う事でうれしく見ていますが、このチャンスを生かし、湖、山、畑、おいしい川魚、お米をYASU、やす、野洲市と広報も外へ外へもがんばって下されば、お米も外注文が増すのでがんばってください。かしこ。農家の主婦

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
ご提案のとおり、野洲市の名前はもとより、町の良さなど、さまざまな情報を市外に向け発信することは、まちの発展につながる、大切なことであると考えています。
また、発信とあわせて、良さを磨いていく、良さを作っていくことも大事です。
今後も、農林水産物をはじめ、市内製品の広報と販路拡大及び各種行事や催しの活性化と広報手段の多様化に取り組んでまいります。
○○様におかれても野洲市の重要な産業である農業に携わっておられます。野洲市産のおいしく安全な農産物の生産販売を通じて野洲市の良さを広くお伝えいただければ幸いです。
なお、NHKの朝のドラマ「マッサン」の中の田園風景は、甲賀市で撮影されたものが使われています。野洲市では、ウィスキー蒸留所と貯蔵庫の場面が撮影されました。

野洲第一保育園の駐車場について

Q 第一保育園の駐車場は、(園のとなり)保護者用として借りてあると聞きましたが、職員が今までから長い間(年)、止めているように思いますが・・・。
職員駐車場は、駅前にあるのではないのですか?
駐車代金を職員が払っているのならいいのですが、市が払っているのなら問題です。
保護者用と言うのもおかしいですよ。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘の駐車場は保護者用ではなく、野洲第一保育園の臨時職員用駐車場です。
元々は、JR琵琶湖線より北側で借りていた土地が、地権者の事情により利用できなくなったため、同じ所有者の現在の園に隣接する当該土地を有償で借り受け、駐車場として利用しています。
職員の駐車場につきましては、ご指摘のとおり、暫定的に駅前の市有地を利用しており、それに伴い野洲第一保育園の駐車場として借用していた箇所を減らしましたが、駅前市有地には、本館勤務の職員(本館敷地内で来客用の駐車スペースを確保するため、本館駐車場と駅前市有地とに分散)、野洲幼稚園の職員及び野洲第一保育園の職員が利用しているため、野洲第一保育園の職員の駐車スペースがすべて確保できておらず、ご指摘の駐車場を臨時職員が利用しています。
また、保護者用の駐車場につきましては、当該駐車場は位置的に保育園に近い場所ではありますが、1,住宅地内を走行することになる、2,午前7時から午前9時までは通行規制により、踏切方面から進入できない、3,空地を駐車場としているので、送迎時の進入や入れ替り等の離合時に車両事故が発生しやすい、4,舗装されていないため雨天時には足元が悪くなる等の問題があり、送迎用駐車場としては不適であると判断し、舗装や区画が整備された駐車場を別途有償で借り受け、12台分を確保しています。
なお、現在、当保育園はこども園として建て替え工事を行っており、完成時には敷地内に送迎用及び職員駐車場として50台分の駐車スペースを確保します。

