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市長へのご意見・ご提案(平成25年12月)

市長への手紙 主なご意見と回答(平成25年12月受付分)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

国民健康保険特例対象被保険者の情報について

Q 再就職で8月26日に野洲市から○○市に転居しました。前職は会社都合で退職したため、野洲市で国保の特例対象被保険者を申請し、利用していました。入社まで少し期間があったため、入社までの期間は○○市の国保に加入しました。3回目の税額がとても高かったため○○市税務課に聞くと、転居の際は特例対象被保険者はその都度申請が必要とのこと。高い税を払わされ、電話で説明を聞き、特例対象を再度申請、そして払いすぎの還付。忙しいのに、すごく時間のムダでした。市民がどのような申請をしているかは役所内でわかっていることなので、こういったことは役所間で連携するシステムをつくるべきです。ほかにも同じような事例があると思いますが至急考えてください。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
ご意見のとおり、市民の便宜を尊重した制度設計と運用は重要であり、改善を重ねています。しかし、一方では、個人情報等の保護等の観点から制度上の制約を受けるものもあります。
現在、ご意見の分野で、役所間の連携が法令で定められている情報には、保険料(税)の計算や高齢者の保険証の負担割合、高額療養費の給付額の判定などに必要な前年所得の情報などがあります。これらは転入地において再度の申請・申告をすることが証拠書類の添付などの関係で不可能であるものなどであり、市町村間で情報連携することが法制化され、ご本人の申請や申告がなくても適用や決定ができるようになっています。
しかし、今回の特例対象被保険者の手続きについては、法令で定められていないため、役所間でやり取りができる情報ではなく、各市の個人情報保護条例などの規定によって、行政機関同士であっても他の役所への提供には「外部提供」として規制されています。そのため、特例対象被保険者の認定は、本人が市に雇用保険受給資格者証の写しと申請書をご提出いただき、市が要件に該当するかどうかを確認の上、認定を行っています。ご不便に感じられると思いますが、個人情報の厳格な運用管理のためのものです。

市三宅竹生線道路改良工事に関する住民説明会について

Q 今年もあわただしく師走となりました。日頃は我が野洲市の発展にご尽力頂きまして、非常にありがたく思っております。
先日何年ぶりか小学時代の同級生が集まり、食事会をいたしました。久しぶりに会った旧友とはお互いにいろいろつもる話がありました。当然生まれ育った地元に関わる話が出てまいりました。その中には皆が口をそろえて問題だと思っていることは、野洲川堤防の道路建設です。
竹生地先に開発された新興住宅リバーサイドタウン入り口から市三宅を縦断する県道板倉街道までの野洲川堤防が道路として整備されています。道路が完成した後の交通状態などを考えると、新しい道路を通り抜け、板倉街道を通る車が急増します。今まで生活道路として使われている板倉街道は、騒音と交通事故の危険性が高まり、生活環境の破壊が起こります。静かな地区が環境破壊されようとしています。今までこの道路工事に関しての住民説明会が一回も行われていません。なぜ住民の了解を得ないで、一方的に行政が生活環境が大きく悪い方向に変わろうとするようなことを行うのか、不信感を持たざるをえません。新興住宅の者にとっては少々便利になるかも知れませんが、被害をこうむるのは昔から在住する市三宅区民です。これからも安心して暮らしていけるよう対策をお願い致します。
何とぞよろしくお願い致します。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
予てから野洲川の廃提におけるゴミの不法投棄が問題となっており、平成21年度には市三宅自治会から廃提を切り下げれば見通しが良くなって不法投棄が無くなるのではないかということで廃堤の切り下げをご要望いただいていました。しかし、市としては廃提の切り下げだけを行うことは難しく、市道市三宅竹生線の道路整備と絡めて廃提の切り下げができればと考えていました。このような状況の中、以前から当該道路と県道の付近で民間の開発計画があり、平成22年度に協議が整い、道路の一部が開発区域に組み込まれたことや、平成23年度に当該道路の整備計画について国庫補助の採択を受けることができたことから、廃提の切り下げと併せて道路整備工事を実施することとなりました。
道路の設計にあたりましては、平成23年度に、道路排水について市三宅自治会長様と相談させていただきながら道路計画案を作成し、市三宅自治会の役員の方に説明いたしました。そして、その際にいただきましたご意見を反映させながら最終案を作成し、再度役員の方に説明いたしました。説明の際には、北野小学校周辺の交通渋滞を問題視されていたため、野洲駅北口線と今回整備を進めている市道市三宅竹生線とを接続して渋滞の緩和を図る計画があるので、市道市三宅竹生線が片側1車線と歩道のある道路計画となったことについても説明いたしました。
工事着手に際しては、市三宅住民の皆様を対象に平成25年1月22日午後8時から市三宅自治会館において工事説明会を開催し、道路の全体計画や工事期間、長期に渡り通行止めとなること、野洲駅北口線を延伸し市三宅竹生線との接続する計画があることなどを説明しました。
その後も工事の進捗に伴い市三宅自治会には工事状況の報告を行っており、自治連合会役員会でも工事状況や今後の計画等について説明を行い、周辺自治会にも周知をしています。
また、板倉街道(市道市三宅妙光寺線)における交通安全対策につきましては、上記の1月22日の工事説明会でも多くのご意見をいただいており、現在、市三宅自治会長様と協議を進めており、年明けには現地にて立会の上、具体的な対策方法を固めていきたいと考えています。
ご心配いただいていますように市三宅竹生線が整備されますと市三宅の生活道路である板倉街道(市道市三宅妙光寺線)の通行量が増えることが予想されますが、逆に守山方面に抜ける新たな導線として利便性が向上することも予想されます。市では透明、公平、公正を基本としてまちづくりを進めており、本件につきましても、住民の皆様の安全・安心を最優先に、徹底した情報開示を行いながら安全対策を講じてまいります。

