現在の位置

市長へのご意見・ご提案(平成23年9月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱など)の広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと市長および担当課がすべて目を通し、回答しています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約(不掲載もあり)しています。

コミュニティーバスについて

(写真)コミュニティバス

Q 野洲市コミュニティバスについてお願いがあります。月に何度か、買い物のために利用させていただいています。最近は運転手さんがとても親切で、気持ちがいいなあと感じています。たコミュニティバスだ、ひとつ困っていることがあります。私は、内臓の疾患で身体障がい者であり、車の運転ができません。買い物は自転車で行きますが、雨の日などはコミュニティバスを利用します。バスは10人ほどしか乗れず、高齢者の方ばかりで、雨の日などは乗れないこともあります。外見では、四十代の元気そうな者がバスになど乗らなくても…と思われているようで、冷たい視線をいつも感じながら乗っています。先日も、アルプラザ前でバスに乗ろうとしたのですが、高齢者の方がたくさん待っておられていっぱいになり、荷物を抱えて雨の中30分以上かけて歩いて帰りました。高齢者の方が利用しやすいのは良いことだとは思いますが、私のような者でも気軽に利用できるように、もう少し大きなバスにするとか、運行回数を増やすとか(雨の日だけでも)できないものでしょうか?
財政的な問題があることは充分理解しているつもりですが、自家用車が利用出来ない、あまり目立たない私のような少数の弱者にとって、コミュニティバスは重要な移動手段です。どうかご検討ください。よろしくお願いいたします。

A 「市長へのメール」によりご意見をいただきありがとうございます。また、いつも野洲市コミュニティバスを利用いただきありがとうございます。
はじめに、雨の日などにバスが満員で乗っていただくことができないことについて、心よりお詫び申し上げます。
市のコミュニティバスは、お年寄りの方や障がいをお持ちの方はもちろんのこと、地域交通の確保を図るためにも広く市民の皆さまにご利用いただきたいと考えています。昨年4月に「野洲市コミュニティバスおのりやす」として新たにスタートして以降、同様にバスの大型化や増便についてご要望いただいております。しかし、バスを大型車両に変更することは、集落内への進入が困難となることもありますので、平成24年度からは、増便又は新規路線の開設等を検討し、ご意見にあるような問題の解決と、便利さの向上に努めたいと考えています。

2011年9月受付/担当課:生活安全課

三上小学校前交差点について

Q 昔の状態、点滅信号に変えればよい。その当時の事故率を調べて検討する価値あり。子供たちの横断は、押しボタンでやっていた。今の感応式ではだめですよ。昔の押しボタン式点滅信号ですよ。

(写真)三上小学校前交差点

A 市長へのメールをいただきありがとうございます。

ご指摘の三上小学校前信号交差点の信号機につきましては、地元三上区からの強い要望により、平成5年にそれまでの押しボタン式信号機が定周期信号機に変わりました。さらに、2005年には矢印信号機設置の強い要望があり、追加変更されたものです。
現在の信号機がこのような経過で設置されたものであり、また、所管が滋賀県公安委員会であることから、守山警察署へ押しボタン式に戻すことの可否を確認いたしましたが、元に戻すことは考えていないとの回答でありましたので報告します。

2011年9月受付/担当課:生活安全課

三上水源地について

Q 本年1月8日に6号水源地のポンプが突然停止し故障、完全に壊滅したと貴市職員より証言により確認しました。これは技術士の○○氏より指摘していたことが現実に起こったわけですが、5号水源地も近々壊れるであろうと報告を聞いています。
市長にお尋ねしたい。あなたは全ての順備書面、証拠に目を通されたのかと。
指摘されながら何もしなかったということが無いようにしていただきたいと思います。5号水源地の適正揚水量は200トン/日と聞いており、現在我が家の地下水は減水状態に入りつつあり、また枯渇する危険性が出てきました。一刻も早く善処願いたい。

A 「市長へのメール」によりご意見をありがとうございます。
ご意見につきましては、2011年7月13日に大津地方裁判所で下されました判決のとおりであると認識しています。
なお、全ての準備書面や証拠につきましては、市として確認をしています。