介護保険料について

Q 山仲市長 殿
野洲市の事でいつも有難うございます。
私、このたび65歳になり介護保険料を普通徴収で支払う様通知が届きました。介護保険はとても大切である事も承知しております。
年金の一年間の額は314,648円です。
今回26年分の第10期9,900円で第4段階になります。
一年で59,400円の支払いで年金額の約2割になります。第1段階か第2段階の29,700円ではないかと高齢福祉課にも相談しましたが、同居世帯が課税という事で第4段階と言う事ですが、納得出来ません。息子達はローンや子育てに忙しく頑張っております。私の食費分でも申し訳なく思っておりますのに、自分の事は自分ですべきと思っていますので、私の年金額で決めるべきだと考えます。毎月内科に約1万円(脳梗塞を発症し、薬は一生飲まないといけないらしいです)、散髪に4,000円、カラー代1,000円と15,000円は毎月出費する金額で残り10,000円で肌着等購入しております。
年金は2ヶ月分で約50,000振り込まれます。
特別徴収になり2割ずつ引かれ、年度はじめには4%(物価が安定しているとの事で、でも今安定していないのに引かれるのはどうしてでしょうか?)差し引かれ、生活できません。皆さんが年金額の2割支払いなら仕方ありませんが、第4段階までの人の割合が大きすぎます。
ご検討よろしくお願いします。
(追)3月7日にこの事を知りましたので、ご存知の様に60日以内に不服申し立て(不服と言うのとは違うのですが)出さないといけないので、早急にお願いします。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
ご状況は理解できますが、日本の福祉制度は、基本的に家族・世帯を前提にしており、介護保険制度でも、保険料額の算定は、世帯の課税状況を判断基準とすることになっています。したがって、第1号被保険者本人の年金等の所得のみに応じた介護保険料を算定することは制度上できません。
参考にもう少し詳しく申し上げると、次のとおりとなります。
介護保険制度は、全国の自治体において介護保険法及び介護保険法施行令等に基づき運用されています。
この制度では、高齢者自身が保険料を納める一方で、必要な保険給付を受けるといった高齢者の自立を支援する考え方にたった社会保険制度として位置付けられており、保険料の賦課・徴収、保険給付等の取扱いは高齢者個人を基本としています。
ただし、個別で見た場合には、無年金者等もおられ、当該個人の収入のみでは必要な負担をすることができない場合もあります。しかし通常は、当該高齢者の属する世帯全体でその生計が維持されており、当該高齢者が無資力であることをもって、介護保険の適用除外等とすることは妥当でないため、生計を一にする世帯全体でカバーする連帯納付義務を課すとともに、当該世帯の他の構成員にとっても、当該高齢者に保険給付が行われることで、介護負担が軽減される制度となっています。
本市におきましても上記法令等に基づき、65歳以上(第1号被保険者)の第2段階の介護保険料につきましては、賦課期日においてその属する世帯主およびすべての世帯員に市民税が課されていない者とし、第1号被保険者本人に市民税が非課税でも、本人の属する世帯に市民税が課税されている場合は、第4段階として介護保険料額を算定しています。

中学校卒業式におけるユニバーサルデザインを目的としたスロープの設置について

Q おとといの土曜日は、中学校の卒業式でした。「国歌斉唱」がありましたので、やはり不起立。
在日の子どもも何人かいることも含めて、子どもへの強制・押し付けは許せませんでした。
ところで今回は、添付の写真のように、体育館にステージに向かって真っすぐに15メートル位のスロープが設置されていました。
校長の説明では、卒業生に車いす使用者がいて、すべての子どもに壇上で卒業証書を渡したいと考えていて、校区内のある企業に相談したら、そこの社長が対応してくれることとなり、スロープが設置できたということでした。式で校長は、冒頭の式辞において、これを「ユニバーサルデザイン」と述べ、社長を立たせて紹介し、謝礼を述べました。卒業生代表の送辞においても代表が感謝の意を表しました。
さて、そんな中で私は、大変違和感を感じていました。
まず、当事者である車いす使用の生徒に相談はしたのかと。
少なくとも本人は拒否はしていないので、了承済みのものだろうが、そのものの大きさといい、紹介のされ方や、事前に新聞記者記事提供までしていたこと、社長は喜んでその生徒がスロープを使用しているときは何度も写真を撮っていたことなど、まさに誰のためにやっているのかと疑うような状況でした。健常者の自己満足‼
私が保護者だったら、つらい。
また、普通に考えたら、また、「ユニバーサルデザイン」などというなら、フロアーで卒業証書を渡すことを、なぜしなかったのか。たとえ彼の時だけでも校長が壇上から下りてきていいではないか。障がい者問題についての子どもへの教育においては、障がい者の目線とかその立場に立ってなどと言ってきたのではないか。
なぜ、彼を壇上にあげるたがるのか。健常者の位置として壇上の校長は何も変わらず、障がい者をスロープによってあげることが「ユニバーサルデザイン」か。
それは、健常者社会に障がい者がどう合わせるのかという健常者の論理を貫徹することに過ぎないのではないか。
彼のこの3年間の学校生活の最後だけスロープを設置したのか。これまでどうして来たのか。
障がい者のための学校整備をしてきたのか。また、他の生徒に対する教育や学校生活上の取り組みはどうだったのか。
また、これから巣立つ社会はスロープが必ずしもあるとは言えない社会なのに、そのことに対応できる子どもとして彼を育ててきたか。
疑問や複雑な思い、また怒りのようなものさえ感じ、式終了後の控室で、校長などに話そうかと戸惑いましたが、そのチャンスはありませんでした。
しかし、帰り際に、職員室を訪ね、知人の教員に、どうしてフロアーで実施しなかったのかとか、そんな議論は職員室でなかったのか、など問いました。
その知人は、フロアーでの対応は考えていなかったと。その余地がないまま、スロープ設置の話が進んでしまったという。
卒業式が終わった後だが、学校教育において議論すべきことなので、ぜひ、みんなで議論してほしい。今日のスロープ設置はよかったなどということですまさないようにしてほしい旨依頼しました。
「すべての子どもを壇上にあげたい」という美辞麗句をもって、障がい者に対する、まさに「対策」をとったとしか言えないような卒業式。
健常者である、校長や企業の社長の満足、他の教員や来賓の後押しないしは傍観、そして生徒全体にまでその光景(偽りの「ユニバーサルデザイン」という光景)の中に取り込んでしまったような卒業式に、重たいものを感じるのは私だけだったのか、何かつらい卒業式でした。
ご意見いただけると嬉しいです。この卒業式に参加されていた方も…。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
まず、学校行事である卒業式のあり方については、基本的には、個々の学校の教員、児童生徒、保護者の、そして最終的には校長の判断によるものと考えます。従いまして、野洲市長として私が意見を述べるものではないと考えます。
さらに、本件につきまして、私はメールと新聞からのいわゆる二次情報しかもっていません。
したがいまして、せっかくのお問いかけですが、コメントは困難だと考えます。
ただし、あえて申しあげれば、「ユニバーサルデザイン」ということに関して、報道には出ていませんが、メールでのとおり、もし、そのことが今回の対応の主旨になっているのであれば、ご意見のようにフロアーで卒業証書を渡すことの方が、「ユニバーサルデザインの7原則」の「どんな人でも公平に使えること」、「使い方が簡単で自明であること」、「身体への過度な負担を必要としないこと」などの要件により合っているように考えます。また、「車いす」利用の卒業生に関して、本人及び家族の了承があったとしても、氏名、年齢、性別、病歴までが結果的に報道されていることについては合理性に疑問を感じます。

