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市長へのご意見・ご提案(平成22年4月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つ広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと市長および担当課がすべて目を通し、回答をしています。掲載内容は、広報秘書課で一部要約(不掲載もあり)しています。

市長への手紙 主なご意見と回答 (平成22年4月受付分)

野洲川大花火大会・野洲市夏まつりの休止について


Q 休止の理由が協賛金、市からの補助金の確保が困難なためと広報で記載されていましたが、億単位のお金ならともかくとして、800万程度のお金くらい、退職金の削減、更なる特別職・議員・職員の各種手当(賞与の大幅カットなど)の削減とかでなんとかならないのですか?全く理由になっていません。


A 野洲市では、市観光物産協会に対し、各種キャンペーン事業等の観光物産振興のため、毎年補助金を支出しており、この内200万円が市観光物産協会から野洲市夏まつり実行委員会へ繰り出され、これに企業、事業所、商店、個人の皆さんからの協賛金や出店料の約600万円を加算し、両イベントが開催されてきました。

しかしながら、市の補助金支出が困難となっただけでなく、急激な経済不況により協賛金の確保も非常に困難となっていることから、集中改革プラン素案の中で休止の方向をお示しさせていただき、決定に至ったものです。人件費削減による必要経費の確保のご提案につきましては、まずは、両イベントの開催に必要な経費全てを税金を財源とした市補助金で賄ってはおりませんし、また、既に2億円以上の人件費削減を行っており、両イベントの開催のために、それ以上の削減を行うということは妥当ではないと考えます。

2010年4月受付/担当課:商工観光課

勤勉手当について

Q 以前から思っていたのですが、勤勉手当って何ですか?仕事をして当たり前なのに、まさか皆勤とかでもらっている手当ですか?賞与以外にも手当をもらっているのですか?教えてください。

A 勤勉手当は、期末手当と並んで、民間事業所における賞与等の特別給に見合う手当として支給される手当です。そのうち、期末手当は、民間事業所での期末一時金に相当するもので、勤勉手当は成績査定分に相当するものです。その他の手当につきましては、扶養手当、通勤手当及び時間外勤務手当などがございます。これら手当の支給状況などは、本市ホームページ内の【行政情報】−【野洲市人事行政の運営の状況】で公開しておりますのでご確認いただければ幸いです。

2010年4月受付/担当課:総務課

 

さくら緑地公園内の車の通行規制について

Q 初めて上記公園へ花見に行きました。きれいに整備された公園でお花も美しかったのですが、危険なことに、歩いている公園内通路(茶色舗装)を自動車が通り抜けていました。通路脇に自動車通行禁止の看板(標識)は出ていますが、出入り口に車止めがないため、マナーの悪い人が車で乗り入れているようです。花見シーズンを迎え、安全と事故防止のため、早急の応急措置と適切な恒久対策を検討・実行していただくことを要望します。

A メールによりご意見をいただきありがとうございます。さくら緑地内の茶色舗装された道路は、隣接する大山川の管理用道路であったものを、市道認定したもので、自動車の通行は規制されておりません。また、道路脇の「車両乗り入れ禁止」の看板は、芝生内への車両の乗り入れを禁止するために設置しているものです。特に花見シーズンには、多くのみなさんに訪れていただいておりますので、早急な措置として、公園内樹木の管理を委託しているNPO法人に、「園内徐行」の看板を設置いただいたところです。恒久的な対策として、公安委員会や河川管理者等の関係機関と協議し、一般車両の通行を規制してまいりたいと考えています。

ご意見をいただいた後に、公安委員会、河川管理者と協議し、6月末に車両の通行規制を行いました。

2010年4月受付/担当課:道路河川課
 

職員の対応について

Q 課の氏は大変有能で頭の回転がよく、質問に対して、論理的にすぐ回答してくれるいい職員である。近江の国に古くからある近江商人のコンセプトである<三方よし>(市民よし・市職員よし・地域よし)をよく理解し野洲市政をよくしている。
彼のような人間が多くいると野洲市も先が明るい野洲市の宝である。彼のように能力のある人間はgoodポジションにつけて市の発展にがんばってもらいたい。
しかし、4月6日に分庁舎にて、国民健康保険税の返金について課の氏に説明をもとめたが、7月ごろ(約3ヶ月)になると言うこと、システム上の問題で遅くなると言うこと、ちゃんとした説明が出来ないどうなっとるの?再教育の必要があると思われる。彼等の言い分は<一方良し>としか思われない。市民はどうでもよい。すべて市役所のペースで日程及び行動をするとしか思われない。市役所はだれのためにあるのですか?税金は日時決めて取って、支払いは何ヶ月もかかる。おかしくないか?