2011年9月受付/担当課:上下水道課

学校・園の給食における食物アレルギー対応について

Q 6月受付分にて一次回答として「食物アレルギーと診断されている児童・生徒に対し、個別の除去食または代替食等を提供させていただくことは、厳しい状況となっておりますが、状況の正確な把握、コストや運用面の問題を整理し、改めてご回答させていただきます。」とありました。
問題を整理しての改めての回答に期待をしておりましたが、9月7日付にて結論として、「コスト、運用面、食材の確保が難しく、豊かで食べやすい給食の提供ができないなどの問題点と、多様な教育問題、厳しい財政状況の現状から食物アレルギーに対応した個別給食の提供は困難である。」「症状が重い子どもは、各家庭で弁当を用意願う。」とあり、「実態調査の継続、万一のアレルギー症状の正しい対応について教職員に周知徹底する。」との回答がありました。
これを受けての疑問を次に示します。

  • 実態調査はなんのためにするのですか?困難を解決するためのものではないのですか?
  • 滋賀県下でも実際に対応している自治体があり、そこに野洲市関係者が見学・研修に行っています。どうして、その先に進めないのですか?
  • コスト、運用面の問題、財政の問題は最初から分かっております。回答によれば現状では困難とあります。では、いつを目処として実施になるのでしょうか?

以上、現状ではできないことは十分理解できますが、例えば3年後、5年後を目指して対応可能としたい。などの前向きな検討を期待します

A 市長へのメールにより、ご意見をいただきありがとうございます。
学校給食における食物アレルギー対応について、疑問点として示されたことに関してお答えいたします。
まず、食物アレルギー対応に関する実態調査については、現状把握のために行った調査であり、アレルギー対応食の提供を前提としたものではありません。
次に、アレルギー対応食の提供が難しいことについては、前回お答えしましたように、運用の面やコストの問題が大きいからです。このことは、実際に対応食を提供している他市の給食センターを訪ね、コストの規模やチェック体制のあり方、さらには調理の仕方や食材の確保について学ぶことで、問題の大きさを確認したところです。
最後に、ご要望にあるように、数年後をめどにアレルギー対応食の提供を実施することは、運用及びコスト面で課題が大きく、また、特別支援、学童保育の充実、子ども園整備、福祉医療の充実等の課題解決も重要であり、現状では見通しが立てにくいと考えています。
ただし、今後も実態把握に努めるとともに、アレルギー症状に対する正しい理解と対応について教職員に周知徹底していきますので、ご理解をいただきますようお願いします。

2011年9月受付/担当課:学校教育課

道路整備の促進について

Q 今、野洲駅前の土地を購入する件が話題になっていますが、その様な高額な予算を使うのであれば、是非、この野洲市内の道路の整備に予算を使って欲しい。野洲市民として恥ずかしい様な有様です。まるで、野洲市が経営破たんしているから、道路が途中の工事でやめていると、他の市町村の人は思うでしょう。
上屋の鉄橋しかり、中主町のアヤメ(マイアミ浜への道)しかり、近江八幡、守山、湖岸に通じる道の整備の方が先決だと思います。
野洲病院の移転についても莫大な費用がかかります。
今一度、道路の見直しと使われていない市の公共物を見直してそちらの有効利用をしていただきたいと切に思います。

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。
市内の道路については、ご指摘のとおり、多くの課題があると考えています。成熟社会のなかで、本来なら、今さら道路であるべきですが、まだまだ道路という実態であり、地域や土地所有者の協力を得ながら改善を進めています。道路は、市民の交通のためはもちろん、産業振興・物流、防災・災害対応、医療・救急など多面的な機能を持っている、重要な社会資本です。
まず、ご指摘の上屋地先の道路(跨線橋)整備は、滋賀県が事業主体となって進めているもので、確かにしばらくの間停滞していましたが、県への強い要望活動と所有者への協力依頼を市も行うことによって、平成24年度前半には暫定的に供用開始される予定となっていますのでご了解ください。また、竹生地先の県道整備や交差点改良、湖南幹線の暫定整備などもめどが立ちつつあります。これらによって、民間の取り組みも促進されつつあると考えています。
ご承知のとおり、道路整備を進めるためには、地域の皆さんの協力や地権者の方のご理解とご協力をいただくことが必要です。市としては、市民の皆さんに一層情報を提供すると共に、ご意見をいただきながら事業を進めてまいりますのでご理解とご協力お願いいたします。
次に、駅前のアサヒビール所有地の買取りにつきましては、昨年10月のアサヒビールからの提案を受けて、約半年間、市民参加で公開の検討を進めるとともに、議会でもご審議をいただき、
その結果、市民活動拠点施設用地として取得する方針を固め、先の9月議会で予算簿議決いただきました。
さらに、本市に病院が必要かどうかの問題については、専門家や市民代表等で構成よる委員会で検討しているところで、本年10月には一定の方向性を示す提言が提出される予定となっています。
市民の皆さんとともに課題と情報を共有しながら、現在策定・改定中の総合計画や景観制度をもとに、賑わいと安心、そして誇れるまちづくりを進めていきます。今後も、ご理解とご協力をお願いします。

