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市長へのご意見・ご提案(平成22年8月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つ広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと市長および担当課がすべて目を通し、回答をしています。

掲載内容は、広報秘書課で一部要約(不掲載もあり)しています。

市長への手紙 主なご意見と回答 (平成22年8月受付分)

野洲図書館の対応について

Q 絵本好きの2歳の子供と図書館をよく利用しますが、いつも気になる点があります。

子供がよそに行かないように手をつなぎ、かごに入れた借りる予定の本を片手でカウンターに乗せるのですが、間髪入れずに「かごから出してもらえますか?」と言われます。間違いなくどの担当の方からも言われます。このように受付の方が、かごの書籍に手を出さないという対応をされている背景にはどういったことが考えられるのでしょうか?子供を抱っこして手がふさがっていても言われます。お年寄り、身体が不自由な方に対しても同様の対応なのでしょうか?

受付の方の個々で対応が異なるのではなく、図書館としてなんらかの「ポリシー」があるとしか思えません。手の届かない床にかごを置いてあるものを取って欲しいといっているわけではありません。正直、あまりいい気がしません。

A この度は「市長へのメール」によりご意見を賜りありがとうございます。また、いつも野洲図書館をご利用いただきまして、ありがとうございます。
今回、カウンターでの応対でご不快な思いをおかけしましたこと、本当に申し訳ございませんでした。
ご指摘のとおり、野洲図書館では本の貸出の際、お客様にかごから本をお出しいただけるようお願いをしています。これは本をお出しいただくことで貸出の手続きをスムーズに行ない、貸出をされるお客様やお並びのお客様の貴重なお時間を無駄にすることがないようにと、皆さまにご協力をお願いしているものです。ただしこれは全てのお客様に対して一律にお願いしていることではなく、ご高齢の方や小さい子どもさん、身体の不自由な方、また何らかの事情でかごから本を出すことが難しいと職員が判断した場合には、こちらでお出ししています。今回の場合もお客様の手がふさがっていたということで、職員側で本をお出しすべきケースであったと思われます。
こちらの配慮が足りずお客様の事情を十分に察することができなかったことを、深くお詫びいたします。
貴重なご意見を踏まえ、これまで以上にお客様の状況と気持ちに寄り添ったサービスをしていけるよう、職員一同気持ちを新たに取り組んで参りますので、引き続きのご利用をよろしくお願い申し上げます。


2010年8月受付/担当課:野洲図書館

野洲市のまちおこしについて

Q 山に桜咲く散策のできる登り道を切開き、桜並木ともみじの山に。ここの山なら電車からも、国道8号からも、大津能登川長浜線からも良く眺めることも素晴らしい。このことを思い切ってやることは、市の発展に。
・パチンコ屋の跡をパーキングに。
・8号線に陸橋
・山に道。土産屋をロッジ風に。
・所々にトイレ、ベンチ、柵
・夜間の照明
村おこし、町おこしの一端に

イメージ図

A 「市長への手紙」により市へのご提言をいただきありがとうございます。
野洲市の地勢や環境を活かして、市民の憩の場として、また観光資源として散策道を整備することは、とても夢のあるアイデアだと思いますし、野洲駅からの利便性もいいと思います。そして、「思いきってやることは市の発展に」との言葉に勇気づけられる思いです。
市が賑わい発展していくためにも、市民が夢を描き実現していこうと努力するのは大切なことだと思います。今すぐの実現は無理でも、長期的な構想の中で、ご提案の内容をはじめいろんな夢を盛り込み、皆さんのご議論を経て実現の機会を窺ってまいります。

2010年8月受付/担当課:企画財政課

3歳未満児の保育料について

Q 3歳未満の保育料が他の市に比べて高すぎます。(共働き夫婦の場合)
見直しをよろしくお願いします。

A 市長へのメールをいただきありがとうございます。
保育所保育料については、国の徴収基準を参考にして、各市が保育料徴収基準を定めることとなっており、野洲市では保護者の負担を軽減するため、総額で概ね国の80%程度に保育料の基準を設定しており、近隣市と比較しても高額とはなっておりません。 ただし、その軽減割合については、低所得世帯に一層配慮し軽減割合が大きく、高所得者層の軽減割合は比較的小さくした設定となっております。
そもそも、受ける保育サービスは同一であるのに、高所得階層の方に負担が大きいという制度には、課題があると考えております。しかしながら、所得階層により保育料を決定するという基準は国の制度であり、市の裁量で容易に変更できるものではありません。
なお、国の基準に基づき2人目の保育料は半額、3人目は無料とすることとあわせ、厳しい財政状況の中でも、1歳児の保育士を国基準の定数より加算して配置するなど保育内容を充実させています。
今後も近隣の状況や市の財政面から考え合わせたうえで、保育料の適正化を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。

2010年8月受付/担当課:子ども家庭課

野洲川斎苑の運営について

Q 野洲川斎苑を利用させていただきました。何分にもはじめて体験することで、ほとんどのことは葬儀屋さんにお任せでさせてもらいましたが、色々と親切にこと細かく説明してくださり、大変助かりました。ただ利用者として通夜に関しては、もう少し配慮があってもいいのではと思いました。
 一つは親族が遠方の場合は、個人とも別れ難く、時間が要するので寝泊りできる部屋があれば、ゆっくり過せると感じました。
一つは食事が出来る様になっていたので、例えばスプーン等あると思っていましたが、食事に必要な用具が無く困りました。もし使用者が準備するのであれば、パンフレットに書いてもらう等あれば、事前に準備もできるし、又、検討をお願いします。
 また、施設の当直の方のことですが、勤務体制が分からないので、勝手なことを書いて申し訳無いのですが、通夜の時間帯以外、葬儀の日まで、特に通夜の深夜、親族が車で遠方から来た時、門を開けてもらっていましたが、何回目かに「後まだ何人来るの。こっちも大変やで」と言われました、すごくつらかったです。

A 「市長への手紙」によりご意見を賜りありがとうございます。
 野洲川斎苑の利用につきまして、ご意見をいただいていることに関し、以下のとおりお答えいたします。
 はじめに、お通夜の際に親族が寝泊りできる部屋があればとのことですが、遺族控室ではシャワー室や脱衣室も付属し、ご遺族が通夜の際に仮眠をとっていただくことができますが、寝具等はご遺族でご準備いただくようにと案内されています。
 次に、食事に必要なスプーン等の備え付けにつきまして、遺族控室や待合個室は、必要であれば軽食物を持込みができるとの案内がされていますが、食事を前提とした部屋ではありませんので、それぞれの部屋にスプーン等食器類を備え付けるまでのサービスは必要ないものと考えています。
 これらの内容について、今後、「利用案内」を改編する際には、利用者の声を踏まえ、わかりやすく改めるとともに、葬祭棟は貸館方式であるため、葬祭業者に対し利用者への案内を充実するよう指導を行うことを、管理、運営主体である守山野洲行政事務組合に申し入れてまいります。
 最後に、当直の勤務態度について、ご遺族の方がつらい思いをされたということで申し訳ありませんでした。職員には常に利用者の目線に立って職務の遂行に全力をあげて勤務しなければなりません。今後このようなご指摘をいただくことがないよう、今回のご意見を守山野洲行政事務組合に伝えるとともに、職員の指導を徹底し、サービスの向上に努めていくよう併せて依頼いたします。 

