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市長へのご意見・ご提案(平成23年5月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱など)の広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと市長および担当課がすべて目を通し、回答しています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約(不掲載もあり)しています。

久野部跨線橋の歩道について

(写真)跨線橋歩道

Q 4月から北野幼稚園まで自転車に子どもを乗せて通うようになりました。 
ある日、子供を乗せながら自転車で久野部の信号を渡り、跨線橋の歩道を上がろうとした時、上から自転車で降りてこられたお婆さんとぶつかりそうになりました。
歩道脇にあった植木のせいで、上から降りてこられたお婆さんが見えなかったからです。
自転車に乗っても降りてくる相手が見えないほどの高い植木です。
徒歩で幼稚園に通う子どもの姿など見えるはずがありません。
雨の日や風の強い日などは視界不良の時はどうなっていたでしょうか?
ましてや自転車ではスピードがあります。
今まで、ぶつかった人がいなかったのでしょうか?
ケガをした人がいなかったのでしょうか???
幸いお互いにケガはありませんでしたが、一歩間違えば大ケガになっていたと思います。
早急な改善をお願いします。ケガをしてからでは遅いと思います。

A 市長へのメールにてご連絡いただきありがとうございます。
県道木部野洲線の久野部跨線橋の歩道につきまして、市としましても現地確認を行いました。ご指摘のとおり植栽により双方向からの通行者の確認がしにくい状況にあることから、道路管理者である滋賀県に対しまして、再三改善について要望を行ったところ、ようやく7月中旬を目途に植栽を剪定することにより、通行者に配慮するよう対策するとの回答がありましたので、ご報告させていただきます。
今後は、できるだけ速やかに対応ができるよう努めてまいります。

2011年5月受付/担当課:国県事業対策室

小学校での暴力行為について

Q この度、子どもが小学校に入学してうれしく日々送っていましたが、先週の夜に突然泣き出し、事情を聞きましたら 同じクラスの子どもにお腹や足を蹴られたと言いました。
何回もやられてる見たいで、今日学級参観とPTA総会があり担任に言いましたら、暫く様子を見ると話を濁されたみたいです。
他のクラスの児童は、トイレで首を絞められ水を頭から掛けられた様子です。(この児童は大人が見たり気配を感じたらおとなしくなるようです、この親も児童の行動が解ってる見たいです)
ここまで悪質な行動は犯罪ではないですか?
安心して子供を学校に行かせられません。
またケガ人などが出てからでは遅すぎると思いメール致しました
至急対応お願い致します
クラスの先生に言ってもすぐに対応しない様子ですので。 

A ご心配の連絡をいただきましてありがとうございます。
学校にご連絡いただいたにもかかわらず、ご期待に添うような対応がすぐに取られなかったことについて、誠に申しわけありません。
ご指摘をいただきました事案について、メールを受信した日に、教育委員会に問い合わせましたところ、早急に事実を確認するとともに、学校に対して指導を行い、被害を受けたお子さまや保護者様の立場になって適切な取り組みを進めていくとの報告を受けました。
安心してお子さまを学校へ送り出していただくため、今回の加害児童には深く反省と改善を促します。さらに、暴力や迷惑行為を許さない仲間づくりに向けて、改めて学校をあげた取り組みを促していきます。
すべての子どもたちにとって、安全で安心な学校生活を保障することは、学校教育の責務です。 今後も、児童生徒の問題行動に対しては、発達段階に則しつつも毅然とした態度で、かつ、迅速に対応することが大切であり、教育委員会を通じて各学校に改めて指導を行いますので、ご理解をいただきますようお願いします。 

駅前土地の買取について(1)

Q 野洲駅前開発の件
1.反対です。
2.購入すれば市民が税負担しなければならない。

(写真)野洲駅南口の現状

なぜなら
1.取得して経営して利益を出せる人材がいるとは思えない。オブザーバー連中もしかり。
2.経営とはリーダーが全財産をかけてビジネスを展開して責任をとることである。残念ながらそんな人は市長以下全職員の中には見当たらない。そんな人たちに無駄な税金を使われたくない(市長の任期はせいぜい8〜12年程度で、結果が出る前に退任では無責任そのもの)
3.マンションが建築され子どもが増えたって学校を増築したらいい。土地購入と比べてたらわずかな予算で済む。
4.オブザーバーらしき人が、今購入しなければ二度と手にはいらないとの説明するが、全くばかげている。マンションが建っても30年もすれば老朽化する。企業も倒産する。そのときにまた購入チャンスがでてくる。チャンスは30〜40年単位で物事をみなければならない。
5.野洲も20〜30年後にはすでに人口が減少しており、今より土地価額は下がっている可能性のほうが高い。今急いで高い買い物をする必要はさらさらない。
6.どうしても必要ならば、商工会メンバー等が出資者を募って買えばいい。出資者は必死で仕事をするはずです。(一方税金を投入した時点で誰も責任をとらない。今の世間の状況をみればわかる)
7.どうしても買うなら市長以下役職者は借入金の連帯保証人をすべき。また推進している商工会メンバー等も同様連帯保証人になるなら賛成するが、そんな連中がいるとは思えない。
8.採算ベースに乗るには長い期間が必要で、金の責任の取れない連中が税金を使うことは絶対反対である! 