2011年9月受付/担当課:道路河川課
 

駅前銭湯の存続について

Q 駅前の銭湯が7月で閉鎖され、非常に残念に思っております。私は駅前の銭湯が出来て以来、毎週欠かさず行き、一週間の疲れを癒し、時たま一杯飲むのを楽しみにしておりました。ここへは家族連れはもちろん、スポーツ少年団の子どもたち、野洲のシンボルである三上山を登山したハイカーたちも良く利用されていました。まさに、親子が、友人同士が裸で触れ合えるスキンシップの場であり、コミュニケーションの場であり、野洲のオアシスであったと思います。今、そのオアシスが無くなり、街の灯りが消えたような寂しさを感じております。
そこで、市長にお願いがあります。
是非駅前の銭湯を復活させてください。親子の笑顔、友人同士の語らい、そしてお湯のぬくもりと人と人とのぬくもりと、お店の賑わいと野洲の活気を取り戻してください。「ほほえみの湯」を核とした笑顔とぬくもりと活気に溢れた野洲のまちづくりをお願い致します。

A 市長へのメールにてご意見をいただきありがとうございます。
これまで○○様が、駅前の浴場を交流やふれあいの場として愛着をもたれていたというご意見は、貴重なものとして受け取らせていただきます。
しかし、この浴場は、アサヒビールが暫定利用として2001年から10年間と定めた上で設けられた施設です。そして、アサヒビールは、2010年7月に暫定利用以降は売却する方針を明らかにされ、同年10月に本市に対して買取りの打診をされました。また、本市が買取らない場合は、競売して他の者に売却するとの意向を固められた経緯があります。
アサヒビールからの提案は、土壌汚染がなく、使用収益を制約する権利が付着していない更地で市に売却するというものです。これを受けて本市は、買取可否の検討会議を公開で行い、市民の皆さんのご意見や議会での議論をいただきながら買取るかどうかの検討を進めてきました。
その結果、市が買い取って、ここに市民の皆さんが学び、集い、憩える空間として利用できる市民活動拠点施設を設ける方向で意見が集約されました。このような公共空間が整備されれば、民間開発も促進され、賑わいづくりにつながるのではないかと考えています。整備の時期は、現在取り組んでいる学校の耐震化、クリーンセンターの建替など、市民生活に大きく影響する施設整備の目途をつけた後となり、現時点では平成28年以降になる見込みです。具体的な施設の規模や機能については、今後、市民の皆さんや議会の意見を受けて検討いたしますのでご理解ご協力をお願いします。

2011年9月受付/担当課:企画調整課

市民交流センターについて

Q 市民交流センターへの意見
匿名で失礼します。市民交流の場として、旧有隣館から市民交流センターと称し新しくスタートされたわけですが、職員の不祥事にはじまり、いろいろと細かな問題が見え隠れしているように思います。
野洲・守山線沿いの大駐車場の件ですが、一台の車も止められておりません。今後はどういった目的でお使いになるのでしょうか。近隣住民からも不評の声が出ております。センター共々、有意義な利用法を検討いただきたいです。
職員さん方も、あらゆる方向でがんばってくださっていることは、市民にとって大変ありがたいことです。が今年になってからというもの、深夜まで電気がついている日があり気になっています。今までにはなかったことです。深夜の残業が必要なほどの施設だとも思えません。
野洲市の経済情勢は、厳しく何かと節約されていることなども広報等で拝見しております。今一度、確認いただいて必要なら、職員配属もいたしかたないのではないでしょうか。些細なことですが、日々きになることを、ご意見させていただきました。
旧有隣館の機能は残しつつ開かれた市民の交流の場となるよう宜しくお願いします。