野洲川斎苑ホームページへのリンク

2010年8月受付/担当課:環境課

ゴミ袋の値上げについて

Q ごみ袋の値上げとは何事か?人件費不足なのか?焼却施設の拡張か?他の維持管理の為か?
 いずれにせよ、現在大変批判されている国政と同じ道を野洲市は経るのか…?民主党も全く同じである。野洲市を野洲という国と考えた場合、全く同じ事と考える。野洲市は現在赤字の市と思うが、それを補う為にごみ袋の値上げは、納得できない。民主党の消費税値上げと何ら変わらない。赤字だから市民の財布で…?おかしい。自分達(野洲市役所内)で起こったことだから、又、ここまでやってきたのは君達だから君達で解決せよ!まず、人員の削減をして整えよ!昼間、市役所を訪れても、昼行灯みたいな職員がうろうろしている。本当に必要な人材か…?仕事のできる人材を残し、できない人間を切り捨てる!一般社会と同じである。これで削減100%OK。いずれ市民より強力な突き上げになる事だろう。

A 市長への手紙によりご意見をいただきありがとうございます。
 さて、2010年10月1日から指定ごみ袋などの手数料を値上げすることとなりました。しかし、お手紙にございますように、単に市の赤字を補う目的で値上げするものでは無く、ごみ処理経費に係る負担率を適正化し、負担の公平性を確保することが主な理由です。
 市のごみ収集・運搬・処理にかかる年間経費は、8億円を超えていますが、ごみ袋などの手数料でいただいている総額は約1億円で、その割合は13.1%となっています。可燃ごみなどは1982年から有料化しましたが、当時全体の負担率は20%を想定していました。しかし、現在では13.1%となっており、家庭系収集ごみに限ってみれば、8.9%にまで落ちています。今回の改正は家庭系収集ごみの負担率を13.9%に引き上げ、事業系の直搬ごみ手数料等の上げ幅を少し大きくすることによって、全体で負担率を18.5%まで是正し、負担を適正化させようとするものです。
 また、職員の人員削減についてご提言をいただいておりますが、合併時の正規職員数465人から本年4月では419人まで削減しており、これ以上の削減は、増える一方の福祉教育分野や都市基盤整備などの市民サービスを維持していくためには、野洲市規模の自治体としては限界であると考えています。なお、昼行灯みたいな職員がうろうろしているとのご意見ではございますが、ご指摘を真摯に受け止め一層の改善に取り組んでまいります。

2010年8月受付/担当課:環境課

職員の窓口対応について

Q 住民課へ行った時、身分証明書に保険証を見せたところ保険証では身分証明にならないと言われ、長い時間待たされた上、職員の対応がとても悪かった。市長の教育がなっていないのではないでしょうか?
 保険証が身分証明にならない場合どうしたらよいのでしょうか?皆が車の免許をもっていないのですよ。
 色々な課に回りましたけれど、ほとんどの課の職員さんが態度が悪かった!
 ほとんどの職員さんが上から目線で話された。とても偉そうに物事を言う職員さんがいっぱい居た。
 分からない事があるから聞きに行った時も偉そうに話すだけ話されて、結局肝心な所が抜けていて、またそこで時間がかかった。
 貧乏人をバカにしているんですか?腹が立ちます!!! と感じました。
 私たち、お金払っているんですから気分悪くさせない為、市長がちゃんと指導したらどうですか?
A 市長への手紙をいただきありがとうございます。
 市職員の応対が悪く、大変不愉快な思いをされたことをお詫び申し上げます。
 お手紙の内容からは市民課へお越しになられた詳しい用件は分かりませんが、各種証明書の請求でお越しになられた場合は、「なりすまし」による不正請求を防ぐため、運転免許証などの顔写真入りの書面をお持ちいただくか、顔写真入りの書面でない場合は、被保険者証と年金手帳など複数の書類を組み合わせることにより本人確認を行っており、被保険者証だけでは本人確認ができないこととなっています。これは、昨春の法律改正により制度化されたものですのでご理解いただきますようお願いいたします。
 ただし、今回の件では、窓口で対応させていただいた職員の説明が不十分かつ不親切であったためご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。
 職員の姿勢と対応の改善に今後一層努めてまいります。今回お届けいただきました貴重なご意見につきましては、今後の研修材料として活用してまいります。

2010年8月受付/担当課:総務課

ペットボトルの回収について

Q プラスチックの袋はペットボトル用の代用としての扱いとして週一回の回収は如何でしょうか。

A ご提案ありがとうございます。ペットボトルをプラスチックごみとして、あるいはそれと一緒に回収することは、収集段階で効率化が図れますが、次の中間処理段階において手選別等による分別作業が必要となり、経費の増加と資源化率の低下を招くものであり、それぞれ別に回収しているところです。

2010年8月受付/担当課:環境課

新聞折り込みの広告について

Q この数年間にわたり広告がたくさん入りすぎて消費者側に生活のムダがあるように思います。これからは地域だけのチラシを用意してムダの無い生活をできないですか。
A 新聞の折り込み広告につきまして、ご指摘のとおり非常に多くの広告を折り込まれている時もあり、この中には市民の皆さまには直接係わりが無いと感じられるものも多数含まれています。しかし、広告を出されている方は、配布の範囲や部数等を承知の上で必要と判断されておられますので、特に市として対応させていただくものではないと考えています。

 

平成22年8月受付/担当課:広報秘書課

公共施設の空調管理について

Q 福祉関係にも入りますが、天気の温度差を低くするように心がけてはいかがでしょう。
A 公共施設の空調管理について、一定の温度設定ではなく、外気温との差により設定してはどうかとのご提案としてお答えさせていただきます。
 市役所内の温度設定につきましては、市の環境マネジメントで夏季26〜28℃、冬季20〜22℃と定めており、夏季28℃、冬季は20℃で集中管理しており、健康福祉センター等の施設についてもこれに準じています。しかし、ご提案のように、外気温との差により温度設定することは、外から施設にお入りいただくお客様には、快適さを体感していただけますし、省電力にも資すると考えます。
 ただ、庁舎管理の面で集中管理ができず、温度設定や管理に手間を要することなどから、現時点では難しいと考えています。今後、市の環境マネジメント等の見直し時点において、引続き検討してまいります。

 

2010年8月受付/担当課:総務課

古紙回収について

Q ダンボールは業者の方々にお願いはダメですか。個人が整理するように心がけはいかがでしょうか。
A 新聞紙やダンボール類は、月に1回市において回収を行っておりますが、民間事業者が行っている古紙回収等を利用いただいても問題はありません。どうぞご利用下さい。
 ただ、市の回収については、民間事業者の古紙回収のサービスが行き届かない地域があることや、回収の日程や時間に制約があることから継続する必要はあると考えています。

2010年8月受付/担当課:環境課

イベント機材の貸し出しについて

Q 先日、地域の行事でイベント用機材が必要になり、準備に大変な思いをしました。去年まではボランティアセンターに一括保管し貸し出しされていて便利だったのですが、今年は6つの自治会と8事業所に配分され、申請、貸出し、返却とそれぞれ奔走しました。今までのような一箇所で貸出しをしていただけるよい方法はありませんか。
 地域住民の自主的なまちづくりを推進する観点からも、今年度のようなイベント機材の保管は改善をしていただきたいです、強く要望します。

A 市長への手紙をいただきありがとうございます。
 地域の夏祭り等にご利用いただいておりましたイベント用機材は、市が貸し出しを行っていたのではなく、社会福祉法人野洲市社会福祉協議会が、地域住民間の交流を支援する目的で購入され、ボランティアセンターにおいて貸出しされていたものです。
 しかし、昨年度をもってこの貸し出し事業は終了され、機材は地域で活用いただくようにと各学区コミュニティーセンターと、市の障害者団体連絡協議会に属する8つの事業所に分配されています。
 事業終了の経緯については、老人福祉センターの廃止に伴い、機材の保管場所の確保が困難となったことや、民間のレンタル業も普及している状況などから、事業終了を判断されたとのことです。
 ご意見にございますように、機材が分配して保管されているため、お借りいただくのに不便が生じているものの、その分配先は整理され一覧でき、希望者には学区を問わず貸し出しされていることなどから、事業終了の判断や今日の状況については、やむを得ないものと考えています。ご理解をいただきますようお願いいたします。