コミュニティバスの運転手について

Q 我が滋賀県野洲市には、随分前から通常のバスの他にコミュニティバスが5コース循環しています。市では、いろいろ改善を常々してくださっています。私が想うに、安全・安心・親切であれば、乗り心地が良いと想います。贅沢を言えば、早朝・日曜日、祝日に増便してくれたら有り難いです。経費の事を考えれば、そんなに無理も言えません。安全については、申し分ありません。安心については、時々、バス停の音声案内を流さなかったり、私の乗り降りするバス停は、右回路にあるため、抜かして行こうとし、慌てて、バックで右回路に入ったり、バス停に座っていると通り過ぎて行こうとしたりする事があったり、時々心配することがあります。また、運転手にもよるが、前方の車にムカッと来て、独り言を呟くことがあります。親切度については、運転手により相当異なる。今日12月2日月曜日の運転手は、喋るのが苦手な感じでした。親切な方は、年配者が傘や杖を倒された音を聴いて「大丈夫ですか」と声をかけられ、バスの中が爽やかな雰囲気になります。特異な例として、バス停に止まる前に、業務連絡のような連絡が入り、運転中に携帯で対応していた。コンビニの前で、急に路肩にコミュニティーバスを止めて、我々お客に、「弁当を買いにいきます」と言って、コンビニに弁当を買いに行った。私が夕方帰るときにバスを降りようとしましたら、小学生が寝ていたので、「どうしたの」と聞いたら、乗り越しをしてしまったようだった。小学生は、大慌てにしているので、運転手さんに相談すると「車庫についたら、自宅まで送ってあげる」と言われ、小学生は一安心をした。何事をするにも、人であり、バス運行依頼者は、時々抜き打ちに乗車し、調査する必要を感じました。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
早朝の増便につきましては、現在1コースにつき1台の車両で時間いっぱい運行しており困難です。日曜日・祝日につきましても、需用と運行にかかる経費を勘案すると、増便は困難です。
その他、ご指摘をいただきました運転手の対応等につきましては、運行業務委託先の運行管理者と運転手にすべて伝え、あらためて、安全運行に徹するとともに、市民の皆様に気持ちよくご乗車いただけるよう努めることを指示いたしました。

イタチの捕獲について

Q 16時32分ごろイタチと思われる動物が1匹家の前にある用水路沿いを川方面に歩いていたのを見ました。(洗濯物を入れている最中に2階から見えました)
野良犬がいるわけではないし、猫と感じなかったのでイタチかなと。
以前イタチをみたのは4年位前で、中主辺りで散歩中で見てそれ以後見かけなかったのですが。これらは日本のイタチではなくチョウセンイタチ(外来種)なのでしょうか?
いろんな病気とかもってそうなので散歩中に見かけても近づかない様にはしていますが、市民が捕獲をするのはやっぱり危険でしょうか? 