A 市長へのメールにご意見をいただき、ありがとうございます。
まず、経営についてのご意見をいただきましたが、本来、企業と行政はその機能において共通する面と異なる面があるのではないかと考えています。企業は、利潤を追求し、結果として社会の発展に貢献していくものですが、行政は、計画的な社会資本整備、教育や福祉施策、あるいは秩序の維持など、公益性・公平性・平等性を基本として社会の発展に貢献してくものと考えています。したがいまして、行政サービスにおける利益は、料金収入などにとどまらず、その主体である市民が享受される教育、福祉、安全などが、まずは、主たる利益であると思います。もちろんそれらが、企業運営と同様、効率的、効果的に提供されるとことは当然重要です。
今回、アサヒビール所有地の買取可否を検討する中で、駅前を市民活動の拠点として位置付け、ホールを核とした施設整備を提案させていただきました。
ご承知のとおり、内部検討会議では、アサヒビール所有地を買い取らなかった場合、マンション開発の可能性が高いと予想されており、私も同様に考えています。マンション開発となった場合、想定される急激な児童の増加を受け入れるには、現在の野洲小学校の敷地は狭く、増築するにも余裕がないことから、新たな学校建設も検討しなければならないと考えています。学校を建てるとしても、一定規模のまとまった土地が必要となります。その場合、20億円以上の事業費が見込まれること、さらに野洲学区内で場所を選定することについても極めて難しい実情です。
これまでの市民の皆さんから出していただいたご意見・ご提案の多くは、駅前を市民活動の拠点として位置付けることに賛同いただいています。具体的な施設の機能や規模、整備の時期などについては買い取った場合の第二段階の検討課題となりますが、市民の皆さんが主体的に駅前のあり方について考えていただいているところです。
一方で、市の財政運営も厳しい状況ですあり、買取可否については財源の確保などを含め、公共政策として総合的な観点からの判断が必要と考えています。 

2011年5月受付/担当課:企画調整課

市役所駐車場について

Q ちょうど1 年前位に役場裏側駐車場について、表側のいつも濁っている汚い池を無くすなどして役場前に駐車場を整備してほしいとの手紙をした者です。市長がどのようなお考えなのか、ホームページや広報での回答を期待しておりましたが、匿名だったためか無視された非常に残念でした。
昨年申し上げた件今なおすれば良いのにと思っておりますが、今回改めて手紙をしたのはどうしても納得できないことがあるからです。
私が先日用事で役場前を通った時のこと、民営駐車場から役場の車が出てくるのを見ました。よくよく見ると、何台も役場の車らしき車両が止まっていました。この駐車場代は無料なのですか。市の財政が悪化したとのことで、中主の役場が無くなったり国民健康保険など各種値上げになったりと負担を強いられました。それなのに、役場はこのような所にお金を使って良いのですか。車を置くところがなければ、私の提案したことや、役場が所有する土地があるのではないのですか。無駄削減をするのではなかったのでしようか。

A 手紙によりご意見をいただきありがとうございます。
市長へのお手紙で回答が必要なものはすべて回答を作成し、住所とお名前が記されているものについてはご本人に、また、無記名のものについては、ホームページで回答をお届けしています。「1年前くらい前に手紙を出したがホームページ上で回答されていない」というご指摘を受けて調査を行ったところ、昨年4月28日に市役所玄関の通信箱で受け付けさせていただき、5月10日付けで回答を作成していました。匿名でしたので、同年6月4日に平成22年4月受付分としてホームページで公開いたしましたが、この際に、同じ通信箱で次に受け付けた「庁舎玄関の除草について」というご意見とその回答の内容を誤って掲示していました。いただいたご意見の表題を「市役所の玄関について」としたため、表題が類似し、その内容に矛盾がなかったことから、誤っていることに気づかずに掲示を続けていました。担当する職員のミスであり、ご迷惑をおかけし申し訳ございません。今回のご指摘を受けて、当該ページの修正を終えました。(前回のご意見と回答は下記リンクからご覧いただけます。)今後、このようなことが発生しないよう、部署内でのチェック機能の充実を指示しました。

市長へのご意見・ご提案(平成22年4月)

(写真)庁舎玄関

市役所正面の池や植栽については、ご指摘と同様、私も就任時から課題視しています。主なものとしては、
・正面玄関への導線が決まっていないため車が交差して危険なこと。
・玄関から駐車場に車を廻す場合に、再度公道に出なければならない場合があり、渋滞と危険を伴うこと。
・市道に待避線がないため、市役所へ入る車が流れを妨げ渋滞を起こすとともに、危険であること。 などです。
その上に、ご提案の駐車場の拡張の課題もあります。
この池や植栽は、約45年前に当時の野洲町建設業協会から寄付いただいたものですので、その了解も含め、工事費なども勘案して、制約の中での可能な限りの改善を図ってまいります。