2010年8月受付/担当課:社会福祉課

街路樹の剪定について

Q 旧野洲市分庁舎前面道路の落葉街路樹の剪定、毎年落葉後に実施されていますが、道路沿いの住民に落葉の始末を押付けている結果となっているので、是非とも落葉前に選定を実施出来る様に、業者に発注されることを切望します。
A 「市長への手紙」によりご意見を賜りありがとうございます。
 ご指摘いただいております街路樹の剪定作業につきましては、毎年、シルバー人材センターもしくは業者へ委託し実施しています。今年度も剪定作業の委託を予定しておりますので、ご意見を踏まえ、街路樹が落葉する前に実施できるよう事務手続きを進めてまいります。

2010年8月受付/担当課:道路河川課

コミュニティバスについて

Q 「おのりやす」で、家族が皆さんの厄介になりながら車イスを利用させていただいています。車イスから降りて普通座席に座り直していますが、その都度、運転手さんから小言があります。「この車は車イスが乗るようになっていない。今日は特別乗って下さい」
車イスが邪魔者扱いです。もう家族も「おのりやす」に乗りたくない、介護者の私も乗せたくない心境です。

A このたびは、運転手の対応で不愉快な思いをしていただいたことに対しまして、まずもって深くお詫び申し上げます。
 本年4月から市直営により運行を開始したコミュニティバスにつきましては、通常の車イスの方のご利用は可能で、乗車される場合は運転手が介助させていただくこととしており、何も問題はございません。今回の件について当日ご対応させていただいた運転手に事情を聞くとともに、車イスを利用される方への対応について改めるよう指導したところです。
 このようなご指摘につきましては、市のコミュニティバス事業を進める上で、その根幹に関わる重大な問題であり、ご指摘内容については、運転手だけではなく運行に関わる者全員の教訓として、二度とこのようなことのないように指導してまいりますので、ぜひ今後もご利用いただきますようお願い申し上げます。

2010年8月受付/担当課:生活安全課

祇王幼稚園のカラスについて

Q 野洲市の祇王小学校、祇王幼稚園の近くに住んでいます。カラスが増えだして困っています。
 祇王幼稚園には大きな樹木が何本かあります。この冬場から巣をつくっていたようです。
 ひと気のない時間帯、明け方など、樹や幼稚園の遊具などで死角になるからか、カラスがその下にある砂場やプールで、何匹かたむろしています。
 衛生面では園の方々で管理されているでしょうが、かたまってカラスがいる光景はあまりよいものではありません。
 この近くにある畑では作っても、カラスが食べてしまうそうです。
 カラスがまた巣作りする前に、大きな樹は断ち切っていただくか、枝が伸びないようにしていただきたいです。
どうぞよろしくお願いします。

A 市長への手紙をいただきありがとうございます。
祇王幼稚園の中庭にあります二本の大きな樹木(ポプラ・楠)につきまして、早速、施設の職員が確認いたしましたが、ともにカラスの巣は確認できませんでした。
 しかし近年、周辺にカラスが増えだしてきているとのことから、園庭の樹木に巣作りしないよう、特に巣作りの期間である春先から初夏までの時期に樹木の枝が三つ又にならないように剪定を行ったり、園庭にカラスの餌となるものを放置しないなど、園としての対策も行ってまいります。

2010年8月受付/担当課:子ども家庭課

近江富士団地への商業施設出店について

Q 毎日暑い日が続きご苦労さまのことと存じ上げます。お忙しいことと存じ上げますが一言お聞き下さいませ。私、近江富士団地に長年住んでおりますが、年齢も80歳を超え、近辺に何か少しでもコンビニの様な店でもあればと思う次第です。近江富士団地も高年齢の方が多く買物が不便です。バスがあるとは思いますが、足が悪く乗り降りが大変で困っておる次第です。何か良い方法があればと思い一筆書かせて頂きました。よろしくお願いします。
A 「市長への手紙」をいただきありがとうございます。
 ご承知のように、以前は、近江富士団地内にはスーパーマーケットがあり、その後コンビニエンスストアーが隣接している時期もありましたが、残念ながら両方とも最終的には撤退され、現在に至っています。約800戸もの団地でありながら、食料品や日用品を販売する商業施設がないため、多くの方々がご不便を感じられていることと思っています。
 この課題を解消する一つとして、例えば現在、地産地消を推進する『おいで野洲まるかじり協議会』により“すまいる市移動販売”を火曜日から金曜日の10時〜15時まで桜橋会館(旧三上幼稚園)において実施しております。ここでは野洲市で生産・加工された野菜、果物や湖魚製品などを中心に靴下や下着なども販売しております。まだまだ認知度も低いことから、是非皆様方に周知・利用いただき、地域の方々と共にこうした市民の活動を育て、内発的発展に繋がればと考えております。
 また最近、食料品や日用品の共同購入・宅配システムも広がっています。隣近所3名様以上で登録され、週1回、食料品(魚、肉、野菜)はもとより、日用品(トイレットペーパーなどの日常雑貨)を宅配いていただくものです。これは、生活協同組合コープしが草津センター(電話番号568-1671)が実施されていつもので、既に近江富士団地内でも利用されている世帯もあると聞いております。これらにつきましてもご検討をお願いします。

2010年8月受付/担当課:商工観光課

広報の配布方法について

Q 広報「やす」配布、新聞折込ではなく、自治会に依頼⇒市議会で質問、回答はダメであった。ならば、配布人を募集する。年配者なら多くの人が手を上げると思う。私もその一人であるが、健康の為に散歩する人は多くいる。医療費削減にも寄与し、国保の出費も低く、スポーツジムに行く必要もない。一挙両得いやそれ以上の効果がある。何でもダメでは先に進む事は出来ない。まずはやってみる事ではないか。金を使う前に頭を使え。
A 「市長への手紙」によりご提言をいただきありがとうございます。
 広報やすを公募した市民のご協力により配布するという方法につきましては、市民参画や経費削減可能性の観点から大きな利点があると考えます。しかし一方で、広報紙は市内で18,000を超える世帯に配布を行う必要がありますが、各世帯に発行日に確実にお届けする必要があることから、非常に多くの協力者が必要となり、安定的な人材確保が大きな課題となります。昨冬にもご提言に近い手法として、シルバー人材センターへ配布を委託することを検討いたしましたが、経費面で現行より高くなり、最終的に断念しました。現時点では、新聞折り込みによる配布が最善の方法であると判断しています。しかし、広報の配布方法については市の課題の一つとして継続して検討してまいります。

