ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つ広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと市長および担当課がすべて目を通し、回答をしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約(不掲載もあり)しています。
Q 私は他市から引っ越してきました。今子供は幼稚園に通っております。
小学校で制服を購入すると聞きもったいないなあと思っています。普段から着るならまだしも式典のときのみ着用しているようで、廃止したほうがいいと思います。小学生は成長もあり6年間1着ではだめですし、負担も大きいので、廃止してほしいです。
ランドセルも市販の物じゃなく学校指定のランリュックにしてほしいと思います。そのほうが軽いし便利だと思います。
A このたびは「市長へのメール」をいただきありがとうございました。
さて、野洲市では北野小学校をはじめとして市内全小学校について「制服」は定めておりません。よって、子どもたちの服装につきましては、日常の学校生活、また式典などを通じましても、それが社会通念に照らして不都合のないものでありましたら、保護者のご判断により、自由にお選びいただいても結構です。
しかし、北野小学校では、「標準服」が存在しています。それは、制服が「定められていない」中では、ともすると子どもたちの服装が華美になったり、また乱れてきたりすることへの心配や、また、特に式典や行事等、「あらたまった日にふさわしい子どもたちの服装も必要」といった声が保護者にあり、保護者と学校との話し合いで定められてきたものです。
この「標準服」は、例えば式典などの際には大多数の子どもが着用していますし、また、日常的に着用している子どももいます。
一方で、ご意見いただいておりますとおり、「標準服」の6年間の着用頻度は子どもによっては極めて低く、ご購入を躊躇される保護者の方がおられるのも事実です。よって、学校長との会議の場等にて、今回いただいたご意見について問題を提起し、話し合っていただくよう伝えてまいります。
通学用のカバンにつきましては、PTAとの協議によりランリュックを基本としている学校もありますが、北野小学校では基準を設けておりません。ただし、扱いやすさと安全性の観点から、ランドセルやランリュックのように「背負える」ものが望ましいとご説明させていただいいているところです。
2010年6月受付/担当課学校教育課
Q 最近は多くの自治体においてエコへの取り組みが行われています。ホームページからでは御市の実施状況が読み取れません。現在のトレンドから公共施設における使用電気量の一部でも自家発電でまかなってみてはいかがでしょうか?
自家発電用に太陽光が有名ですが、使用してみるとトラブルも多々あり最近では風力発電装置の使用が増えつつあります。使用中の電力量を自家発電へ置き換えて行く事により使用電気代を圧縮できるのと、わが市でもクリーンエネルギー対策に取り組んでいるとの世間へのアッピールにも繋がると思います。ご検討ください。
A このたびは「市長へのメール」をいただきありがとうございました。
さて、「エコへの取組み」ですが、野洲市でも自然エネルギーの普及促進を目指し、市の公共施設や市民への普及促進施策を積極的に取り組んでおり、これまでに公共施設に設置した太陽光発電設備は15件で、最大出力合計263kWとなっています。
また、市民への導入支援施策として、平成10年度から平成21年度までに、「太陽光発電システム設置補助金」を受けて導入された件数は382件、最大出力合計は1337kWであり、昨年度からは、住宅に一定の断熱化工事を行い、太陽光発電システム等を設置する方に「エコハウス補助金」を交付する等、省エネルギーの推進とともに自然エネルギーの導入促進を図っております。
なお、風力発電については、平成13年度から平成14年度にかけ風況調査を実施しましたが、大型設備を設置するほどの風が期待できない結果であり、現在のところ市役所敷地内に市内業者が開発した風力発電付きの街灯1基の設置にとどまっています。
本市の取組みについての公表ですが、ホームページからの情報が分かりにくいとのご指摘ですが、今後改善を図ってまいりますのでよろしくお願いします。
2010年6月受付/担当課総務課
前回の寄せられたご意見と回答は下記ページをご覧ください。
Q 質問と意見を返信させていただきます。回答内に記載ある対応でなぜ出来ないのでしょうか。「学校の近傍地、できれば敷地内に設置することが理想であり、小学校区内の各地域に分散して設置することは適切でないと考えています。」との回答であれば、何で建物が必要なのでしょうか。今までのように教室を利用した「こども教室」形式での学童保育をなされてはいかがでしょうか。放課後の教室は使用出来るではありませんか。無駄な箱物ばかりを造るのはいかがなものでしょうか。
また、学校施設区内(校庭敷地)は教育のために市民全員のものであり、学童保育を必要とする一部家庭の方々や学童が優先して使用するものでもありません。本来、学校敷地外の近傍に建設するのが当然であります。
ましてや学童保育は、保育を必要とする家庭保護者が費用を支払って委託しているものであり、営利活動であります。公の市民のものである学校敷地内での営業活動は許されないと考えます。騒音を見込みでかたづけられてはこまります。実際にどの程度なのか回答者殿はご存じでしょうか。ましてや、夕刻です。時間が違う状況下で比較論を論じること自体が間違っています。