A お手紙をいただきありがとうございます。
ご指摘の駐車場は、ご存知いただいていることと思いますが、有隣館の建設用地として私の就任前に、農地転用、遺跡調査等も終わり、次年度から建物を建てるべく、実質的な取得手続きがなされ、建物設計も進められていた土地です。当然、各段階の議会手続きもとられていました。
当時新聞報道もなされていますし、議会でも議論されていますので、これにつきましてもご存知と思いますが、簡単に経緯を説明いたします。
2008年の秋には、建物の実施設計も進捗し最終段階に入っていました。現行の建物の2倍近い床面積で、建設費だけでも4億円を超え、年間維持管理費も、同様に2倍近い約1,100万円という巨額なものでした。同和問題の速やかな解決を図る段階であることや至近距離に中里、兵主と2箇所コミセンが新築されたばかりの中で、この第3のコミセンとも言うべき施設が必要かどうか大いに疑問に思い、早速庁内での再検討を始めました。しかし、土地を実質的に確保しており、そこでの建設を前提に国、県の補助金の内諾も得ており、ましてや設計も進んでいる中で、事業を止めることは不可能というのが幹部も含めて担当職員の一致した意見でした。しかし私としては、納得できなかったので、年末から年始にかけて何度か地域の方々、特に役員さんと直接膝を交えてお話しをして、現在の状態となりました。
その考え方は、次のとおりです。
先ず、地域の主張は次のとおりでした。

  1. 老朽化して耐震強度の足りない有隣館の速やかな建て替えは、旧中主町時代に行政と約束されている。
  2. 合併後は、当然コミセンに優先して建て替えられる約束であったが、無視されてきて、漸く建設が進みつつある。
  3. 約束は譲るわけには行かないが、計画されている場所での大規模な施設計画は基本的には市からの提案であり、市の多大な財政負担を望んでいるものではない。約束実現という範囲内であれば、市長提案を受け入れる余地はある。

 

以上の結果、最終的には、地域の意向を尊重して当初の土地ではなく、現行建物の隣接地に、旧の集会所を除去するという効果的な手法で、現行建物と同規模のものを建設することになりました。全体の建設費は、約1/2となるとともに、当初計画は補助対象外の拡張分が多かったため、見直しによって国・県の補助率が結果的に高まり、市の実質負担額は1/3以下となりました。また、維持管理費も約550万円となりました。
このような政策転換の経緯から、ご指摘の土地については、農地に戻すことも不可能であるため、基本的には市民交流センターの駐車場として整備し使用しています。しかし、オープン後、この半年間の駐車以外での利用頻度が低いのも事実でありますので、今後は、施設全てにおいて、市民の皆様方に、気軽に利用していただけるような工夫と、周知をしていきたいと考えております。
次に当センターについて、「深夜の残業が必要なほどの施設ではない」とご指摘いただいておりますが、以前から担当職員が自主活動学級の指導や地域の教育推進協議会(つくし会)の運営、ふれあい文化祭等の企画などに携わり、深夜にわたる業務を行う事もありました。また、教育に関わる職務であるため、急な生活指導や生徒が帰宅してから相談等を行うこともあり、残業をせざるをえない状況があることもご理解いただき、今後は効率性とコストを考えながら、事業展開に努めてまいります。ご理解いただきますようお願いいたします。

2011年9月受付/担当課:市民交流センター

コミセンの避難所活用について

Q 以前にコミセンなかさとの避難所利用についての質問をした者です。野洲市として下記のような返答をされていますのでお尋ねします。その駆けつける「施設管理者」は昼夜どこでスタンバイされてますか?災害がおきたときにどの近隣住民より早く「駆けつけ」られるのでしょうか?
「防犯上の理由」であれば進入口4か所全て施錠すべきではないですか?
何故正門だけ施錠しないのですか?
勝手口を鍵かけて玄関は無防備って状態ですよね。
質問は以下の4点です。明確にご返答ください。

  1. 「昼夜に関わらず駆けつける施設管理者」の常駐地はどこか明確に開錠の所要時間まで。
  2. 「防犯上の理由」であればなぜ正門は施錠しないのか?
  3. この「市長へのメール」で多くの方が質問されていますが瞬時に届くメールで質問しているにも関わらず返答や野洲市HPでの公開に2ヶ月ほどかかるのは何故ですかか?民間企業では考えられないスピードですよ。民間なら担当者は解雇ですね。
  4. 無責任な返答しか返ってきません。返答文の下部に今までのような「 2011年7月受付/担当課:協働推進課 」などといった表記は止めて責任者の名前をはっきりと表記できないですか。
(写真)コミセンなかさと