2010年8月受付/担当課:広報秘書課

税金・使用料等の納付書統一について

Q 納付書(税金)発送時の封筒の種類(様式)がそれぞれに違う。一つにまとめ、数量が増えると単価が割安になるはず。又、管理の手間も少なく、在庫管理がやりやすい。なぜ一つの形式にしないのか。考えてもいいと思うが。又、税金の納付書も色々の形式がある。上下水道、国保の分等。まとめてコストダウンできるはず。発送部署が違うなら、住所の窓の位置にわかりやすく印字すれば、発送部署は判明する。「できないと言うよりマエに考えてみよう」
A 「市長への手紙」によりご提言をいただきありがとうございます。
 納付書発送時の封筒等の統一につきまして、皆さまにお送りさせていただく内容については二つに大別され、課税内容等をご確認いただくための課税決定通知書等と、税や料金等を納付いただくための納付書等がございます。
 課税決定通知書等は、発行機関それぞれ独自で汎用性のシステムを導入し処理しており、様々なサイズ、形式が存在し、封筒の形も異なっています。旧2町の合併の際に、これらの共通化も検討いたしましたが、導入している汎用システムに、野洲市独自の変更を加える必要があり、このコストを勘案すると、やむを得ないと判断されたところです。今後、システムを変更する際には、サイズや形式の統一化の可能性を考慮してまいります。
 納付書等につきましては、合併以降、各税や使用料、保険料等の納付書は統一化され、ご提案いただいておりますように、住所と担当課名部分の窓が開いた封筒を共用しておりました。しかし、新たにコンビニ納付を導入したことにより、納付書の様式が納付機関との取り決めにより、発行機関名(課名等)の表示が納付書裏面に変更され、以前のように封筒を共用して発行機関名(課名等)を窓から表示させることができなくなりました。このため、現在では各所属で納付書発送用封筒を作成している状況で、これについてもやむを得ないものと考えていますが、より効率的な仕組みづくりについて、各所属で常に工夫しながら職務を遂行してまいります。

 

2010年8月受付/担当課:納税推進室

郵便ポストの設置について

Q 私の地域にも郵便ポストを設置していただきたいです。現在は、隣の地域まで投函にいっていますが、少し遠いです。

A 市長への手紙によりご意見をいただきありがとうございます。
 さて、ご要望いただきました郵便ポスト設置のご要望を、郵便物を集配する郵便事業会社へお伝えしました。ポストの設置には作成費用や設置後の占用料等が発生するため、一定の利用が見込めることが必要で、現状ではご希望地にポストを新設することは難しいという回答でした。
 なお、詳細については、郵便事業会社 草津支店 集配課(電話番号077-562-0858)にお尋ねいただきますようお願いします。

 

2010年8月受付/担当課:総務課

障がい者の認定更新について

Q 障害者の方への認定の件、弱者への相互扶助の精神で助け合う事は良い事だと思いますが、障害者と認定された方が、医療機関etcの進歩により、健常者と思われる迄に回復され、日常生活はもとより、健常者以上の体力に回復され、御仕事をされているにも関らず、障害者、年金、その他の給付を受給されている事に不信感を抱いています。
 市の方では、認定(障害者・要介護者)されてからの更新はされないのですか?高齢者の生存不明の報道が毎日のように報道されていますが、やりっぱなしの部分が多々あるのではないでしょうか。重い病気で働く事を無理とされている方も多くおられる中、健康な状態に回復されながら甘い汁を吸って生活されておられる方が、居られるのをご存知ですか?野洲市も財政厳しい状況で住民にも負担はのしかかって来ています。市の職員、そのご家族も市民の恩恵を受けられてますよネ。皆、平等にして欲しいです。世相は刻々と変化しています。諸事変化に順じて対応して頂きたくお願い申し上げます。
 市職員の方々も勤務中に買物したり病院にいったりしている場合ではないですよ。一般の会社、絶対許されませんよ。高所で見下していないで、買物、病院など行かれる時間、諸事の調査の時間に転じて下さい。

A 市長への手紙をいただきありがとうございます。
 さて、障がい程度の区分は、市のサービスの種類や量などを決定するための判断材料の一つとして、障がい福祉サービスの必要性を明らかにするために当該障がい者の心身の状態を総合的に示す区分として設けられています。この障がい程度の区分は、認定調査員による全国統一の認定調査を受け、この認定調査結果及び医師意見書等の内容を踏まえ、審査判定が行われています。障がい程度区分の有効期間は、審査会での審査判定により、3ヶ月から3年の範囲内での決定がなされ、その時点で、再認定を受けていただくこととなりますので、予め有効期限が設けられており、更新時に改めて審査を行うこととなっております。
 このため、ご指摘いただいているようなことは制度上無いものと考えています。
 次に、職員が勤務時間中に買物や通院をしているとのことにつきまして、職員には職務専念の義務があり、一般の会社と同様に決して許されることではございません。ただし、休日出勤を行った際の代休や、出先機関等であれば時差出勤、その他休憩時間や休暇制度等を利用しての通院や買物を行うことはあります。
 先の障がい認定の件も含め、詳しい状況等についてお知らせいただきましたら、改めて対応いたします。

2010年8月受付/担当課:障がい者自立支援課

自治会活動の活性化について

Q 野洲市発展のため、日々ご努力いただいている事に感謝申し上げます。
 日々気楽な立場でテレビや新聞等を見ておりますと、つくづく野洲市に住んでよかったと思います。(ex 100歳以上の一連の件や子どもへの虐待etc) そんな思いの中で、公的機関(役所、各種機関)と自治会(連合会、集落、隣組、自衛組織)が更に密接に有機的につながれば、もっと素晴らしいまちになるのではないかと思います。

自治会(住民)の善意に頼ることも大切なことである。

  • 自分達で出来る事は自分達でやる気は多くの人が持っている。
  • 自分達の住んでいるまちを良くしたいと皆思っている。
  • 自治会リーダークラスの人達も団塊の人達が中心で、十分な経験や知恵を持っている。

そのため少しの問題提起、リードを行政機関がやれば必ず動くと確信する。そのきっかけづくり、仕掛けを幹部職員クラスで起こしてほしい。

 親父クラブ等のNPO、NGO活動も生まれつつあるようですが、野洲という地域性を考えれば、まず、自治組織を指導し協働することが先であると思う。(自治組織はNPOの代表だと思う)
 市長がいつも言われている「市民がまちを作り、まちが市民を育てる」という理念実現のため、自治会組織は潜在的に大きなパワーを持っていると思う。今は「財政健全化集中改革プラン」実践が最重要である事は十分に理解しておりますが、今以上に血の通った暖かい野洲市になるため、住民とともに作り上げる手法も必要だと思う。その代表的なパートナーが自治会(組織)だと思います。
(市議会との関係は知りません。住民と市議会議員との接点が少ないのも問題)
 こうして直々に市長へ手紙を出してみようと思ったのも、以前より物理的には遠くなったが、市長(行政)と距離は近くなったのかなぁと感じています。うれしいことです。住民みんなが感じるようになれば素晴らしいことですね。

A 市長への手紙によりお心のこもったご意見とご提案をいただきありがとうございます。 日頃は市政運営全般にわたり、ご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
 さて、公的機関と自治会がもっと密接で有機的なつながりをもってもっとすばらしいまちを、というご提案には大賛成です。
 私のマニフェストの柱である『元気と安心の野洲』をつくっていく上で、自治会とその活動は最も重要なもののひとつです。まちは大きく見ると、「ひと」、「もの」、「こと」の3つの要素で成り立っていますが、「ひと」であるわたしたち市民は、食べ物や家、学校、病院、道路など「もの」なしに生きられませんが、それだけでは不十分で、人と人、人と物を繋ぐ「こと」、すなわち家族、友人、地域社会からはじまる人間関係や法制度などなしには健全に生きていけません。自治会はその地域社会の中心となり、私と公を繋ぐ重要な役割を持っていると思います。
 地域のしがらみ、旧習、行政の下請け機関といった否定的な面の指摘もありますが、私はむしろ、家族、友人、地域社会という流れの中で、自治の最初の拠り所であると考えています。住みやすく安全な地域づくりに向けて自治会活動が転換、発展するよう、ご提案の趣旨も踏まえて、自治会役員や市民の皆さんと工夫を重ね、実践的な取り組みを進めて生きたいと考えています。
 そのため、今後、積極的な行政情報の提供はもとより、こうした地域情報の収集と充実に努め、また透明性を高めるなかで、自治会をはじめ市民の皆様と地域課題や目標を共有し、それぞれの主体が役割分担しながら課題解決に向けて歩んでいきたいと考えています。こうした取り組みを実践することで、「市民がまちを育て、まちが市民を育てる」という理念が実現していくものと確信しています。