「市長への手紙」により、市職員の対応について、まずは、お褒めの言葉を賜りありがとうございました。
さて、一方、問題をご指摘いただきました国民健康保険脱退手続きに係る還付金につきまして、市では従来、年度替りの4・5月分の処理は、システムの切り替え等による作業の煩雑性から課税及び還付の誤りを避けるため、6月に処理を行い7月に還付する方法をとっておりました。しかし、今回ご指摘いただきましたことを受け、税務課、電算処理担当課及びシステム管理会社と検討を行い、当月内の処理を行うことが可能となるよう、事務処理の改善を図りました。
今後も、市民の皆さまから求められている行政サービスについて、一層の向上と改善を図ってまいりたいと考えますので、お気づきの点がございましたら、ご意見をいただきますようお願い申し上げます。

2010年4月受付/担当課:総務課
 

図書館の広域貸出について

Q 野洲市在住のものです。図書館についてですが、他の市民に対して、図書の予約できなくするなど納税者との”差”をつけていただきますようお願いします。
野洲市と草津、守山、栗東市の湖南4市では広域貸出制度を設けています。ところが、他の市民には図書の予約や取り寄せができなくなっている市があります。納税者とそれ以外とで差をつけているようです。
野洲図書館は、他市の方が車でこられて利用されていることを耳にしたことがあります。どの程度されているかはわかりませんが、納税者とそうでない人とは”差”をしっかりつけていただくか、利用料を徴収するか、助成金をもらうなどをしていただきたいです。
まずは、予約をできなくすることや、貸出期間や冊数に制限をもうけることなど、それがだめなら一人当たりの使用で助成金をとるとか手数料をとるなどを検討下さい。
野洲図書館は野洲市民が支払った税金で運営されています。野洲市民が他市の図書館利用は少ないはずです。逆に他市の市民が野洲市の図書館を利用されているのは多いかと思います。
野洲は広域貸出制度によって他市の図書館の振興を妨げているようにも思います。ぜひ、ご検討をお願いします。
(ご意見につきまして、他市政に関する内容等が含まれていましたので、一部改編しています。)
 

メールによりご意見をいただきありがとうございます。
この度は、野洲図書館ならびに湖南4市の図書館広域利用につきまして貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
この制度は広域圏内にお住まいの方に広く図書館活用の機会を保障し、それぞれの図書館が持つ資料を有効に共有する目的で、4市の首長が合意して平成14年より開始したものです。協定締結の当初より、貸出し冊数の制限や返却期限は各図書館の貸出規定に基づき行うことになっているため、館によりそれぞれ貸出や予約のルールが異なっています。
広域貸出制度は多くの方に便利に活用いただいている一方で、特に本市にとっては利用不均衡が生じていることも事実です。今のところ、資料のリクエスト(要求)は居住される自治体の図書館に要請していただくこと、居住自治体に目的の資料がある場合には野洲図書館へのリクエストをご遠慮いただくこと、の2点については館内掲示により周知をしておりますが、ご指摘いただいた意見を踏まえ、実施から8年を経過したこの制度について再評価し、協定のあり方も含め、検証を進めてまいりたいと考えます。

2010年4月受付/担当課:野洲図書館
 

小学校の時間外勤務について

Q 質問になるのか、わかりませんが、北野小学校は、よく、遅くまで電気がついてますが、職員の方は、そんなに沢山の方が各教室に残り仕事されてるのですか?少し気になり、メールしました。

メールによりご意見をいただきありがとうございます。

各市立小・中学校では、さまざまな教育課題を解決するため、遅くまで対応することがあります。北野小学校でも、授業の準備や教室・廊下の掲示物張り替え、あるいは保護者との面談などのため、教職員がたびたび夜遅くまで教室の電灯をつけて職務にあたっています。
ところで、北野小学校の照明施設については、各階の教室や廊下の一部を使用する場合でも、各階の廊下全体を点灯させざるを得ない構造になっています。また、廊下が一直線ではなく見通しが悪いことから、防犯上、各階の廊下全体の点灯が必要な場合もあります。このことについては、今後改修を行う場合の課題としてとらえています。
北野小学校で遅くまで電灯がついていることについて、ご心配をおかけしているところですが、何とぞご理解をいただきますようお願いします。

平成22年4月受付/担当課:学校教育課

 

全国学力テストについて

6年生対象の全国学力テストが今年も実施されると思っていましたがテレビや新聞で実施を知り、唖然としました。
今年は抽出制となり全国一斉ではなかったようですが、全国で抽出校以外に自主参加を含め70%以上の学校が参加したと知りました。
さて、野洲小学校はこの件についてなぜ手紙一通ないのでしょうか?
学校として何かお考えがあるのでしょうが、昨年何事もなく実施していた事をやめるのならば何か説明をすべきです。一切の説明がない理由、実施しない理由、その理由が去年は当てはまらなかったのかについてもお聞かせください。
去年は全国一斉だったと思いますが、それが理由で参加したのであれば野洲小学校は学校としての意思に反していても国から言われたら黙って従う学校ということにならないですか?これは考えようによってはとても恐ろしいことだと思いますが…。