A 市長へのメールにてご意見をいただきありがとうございます。
お問い合わせいただいております四点について、以下のとおりお答えいたします。

 1.施設管理者の常駐地及び開錠までの所要時間について
コミセンなかさとは、中里学区自治連合会を指定管理者として管理を委託しています。管理運営は自治連合会が雇用する事務局職員3名があたっており、緊急時には館長(自治連合会長)と職員が連携して対応いただくこととなっています。これら関係者は中里学区に居住され、連絡を受けた際には直ちに駆けつける体制となっておりますので、数分で駆けつけていただくことが可能です。
2.正門を施錠しないことについて
夜間利用者や緊急時は、道路に車を停めた状態で門扉を開錠することとなり、交通事故の危険が増すことから正門は施錠していません。
3.「市長へのメール」の公開までの所要日数について
「市長へのメール」は、市ホームページの入力フォームからお届けいただいておりますが、ここは「返信の有無」欄を設けており、返信を希望された方には、二週間以内を目途として回答をお送りしています。市ホームページの【市へのご意見・ご提案】のページは、即時に意見を交換する電子掲示板では無く、市政についてお気づきの点や、まちづくりについて考えておられること等のご意見・ご提案及びその回答について情報公開しているものです。
なお、各所属等でも直接相談をお受けしますのでお気軽に問い合わせ下さい。
4.回答の末尾記載事項について
上記の内容に関連しますが、回答を希望された際には基本的に問い合わせ先の部署を明示し、連絡先の電話番号等を記載しています。ホームページ上で公開している内容については、その内容がどの部署に係るものであるのか、いつ受け付けたものであるのかを明示しているものです。

2011年9月受付/担当課:協働推進課・広報秘書課

駅前民有地買取可否について

Q アサヒビール所有地の買取可否についてですが、私は買い取らず民間開発でマンションが建てられても良いと思います、野洲市は地理的に見ても京阪神へのベットタウン、駅前はマンション建設するのが妥当じゃないかと思います、野洲市に住んで40年に成りますが駅前に何か足らない、いつも思っていました「賑わい」です!買い取る、買い取らない場合どちらにしても問題はありますが、まずは人口を増やさないと商業も発展しない賑わない!近隣の市にどんどん置いていかれてる気がします。いろいろとお忙しいと思いますが、いち市民の意見として検討して頂けたら幸いです。宜しくお願いいたします。

A 市長へのメールにてご意見をいただきありがとうございます。
まちの賑わいと公共施設や基盤整備と見合った適正な人口増加は重要なことだと考えています。これまで、野洲市でこのことがうまく行ってなかったのは、ひとつには、市街化区域の拡充や道路整備・排水対策など土地政策と基盤整備が十分機能してこなかったという政策的な問題のためだったと考えています。市街化区域の面積比率は湖南4市の中で最低で、半分程度に止まっています。このため、一昨年度から市街化区域の拡充の手続きをはじめ、都市マスタープランの中で優先度が最も高い、野洲駅に近い市三宅・行畑・野洲地区の約17ヘクタールの拡充について、地域の理解と協力を得ながら、年明けには手続きが完了する予定で手続きを進めています。これにより、住宅や商業施設などの開発による人口増と賑わいづくりの促進も期待できるものと考えています。また、数十年来の懸案であった、竹生地先の市道整備と県道交差点の整備と改良のめどが立ったため、北野学区の竹生地先に約350戸の宅地開発が進みつつあり、人口増加が見込まれます。このため、新たな子ども園の整備と北野小学校の増築を検討しています。
次に、野洲駅前アサヒビール所有地の県につきましては、市の広報でお知らせしていますように、昨年10月、アサヒビールから土地の買取りを打診されて以来、市民の皆さんからご意見をいただきながら買取るかどうかの検討を約半年間進めてきました。検討会議は、開催日も広報でお知らせするなど、最大限公開方式で行い、買取る場合・買取らない場合を想定し、それぞれのメリット・デメリットを検証した上で買取るかどうかの議論を重ねてまいりました。また、別途、公開の市民懇談会も開催しました。その結果、広場も含め、市民の共同利用施設を前提として買取るべきであるとのご意見が大勢を占めました。これを受けて、議会に買い取り方針を提案し、ご審議を重ねていただいた結果、全議員から賛同を得ました。そして、本年9月議会において買取るための予算が可決されたところです。現在、市では、買い取り意向を前提にして、アサヒビールと買取り手続きの詳細を協議する段階にまで至っています。