公用車の駐車場を民間の駐車場から借り上げていることにつきましては、昨年5月、庁舎統合を行ったことにより、来庁者や職員および公用車が増加したことから、常時、来客者駐車場を100台分確保するため、民間から公用車駐車場として37台分を有料で借り上げています。
職員の駐車場利用を、通勤距離を従来からの二倍として制限する他、ノーマイカーデーの設定や未利用市有地を職員駐車場として活用するなどの工夫をしておりますが、それでもなお不足する駐車スペースを確保するために借り上げているものです。このための37台分の公用車駐車料月額185,000円は、庁舎統合による費用削減効果約1,400万円の中に当初から織り込んでいます。また、職員が民間駐車場を利用していた際には、駐車料の半額を通勤手当として支給しており、これが108台分360,850円(平成20年4月実績)、年間では400万円を超えているため、実質的には大幅な削減となっています。 

2011年5月受付 担当課:広報秘書課・総務課

軽自動車の減免について

Q 隣人に聞いて大変驚いています。私は野洲市へ数年前に越してきました。私は、身障者であり自動車を所有していて、前に住んでいた役場で身障者の減免について申請に行ったところ、「条件、等級的に対象とならない。独自の法律を使っているところ以外、全国的にほぼ同じ法律を使用し、条件等も通知によって決められている」と言われ、文書も見せてもらい仕方ないと納得しました。しかし、先日たまたま隣人から「野洲市は障がい者なら基準はないし、審査なんて何もない。一人の障がい者で軽と普通車の両方を免除されている人もいる」とのこと。本当のことですか。私は自動車とは違う障がい者制度を利用したことがあり確認したところ手帳に申請済とスタンプが押してありますよ。あまりにも手抜きな仕事ぶりではないですか。野洲市では他と違う法律なのですか。もしそうなら、なぜもっと詳しい情報提供をしないのですか。また、その方は「農業に使う車でも減免する」とも言っていました。障がいとどんな関係があるのか全く理解できません。
ともかく、隣人が減免ならば私も野洲市へ来てからの数年分は免除となる権利があると思うのですがどうですか。
 

A 障がい者の軽自動車税の減免の扱いにつきましては、ご指摘のように課題があると考えています。野洲市では、他市町村のような基準を設けず、障がい者手帳をお持ちの方、又は障がい者の方を常時介護される生計を一にされる方が所有される軽自動車税は、税負担の軽減を目的として申請に基づき減免しています。制度の趣旨が拡大して適用される結果となっている恐れがあるのではないかと考えていますが、この基準で長年運用されているため、制度を利用しておられる当事者の方々と丁寧な協議をしたうえで、出来るだけ早く適正化したいと考えています。
また、申請の手続きについては、減免申請書に運転される方の運転免許証の写しと、該当の方の障がい者手帳等の写しを添付していただき、受付時に普通自動車との重複の申請がないかを申請者に確認しており、「広報やす」にも減免の適用について、障がい者1人につき軽自動車と普通自動車どちらか1台であることを周知しています。ご指摘の「1人の障がい者で軽と普通車の両方を免除されて人もいる」については承知しておりませんが、今後、先の基準の見直しとあわせ、手続き面でもより公正に運用していくために受付時の手順を改善してまいります。
なお、制度の周知については、毎年4月1日号の「広報やす」と、納税通知書の裏面にお知らせしています。減免の申請は納期限の7日前までに申請をしていただく必要があり、その期日を過ぎてしまいますと減免することができません。従いまして、お申出いただいている過去の分の軽自動車税につきましては、遡って減免することができませんのでご理解いただきますようお願いします。

2011年5月受付/担当課:税務課

野洲川橋西詰交差点について

(写真)西詰交差点

Q 仕事で野洲から守山に車で通る道路の事でお願いしたいのですが・・・。
野洲川を越えて橋を渡りきったところの車の通行する量が朝夕大変多く、そこを自転車で通る学生さんや歩いている方が車をよけながら通っています。橋の上は歩道があるのですが、とたんに歩道が無くなり守山側のところには横断歩道があるのですが、とても渡れる様な状態ではなく、車の横をこっちから行くが、すれ違いながら走っていきます。こんな状態でよく大きな事故にならないなと常々思っております。 一度、朝夕のラッシュの時間にどの様な状態になっているかを目で確かめて頂きたいとも思います。ほんの朝夕の一時でありながら早く行く者(車)勝ちで、危なくて小学生をお持ちの親は子どもだけでの通行はさぞかし怖いと思います。
よろしくお願いします。 