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
国内に生息する主なイタチの種類は、ニホンイタチ及びチョウセンイタチであり、ニホンイタチは山地や山里に生息しているのに対し、チョウセンイタチは人家またはその周辺に生息しており、見かけられたイタチは、おそらくチョウセンイタチと考えられます。
これらのイタチは肉食性で、農作物に被害を与えることはなく、ネズミやモグラ、昆虫等を捕食しており、むしろ益獣とも考えられており、鳥獣保護法ではイタチ類のメスは狩猟禁止であり、オスを狩猟するときも同法に基づく狩猟許可が必要となります。また、イタチから人間へ危害を加えることはほとんどないと考えられており、イタチから人への目立った感染症も確認されていません。
市では、狂犬病のおそれのある野犬や、生態系を乱すおそれのあるアライグマ等の特定外来生物は捕獲の対象としていますが、イタチについては前記の理由により捕獲の対象としていません。
もし、何らかの理由で弱っているイタチがいた場合は、一般の方が素手で捕獲、接触等されると危険ですので、市へご連絡いただければ傷病野生生物として保護し、専門の獣医師に治療してもらうこととしています。

全国学力テストに向けた対応について

Q いつもご返事をいただきありがとうございます。
これまで、市内の児童・生徒の学力についての愚見を提出しましたが、私が想像する以上に、他府県、学校等の熱心な取り組み、また、社会の動きが速く、先月29日に文部科学省では来年度から市町の教育委員会の判断で市町別のみならず、学校別成績を公表できることを発表されました。
県内では昨年度のテストの市町別・学校別の結果は公表されていません。県は大半の科目で全国平均を大きく下回る状況が続いており、学力テストを指標の一つとして、来年度から5ヵ年の教育振興基本計画を策定しています。
4月22日の学力テストに備え、本市の児童・生徒が取り残されないよう、保護者等に心配、落胆、不安にさせないよう、また、自信、希望や安心・安堵を与えるよう、早急な対応に期待しています。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
学力の向上は大切ですが、基本は、子どもたちの健全な成長です。本人はもとより保護者の願いを実現するために、日々の授業改善や家庭学習への支援、あるいは、子どもたちの基本的生活習慣の確立等に向けた指導や支援、これらに関する保護者への啓発等に努めています。
全国学力・学習状況調査については、単に、平均正答率などの数値に一喜一憂することなく、調査の趣旨や目的に則り、多方面から分析を行い、子どもたちへの教育指導の充実や学習状況の改善に今後も役立てていきます。

琵琶湖岸沿い(さざなみ街道沿い)の景観について

Q さざなみ街道沿いの景観なんですが、これを乱すような明らかに違法な営業をされている建設業の方がおられますが認識されてますか?容認もしくは黙認ではないと願います。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
ご意見をいただきましたさざなみ街道沿いは、良好な景観の形成を図るため、特に必要があると認める重点地区として、「琵琶湖景観形成地区」及び「琵琶湖景観形成特別地区」に指定し、野洲市景観計画に定めています。
この景観計画では、当地区内において建築物や工作物の新築・増築等や一定の行為を行う際の形態・意匠・色彩・緑化措置等の基準を定めており、一定の規模以上の行為を行う際は、基準に適合した届出が必要となります。そして、必要に応じて、良好な景観の形成に努めていただくよう、個別の指導・助言を行っています。
ご指摘の件につきましては、該当する物件あるいは行為の所在や状況等が不明であるとともに、景観計画に定める基準に関連する内容のものであるかどうかも判断できませんので、詳細をお教えいただければ、一層の調査をいたします。