2010年8月受付/担当課:協働推進課

市議会議員の報酬について

Q 隗より始めよ
 市会議員の報酬を削減する(報酬を2階級制にする)

 1案

当選順位で前半と後半で格差をつける。但し資格は同一

 2案

 有報酬議員と無報酬議員(ボランティア)の2区分制にする。但し資格は同一

A 市財政の健全化に向けたご提言を賜りありがとうございます。
 1点目の「当選順位の前半と後半で格差をつける。但し、資格は同一」について、全ての議員は、選挙により当選され市民の信任を受けられた議員であり、その議員間において、当選順位で格差をつけることは適正でないと考えています。
 また、2点目の「有報酬議員と無報酬議員(ボランティア)の2区分制にする。但し資格は同一」についても、議員は、市民の信任を得て選ばれ、同じ資格と要件を満たすものであり、区分することは適正ではないと考えています。特に、無報酬議員については、その志は尊いと思いますが、その枠には経済的条件等限られた状況の方しか立候補できなくなるのではないかと思います。
 なお、議会では本市の財政健全化に向け、平成22年度から2年間にわたり、議員期末手当の50%減額(平成21年度当初予算比較)、委員会視察研修の休止、議長交際費の削減等を決定され、改善努力をされていますことについて申し添えさせていただきます。

2010年8月受付/担当課:議会事務局

野洲川歴史公園への定期バス運行について

Q 野洲川歴史公園サッカー場への定期便バス運行について、現在同方面への定期バスは守山駅からだけとなっていますが、サッカー場へ行くのは距離的に野洲駅から行くのが近いのに、なぜ運行されないのか以前から疑問を感じています。野洲駅でおりた学生から4人がタクシーで同乗すると守山からのバス代より安く行けると聞きます。いずれにせよ野洲市もこの公園にいくらか補助されていると聞いています。野洲市としても駅の乗降客を増やす商店街の活性化と経済効果も望まれるのでご検討していただきたいと思います。
A 野洲川歴史公園サッカー場(ビックレイク)の開設に伴い、民間路線バス会社に対し、周辺コースからの迂回や野洲駅からの路線新設について意向を確認しましたが、積極的な回答を得ることはできませんでした。これは、定められたルートを定められた時間に運行するという路線バスの制度が、サッカー場を不定期に利用される方々のニーズに合わず、採算性も考慮した上で不要と判断されているものと考えています。市のコミュニティバスも、市民の皆さまの移動手段を確保することを最優先にコース設定をしていることから、サッカー場へ迂回するコースの変更は、今のところ考えておりません。
 なお、現在の守山駅からの路線バスについても、サッカー場が建設される以前から埋蔵文化財センター行きのルートとしてあるもので、新設されたルートではございません。

2010年8月受付/担当課:生活安全課

市街化区域の見直しについて

Q 市街化区域の見直しについて、現在野洲市は隣接の守山市や栗東市に比べて極端に市街化区域が少なく、開発行為ができる区域が野洲市全体の12パーセントしかないといわれています。なぜそのように設定されたのか当時の話や町報をみますと、野洲市は農業振興策として優良農地の確保を優先に考え圃場整備事業にも力を入れられ、市街化調整区域を増やしたようですがこれは事実でしょうか。1970年7月に都市計画に基づいて市街化区域が設定されましたが、既にその時点で野洲町は隣接の草津市、守山市、栗東市と比べるとあまりにも極端に市街化区域の面積が少なく疑問を持っていました。その後も何回となく大津湖南都市計画の変更で公聴会も開催されています。その公聴会を開催するまでに事前に野洲市として将来の発展を考えるなら調整区域の地権者ともよく相談され都市計画区域の大幅な変更にご理解をしてなぜ交渉にあたらなかったのか非常に疑問を感じています。これが今日の野洲市の人口が大幅に増えない要因であり、強いては市民税や固定資産税等の税収入も増えない要因となっています。野洲市には京セラ、オムロン、村田製作所等といったIT企業が進出し、その各企業の従業員も数千人規模となっているようですが、これら従業員の住まいは隣接の草津市や栗東市、守山市で開発している新規分譲住宅を購入し人口は大幅に増え税収入も増えていますが野洲市はあまり増えないのが現状であります。最近冨波地区で旧小林製薬跡地を民間会社が買受け分譲されていますが、これは市街化調整区域の工場跡地を変更しただけであって根本的な解決にはなっていません。不動産会社に聞くと野洲市に住みたいという希望者は大変多いが野洲市では住宅開発する宅地がなかなか希望どおりにはいかないようですと言っています。市街化区域の拡大には各管轄との調整があることは知っていますが是非県や国に協力に呼びかけ力を入れていただきたいと思います。しかし拡大すれば将来保育園児や学校の生徒増となり箱物が増えるという意見もありますが商業の活性化や経済波及効果のほうがメリットも多いと思います。今問題となっています野洲市の都市計画税の導入も検討されていますが地域内に住む一市民としてそれなりの恩恵も受けておりやむを得ないと理解しています。将来の都市計画の拡大により税が導入された場合財政面でもメリットがあると思います。
 なお当面市街化区域を拡大する地域として次の地域を検討していただきたい。いずれも圃場整備区域と思われますが期限が既に過ぎているのではと思います。
イ.今の健康福祉センターの裏から小林住宅までの地域
ロ.近江富士大橋から行畑跨線橋交差点の両サイド
ハ.問題となっている市三宅の企業立地用地
もし上記がすでに市街化区域になっていればお許し下さい。

A 大津湖南都市計画区域区分については、法に基づき定期的な見直しを行っています。現在、第5回目の見直しとして、野洲市都市計画マスタープランにおいて明示しております「長期的に市街化を検討する地域」を中心に、県との協議を行っているところですが、市街化の拡大は、次の理由により厳しい状況です。

  1. 本市では過去、既存集落の住環境の改善、効率・作業性の向上を図るためこれまでに圃場整備事業に積極的に取り組み、市街化区域の周辺には優良農用地が数多く存在していること。
  2. 面的な圃場整備は完了しているものの、継続的に、農用地として保全するためにかんがい排水事業等が展開されており、補助金の適正化の法律の制約があること。
  3. 大津湖南都市計画区域(大津市、草津市、栗東市、守山市、湖南市、野洲市)全体として見直しが実施されるため、他市の市街化区域の空閑地の状況に左右される恐れがあること。
  4. 食糧自給率の向上、農地保全などの農業施策で国の関与が益々厳しくなっていること。
  5. 全国的に人口減少が予想される今日、滋賀県も例外ではなく、大津湖南地域でも、10年後には、減少に向かうと予想されること。
  6. 急傾斜地、洪水地など防災面の課題(排水計画等)、制約や規制があること。
  7. 具体的、確実な開発計画等が必要となること。

 このように、早期の市街化区域の拡大に向けてはさまざまな課題があります。市街化区域を拡大する地域としてご提案をいただきました3地域につきましても課題等はありますが、野洲市都市計画マスタープランにおいて「長期的に市街化を検討する地域」あるいは住宅系の土地利用として位置付けており、市の持続的な発展のためには検討すべき地域であると考えております。
 今後、中期的な視野に立ち、将来の宅地需要を踏まえた住宅地や工業地等の市街化区域の拡大と食料生産および美しい田園風景を形成する農用地の保全との調和を図りながら、有効な土地利用を進めたいと考えております。