A お手紙により、ご意見ありがとうございます。
県道小島野洲線を主体として、市道、野洲川の管理道である堤防とが複雑に交差した変則の五差路となっている野洲川大橋西詰の交差点は、交通量も多く、交通の錯綜状態となっており、特に朝夕を中心に渋滞が慢性化し、交差点は非常に危険な状態となっています。
市では、この問題の解決に向け、道路管理者である滋賀県に対し早期の課題解決を強く要望し、平成14年度から、滋賀県、滋賀県公安委員会、さらには野洲川の管理者である琵琶湖河川事務所と、交差点改良や信号機設置等について、協議・調整を図っています。
平成18年には、県において、琵琶湖河川事務所との間で県道の橋梁部分の拡幅等に係る事前協議が行われ、現行の橋梁では桁下の余裕高が無く、河川断面を侵していることを指摘されましたが、張出し歩道の設置等について、橋梁の構造計算上問題がなければ橋梁を上げるような作業までは必要ないとの回答を得ています。
この協議を受けて、平成19年度には、市道、堤防を含めた交差点一帯を改良するための概略設計が実施されました。また、この概略設計の段階で、滋賀県公安委員会との協議において、市道野洲川左岸線を通行止めにするようにとの意見も付されました。
これらにより、変則の五差路を四差路に変更する案で協議を重ね、平成21年度には用地地権者、沿道の事業者への状況説明を行いましたが、野洲川左岸線の通行止めに伴う沿線事業者の通行手段を確保するという新たな課題が明らかになり、その課題の解決に至らず、抜本的に見直すこととなり、現在に至っています。
このように、既存道路の多様な利害が絡む交差点改良工事であるため、その実施に今なお相当の時間を要しておりますが、通行者の安全確保については最優先の課題でありますので、交通量調査や社会実験を行いながら、一日も早い事業実施に向けて関係機関との協議・調整に努めておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

2011年5月受付/担当課:国県事業対策室

敬老祝金と長寿祝文について

(イラスト)お年寄り夫婦

Q 市長様には私達市民のため日夜職務にご精励され誠にご苦労さまでございます。さて小生、この度、米寿を迎えることができました。早速野洲市から敬老祝金と長寿のお祝文をいただき感謝申し上げます。
今後とも、私達高齢者の医療介護福祉に一層努めていただけるようお願い致します。

A 米寿を迎えられましたこと、心からお祝いを申し上げます。
敬老祝金の制度は、危機的な財政状況のなかで、金額は削減させていただきましたが、お金よりも心を優先して継続しています。88歳の方にはお祝い文を添えて、民生委員の方からお届けいただき、また100歳を迎えられた方には、私が直接お伺いして、お声をかけてお渡しさせていただいております。
野洲市が誕生した平成16 年10 月の本市の高齢化率は16.3%でしたが、平成23年4月末現在では19.9%にまで伸びており、いわゆる「団塊の世代」が高齢者の仲間入りをする平成27 年以降は、急激な高齢社会の進行が予想され、ますます重要となっていると考えています。
このため、市民の皆さんが出来るだけ健康で充実した生活を送っていただけるよう、介護の予防に重点を置くとともに、必要な介護サービスが提供でき、安心して暮らしていただけるように努めてまいります。特に、高齢者が住み慣れた地域でいきいきと暮らしていけるよう、保健・医療と福祉が連携した取り組みを進めてまいります。
また、ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯の増加も進んでおりますので、高齢者を地域で支える社会のしくみづくりにも取り組んでまいります。そのためには、今後も市民の皆さまのご支援、ご協力が不可欠でございますので、よろしくお願い申し上げます。 

2011年5月受付/担当課:高齢福祉課

職員の対応について

(イラスト)困った顔

Q 父が亡くなり、金融機関の手続きが必要で、戸籍謄本を取りに行きました。謄本にはいろいろな種類があり、また何年か前に手書きから機械打ちに変わっているらしく、結局何度も戸籍を取り直しました。金融機関も説明不足だと思うのですが、住民課の方でも「何の用途で何が必要か」を一言聞いてくれれば、何度も足を運び費用を無駄にする必要も無かったと思います。また、墓地の手続きに行ったら、送られてきた氏名の字が間違っていた。民間ではこんな手の抜いた仕事はしません。あまりにもナメた仕事っぷりだと思います。公務員給料は下げてもしかるべきだと今回思いました。

A 市長へのメールによりご意見をいただきありがとうございます。
戸籍関係の各種証明についてはその用途により記載事項が異なるため、交付申請書に使用目的を記載していただくほか、窓口でも確認するよう努めています。また、戸籍が野洲市にない場合には、該当市町村での手続きになることをご案内しています。いずれにしましても今回説明が不十分であったためご迷惑をおかけすることになり申し訳なく思います。
次に、市役所からの通知文書等でお名前の記載を誤ることは、あってはなりません。早速、調査いたしましたところ、昨年末にさくら墓園のお申込みをいただいた際に、職員がお名前を誤って入力し、先月中旬、年間管理料金の口座振替通知を行う際に、この誤ったお名前で通知を行っていたとのことであり、申し訳ございませんでした。今後発生することがないよう適正な事務の遂行に努めてまいります。

2011年5月受付/担当課:人事課 

下水道の使用料について

Q 私の家は敷地面積が広く、庭への散水、洗車や屋敷畑で使用している水量は相当量になると思うので、今後使用料から引いて欲しいと思います。他市で、敷地の広さにより係数を乗じて引いてもらう制度があったと聞いています。既に下水道をつないで10年近く経過しているので、その分も併せて返して下さい。
また、下水道を使用するにあたり、説明が不足していたのではないかと思います。一般的に、継続して使用料が発生するのだから、契約書などを交わすのが普通じゃないでしょうか。