(回答に対する御返事)
お忙しい中、メールありがとうございます。
このメールは、多くの教育委員会にお送りしたものですが、野洲市については、市役所あてに届いたようですので、市長様からお返事をいただくこととなったようですね。
まず、そのようなことを踏まえますと、野洲市長として私が意見を述べるものではないと考えます。と、おっしゃることは至極当然であるとともに、政治家としての市長さんと、教育委員会との関係として、極めて大切なことであると思います。
フロアー方式の卒業式について、ユニバーサルデザインの観点から、ご賛同いただきうれしく思います。
なお、車いす利用者の卒業生について、そんな報道があることは知りませんでした。
ところで、最近中日新聞において、野洲市が取り上げられ、市役所が市民の困った問題を積極的に解決するシステムをとっておられるということがあったと知りました。
一宮市の市議が、野洲市を視察し、その生活困窮者支援体制の先進事例としておられたようです。
今日になって私は知ったのですが、かつて生活保護ケースワーカーとして、仕事していたこともあり、野洲市の取り組みに敬意を表したいと思います。
ぜひ、この取り組みを堅持し、県下に広げていっていただきたいと思うところです。
ありがとうございました。

ごみ袋について・ベンチの設置について・市営住宅の申し込みについて

Q いつもご苦労様でございます。お願いしたいことがございます。
市のごみ袋
生ごみの小の半分位のが出来ないでしょうか。1人暮しでそんなにないので冬は3回分位ためて捨てますが、夏は長くおけないので1/3位しかなくても1袋使うのがもったいない。

ベンチのお願い
高齢や足の不自由な方のために、ちょっとよりかかれるベンチがあれば助かるのですが。
役場の前にたくさんあり過ぎるベンチを新幹線下の広場や空いた所にあれば歩いている者にはとても助かるのですが。

住宅に関しての不満
公営住宅への申込がいつも1人暮しの者にはつめたいと思います。
同居者が居ないので困っているのにいつも同居者がいないのですかって言われるが、すごく不公平だと思います。
1人だからこそ助けて欲しいのです。
いろいろ申し上げて申しわけございません。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
以下、順次お答えします。