2010年8月受付/担当課:都市計画課

企業立地促進法プランのその後について

Q 平成19年10月に県からはじめて企業立地促進法の指定を野洲市が受け、将来の野洲市のさらなる発展に寄与するものと期待していましたが聞くところによると市三宅一帯の農地は地権者との同意や工業区域への変更が問題で難しいと市議会だより等で掲載されていますがこれで断念されあきらめたのでしょうか。又今までに地権者との対話集会や交渉を何回もされたのでしょうか。市街化区域への変更等は国の管轄もありハードルは高いのはよくわかりますが残された期間、担当だけでなく市長も自ら地権者とそのプランについて誠意話し合いそして県知事や国会議員に精力的に交渉して実現に向けて頑張っていただきたいと思います。せっかく県から指定を受け二度とないチャンスです。これが実現できなかったのでは市民からやっぱり促進法のプランは絵に描いた餅だと批判されやがて失望へと変わってきます。ここで提案ですがこの地域について企業の進出が無いようでしたら既存の京セラ、オムロン、村田製作所は今後とも成長する有望な企業であり直接会社に働きかけ工場増設の意志を確認し、計画があるようでしたら市三宅地区の地権者や県とよく話をして企業立地区域の一部だけでも先に買収し進出していただくのもひとつの方法ではないでしょうか。もしその計画もないようでしたら、新聞等を見ていただいていると思いますが優良企業の設備投資も少しずつ上向きになってきて新規工場計画が時々掲載されています。場所は未定となっている企業が多々ありますのでこうした企業の情報を早く知り県とも相談してアタックして有利に野洲市へ誘致する方向にもって行くのも一つの方法ではないでしょうか。この促進法プランの実行にあたっていろいろ法律、規制、管轄の違い等の困難も伴いますがいずれにせよ残り少ない限られた期間全力を傾注しスピード感をもって積極的に取り組んでいただきたいと思います。なおこの計画も含め道路の拡幅についてですが今の京セラ、オムロン側の道路が野洲中主線を越え6メートル道路となっています。現在の近江八幡から久野部を通って近江富士大橋まで行く道路は朝夕の交通量が多く渋滞します。この渋滞の解消方法としてせめて野洲、中主から北野小学校の交差点を超えて希望が丘病院前の行畑跨道西交差点までバイパス道路として4車線道路に拡幅すれば将来の市の発展に大きく寄与するものと思います。守山市や草津市はすでに東西線は早くから4車線化されています。現在はほとんどが農地であり、買収しやすいと思いますが是非検討願います。
A 企業立地促進法の指定地域である市三宅地先の農地については、JR野洲駅前の土地利用の観点ではきわめて可能性の高い土地にもかかわらず第一種農地であることや排水対策が出来ていないことから、企業が求めるスピード感をもっての開発が難しく、さらに景気低迷の影響もあって、ご提案の3社も含め計画は無く、また、具体的に本市に進出を表明している企業も現在のところありません。
 いずれにいたしましても、企業誘致は、市の将来の人口減少や少子高齢化に備えて、また、安定した税収の確保の面からも大切な施策でありますので、地域住民のご理解を得ながら引続き積極的に取組んでまいります。
 次に、市の東西幹線道路の慢性的な渋滞を解消する方法としてご提案いただいております、主要地方道大津能登川長浜線の一部バイパス4車線化につきましては、結局のところ野洲川の架橋部分がボトルネックとなるため、根本的な課題解決には結びつかず、まず国道8号バイパス及び大津湖南幹線を早期に整備し野洲川に架橋することが優先すると考えています。
 しかし今年度は、道路利用の実態を捉え、将来の道路整備の方向を明らかにするために道路交通センサスが、国において実施されますので、このデータや市内の諸状況を基に、ご提案いただいた内容も含め、市の道路整備の具体的な方向性を検討してまいりたいと考えています。

2010年8月受付/担当課:地域振興室

野洲市のマスタープランについて

Q 先般、東消防署が市の図書館横に隣接して移設されると新聞に報道されましたが、これはよい計画と期待しています。私は以前からこの付近は健康福祉センターや市の図書館もあり、旧中主町と道路にも直結しており、又将来祇王駅ができたら市の中心になる地域と思っています。今後この東消防署の反対側の農地を買収して将来野洲病院を移設し、今の病院は高齢化にともなう介護施設等に改装、新病院と消防署との一体化により防災時にも力を発揮できるのではないかと思います。こうした計画には現在野洲市は非常に厳しい財政事情であることはよくわかりますが将来の計画として総合発展計画にもご参考にしていただければと思います。
 野洲市のマスタープランについて、市の賑わいと発展に資する貴重なご意見をありがとうございます。
A ご指摘の地域は、市内全域からの交通の利便性が良好で、結果的に公共施設が集積しており、また以前からJR琵琶湖線の新駅構想もあることなどから、将来的には何らかの形で新たな土地利用ができないか検討を続けている地域です。
 ただ、「市街化区域の見直しについて」でもご指摘いただきましたように、まず当該区域での開発は都市計画区域の見直しと農地の転用が必要になってきます。さらに当該地域がJR琵琶湖線と新幹線の築堤に挟まれたエリアのため排水効率が悪く、大規模な開発には雨水等の排水対策が不可欠となります。国が農地の拡大方針を示す中での農地転用やJR線を越えての排水路整備など、早期の実現にはかなりハードルが高いと思いますが、市の長期的な構想の中では、将来の発展に向けた夢を描くことも大切と思います。
 折しも現在総合計画の見直し作業を進めているところであり、中長期の財政見通しを勘案しながら、市民の皆さまのご意見を色々な形で反映できればと考えています。

2010年8月受付/担当課:企画財政課

職員の意識改革について

Q 最近の職員の窓口サービスは窓口にきても声をかけ質問しても即対応して以前に比べてもよくなって評価できると思います。しかし課によってはまだまだ従来の考えに固守して業務している職員もあるのではないでしょうか。その一つとして先に述べた事柄についても難問山積で相当の努力が必要であるのは事実であり、これにチャレンジしていく意欲ある職員や管理者がどれだけおられるのかは甚だ疑問をもつものです。最初から法律や規則に抵触し又管轄が複雑で困難であるといった理由で難問に手をつけようとしない職員がいるならば問題であります。隣接の市民からも野洲市の職員は非常に保守的ですねと聞きます。こうした考え方は各担当が任期中は平穏に治め、難しい案件にはなるべく避けたいという意識が心の片隅にあるからではないでしょうか。悪くいえば次のポストを考え無難なく業務をしようとする職員や管理者がいるとなれば大変ゆいゆいしいことで民間であれば即転勤であります。これまでに人事評価制度が導入されきちんと評価されてきたのか疑問を感じます。何事も市の方針が決まれば実現に向け積極的に取組むのは当然でありその結果ができなかったのであれば納得できることもありますが現状はそのように思いません。又反面実現に向けて全力を投入し努力された職員や管理者については人事評価にきちんと記録し、ボーナスアップや昇格等に反映し又時には貢献に応じて抜擢人事をおこないその苦労に報いてやるのは当然であります。いずれにせよ職員が既成事実にとらわれず柔軟な対応と発想をもって意欲ある職員の育成に市長自らリーダーシップを発揮して頂くようお願いします。
A 職員育成に関し、積極的なご提案ありがとうございます。
 現代社会においては、社会の成熟に伴い、市民の価値観が多様化する中、施策を推進していく上で、職員は、より市民の視点に立って地域課題に対処し、施策を展開していくことが求められています。
 このような時代背景において、市では、市役所の経営資源として、「人」すなわち職員の重要性を認識し、ご指摘の従来型の職員からの脱却を図り、「自立し、市民から信頼され、積極的に改革・改善に取り組む職員」を育成すべく、平成19年11月に「第一次野洲市人材育成方針」を策定し、必要とされる能力養成を図るため職場改善や研修の実施と合わせ、人事制度の改善を図り、相互に連携させていくことで職員の意識改革を推進し、積極的に行動する職員の育成に取り組んできたところでありますが、ご指摘の視点も含めた見直しを検討しています。
 職員の意欲を高めるには公正な人事評価は不可欠であることから、市では、現在、自己評価と上司の評価と合わせて、管理職においては、部下からの評価も実施し、客観評価に努めた人事評価制度を導入し、勤務成績を職員の処遇(昇格や昇給)に反映させ、職員の勤務能率やモラールの向上に努めております。しかし、現行の人事評価制度は、成績評価(能力評価)において、時代要請に基づく政策形成の能力、職員が達成した業績を人事評価に反映する形では行えていないことから改善が必要であり、努力した結果がより評価へ反映できるよう制度を再構築すべく、現在見直しを進めているところです。
 職員が、従来の考えに捉われることなく、市民のみなさまから信頼を得、意欲をもって業務を推進することができる職員を育成すべく、今後とも努力してまいりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。