A 初めに、下水道の使用開始時に、書面による契約等が出来ておらず説明も不足していたとの指摘をいただきましたが、お住まいの地域の下水道が供用開始する際には集落単位で説明会を開催し、使用料についての説明を行っています。また通常、下水道使用料の算出方法をはじめとする市民の日常生活にかかる様々な取り決めは、条例や規則・要綱等で定めており、下水道使用料の詳細な内容につきましては、野洲市下水道使用料条例で定めているため、使用開始時に契約を交わすという行為は行っておりません。
次に、散水、洗車、農業で使用するために下水道に流れ込まない水量を使用料金から差し引くよう要望いただきましたが、野洲市においては、宅地の面積に応じて使用量を減じる制度はございません。これは県内他市町においても同様です。下水道の使用料金は、野洲市下水道使用料条例第8 条第1 号の規定で、水道の使用水量を汚水量と認定して算出し徴収することとなっています。同条第3号の規定により、水道の使用水量と下水道に排除する汚水量が著しく異なると認められる場合には、別途汚水量を認定することができますが、ご意見の内容と現在の使用状況を勘案しますと、通常使用の範囲内であって「著しく異なる」と認めることはできないと考えておりますので、ご理解下さい。
したがいまして、下水道接続時から現在までの下水道に放流されていない水量を還付することを要望いただいておりますが、制度上適正な使用料の徴収となっており、還付することはできません。ご理解をお願いします。 

2011年5月受付/担当課:上下水道課

駅前土地の買取について(2)

(写真)会議の様子

Q 本日5月20日第4回内部検討会議に参加させていただいたものです。 
買い取った場合、最終的には景観に配慮した公園や広場を配置し、また人々が集まるにぎわいを作り出す機能を付加する方向で進んでいることは賛成ですが、暫定利用について、以下確認お願いできませんか?
会議でも提案しましたが、暫定利用期間に限定しての風呂屋さんへの賃貸延長検討です。私の説明不十分にて、市長様には、野洲市で風呂屋さんを買い取り、経営するかのように誤解されて受け取られたようなので改めて提案内容説明します。
提案骨子:
1.本格整備事業が開始するまで、野洲市が土地を購入しても、現在の風呂屋さんに土地を賃貸し継続して営業していただくことを検討してみてはどうでしょうか? 前の検討会議で、風呂屋さんからは継続賃貸要望があるとのこと伺っていました。
2.アサヒビールとの売買契約は更地での取引が前提となっているとの説明は理解していますが、交渉の余地があるのではないでしょうか?
・更地へ戻す費用はアサヒビールが負担するのであれば、その見積もり費用分、査定価格より差し引き購入交渉する。
・もしも風呂屋さんの負担にて更地に戻すのであれば、風呂屋さんの負担先送りになるだけで野洲市としては問題ないと思います。
3.市の土地利用計画(案)では本格整備事業開始は平成28年度であり、あと4-5年あり、その期間の賃貸料、及び所得税が市の収入となり、財政上助かる。
4.風呂屋存続を希望している市民の声もある。
以上が提案骨子です。 会議の中で、市長様が回答されました以下2点は再検討の余地はいかがでしょうか?

1.風呂屋の設備は10年経過して老朽化していて維持費がかかる。
  ・この点は風呂屋の問題で、野洲市は関与しないでよいのでは?
2.土地汚染のリスクがある。
・7月の時点でアサヒビールの責任で、土壌調査、確認は不可能なのでしょうか?水関係なので、できるだけ浴槽近くで調査可能な場所(複数)で地下水を調査すればほとんど判断できるのでは? 既に施設撤去後に調査する計画があるようなので、その地点に近いところがあれば、尚良い条件になると思います。
追記: 市の暫定利用案では、駅前広場工事の際の仮説ロータリーの案がありますが、元々この土地は無い設定であったはずで、その元々の設定で実施できるのではないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
 

A 市長へのメールにご意見をいただきありがとうございます。また、内部検討会議にご参加いただきありがとうございます。
ご意見をいただきました、土地買収する場合の暫定利用期間における銭湯の継続運営につきましては、検討会議でもご説明させていただきましたが、改めて、ご意見とご質問に順番にお答えします。
先ずご意見について、
1. 先にご説明し、ご理解いただいているように、アサヒから野洲市への提案は、建物を解体し、想定される土壌汚染など土地の課題を解消した上で、いわゆる更地で売却したいということです。
ご質問2でご指摘のように、現況のままで買い取る交渉はありえます。ただし、建物の解体はある程度費用が見積もれますが、土壌汚染など土地の課題については、市には当事者情報が不足しているために客観的に評価できません。そのため、いわゆるディベロッパーなら別ですが、公共買収の限界であり、困難だと考えています。
また、万が一、ご提案のようにする場合でも、現施設の補修等にある程度の経費を要すると見込まれること。さらには、運営については、想定の暫定期間であれば、随意契約ではなく、公募による指定管理者制度を採用する必要があることから、現行の運営者に委ねるという想定はとりがたいと考えています。
なお、「風呂屋さん」からの要望は、「継続賃貸要望」ではなく、野洲市が買わないとの判断を速やかに出して欲しいとのことでした。

2. 上記のお答えで変えさせていただきます。

3. 現在の賃貸料については知りません。アサヒからは、現行契約は借地でなく、借家契約と聞いており、そうしますと、先に申し上げましたように、10年経過した、いわゆる水周りを有する施設にかかる補修日等と見合うのかどうか慎重な検討と対応が必要と考えています。
なお、暫定利用期間中でも、市民サービスのために、駐車場運営は想定しており、ある程度の収入は見込めると考えています。