ごみ袋について
現在の可燃及びプラスチック容器類のごみ袋は、2010年10月の手数料改正に合わせて容量(サイズ)等を見直したものです。この見直しにあたっては、過去4年間のごみの排出量の統計データをもとに、標準的なご家庭から排出されるごみの量を算定するとともに、ごみの収集運搬作業、ごみ袋の作成経費、さらには市民の皆さまのご意見などを踏まえて、総合的な観点から設定しました。
なお、平成28年度後半操業予定の新クリーンセンターではプラスチック容器類も可燃ごみ扱いすることとしており、それにあわせ、今年度、ごみ袋の規格等の検討を行う予定です。検討にあたっては、自治会・福祉・商工業・農業等各種市民団体の代表者などで構成されるごみ問題市民会議、パブリックコメント、市広報などさまざまな機会を通じて市民の皆さまへの説明とご意見をお聴きする場を持つとともに、専門家や市民団体の代表者などで構成される廃棄物減量等推進審議会においても議論していただくなど、丁寧に手続きを踏んでまいります。

ベンチの設置について
ご要望のように、お年寄りをはじめとする市民の皆さまが集い憩える場を確保することは、今後ますます必要になると考えています。ご提案の市有地ではない新幹線下の広場にベンチを設置することはできませんが、今後、本年3月に策定した「野洲駅南口周辺整備構想」に基づき、野洲駅南口の市有地を活用した「市民広場を中心とした駅前まちづくり」を進める予定であり、その中で具体的整備を検討したいと考えています。

市営住宅の申し込みについて
市営住宅は、住宅に困窮する低額所得者の世帯に健康で文化的な生活を営んでいただくために、法律に基づき整備しているもので、単身入居については、例外的に60歳以上の方、生活保護の被保護者、身体障がい者、DV被害者等、法で定める基準に該当される方のみ対象としています。整備する住宅に限りがあり、入居資格や優先順位を定めることについては、やむを得ないものと考えています。

放置自動車について

Q 滋賀県野洲市小篠原の「和田自治会館」の駐車場にある白い車は放置自動車でしょうか?助手席のドアの部分が大きく傷がついていて、運転席は汚れていて、いつも車があります。
ずっとあの状態であの位置にあるので所有者がいるのかどうか気になってしまいます。
農地にある完全に廃車になっているような放置自動車はその土地所有者が集めた趣味か何かだとは思うのですが・・・
ひき逃げ事件に関係する「放置自動車」なら問題だと思いますが、判断が付かないのでメールしてみました。

A このたびは、メールにより情報提供をいただきありがとうございます。
まず、ご指摘の駐車場は和田自治会館用の駐車場ではなく、市の施設である大型共同作業所や野洲第三保育園などが事業用として利用している敷地(市有地)です。ご指摘の自動車について大型共同作業所の指定管理者に確認したところ、事業用に使用するための自動車であるとのことでした。
 

病児、病後児保育について

Q なぜ野洲市には病児、病後児保育がないのでしょうか?守山、近江八幡、栗東、草津などすべての市が小児科あるいは市が独自で病児保育をしているのに野洲だけがないのは納得できません。近隣の病児保育施設は、市外だと受け入れしてなかったり、受け入れしていても倍の料金をとられます。早急に病児、病後児保育をしてもらえる体制をつくって頂きたいです。予定はあるのでしょうか?
返信よろしくお願いします。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
病児・病後児保育事業は、保護者が安心して就労するためにも必要な子育て支援事業の一つであると考え、これまでも可能性を探るとともに、試みも行ってきました。
まず、平成21年度から平成24年度まで、私立祇王明照保育園において体調不良児対応型での保育の実施を計画されたため、支援の予算化を行いましたが、看護師の人員確保が困難であったため、実施までには至りませんでした。現在は、市立野洲第三保育園と私立あやめ保育所で体調不良児対応型を実施しています。
病児・病後児をお預かりするためには、保育だけではなく医療面での連携が不可欠です。しかし、病児・病後児保育のための専用施設の整備や利用者数の変動が大きいなど、運営面での不安定さが原因で事業を実施していただける事業者が見出せないのが現状です。また、市で実施するにも、医療機関の理解と協力・保育室の確保・看護師と保育士の人材確保・それらに係る財源など多大な経費の確保が必要となります。他市におきましても、実質的には、市立病院において実施されているのが現状です。
本市では、これら実施に掛かる多大な経費に対し、市の限られた財源をどの子育て支援事業に優先的に活用すべきかを検討した結果、これまでは、他市に比べて大幅に遅れていた学校・園の耐震化や空調設備、学童保育所、特別支援教育・発達支援事業の充実、さらには小・中学校の完全給食実施などを進め、結果として他自治体より充実したサービスを行ってまいりました。
本市での病児・病後児保育事業については、これまで約4年間進めてきた市立病院の整備事業の中で、何らかの対応をする方向で検討してきました。しかし、ご承知のように、去る3月の2015年第1回市議会定例会において、市立病院整備の基本設計費用を計上した予算案を提案しましたが、なぜか継続審査となり、市における市立病院整備に向けた検討作業は実質止まっています。これまで約4年にわたり、市民の皆さまをはじめ、医療及び病院経営の学識経験者、地域の医療機関等からのご意見・ご提言をもとに、市が責任を持って、野洲駅前市有地に市立病院を整備することを決め、病院経営にあたっての基本計画の策定まで進めてきたにもかかわらず、市議会のこのような状況は大変残念であるとともに、強い危機感を持っています。
病児・病後児保育事業については、今後、市立病院整備事業の動向を見極め、責任を持って検討と対応を行ってまいります。
なお、市立病院整備事業の動向によっては、すでにお示ししていますように、病児・病後児保育事業にとどまらず、市民のための中核的医療サービスの提供及び地域医療の後方支援機能の存亡にかかわる問題も生じてきます。