2010年8月受付/担当課:総務課

コミュニティバスについて

Q 私は、読書が好きでよく図書館を利用して本を借りていますが、自動車は運転できず、自転車では遠くて行けず、分館の本を借りています。市内の100円バスで往復200円で良いのですが、分館では本が少ないため、本館に行ってゆっくりと読みたいのですが、そこへ行くには野洲駅で乗り換えて又往復200円いります。合計400円払うと文庫本を1冊買えます。
 他のコミュニティバスは3路線とも図書館前や福祉施設の所は止まりますが、あやめコースは行きません。そこで、不公平の無い様にあやめコースも行けるように考えてください。
A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。
ご意見にもございますように、各コースとも主要な公共施設は乗り換えなしに行けることが理想で、図書館や健康福祉センターだけではなく、例えば総合体育館、さざなみホールなどの公共施設についても同様のことが言えると考えます。
 しかしながら、コミュニティバスは、1人の運転手が受け持てる最大限を1コースとして市内を4つのコースに分割し、市内全域をカバーしております。従いまして、コースによっては、どうしても経由できない公共施設が発生することについては、現状ではやむを得ないと考えております。
 ただ、来年4月から定期券を発行することを予定しており、これが実現すれば、利用回数の多い方の負担が軽減でき、実質は、乗り換えていただいても同一料金でご利用いただけることとなります。
 今後も、ご利用いただいている市民の皆さまのご意見をお聞きしながら、改善を進めてまいります。

2010年8月受付/担当課:生活安全課

国道8号バイパスについて

Q お世話になります。現状で、野洲栗東バイパスの進捗状況を教えて下さい。
A 市長へのメールによりお問合せいただきありがとうございます。
 ご存知のとおり、国道8号については、三上交差点手前から野洲川大橋付近にかけては、道路の通行容量を越えて慢性的な渋滞を引き起こしています。渋滞緩和のため、2000年5月に野洲市小篠原から栗東市手原までの4.7キロメートル区間について、バイパス計画が都市計画決定されました。計画概要といたしましては、計画延長約4.7キロメートル、計画幅員約39.6メートル、高架構造4車線の道路です。
 事業の進捗状況は、測量業務を終え、基本設計(予備設計)が完成し、現在バイパス沿線の関係自治会等への説明を行っている状況です。関係自治会等からは、事業に対するご意見等を数多く頂いているところであり、ご理解ご協力をいただけるよう説明会を繰り返し開催するなど、早期の事業化に向けて努めているところです。
 バイパス事業につきましては、本市にとりましては必須かつ緊急の重要課題であり、事業主体であります滋賀国道事務所はもちろんのこと、滋賀県そして野洲市と三者が一体となって、地元の方々の理解を得ながら、早期の事業化に向けて邁進してまいりたいと考えておりますので、ご理解頂きますようお願いします。
 同路線の事業概要について、国土交通省 滋賀国道事務所がホームページ上に情報を掲載されていますので、こちらもご覧下さい。

滋賀国道事務所 道づくり・地域づくりのページへ

2010年8月受付/担当課:国県事業対策室

学童保育所の対応について

Q 学童保育所の保護者として匿名で失礼します。

  1. 何人かのお母さんたちと話していて聞きました。指導員が子どもを引きずった。たくさんの子どもが見ている前で。泣いている子を。体罰か虐待か。その様子を見た子どもたちの心の中はどんなものだったのか。調べてもらいたい。どうしてそういう状態になったか説明必要。その子の家の人にも学童の子どもたちにも。暴力は子どもたちも真似します。関係者に聞いて責任者たちの始末書など必要では?
  2. また、ケガをした時も冷やす処置だけで病院へ連れて行ってもらえなかった。(8月骨折)所長さんの判断?時間内だったら学童で急を要して病院へ行くべき?指導員の様子を社協へ手紙を出したらしいが、どうも隠されているようだ。そういうことが指導員のエスカレートしているのでは。仕事に対する心構え。子どもを預かっている学童に緊張感や心構えが最近失われてきている?

1、2に関しては、教育委員会の問題になるか?
どの職場も隠すこと多いと思いますが、もっと真剣に仕事に向かってほしい。

A 市長への手紙をいただきありがとうございます。
 市内学童保育所での指導員の児童への接し方について、市教育委員会を通じて指定管理者である野洲市社会福祉協議会に確認を行いました。
 1の「指導員が子どもを引きずった。」件に関しては、じんましんの発疹をひどく痒がる児童がおり、患部をかきむしっていたため、かゆみを抑えるための処置をした時に発生したものです。保冷剤により冷却処置を行うため、冷蔵庫のあるキッチンに誘導しようとしたが、聞き入れてもらえなかったため、両手を引っ張る形となったとのことでした。
 結果的には無理やり連れて行く形となり、行過ぎた指導として認識しています。ただし、他の指導員も事態の収束にかかわったこと、当該保護者や児童に対しては所長を中心に事情説明等をおこなったことにより、当該保護者には体罰や虐待でないことを含め、ご理解を得ています。
 2の8月に起こった骨折事故に関しては、小学校運動場において一輪車で遊戯中、転倒した際に発生したものです。
 発生した時間がお迎えの時間に近かったことなどから患部を冷やすなどの応急処置を行いながら保護者の迎えを待ち、保護者により病院に連れて行っていただくこととしたため、学童保育所から直接搬送はされていません。このことについては、保護者にも理解を示していただいており、今後も従来と変わらない保育活動をお望みとのことでした。
 なお、保育中の事故についてはすばやい対応とそれなりの処置が望まれるので、今後も指導を徹底します。
 最後に、社会福祉協議会あてに頂くお手紙などについては、公開はされていませんが、ご意見を頂いた方にはきちっと返答をさせていただいているとのことです。指導員の様子についてのお手紙は存在しましたが、差出人の記載がありませんでしたので、直接返答はされていません。しかし、この内容は、学童保育所所長会に提出し、所長間で議論を行った上、適切な指導を行っていくよう確認されていました。
 市としましても、児童の指導を行う際には、行き過ぎた指導とならないよう、また、保育中の事故については発生防止に努めるとともに、一層透明性の高い運営が図られるよう改めて社会福祉協議会に申し入れてまいります。

2010年8月受付/担当課:青少年育成課

核家族の現状について

Q 最近の虐待の事件などで色々考えられている時であると思いますが、私も2人子どもと主人の核家族。近くに祖父母はいません。主人1人の家計で支えています。不景気になり、収入が減り、夫婦喧嘩も多くなります。家計にゆとりを持たせるために幼稚園でなく保育園に預け働きたいのですが、保育園は順番待ちです。いっそう別れて母子家庭になれば優先してもらえる??とも考えましたが、変わらずです。保育園に預けるには現実、祖父母の応援がある方が多いと思います。現代の祖父母はまだ若く、働いている方も多いと思います。少なくとも私の周囲は祖父は働き、祖母が送迎を手伝うなどという家庭が多いです。明らかに生活にゆとりがあります。
 これから就労したいという優先は低く、核家族には厳しいです。
 待機児童として一時保育で月8万払い働こうと思っていますが、兄弟で月10万です。
 核家族の現状を知ってほしく書きました。