4. 風呂屋存続のご意見は、公開検討会等の場でお聞きしております。要望がかなえられるものならばと思いますが、これまで、申し上げましたとおり、民間の契約実態と経営実態が知りえない中で、市が把握している情報から判断すると、実現は困難だと考えています。
この件ついては、文書での応答では限界がありますので、ご納得いかなければ、お出会いして説明いたします。

ご質問について
1. 風呂屋設備の老朽化については、上記3でお答えしましたとおり、契約実態の把握には限界がありますが、貸し手の責になると考えています。少なくとも、市有施設になるとしたら、公共契約の制度上そのような契約にしなければならないと考えています。

2. 土壌汚染リスクは、風呂屋だけでなく、麦芽工場時代のものも含めて考えられています。また、ご意見にお答えした1もご参考にしてください。

追記の件につきましては、仮設ロータリーを設けることにより、工費と工期を縮減でき、安全性が高まることからの計画案です。

2011年5月受付/担当課:企画調整課

駅前土地の買取について(3)

Q 駅前用地の購入は、野洲市の将来の発展を考えた場合、いずれ必要なベストチョイスだと思います。混乱する市民病院の位置付けをどうするか、また、市内に2つ文化ホールが必要か、有効に活用されているか?いずれも市の手詰まりの課題を解決する上で重要ではないでしょうか。
市職員のせっぱ詰まった迫力が感じられないのが正直なところです。市職員に、今の課題を整理してもらい、自らの考える市への夢を提言してもらうことも必要ではないでしょうか。

A 市長へのメールにてご意見をいただきありがとうございます。
まず、ご指摘のとおり、市民のための拠点病院のあり方は重要な課題だと考えています。去る4月11日に野洲病院から新病院構想が提案されましたが、その実現可能性もさることながら、その背景にある病院の経緯と実情を考慮するとより深刻な課題です。最大限の透明性を保って、市民の皆さんと解決策を探ってまいります。
ご指摘のとおり、市民のため、市のために働く職員の自発的な提案と実践は大変重要であると考えています。当然その前提として、市民の皆さんとのもっと豊かな意見や思いのやり取りが必要だと思います。

2011年5月受付/担当課:企画調整課

駅前土地の買取について(4)

Q 5月20日(金曜日)の市民懇談会に参加したが無駄な用地買取り(税金の無駄使い)には断固反対します。
ハードすなわち箱物(公共施設)に税金を投入するなら、市内の医療、介護施設、及び医療・介護サービス等ソフト面に税金を使うことが野洲における将来のあるべき姿であると思われる。
なぜなら、湖南圏域の中では野洲は市街化区域が少なく、人口減少と高齢化の進展(税金の減収につながる)は野洲が最も早く進むと推測されます。そのためには野洲病院の再構築は喫緊の課題であり、再構築には莫大な資金(建物及び医師等の確保)が必要である。
いまさら駅前地区の歳入(各種納税等)を妨げ、維持管理の経費(公園、緑地、コミュニセンター、ホール、図書館等)が必要な箱物を中心とした再開発は、高度成長時代の手法としか思われない。付加価値の高い地域に税収の得られない公共施設の設置は論外であると考えます。
市長はじめ行政の使命は安心、安全な街づくりと安価な行政サービスを提供することにあり、そのためには行政の力点を積極的な企業誘致や商業地域開発等をして、市民等に雇用の場の提供(若者が増加)と安定した税収を確保し、住民税をはじめとして国民健康保険料、上下水道料金等を他市より安価で良質な行政サービスを提供することにあります。行き着くところ市長の目標は宇野町長時代の地方交付税の不交付団体(平成22年は栗東市、竜王町)であり、それが達成されてから景観だの、いこいの場等をたくさん作ってくだい。
人口減少と高齢化に向けて歳出の中心は医療、介護等に投入されることを強く望みます。
多くの納税者において、箱物は近隣における一部の市民が満足や利益を得るためのものでしかないと感じている。

A 市長へのメールにご意見をいただき、ありがとうございます。
○○様からいただいた、(上記の「駅前土地の買取について(1)」をご覧ください。)返事が届く前に、今回重ねていただいておりますので、お答えで重複するところは、省かせていただきます。
ご指摘の医療・介護の重要性については同じ思いです。また、野洲病院の課題は、野洲市民の健康と医療の確保および財政面で深刻な課題だと考えており、透明性を保った中で課題解決に取り組みたいと考えています。今月半ばには、市民と専門家を交えた公開の検討会議を立ち上げて作業を進めます。
アサヒビール所有地の買取可否の件につきましては、ご参加いただいてご承知のとおりこれまで公開で検討会議を重ねてきました。検討の経過および結果の詳細につきましては、別途公開しています資料に委ねますが、現時点での概要は、次のとおりで、議会での審議に委ねます。