メールによりご意見をいただきましてありがとうございます。
さて、全国学力学習状況調査につきましては、各地域における児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育及び教育施策の成果と課題を検証することなどを目的として実施されています。昨年は全国一斉に実施されておりましたが、本年度より、各地域における児童生徒の学力や学習状況の把握・分析は、一斉の調査ではなく抽出調査で統計的に十分であるという理由から、抽出調査方式に変更されています。抽出校は、文部科学省が無作為に選出し、今年の1月には決定しておりましたが、日頃の子どもの学力が正しく把握できなくなる可能性などの理由から、事前に学校名は公表されておりません。(ただし、抽出校は、実施するにあたっての日課変更や準備等のお知らせのため、実施日の前週に保護者へ連絡されています。)野洲小学校は、抽出校に選ばれていませんでしたので、特にお知らせはしておりませんでした。
また、自主参加につきましては、国や都道府県別の集計には入りませんし、学校で採点をして、学力の一側面を把握することはできますものの、学校が日頃から行っているテストやプリント等による評価でも、学力を十分に把握できると考えており、また、国立教育政策研究所のホームページから、ダウンロードによって問題を入手することができ、授業で活用することができますので希望調査を行っておりませんでした。ご理解いただきますようお願いします。

2010年4月受付/担当課:学校教育課
 

市役所玄関について

拝啓一雨ごとに寒さもゆるみ、春めいてきましたが、皆様に変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、まことに些細ではありますが、わたくし的には矛盾と理解できないことがあり、この4月に野洲市へ越してきました新参者ではございますが思い切ってお手紙しました。
わたくしは、4月に越してきてから、転入手続きの為に1回と証明関係の為に1回の2回お邪魔したのですが、どちらも駅前の住まいではないため自家用車にて行かせていただきました。何度となく引っ越しはしており同じような手続きの為市役所へ参りますが、裏口から入らせていただく市は初めてでした。
このこと事態に強い不満を持っているのではなく、裏口から入るような流れになっているにも関わらず案内所等々は全て表口から入るような仕組みであることに、「すみやかに、こまやかに、?」宣言のようなお客様目線を大事にされているような市にあって、強い不信感を抱きました。
確かに、「車を停めてから前まで回ればよい。」とおっしゃるのかもしれませんが、足の悪いわたくしにはそれはたいへんな事なのです。
1回目にお伺いした際は、全く初めてであり入口も分かりにくく住民課がどこにあるのかも分からず右往左往しておりました。そこへ男性職員の方に声をかけていただき案内いただきました。転入手続きをし待っていると、正面玄関の前に案内所があることが分かりました。何のためにあるのかと思いました。わたくしだけかと思っていましたら、場所が分からないのかうろうろしておられる方もたくさん拝見しましたが、案内所を使われる方はおられなかったように思いました。
2回目にお伺いした際にもやはり同じような思いを抱きましたし、混んでいたためか駐車場もいっぱいでした。
思い起こせば、以前に住んでいた市役所等では、正面玄関前には駐車場が設けてあり正面玄関から入っていたと思います。やはり、住民をお客様と同じような目線で扱っていただけるのであれば、「歩くのが嫌なら裏口から入れ」ではなく、きちんと「正面玄関から迎える」が当たり前ではないでしょうか。
新参者ではありますが、これからお伺いする市役所でもあり、改善していただけるよう市長へ提言させていただきます、ホームページや冊子等で公表していただけるとの事なので、個人への回答は結構です。

市長へのお手紙でご提言をいただきありがとうございます。
まず、現在の市庁舎の配置につきましては、庁舎自体は、昭和43年に旧野洲町総合庁舎として建築され、合併して新市となる直前の平成16年に耐震補強と一部増築を行っています。また、建築後40年以上が経過する中で、大幅な人口の増加や自家用車の普及により、駐車場のニーズが高まったため、庁舎の裏手に駐車場を借地により確保しています。これらの経緯から、ご指摘いただいておりますように、正面玄関前に駐車場がある方が望ましいとは思いますが、現在の庁舎配置では、自家用車で来庁されるお客様を正面玄関からお迎えすることができない状況です。
このため、市役所にお越しのお客様が、どの入口からお越しいただいても、できるだけ不安や不便をおかけしないよう、各課の配置状況が解るような案内板の設置を早急に行うとともに、職員が速やかに対応できるよう努めますので、ご理解をお願いいたします。

2010年4月受付/担当課:総務課

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