コミュニティバスの運転手について

Q 市長への手紙を送信し、その確認の連絡もあり、その時、相手方が「書面を見れば発信人が特定され、何か起こるのではないか」と伝えておきましたが、やっぱりしっぺ返しが、本日16日のコミュニティバスを下車する時、私は目が悪いため、お金の見分けが付かないため、運転手に対して、手の平にガバッと小銭を出す。運転手はお金に触れることができないため、「回数券で支払ってほしい」と正論を話された。回数券の日頃の管理は大変なので、私には難しいです。タクシー・コンビニ・スーパーでは、小銭が必要な場合、私がいつも持ち歩いている小銭袋を相手方に渡し、その袋から必要金額を支払っています。私も、相手方も文句を聴きません。野洲市の生活安全課にもお伝えした通り、今まで通りの配慮をお願いします。そして、必ず書面にて回答下さいますよう宜しくお願いします。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
運行業務委託先の運行管理者に確認したところ、バス業界では他の乗客から不正の誤解を受けないよう、お客様と直接金銭を受け渡しすることは好ましくない行為とされており、運転手は以前からお客様が手のひらに出された小銭の中から必要な金額を選び取るという手段を気にしていたようです。そのため、ご協力いただけるのであれば、回数券のご使用をお願いしたいとお声かけをしたとのことでした。
その後、市の担当職員がお電話をさせていただき、あらためて回数券の管理が難しいとのことを確認しましたので、その旨を運行管理者に伝え、これまでと同様、現金でお支払いいただく際に、運転手がお手伝いするよう指示いたしました。

市長への手紙について

Q 市長への手紙は1,000文字までしか、入力できないため、もっと書き込みたくても入力できません。それに対して、この代表メールアドレスでの市長への手紙は10,000文字入力できる上に、写真の添付もできる。市長への手紙も代表メールアドレスみたいに多く入力できるようにしてほしいです。あと、今回市長への手紙で、「野洲市コミュニティバスについて」を送信しましたが、3回とも何故か送信できませんでした。原因を調べて下さい。書面にて回答下さいますよう宜しくお願いします。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
「市長への手紙」の専用メールフォームでは、ご意見等を入力いただく際の字数制限は設定していません。
写真データの添付につきましては、専用メールフォーム内に添付機能を設定するまでの必要性はないと考えています。写真データをお送りいただく場合は、一般のメール送信等の専用ソフトウエアにより、市の代表メールアドレスまでお願いします。
また、専用メールフォームによる送信が不能であったとのことですが、担当職員がいくつかの環境で試送信を行いましたが、問題なく送信できたとのことです。また、送信いただいていた当日は、更新作業や点検作業等によるシステムの停止等も行っておらず、市では送信不能の原因は不明でした。
なお、「市長への手紙」は、市民の皆様と私との「顔の見えるコミュニケーション」を図る趣旨で行っているもので、いただいたご意見等に対しましては、誠意をもって回答しています。したがいまして、上記のように、ご意見をいただくにあたり、字数制限は設けていませんが、できる限り簡潔明瞭なご意見等となるようご協力をお願いします。

コミュニティバスの停留所について

Q 時々、コミュニティバスに乗っていると、南桜のバス停から野洲駅方面に乗られるお年寄りの方のお話に「ごもっとも」と想うことがあります。「反対側には、屋根付きのベンチがありますが、野洲駅方面へのバス停には屋根も無ければ、ベンチもない。夏は暑く、冬は寒い。バスに乗るには、5~10分前にバス停に行かねばならないので、バスを待っている間が大変つらい!雨の日は、バスの乗り口に水溜まりができ、これもつらいことである」と乗客同士で会話が交わされる。以上のことは、南桜バス停に限らないのでなかろうか?乗客の立場になって、市内を調査してみて下さい。必要に応じ、バス停を移動させても、改善してあげて下さい。変わったバス停では、野洲病院前の野洲駅方面行きのバス停は歩道に上手くたてています。一度、検討して下さるよう宜しくお願いします。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
市では、コミュニティバスの停留所自体の設置は行っていますが、ベンチや屋根等の設置までは行っていません。民間のバス会社の路線と重なる場合はバス会社が設置されているものを共用させていただいています。その他といたしましては、自治会や有志の寄贈で設置及び維持管理をしていただいているのが現状です。
停留所の施設が十分でないことについてはご不便をおかけしていますが、コミュニティバスの運行等には、運賃収入等を差し引きしても年間約3千万円(平成24年度実績)の経費がかかっており、先ずは市民の皆さんの移動手段を確保することを優先しているため、現時点ではこれ以上の負担は困難です。

駅南口における新病院建設について

Q 広報等に見る限り建設検討委員会から建設に向けての基本構想委員会に移行されて、いよいよ駅前建設に突き進んでいる段階であることを心配している者です。
市民医療にとって病院は無いより有る方が良いということは言うまでもないことです。そこで私なりに問題を整理して考えたいと思います。