アサヒビール 所有地買取可否の検討結果
 

対応方針
・ 市民活動拠点施設用地として取得する方向で作業を進める。
・ 財源調達は、公共用地先行取得等事業債を活用する。
・ 起債償還等財源見通しは可能
・ 最終的な買取判断は、鑑定額を基本に、過去の双方間の土地取引の経緯等を評
価して交渉による金額によって判断する。


施設整備をする場合は、ご意見のとおり建設経費だけでなく、ランニングコストも必要です。最近竣工した、市民交流センターや野洲中学校について、先行していた設計について、半減に近い大胆な途中設計変更を行ったのもその観点からです。
最後に、○○さんと同じく、「不交付団体」であることは望ましいと考えていますが、ご指摘ですのであえて申し上げますと、「不交付団体」であったことの実態・実像とその遺産についても心いたすべきであると考えています。ご意見をいただければ幸いです。

2011年5月受付/担当課:企画調整課

職員の言葉づかい及び庁舎玄関の受付について

Q 先般、孫の幼稚園転入の件で無理なお願いをしたところ。快く了承を頂き大変感謝しております。お礼申し上げます。
その折に職員の言葉づかいが少し気になりましたのでメールします。
職員の方は、親近感を込めて表現されていることは十分に理解していますが、私に対して「ねえ、おじいちゃん」「おじいちゃん、そうでしょう」というように、○○という姓で呼ばずに「おじいちゃん」と表現するのです。家庭内では「おじいちゃん」という位置におりますが、外へ出れば「○○○○(個人名)」です。
元気な高齢者が増えております。「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ばれることに大きな抵抗を感じる高齢者は多くいます。どうか市民に対しては「○○さん」と姓名を呼んでください。そのほうが好感を持たれる思います。
もう1点、言葉づかいではありませんが、気になったことを。
玄関を入ると、案内ボックスの中に案内の方が座っておられます。偶然かも知れませんが、いつもボックスの中から「分からなければ聞きに来い」と言っているようです。朝一番の開店時から、そうなんでしょうか。市民(お客さん)の立場から見ると、なぜ玄関ホールに出て、出入りの市民に挨拶をして、不案内そうな方には一声を掛ける事をしないのですか。お客さんが居なければボックスで休めばいいと思います。サービス機関ならそうするでしょう。市役所は一種のサービス機関だと思うのですがいかがでしょうか。 

A 市長への手紙にてご提案をいただき、ありがとうございます。
最初に、市職員の応対で、不愉快な思いをされたことに対しお詫び申し上げます。
職員の応対、特に言葉づかいについては、挨拶をはじめとして、職員の接遇力の向上に向けた課題として、十分な心配りを行い、満足いただける行政サービスを行うよう職場研修等を通じ指導を行っています。
今回、高齢者の多くの方が「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ばれることに大きな抵抗を感じておられることを応対いたしました職員が気づいていなかったことは、反省すべきであると考えます。
ご指摘の点については、今後、職員の意識改善を図るため所属長を通じ、指導したいと考えます。
また、玄関の受付業務については、市役所へお越しになる市民の方の案内等のために配置しています。
市民の方への挨拶はもちろんのこと、お尋ねに対しては、席を離れ、ご用件の課等への案内誘導を行っており、常に着席して案内業務に当たっているものではありません。ただし、市民の方々に積極的に応対し、市民の方のお困りごと等にすばやく気づき、対処するという点で十分ではなかったと考えます。
ご指摘の点については、当然のことであり、より利用しやすく、気軽にお声をかけていただけるよう主管課を通じ、改善指導してまいりたいと考えます。

いずれにいたしましても、今回承りましたご意見は、応対いたしました部署のみならず、市役所全体のこととして受け止め、より市民の皆様の立場に立った接遇に心がけるともに、市民の皆様に信頼され、親しまれる市役所に向け、努めてまいりますのでご理解いただきますようお願いします。

2011年5月受付/担当課:人事課

駅前土地の買い取りについて(5)

Q アサヒビールが野洲駅前に所有する大きな土地を市へ買い取りの打診があるようです。市は買いたいようであるが私は反対です。市は民間に売却されるとマンションができ人口増加を招き 小学生の受け入れインフラの整備に金がかかると懸念している。しかし人口の増加を嫌がってどうする。最近の日本の国力の低下や地方の疲弊は人口減少が原因である。
一方市が買うとなっても図書館分室(本館は先見性のなさで郊外立地)や福祉施設程度の案しかないようである。どれほどの利用があるかわからない新しく過剰とも思える?市民サービスも、市民に新たな借金が増えることは確実である。これによる人口の増加は望めない。いまだに公共事業(箱物)をやりたい人が市政の中にいるようで困ったものである。
駅前の得難い土地であることは認める。でも今必要でない土地は要らない。人口の増加によってこそ、その地域は発展するし地域も潤う。民間にまかせた方が発想は豊かであり失敗のリスクは市にはない。買い取る金があるなら減税を望む。税金の安いことこそが、最大の住民サービスである。

A 市長へのメールにてご意見をいただきありがとうございます。
ご承知のように、これまでアサヒビール所有地の買い取りについては、公開で検討してきました。
検討の経過および結果の詳細につきましては、別途公開しています資料に委ねますが、現時点での概要は、次のとおりで、議会での審議に委ねます。