預かり保育の時間について

Q こども園の預かり保育時間が就労時間+通勤時間となっています。問題となるのは通勤時間の算出です。現在私は野洲市内勤務地ですが、勤務終了後に10分以内で子どもを迎えに行くことは到底できません。何故なら、作業着と私服の着替え、勤務場所から駐車場までの移動時間、自動車でのこども園までの移動と全て合わせても30分以上掛かります。自動車免許がない方は到底この時間は無理です。市役所勤務者の様に私服勤務、勤務場所横の駐車場なら何ら問題はありませんし、勤務地からこども園まで何時も渋滞無しで移動できる訳ではありません。逆に急いだとしても、会社で事故を起こしたり、自動車運転中、交通事故を起こせばどうなるのでしょうか。こども園に子どもを預け、安心して働き、家庭生活をおくれる事が一番だと思います。数字だけで追いかけるのではなく、実情を確認して決めて下さい。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
こども園とのことですので緊急預かりの場合かと思いますが、預かり保育には緊急預かりと恒常預かりがあり、いずれの場合も、預かり保育終了希望時間につきましては、就労の場合は勤務終了時刻から園に迎えに来ることができる時間(通勤時間)を加算したものを基準としています。
ただ、ご意見のとおり、さまざまな事情により、希望時間どおりに迎えに来ていただくことができない場合もあることは十分に承知しています。その点につきましては、担当職員に確認したところ、各園におきまして、従来から面談の中で実情をお伺いし、可能な範囲で柔軟に対応しているとのことでした。
 

健康福祉センターの障がい者等用駐車スペースのマークについて

Q 市長様、職員の皆様、いつもありがとうございます。
福祉センター駐車場のラインがほとんど消えていて見えません。特に障がい者等用駐車スペースのマークが見えません。
ずっと気になっていたのですが・・・。
市政に関する事でないので、申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
当センターは1992年の開設から20年以上が経過しているため、老朽化が進み、補修等をしなければならない箇所が数多くあり、順次進めています。平成25年度には約4500万円をかけて空調設備を全て入れ替えました。
今後も限られた財源の中で優先順位を設定した上で、順次施設の補修等を進めていく必要があると考えており、ご指摘の駐車場のラインやマーク等の補修につきましても、可能な限り早い時期に着手できるよう努めてまいります。

職員の対応について

Q 毎日のお勤めご苦労様です。
私は09年4月からスクールガードとして6年間子供たちの元気で明るい笑顔に接し、喜びを感じながら過ごしてまいりました。
最近になって足の調子も優れなくなり、80歳を機に継続を中止させていただくこととしました。
貸与していただいておりましたユニホーム、帽子、ジャンパーは洗濯した上で生活安全課まで返納させて頂きました。係の方の対応は決して悪かった事ではありませんでしたが、人間関係の常識として「ご苦労様でした」の一言くらいはあってもよいのではと感じました。
「生活安全課」とは名ばかりの課で市民と本当に親身になっていない感じを強く抱きました。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。また、長年にわたり、地域の子どもたちの安全のためにご活動いただき、心よりお礼申し上げます。
応対いたしました生活安全課の職員に確認したところ、「ありがとうございました」と申し上げたとのことでした。しかし、結果が大事です。市民の皆さまへの応対は、笑顔や丁寧で爽やかな言葉遣いなどが大切であり、しかもそれらが表面的な形にとどまらず、心からの人間性に基づいたものでなければなりません。それが市民の皆さまへしっかりと伝わってはじめて、良い応対として評価していただけるものと考えます。
日頃からこのような考え方で、私を含め、職員・組織で取組んでいますが、ご意見を踏まえ、市民の皆さまの身になった応対を徹底し、市民の皆さまから信頼していただける職員の育成に一層努めてまいります。