また、視線の問題は、道路側が一切見えないように窓の設置を避けて頂くくらいの配慮があってしかるべきと思います。「校舎東側、グラウンド北側、体育館横、など数ヶ所の候補地の中から比較検討した結果、立地条件が最適なグラウンド西隅、バックネットとプールの間」といわれているが、どのような基準でどう最適であるのか、明確に検討基準結果を提示願いたい。他人に迷惑をかけない事が最優先されるべきと考えるが、熟考をどなたとどなたがどのように考えられたのでしょうか。
以上、学校敷地内への学童施設建設には賛成致しかねます。建設差し止めを争ってでも市の考えに物を申したい。
A メールにてお問合わせいただいた内容につきまして、下記のとおりお答えさせていただきます。
野洲市においては現在のところこども教室と学童保育の2制度が存在していますが、放課後の教室を利用した「こども教室」については、学童保育所の希望者が定員を上回ったため臨時的措置として実施しているもので、学童保育所の整備と共に廃止し施策の一本化を図ることとなっています。
祇王学区におきましては、11月14日申込み締め切り時点で120名の定員を上回る185名以上の希望者があり、緊急対応として放課後の教室を利用した「こども教室」で超過分を受け入れています。現在こども教室で使用している教室は、学校との調整の上多目的室を臨時的に使用しているもので、これ以上の利用可能な教室はありません。普通教室は、年間授業計画に基づく準備や、クラス児童の持ち物が置いてあることなどから、こども教室としては使用できません。祇王学区は、周辺地域の開発による児童数の増加が見込まれ、今後は学校本来の教室として使用する計画で、こども教室として学校の空き教室利用を行う余裕がない状況にあります。このためこども教室の利用者を本来受け入れるべき学童保育所の整備を平成22年度に行い、均一な学童保育サービスを提供するため人口増を見据えた計画を立てて事業実施を図ろうとするものです。
学童保育所の立地に関しては、安全という側面から、学校の敷地内に設置することが最適であると考えております。学童保育所に優先利用させるという概念ではありません。
学童保育所は児童福祉法において「小学校に就学している児童でその保護者が労働等により昼間家庭にいないにものに適切な遊びおよび生活の場をあたえてその健全な育成を図る事業」と位置づけられており、野洲市こどもの家条例で設置、事業内容、保育料額等を定め、野洲市こどもの家運営規則で運営のあり方を定め、野洲市が設置している公共施設です。したがって学校敷地内での営業活動ではありません。
体育館横に祇王第1、第2学童を設置しています。これらの経験から、建物については、できるかぎり遮音対策を講じています。夕刻時は保護者のお迎え時間帯となるため、プール前市有地側での出入りをメインと考えています。できるかぎり周辺環境への配慮を行いますのでご理解をお願いします。
市道側の北側に配置予定のトイレ、西側に配置予定のプレイルームについて、建築基準法、児童福祉施設最低基準により窓の設置をしないことはできませんが、できる限りの配慮を致します。
校舎東側:
中庭:
運動場北側:
国土地理院の電子基準点が設置されており、建物との距離を10m程度確保する必要があり、グラウンドの犠牲が大きい。
体育館隣:
プール北(現候補地):
これらを考慮し建物の設計、配置を工夫することにより解決が図れ、最も影響が少ないと思われるプール北側(現候補地)を教育委員会内部で検討し、最終的に市として決定したものであります。
以上お答えとさせていただきますのでご理解賜りますようお願いします。
2010年6月受付/担当課:青少年育成課
Q 家の水道管は13ミリメートルで十分なのに、20ミリメートルが使われている。このことは、平成15年にこの住宅(中古住宅)を購入した時には一切説明が無かった。7年間分の差額を返還してもらいたいくらいである。このような事は、住民登録をした時にきちんと説明すべきである。このことについて謝罪を求めるとともに、今後の対応を約束して欲しい。
A 本市では、水洗便所やシャワーの普及により水道使用量が増加していることから、13ミリメートルか20ミリメートルのいずれのメーターも選択できるようになっており、新築の場合は、本人が使用される口径を決定し、市に対し申請書を提出していただくこととなっています。しかし、建売住宅や中古住宅の場合の水道の口径は、既に引き込みを終えていることから、通常は購入契約の中で示され購入された方が承諾されている事項として扱っていますのでご理解をお願いします。
なお、口径を変更していただくことは可能ですが、工事費を負担していただく必要がございますので、市指定の水道業者にご相談いただきますようお願い申し上げます。
2010年6月受付/担当課:上下水道課
Q ご返答の文章の内容や主旨は私たち住民の苦情に対する返事とは理解し難いものです。「井戸築造当時の観測井戸に調査結果、また最近の野洲川流域の地下水位の状況等を踏まえて調査・検討しましたところ」と市は書かれているが当初と最近で具体的に誰がもしくはどのような専門知識のある方がどれくらいの時間をかけて濃密な調査・検討して、どのような価値ある結果が得られたかを述べておられない。具体的に説明もしないで住民被害と苦情に対して市が「市の築造した取水井の影響ではないと判断しております」と結論できるものではないと、私たち被害住民は判断いたします。