Q1.今日まで市税から大変な額の貸付金で支援しているのに関わらず野洲病院の経営がなぜ成り立たないのか=経営努力もあるかもしれない、5万人の人口では総合病院としての経営に必要な利用者が無い。総合病院としての医療設備、医療技術、立地環境、駐車場等々。これらに勝った近隣の医療機関へ行くのは当然。(私は軽度の医療が必要な時は野洲病院を利用しますが)

Q2.今日まで垂れ流し的に市民の税金を貸し付けて、結果回収できないと思うが、この責任は誰がどのように取るのだろう。(勿論市民の医療確保の為には税の持ち出しはあってよいと思うが、その額による)

Q3.何故駅前に建設なのか?以前の広報紙で「市が責任を持って提案できるのは駅前での建設」とありましたが、この場合の責任とは誰ですか?市長ですか、職員ですか、いいえ、市民一人ひとり納税者がその責を負うことになるのは言うまでもありません。

Q4.駅前の一等地に病院を建設した場合、その運営に行き詰ったとき病院という建築物は他に何にも転用出来ません。更地にしても病院の跡地というものは、勿論住宅用地としては売却も困難。(現野洲病院然りと思う)公共施設その他の用途にしか利用できません。そんな事になった場合財政は破綻しないのでしょうか?北海道の夕張市の様に成りはしないか?市の公共料金は高騰し、福祉は後退し、税負担は耐えられないほど重税となり、夕張市の様に市民は耐え切れず市外へ流出し、町は今よりも寂れてしまう。わたくし個人としては深刻に心配しています。

Q5.駅前に建設理由として、医療スタッフの確保のし易さ、市外からのJRでの利用者の期待、市民の利用者の交通の利便性。多くの理由はこのような事だと思いますが。

Q6.次に今日までの検討委員会なり構想委員会など委員会は平日の日中に開催されていて若い人たちの意見を十分に吸収されていないのではないか?積極的に聴こうという機会や姿勢が不十分であったという印象を持ちます。若い年齢層の人たちはもっと違った方向性の、活力に満ちた街づくりを期待し提案されると思いますが。

Q7.求職をする時通勤の利便性だけで選ぶでしょうか?その企業の堅実性や将来性、待遇ややり甲斐等で先ず選びます。医療スタッフにしてもその選択条件は、待遇条件や快適な医療現場、十分に医療技術が発揮できるか、などであって、相当な遠隔地で無い限り、通勤の利便性のみでは選択されないと思いますが如何ですか?

Q8.市外からの利用者にしても、近隣市にそれぞれ充実した総合病院が有って、そこを利用しないで迄して利用してもらえる程の、医療技術者の招聘や他の病院に勝る医療機器、医療設備が出来るのでしょうか?肝心の野洲市民は殆どJRは利用しません。

Q9.市内利用者の交通の利便性=駅前に有ることが便利では無くて、離れていても建設場所によって車と路線バス、市の循環バス路線の病院経由を検討することによって現行ガラガラの乗車率も上がり、便数も増便出来、工夫次第で利便性も確保できる方法があると思えますが?

Q10.病院て何だろう=先ず患者。病める者が如何に癒され、心身ともに健康を回復できるか。その為に医療、設備以外に病める者にとって必要なことは立地周辺環境も大いに考慮されて、ましてや入院患者にとって病院周辺でも安心して、きれいな空気を吸い、安全に散歩したり心落ち着けて回復への意欲をもってもらえる立地環境こそ適した場所があって。その意味において駅前というのは適地とは思えません。
野洲市は今、町(特に駅周辺)に活気と賑わいのある町を課題としているのでは有りませんか=駅前に病院建設というのはその課題と整合性が有るとは思えません。健康で活き活きとし人々(ばかりではありませんが)が集まり賑わいとなり、活気となり自ずと地元企業、商業人も意欲が湧き盛んな活気となるのではないでしょうか。

今日までの経過でひたすら病院建設、しかも駅前の一等地にと突き進んでいますが、絶対的な成功の根拠と裏づけ確信が有る場合で無い限り、個人であっても失敗すれば生活が土台からひっくり返る様なことはしないと思います。また家族が「いいんじゃないの」と言っても家長たるものその事に一抹の懸念を持ったときには英断を持って思いとどまる事もします。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。
新病院整備の検討につきましては、野洲病院からの提案以降、約2年間にわたり市民代表をはじめ医師会の代表や医療の専門家などにより検討いただき、市として整備の方向性を明らかにしました。しかし、一層の慎重を期するために、約半年間検討を凍結し、改めて、公開討論会、市民懇談会などを開催して直接市民のご意見をお聞きした結果、野洲駅前に病院を整備するための構想策定予算を市議会に提案し、議決を得て現在に至っています。
今回いただいたご意見等は、これまでの議会審議や公開討論会、市民懇談会などでのご意見などと重なり、既にお答えしたものが大半ですが、改めて順次お答えします。