温水プールの利用について

Q 私は、温水プール.スイム8のプールで教室を受講しておりますが、私事で教室に行けない日があります。
それを振り替えとして他の日の教室に使用させて頂いておりますが、一般のフリー遊泳でも使わせて頂きたいと思い手紙を書きました。
問題点として金額的な事(本人の納得があればよいのでは・・・)等があるとは思いますが、ご検討のほどよろしくお願いします。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
温水プールを所管する教育委員会に確認したところ、以下のとおり回答を得ました。

温水プールの異なる事業間における振替対応についてご意見をいただきましたが、大人のスイミング教室事業では、ご利用いただいているとおり、仕事や家庭等の事情により、当初申し込みをされた教室をやむを得ず欠席される場合にのみ、期限付きではありますが自由に他教室への振替を行っていただける優遇措置を講じています。さらに、スイミング教室事業とフリー遊泳事業では受講者等の把握方法や料金体系等の運営方法が異なっています。
これらを総合的に考慮すると、ご意見のような振替対応はできません。

以上が教育委員会の見解です。
市の事業はすべて、透明、公平、公正を基本として、合理的根拠のある手続きを踏んで実施しています。スイミング教室事業における振替対応も同様であり、これをご意見のように、単に「本人の納得があればよいのでは」という理由で料金体系等が異なる別事業であるフリー遊泳事業への振替にまで拡大することは合理的根拠が見出せず、教育委員会の判断は妥当であると考えます。

道路の補修について

Q 総合体育館の前の道路がでこぼこで、乗り心地が悪く、寝てる子どもが起きてしまうくらいひどいです。
近くに住んでるので毎日使用しています。
舗装工事の予定はありますか?
できるだけ早くきれいにしてほしいです。
検討をお願いします。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘の総合体育館前の道路につきまして、担当職員が現場を確認したところ、舗装が傷んでいるとのことでしたので、補修が必要と判断いたしました。
今年度の可能な限り早い時期に工事に着手してまいります。

コミュニティバスの時刻表について

Q 3月の広報で、循環バスの交通変更と時間変更が4月1日より行われると書いてあることをお聞きしました。しかし、第2びわこ学園前バス停の順路も間違って掲載されていました。あと、ごみカレンダーはすでに各家庭に配付されていますが、循環バスの冊子は、数年前に頂いてから、今回の4月1日からの変更も、3月30日現在、新しい時刻表も届いていません。バスの運転手の方も、「まだできていない」と言っておられました。私は、新聞も取っていないし、全戸配布の書類かバスの運転手に頂く他、手段がありません。丁寧な言い訳のお返事はいりませんので、バスの時間割などが至急頂きたいです。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
広報紙において、びわこ学園前停留所を新設する区間の記載が誤っておりましたことにつきまして、お詫びいたします。
新しい時刻表につきましては、バス車内、市役所およびコミュニティセンター等の公共施設に設置していますので、そちらで入手をお願いします。
なお、バスの車内への新しい時刻表の設置につきましては、狭いスペースへの設置で、現行の時刻表と新しい時刻表とを混同される恐れがあったため、新しい時刻表は4月1日から車内に設置するようにしました。3月30日の段階ではすでに新しい時刻表は出来上がっており、運転手からの説明が不十分であったことをお詫びいたします。
なお、コミュニティバスの時刻表につきましては、ごみカレンダーとは異なり、全世帯に配布する必要性がないと判断し、自治会を通じた全戸配布は行っていません。
 

確定申告相談における草津税務署職員の対応について

Q 何が守秘義務なんでしょうね!? (前回の回答は下記リンク参照)
あなた、それでも市長ですか?鼻で笑ってしまいましたよ。
相談する側は、家計・財産の状況をさらけ出しています。
納税が必要なら支払うし、間違いがないように手続きをするために足を運んだのです。
なのに、「そんなこと私は知りません!」と言ったり、「そこまでして節税したいのか?」と言いたげな言動は人として許されるのでしょうか?
非道徳的な行為よりも、守秘義務が優先されるのですか?税務署員は、なにをやっても、言っても許されるのですか?市長たるひとの回答にしては甘すぎます。納得いきません。