アサヒビール 所有地買取可否の検討結果

対応方針

・ 市民活動拠点施設用地として取得する方向で作業を進める。
・ 財源調達は、公共用地先行取得等事業債を活用する。
・ 起債償還等財源見通しは可能
・ 最終的な買取判断は、鑑定額を基本に、過去の双方間の土地取引の経緯等を評価し
て交渉による金額によって判断する。

なお、人口増加につながる計画としては、北野学区の竹生地先に約350戸の宅地開発や市三宅地先の区画整理により、宅地開発が段階的に進められる見込みです。また、これまで滞っていた市街化区域約17haの拡充も手続きをすすめており、住宅や商業施設などの開発が期待できるものと考えています。
また、民間開発に任せることは賛成ですが、この土地に関しては、ご存知のように、昭和58年以来、民間開発に委ねられてきました。しかし、民間は公衆浴場で暫定利用をしてきた結果、昨年10月に突然、野洲市に買わないかと持ちかけてこられたものです。民間が公共(野洲市民)に委ねようとの提案であり、今、その野洲市民の総意を確認しようとしているところです。
したがいまして、私としては、市民の皆さんが元気で、心豊かに安心できるまちづくりを進めたいと思っていますが、最初から、土地を買いたい、公共事業をやりたい、借金を増やしたいとは思っていません。市民との話し合いや市民代表である議会での審議を通じて、課題と情報を共有し、可能な限り市民の皆さんの総意が適う施策を選択したいと考えています。

2011年5月受付/担当課:企画調整課

野洲病院のオブザーバー選定について

Q 野洲病院のオブザーバー選定について 、なぜ時間的余裕がないのですか?また透明性のはっきりした選定方法を示し公明正大に行うことを望みます。

(写真)野洲病院

A 市長へのメールにご意見をいただき、ありがとうございます。
ご承知のとおり、4月に民間病院である野洲病院(特定医療法人社団御上会野洲病院)から、新しい病院構想が市に提出されましたので、市は「野洲市地域医療におけ野洲病院る中核的医療機関のあり方検討委員会」を設置しました。提出された構想は、市が土地を買って新しく病院を作り今の医療法人に委ねてほしいという内容ですが、裏を返せば野洲病院の経営が現状のままでは立ち行かないということです。
このような野洲病院の経営状況や病院施設の一部が耐震化できていないことなどにより、時間に余裕がない状況となっていますが、検討委員会の人選は、既に公表しているとおり、第一線の専門家や自治会代表など市民代表で構成しています。また、オブザーバーにつきましては、当事者である野洲病院関係者のみです。
最後に、透明性についてご心配いただいていますが、私が市長に就任して以来、公開できる情報はすべて公開し、委員会等についても公開で実施しております。また、傍聴いただく方からもご意見をいただく機会を設ける予定です。

2011年5月受付/担当課:企画調整課

旧分庁舎の活用について

Q はじめに、東日本大震災で犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
今、私は、今まで体験したことのないような大災害をも見据えていかなければならないと考えています。ここは海沿いの地域ではありませんが、今の防災対策は大丈夫だろうか、関心を持つ市民でありたいと考えています。
旧中主町は、昔から水害が多く、地域の方々は並々ならぬご苦労をされてきたと聞いております。現在は、野洲川の河川改修も成り、以前のように氾濫することもなくなりました。住宅も増えました。
しかし、地震大国日本、いつ大地震が起こるかわかりません。もし、その際堤防が壊れ、かつ大雨と重なり、地域が水没したら、どうなるだろうと考えて、周囲を見回すと、逃げる場所がありません。高い建物が少ないのです。数少ないマンションも、屋根があり、屋上がないタイプがほとんどです。

(写真)旧分庁舎

そこで、旧分庁舎を、水害対策の防災拠点・避難所として整備していただけないでしょうか。高さがあり、上部が平たく、ある程度の面積がある建物は、この辺では、旧分庁舎しかありません。
地域で安心して暮らせるよう、旧分庁舎の防災拠点としての再生を、ご一考いただけますよう、よろしくお願い致します。
 

A 「市長への手紙」により、ご提案をいただきありがとうございます。
地震や河川氾濫によるお住まいの地域の浸水被害についてご心配をいただいておりますが、市では野洲川、日野川や琵琶湖がおおむね100年に一度の確率で起こる大雨などによって増水し、堤防が壊れたり水があふれた場合に予想される浸水の「範囲」と「深さ」を「洪水ハザードマップ」を作成し把握しています。
お住まいいただいています西河原や吉地の住宅地域は、このような状況にあっても、浸水深は0.5メートル以下と想定されておりますので、陸屋根三階建ての建物である旧分庁舎を避難場所として整備するまでの必要は無いと判断しています。また、旧分庁舎に隣接する防災コミセン(湖南広域消防局東消防署出張所)が、引き続き周辺地域の防災拠点の一つとして機能おり、中主小学校やコミュニティセンターなかさとを避難所として利用いただけますので、ご安心ください。
なお、施設としての機能を廃止している旧分庁舎については、昨年度より利活用の提案を募集し、市民懇談会を実施するなど検討を進めており、今秋には利活用案をお示しさせていただく予定です。

2011年5月受付/担当課:総務課

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