Q1について

民間病院である野洲病院に対しては、昭和60年から多額の支援を継続してきています。既に明らかにしていますように、ご指摘の「貸付金」だけでなく、毎年1億数千万円の補助金、用地の無償貸与とその土地への約8億8千万円の根抵当権設定、当初21億円の民間からの借り入れに対する損失補償などです。
「支援しているのに」「経営が成り立たない」とのご指摘ですが、「経営が成り立たない」から「財政」支援が行われてきましたが、専門的合理的な「経営」支援がなされず、町長や議員が大挙して理事に長年経営に参画するなど逆のことがなされてきた結果が今日に至っていることが明らかになってきたと考えています。人口規模、医療圏、ニーズ等と運営見込みについては既に調査検討結果で明らかにしています。

Q2について

野洲病院への「貸付金」は、議会の議決を経て行われたものです。

Q3について

先にも述べましたとおり、議会審議、検討会、公開討論会、市民懇談会などでの検討と手続きを踏まえて野洲駅前に病院を整備するための構想策定予算を市議会に提案し、議決を得て現在に至っています。
野洲駅前である理由は、主に、路線バス、コミュニティバス、タクシー、JRなど既存の公共交通機関が利用でき、市民の利用と医療スタッフの確保にも有利であることと、郊外であれば、近隣市の病院を利用していただくことで足りるとの2点です。

Q4について

これから整備予定の病院の跡地利用の検討まで必要かどうかとは思いますが、いずれにしても、病院跡地が住宅用地として売却が困難というご意見の趣旨は理解できません。土地は立地条件など機能によって価値が決まるものです。もし、お考えが病院に対する忌避意識からくるものであれば、土地差別につながるものと考えます。在宅看取りの推奨にも反する考え方です。

Q5について

野洲駅南口市有地の病院整備は、ご指摘の交通の利便性に加え、市民の健康づくり、市民が憩えて安心できる市民生活の拠点づくりを進めるなど、様々な観点から野洲駅南口市有地としたものであります。郊外に立地するのであれば、近隣市にある総合病院を利用していただくことで足りるものと考えます。

Q6について

市が設置した検討会とは別に、今日まで市民懇談会や公開討論会、まちづくり井戸端座談会など平日の昼間に3回、夜に5回、休日の昼間に5回開催し、私も全てに出席し、若い方も含め広くご意見をお聞きしてきました。また、会議の結果も市の広報紙でその都度お知らせしています。さらに、市長への手紙でも多くご意見をいただき、誠実にお答するとともに、全て公開してきました。

Q7について

良い医療スタッフを集めるには、良い雇用条件や魅力ある職場環境が大切であり、通勤の利便性があればより一層良い条件になると考えます。

Q8について

まずは市民のための病院ですが、駅前であれば、市民にとっても通勤、通学、買い物等でJRを利用する市民は大勢おられ、便利さは高まると考えます。1年後にJR篠原駅の橋上駅化など整備が完了し、この面でも市民の便利さは増します。さらに、他市からも便利の良い野洲駅前の病院は魅力が高く、稼働率の向上と病院及び周辺の活性化に役立つと考えます。

Q9について

大半の市民に利便性が高い、野洲駅前に土地が確保できるのに、わざわざ郊外に立地してコミュニティバスの乗車率を上げるというご提案が理解できません。
コミュニティバスは、年間5万人以上の方にご利用いただいておりますが、駅前に病院ができれば有効な交通手段となります。郊外に病院を建設した場合、新たに路線を設けるため多額の費用負担が生じることとなります。

Q10について

病院はできるだけ短期に病気を集中して治すところです。治療後は早期に退院し、その後は病診連携のもと開業医や通院による治療に移ります。利用面でも入院よりも通院が多く、交通の便利さが重要です。環境面でも、野洲駅周辺を含め町全体の環境と景観を良くしていく取組みが大切です。野洲駅南口は景観計画の重点区域と位置付けており、景観に配慮した街並みとなるよう検討しています。