2011年9月受付/担当課:企画調整課

学校給食について

(写真)給食

Q (地域SNS「やすまる」において、野洲市学校給食センターに対してコメント欄で以下の内容の質問があり、これに回答できていなかったことから、「市長へのメール」フォームに貼り付けていただき、連絡をいただきました。)

(Aさん)近頃、放射性物質に汚染された食材について話題になっていますが、給食センターでは食材の調達と調理の際、放射性物質に対しどのような取り組みをされていて、それはどのような形で公開されているのでしょうか?
特に地産地消では難しい食品に関して教えていただきたく思います。
チェルノブイリの事故当初、離れた地域でも食品によって内部被曝が進んだとききます。
日本という一つの流通網の中にある滋賀県ですので、食品汚染も決して他人事ではありません。
長野県松本市のように、野洲市でも給食による「内部被爆ゼロ」を掲げて、子供達を守れないものでしょうか。

(Bさん)私は市役所のホームページより、市長様へメールでお尋ねしたことがあります。
内部被曝ゼロの松本市についても触れたのですが、頂いたのは下記のような回答でした。
回答文書(一部転記)には、「現在使用している食材のほとんどは中日本以西で生産された食材となっておりますが、野菜類の一部(全体の数パーセント)において東日本産を使用しております。厚生労働省において食品衛生法の観点から、当分の間、原子力委員会により示された“飲食物摂取制限に関する指標”を暫定規制値とし、これを上まわる食品については食用に供されることのないよう対応することを各自治体に通知されており、また、放射能汚染に対する暫定規制値の設定や品質管理について生産地の自治体等も厳しく指導し、規制値を超える食品が流通しないよう監視されておりますので、安全性につきましては確保されているものと判断します。」とのことでした。
日本の基準値は世界も驚く数値であるため、たとえ数パーセントであっても、毎日子供に食べさせることに不安は消えません。
私が市長様からご回答いただいたのは6月のことです。その際は、給食の食材についての産地公表は出来ないとのことでしたが、やはり難しいでしょうか?

A 市長へのメールにてご意見をいただきありがとうございます。
はじめに、地域SNS「やすまる」で市学校給食センターが掲載した給食献立のコメント欄で、貴重なご意見をいただきながら、長期間にわたってお答えができていなかったことにつきまして、申し訳ありませんでした。
市学校給食センターでは、子どもたちの食べている学校給食の献立を出来る限り早く、多くの市民の皆さまにお知らせすることを目的として「やすまる」を活用しています。双方向のやり取りが出来るシステムであるSNSを利用していますが、コメント欄によって、学校給食の考え方や方針等についてご意見を伺いお答えすることは行っておらず、今回のようなご意見は、市の広聴制度でお受けしお答えしています。このことについて説明が不足しておりましたので、これを機に注記を付けることなどにより改善を図ります。
さて、学校給食用食品の購入につきましては、国が定める「学校給食衛生管理基準」に基づき設置しました「野洲市学校給食物資選定委員会」各委員の意見を尊重し、食品選定に努めており、その事前準備として納入業者に対しましては予定産地や放射能汚染に関する検査結果等の提出を依頼し、安全性を確認するよう努めています。また、国の原子力災害対策特別措置法に基づく食品に関する指示の実績等により、学校給食では出荷制限等の対象となっている食材は使用しておりません。
産地公表につきましては、指名業者により物資選定時に予定産地が報告されていますが、天候や市場の状況により食材の産地が直前まで確定しませんことから、現在のところ事前に献立表への産地を明記する事は困難ですのでご理解をお願いします。
野洲市学校給食センターでは、これからも関係省庁のホームページ等で公表されている学校給食用食品の放射能汚染等に関する情報を収集することや、指名業者から提出された書類で安全性を確認することで、安心で安全な食材の確保に努めてまいりますのでご理解をお願いします。

2011年9月受付/担当課:学校給食センター
 

お問い合わせ
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200
メールフォームによるお問い合わせ