A 前回の回答でもお答えしたとおり、まず、協力のため当日会場にいた本市税務課職員に確認しましたが、ご指摘の出来事を把握していませんでした。そのため、主催者である草津税務署へ事実確認を行いましたが、申告会場内でのやり取り等は、市であっても第三者には情報提供できないという理由で、詳細を把握することはできませんでした。
○○様が不愉快な思いをされたことは事実であり、市民向けの催しである趣旨からしても、誠意のある応対をすることは当然です。気分を害されてお帰りになられるような応対はあってはならないことです。このようなことから、草津税務署に対しましては、誠実な対応と今後の改善策を講じていただくことを強く要請しました。
市の権限の及ぶことであれば、透明性、公平性、公正性を確保していますが、今回の件は野洲市の権限が及ばない国税業務とその機関のことであるため、先のとおりの回答となりました。したがって、回答の最後に直接草津税務署にご連絡いただくよう付記しました。
前回の回答では納得ができないとのことですが、これ以上のメールでのやり取りには限界があります。もしご希望であれば私が直接お出会いしてお話をお伺いした上で、対応します。広報秘書課(電話587-6036)までご連絡ください。

市長へのご意見・ご提案(平成27年3月)

確定申告受付業務の改善について

Q 確定申告方法の改善
現状

  1. 大半の高齢者は手書きで作成と思われる。
  2. 申告日には7時30分頃から行列を作っていて、昼頃までかかる時も過去1度あった。
  3. 税務課の担当者も当日は忙しい中、10人程が申告者の説明に当たっている。
  4. 申告者の大半は必要書類を持参し、一部を記入出来る状態の人が多いと思われ、税務課担当者が持参された書類等を確認し行っている。
  5. 確定申告の期間中は本来の業務が出来ないと思う。

改善

  1. 高齢者であっても、パソコンの基本動作は出来ると思われますので、確定申告のやり方のポイントのみの講習会をして頂けないでしょうか。
  2. メール送信出来ない人用には税務課にBOXを設けてその中に入れる。
  3. 申告者の手間が省け、職員の業務の削減につながると思います。

A 「市長への手紙」にて、確定申告をしていただく皆さまの負担軽減とともに、業務の効率化にもご配慮いただいた大変貴重なご提案をいただき、ありがとうございます。
現状はまさにご指摘いただいているとおりです。確定申告相談業務の合理化や効率化に向け、課題は数多くあると考えています。
ご提案をいただきました確定申告に関する講習会の開催につきましては、市民一人ひとりの納税意識を高めていただく上でも意義のある取り組みだと考えます。ご提案を草津税務署へお伝えします。
また、市におきましても、年金所得の申告、医療費控除等の還付申告等、毎年同様の申告をされる方も数多くおられますので、相談時に、可能な限り申告書の作成方法も併せてご説明するよう努め、自書申告の推進を図っていきたいと考えています。
なお、現在国では、申告などの手続きがインターネットで行えるe-Tax(イータックス)の利用やパソコンによる申告書作成を推奨しています。これは、自宅にいながら申告書を送信できたり税額が自動計算できたりするなどの利点があります。申告を効率的に行えるため、市民の皆さまに積極的に利用していただくよう、これまで市の広報紙でも啓発していますが、今後も引き続き、一層の利用拡大に向け周知してまいります。
また、ご自身で作成された申告書を市税務課へご持参いただいた場合には、お預かりし、税務署に送付しています。このことにつきましても、すでに市の広報紙でお知らせしていますが、自書申告推進の観点から今後も引き続き広くお知らせしてまいります。

道路の補修について

Q 近江富士団地内の7区入り口部分が、道路で何らかの工事があるたびに、水たまりがひどくなります。また側溝が道路より高くなっているのが明らかである箇所もあり、対応をお願いしたいと思います。
雨の降っているときや、止んだ直後に確認してみてください。
保育園の送迎や小学校の通学路にもなっており、車の水はねは、大変困ります。
細かいことですがよろしくお願いします。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
担当職員が雨天時に現場を確認いたしましたが、凹凸により水が溜まっているものの、舗装や側溝に大きな損傷は見受けられないとのことでしたので、緊急に改良工事が必要な状況ではないと判断いたしました。
ご指摘の車の通行による歩行者への水はねにつきましては、運転手のマナーの問題でもあります。市の広報紙等において、市民の皆さまへ歩行者に配慮した運転を心がけていただくよう呼びかけてまいります。