最後になりましたが、新病院整備に様々なご心配をいただいておりますが、一旦検討を凍結した際には、慎重すぎるのではないかとのご意見もいただくほど、丁寧に段階を踏んで進めています。
まちづくりの議論ですので、匿名でなく、記名でご意見をいただければ、一層的確にお答えできると思います。

ワンストップ窓口と市民生活相談課職員の対応について

Q ワンストップ窓口先進市と評価された件
先12月13日付け某紙面に野洲市民として大変誇りに思える記事が掲載されました。
「親身な相談 つないだ命」との見出しで、生活困窮者自立支援法が、2015年に自治体に義務付けられる前にわが野洲市では、全国に先駆け2006年4月に生活が苦しい人の相談にワンストップで対応する相談室が設けられ、今年4月に課に昇格した。(この様な相談室が庁舎内に有ることは知りませんでした)
記事によると、市内に住まわれる男性が生活の困窮から自殺を図られ、担当の相談員男女2名が男性宅に急行し、間一髪のところ間に合った。「この男性を自宅で一人にするわけにはいかない」と親類宅を訪ね歩き、男性の落ち着きどころを見つけ、生活保護の利用を勧め、さらに庁内に派遣されているハローワークの職員(不勉強でこの事も知りませんでした)につなげ、新たな就職先も見つけられ、現在生活しておられるとのこと。生活相談室~必要の担当課~ハローワークへと、心が折れてどの様に対処してよいのか分からない、その気力すらないような人が、最初の相談窓口に行けばその人に必要な担当課に職員がそれぞれ、それこそワンストップでつないでお一人の尊い命、野洲市民を救って下さった。対応された2名の担当職員の市民に対するやさしさ、「この人を助けたい」という切なる思い。指導されている長、この記事を目にして涙が出んばかりに嬉しかった。ありがとうございます。職員に対する批判も有るかもしれませんが、こんなに素晴らしい職員が居てくださり、全国に先駆け、しかもこの制度において先進市と評価されたことを大いに誇りと致します。
「あと一歩のおせっかいができるか、やる気と覚悟があれば」と生活相談課の専門員が言われるように、今後とも生活弱者に寄り添っていただいて、どの市民もが安心して生活できる市であるために益々の行政活動を期待しております。
職員さんありがとう。

A 「市長への手紙」をいただきありがとうございます。
本件は、生活困窮者の支援に取り組むモデル事業を実施している野洲市が取材を受け、これまでの取り組みを含め先進事例として新聞報道されたものです。記事にありますように市民生活相談課職員や関係者の対応により、間一髪のところで間に合い、生活再建までなされた相談事例です。
市職員は市民の皆さまのお力になれるよう、様々な部署で全力をあげて職務に取り組んでいます。今回のように先進事例として報道されるものもありますし、市民の皆様からは直接見えない部分で頑張っている職員もおります。今回のように仕事がよい結果を生み、さらに感謝のお言葉をいただいたことは、職員に達成感を与え、意欲を持って仕事に取り組む原動力となります。
お手紙の趣旨は職員本人・所属長に伝えました。
今後も市民の皆様に信頼される職員の育成とサービスの提供に努めてまいります。

路上駐車への対応について・道路の中央線等の表示について

Q はじめてお手紙を書きます。市長さんはじめ職員みなさまには日頃から市民のためにご苦労様です。さざなみホールから分庁舎間の道路ですがアパートの住民の違法駐車で危険な事になんどかあっています。横断歩道手前の駐車もあり歩行者の確認が遅れ危険な事もあり駐車禁止違反の摘発出来る看板の設置をお願いします。また、この道路は側線から歩道までが広く道路幅があり駐車もしやすい、また中央線、側線が消えて夜の車からは見づらく大変危険です。大きな事故の起きない間に対処お願い致します。

A このたびは、メールによりご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘の市道乙窪比留田線の横断歩道手前の駐車車両につきましては、法定の駐車禁止違反となりますので、中里駐在所に指導取締りを要望し、今後、より一層強化するとのことでした。
また、当市道につきましては、平成24年度より舗装の改良工事を実施しており、本年度はフレンドマートから北部合同庁舎前までを予定しています。今後もさざなみホールまでを計画的に整備する予定であり、その際には、中央帯を設け、路側部分を1メートル以内に狭め、車が駐車できないように改良したいと考えています。

お問い合わせ
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200
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