A 「市長への手紙」によりお手紙をいただきありがとうございます。
 家計に少しでもゆとりを持たせるため、就労を希望され、お二人のお子さんの保育所入所を希望されていることにつきまして、野洲市では、そのような事情でございましたら、申し込み時点で未就労であっても、保育所の入所要件が満たされますのでご安心下さい。このような事情については、入所申し込み時に確認をさせていただくこととなります。
 ただ、年度途中での入所は、特に低年齢児では待機いただくことや、ご希望の保育所にお入りいただけないことが多くなっています。これについては、前年の入所申請により、各保育所の1年間の体制を整えているためで、当初から必要以上の保育士を雇用できませんし、年度途中での保育士採用は人員確保が難しいことから、やむを得ないものです。可能な限り努力しておりますが、ご理解をいただきますようお願いいたします。
 なお、お話いただいた核家族の厳しい現状については、市民の皆さまの声として、子育て支援の課題として位置づけしてまいります。

 

2010年8月受付/担当課:子ども家庭課

『M-1033野洲市の財政における人件費』の回答に対する意見

Q 回答ありがとうございました。しかしながら、すっきりしない回答ですね。
 すっきりしない原因が、(1)私の理解不足なのか、(2)出された数字だけで納得するには不十分なのか、それともやはり(3)出された数字だけを見ても人件費が高すぎるのか。。。私の意見としては、各種手当、退職金や福利厚生費等々説明に上がっていない部分がまだまだ多いために、なかなか納得に至ることはできません(定年近くまで勤めれば、高校卒でもみんながみんな数千万円の退職金が貰える会社なんて民間にはないですからね)。
さて、『(M-1033で)今後も具体的なご意見・提案を頂ければ幸いです。』とのご回答を頂きましたので、市民が市政のことを理解する手法を提案させていただきます。

その1

 私の場合、これまでの経験から、職員の報酬が、仕事量・知識レベル(ちょっとしたレアケースに対応できない職員が多すぎる)・勤務態度等と吊り合っていないと思えるために、人件費についておかしいのではないかと思うのです。ならば、正職員全員が月報を作成し、これを匿名でいいので(ただし、部署、年齢と役職は記入必須)、すべて市民が閲覧できるようにすれば、どの部署の職員がどんな仕事をしてて、人員配置が適切なのか不適切なのかについて判断でき、市民も報酬の妥当性を理解できるようになるのではないでしょうか?(ここで注意しなければならないのは、部署ごとの月報にしてしまって、ごまかしがまかり通ってしまうような方法での運用は避けなければならないということです)

その2

 事業仕分けについては、やはり実施するべきですね!職員主導での実施では、都合の悪いことは見直すことをハナからタブー視してしまって、検討課題にすら上げない案件があるのではないですか?そこに市民の目線との乖離があるために、そのような手法で、いくつか実績を強調されたとしても、納得できる理由にはなり得ません。たとえば、『職員ボーナスの2割削減』と回答がありましたが、市民から見れば、『年間報酬の2割削減』なら納得できるかもしれませんが、その程度でお茶を濁そうなどなどというのすら、ふざけているように思えます。財政破綻した北海道の某市を見てください!あんなことになっていいのですか?不利益を被るのは市民なのです。真剣さが足りないのではないですか?また、意見交換会についても、こっそり行われている感が否めません。老若男女いろんな人が希望すれば参加できる形での意見交換会としては、実施されていませんからね。市政に意見を持っている人は、実は非常に多いと思います。みんなチャンスがないから、意見を言えないのだと思います。このような人たちの意見を吸い上げる方法として、市民による事業仕分けは、有益だと思います。

A 市長へのメールで、再びご意見をいただき、ありがとうございます。
 出来るだけ丁寧にお答えしたつもりですが、「すっきりしない回答ですね。」とのご感想をいただき、残念です。
 メールによる回答ですから、文章量や表現に限界はあると思いますが、個人情報など公開できないもの以外は、当然、すべて公開して市政を進めているつもりですので、今後もお問いかけいただければ幸いです。
 なお、退職金の「会社」との比較につきましては、月々の給与や手当てまたボーナス等を含めた生涯給与、また公共サービスへの人材確保といった視点から透明性のある議論が必要であると考えています。

 さて、すべての正規職員が勤務月報作成するというご提案をいただきありがとうございます。確かに、透明性は高まると思います。しかし、それによって、市民の方々に「人員配置が適切なのか」や「報酬の妥当性」までご判断いただける情報まで盛り込めるかが課題であると考えます。例えば、製造業や営業や販売などのサービス業の場合は、時間当たりの製品数や契約件数で成果を分かりやすく表せますが、行政サービスの場合はほとんどの分野で馴染まないのではないかと考えています。民間企業で株主に対してご提案のような取り組みをしておられる例などはあるのでしょうか?
 しかし、だからといって、それに甘えて生産性や効率を無視して仕事を進めて良いと考えているものではありません。全職員の責任感や士気の高揚を図りつつ、組織内での階層ごとの指導・監督や評価、また議会や市民の皆さんによる監視や評価によって仕事の質と効率性の向上を図っていくべきものであると考えています。

 次に、事業を見直す方法について、「事業仕分け」という方法で行うべきかどうかについての考え方は、前回で回答させていただきましたとおりです。
 それでも事業仕分けを実施すべきだという結論に至ったご意見の根拠として、2点あると受け止めています。1つ目は、「職員主導で事業を見直した場合、都合の悪いことは見直さないのでは」という点。もう1つは、「意見交換会がこっそり行われ、いろんな人が希望しても参加できないのでは」という点。
 まず1つ目の職員主導については、もちろん最初の事業の洗い出しは職員が行っています。しかし、原則市の全ての事業、補助金、事務経費を俎上に載せており、職員にとって都合の良い事業のみを選択して実施したものではありません。その後の流れにつきましては、前回で回答させていただいたとおりです。
 2つ目の意見交換会の開催については、こっそり行ったことは1度もありません。全ての市民懇談会について、事前に開催を広報等でお知らせし、希望する市民に参加いただいています。
 例えば、昨年に実施しました『集中改革プラン市民懇談会』については、昨年7月の広報(表紙)で開催をお知らせし、市内のコミュニティセンター7箇所により計7回開催いたしました。いずれかの会場にお越しいただければ、よくご理解いただけたかと思いますが、どの会場も参加したいという市民を拒んでいませんし、挙手により自由にご意見やご提案をいただき、意見交換をさせていただきました。また、その結果についても、主な意見や提案内容を昨年9月の広報でお知らせしています。
 なお、「みんなチャンスがないから、意見を言えないのだ」ということに関しましては、私との意見交換の場として『元気な野洲まちづくりトーク』があります。事前の申し込みは必要となりますが、市内で活動する5人以上のグループと私とで意見交換をするというものがありますし、先進的な取り組みや特色ある活動を行っている企業、事業所、施設、市民活動団体等を私が直接訪問し、視察と併せてその関係者と意見交換を行うものがあります。
 また、個人でのご意見やご提案につきましては、このように「市長への手紙」としていただいたものを誠実に回答させていただいています。
 いずれの方法にいたしましても、市民のみなさんが市政に関心を持たれ、まちを良くしようというご意見につきましては、大切にさせていただきます。

 

2010年8月受付/担当課:総務課・経営改革室

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