(回答に対する御返事)
ご多忙のところ、お手間を取らせた上に、ご回答いただきありがとうございました。
ただ、排水口が道路面より高くなっているという事実がありますので、今後何らかの工事が行われる場合には、合わせて改善していただく等の検討をお願いします。

(仮称)野洲市立病院整備について

Q いつもお世話になっております、平素は市民生活へのご尽力のほど大変感謝しております。
久しぶりにこちらにご連絡させていただきましたのは、現在進捗中の野洲市立病院の案件です。
先日、京都新聞にて16年目に黒字転換という記事を拝見して、地域戦略室から資料を頂きました。
資料を拝見させいただきまして、気になることが何か所かございました。

1.建物建築費ですが、36万円/平方メートルとされていますが(おそらく交付金の関係かと思います)、規模は延べ13,000平方メートル程度、建築面積4400平方メートル程度で設定されていますね。第1回の会議ではもう少し少なめの金額でしたが、価格を変更したのには理由があるのでしょうか?

2.医師をはじめとするスタッフの人件費ですが、こちらは県内公立病院の平均値を採用されていますがこちらも見直されて引き下げられてます。

上記2点についてですが、私の見解からみてスタッフ人件費はもっと高くあるべきであり、その分建物建築コストは下げるべきかと思います。
例;病院の建築コストは全国平均的にRC造で20万円/平方メートル、SRC造で37.5万円(いずれも東京を規準としたもので地域的な物価水準等は加味していない)

病院は見た目の立派さだけでなく、スタッフの充実が最も重きものかと思われます。平均で集計されているのであれば最も高い水準の給与を準備しなくてはいけないと思います。
建築費にしても、従前の建物についてはRC造で相当な建築コストがかかっています。交付金の関係で難しいのかも知れませんが、コストの削減を検討課題にしていただけたらと思います。
この二つのお金のバランスが今後の病院を左右する問題ですので、再検討の期間で再度シミュレーションしていただけたらと思います。
再度のご検討よろしくお願いします。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。
1点目の建物の建築費については、ご質問の36万円/平方メートルという単価は、基本計画策定作業の中の第1回(仮称)野洲市立病院整備基本計画評価委員会(1月29日)と第2回の評価委員会(3月12日)の間で変更はしていません。ご指摘の価格の変更というのは平成26年3月の基本構想の時点(27万円/平方メートル)からの引き上げだと思われます。その理由につきましては、基本構想時点の単価は、施設を華美にしないということで総務省の交付税算定の単価(30万円)の1割減で設定したものでした。しかし今回の基本計画では、その後の建築市場価格の上昇によって交付税の基準が36万円/平方メートルに見直されたことによるものです。前回同様と、1割減での設定もありえますが、今後の上昇も見込まれることから、そのままの単価を用いています。予算の提案説明での「試算では収入に関しては堅いめに、また施設等の経費、特に人件費に関しては逆に緩めに見て」ということに該当します。
次に、2点目の人件費については、評価委員会に提出した1回目と2回目の試算では変わっています。その理由は、1回目の評価委員会では全国の市町村立病院の平均額が採用されていましたが、そもそも、野洲病院の実態と大きくかけ離れているとともに、近隣の公立病院の実態とも合っていなかったため再設定しました。人件費に関しては、医師、看護師をはじめ、意欲のある優れた職員を確保するためには、給与は重要ですが、「最も高い水準」を「準備」するだけでなく、福利厚生、研修、その他良好で魅力的な職務・職場環境を整えることが重要であり、基本計画段階では妥当な水準と考えています。
基本計画では成立可能性は確保されており、今後の基本設計及びその作業と並行して行う開設許可手続き等のなかで、いわゆるソフト及びハードの事業費について具体化していく予定でした。しかし、ご存知のとおり、市議会において予算の継続審議という状態になっています。今後の議会の対応にかかわらず、これまで専門家の方々の協力を得ながら、市民の皆さま方とともに進めてきました(仮称)野洲市立病院整備については何らかの新たな対応が求められることになると考えています。

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