また何軒もの家に被害が出ているにもかかわらずなんら訪問調査も無く周辺調査もしていない。不可思議としかいえない。
当初と最近で調査したと書かれているが、その間の管理状態も述べる必要があり、井戸管理を市が適切に行なっていたなど示されていない。
まともな調査・検討ができているとは何ら思えず、被害苦情や市の施設管理における説明責任を果たされておりません。
今後の公共の安全と環境の保全において市の責務を確実に実践されることを心よりお願い申しあげます。
市長は誠意と知識ある業務窓口担当者としっかりと議論して回答すべきであります。
A 皆様方の申し出につきまして、前回にも述べましたとおり他の方からも同様の申し出があり、現在、その方からは大津簡易(地方)裁判所に井戸の修繕費を求める少額訴訟を提起され係争中です。この事実については、前回の回答時は議会への報告等公表の前であり、触れることができませんでした。
この申し出に基づき、市では井戸築造当時の皆さま方から申し出いただいております範囲を含む区域一体の観測井戸の調査結果の再確認を行い、また、最近の野洲川流域の地下水位の状況等を踏まえて調査・検討しました結果、本市の築造した取水井が影響を及ぼしていることはないものと判断しています。
なお、皆様方がご使用になられていた井戸は自由地下水と呼ばれる浅井戸であり、この自由地下水は気象条件や水田灌漑、河川水量などの影響を受けやすいものでありますが、市が築造した取水井は被圧地下水と呼ばれる掘削深度80mの深井戸であり、基本的には取水している層が違います。このことからも、本市の築造した取水井の影響ではないと判断しております。改めてご理解賜りますようお願い申し上げます。
2010年6月受付/担当課:上下水道課
訴訟について(定例記者会見で公表した内容)(PDF:12.4KB)
Q 『市長への手紙』の運用について、不満や苛立ちを感じ、もっと真摯な対応をしていただきたく、意見を述べさせていただきます。
以上5点について、1ヶ月以内に、原文そのままで、また検討事項があるなら期限を明記して、きっちり回答していただけることを希望します。なお、今回の意見は『市長への手紙』の運用の根幹にかかわる部分と思いますので、願わくば、この『市長への手紙』の回答担当者ではなく、市長直々にご回答いただきたく存じます。よろしくお願いします。
A 「市長へのメール」にてお問合わせいただいた内容につきまして、下記のとおりお答えさせていただきます。
回答内容について
回答内容について、「具体性に欠け抽象的な表現で検討中との回答が多く意見を出した人たちへの納得が得られない」とのご意見でございますが、「市長への手紙」を通じて市民の皆さまから届けられますご意見やご提案に対する誠実で積極的な対応は、行政サービスの基本であり、できるだけ具体的なお答えを心がけています。
先に4月受付分を8件公開いたしましたが、これを例としますと、小学校の照明施設の改善については、それだけのために事業実施することは難しいことから、「今後改修を行う際の課題」と表現しています。また、図書館の広域貸し出しについては、本市単独の事業ではないことから、回答中で明確な方針を示すことが困難なため「ご意見を踏まえ検証していく」と表現しています。
また、責任を持って最後まで対応するように改善をということでありますが、広聴制度でいただいたご意見・ご提案は、それぞれの担当部において対応の可否と検討状況の進行管理を行っており、必要な案件については、フィードバックを行っています。
回答までの時間について
いただきましたご意見・ご提案につきましては、HP上でもお知らせしておりますように、基本的に2週間でご本人に回答させていただいております。HPへの公開につきましては、現在まで、四半期毎まとめて公開しておりましたが、ニーズが高いため、本年度から1ヵ月毎に公開するよう改善を図ったところです。
意見を一部省略することについて
「市長への手紙」の公開について、ご意見・ご提言は基本的に原文で掲載しています。しかし、その内容が余りにも長い場合に要約することや、読みやすいように語尾を揃えるなど、必要のある場合などに限って、一部手を加えることもございます。また、掲載することにより個人が特定されてしまう場合などの特殊な場合などで不掲載とすることはあります。
匿名で出されたご意見・ご提案への対応について
ご意見・ご提案は、お名前とご住所を記載していただき、市長が署名する形でお手紙により回答申し上げることを基本としています。ただし、ご指摘のように正当な理由があって匿名とされている場合もございます。このため、匿名を含む全てのご意見・ご提案に対しましても、市では回答を作成しホームページで公開しておりますし、メールアドレスを記入されている方には、お答えを送信しています。
また、住所やお名前、メールアドレスの記載に誤りがあるため、年に数件ではありますが、お答えが届かないといったこともあります。
ご意見・ご提案に番号を付与してはどうか。
最近、市HP上の市へのご意見・ご提案のページを閲覧され、それに関し意見を出されるケースも増えてきています。ご提案いただいた番号付与につきましては、5月受付分の公開から実施してまいります。
2010年6月受付/担当課:上下水道課
Q 突然のメールで申し訳ないです。私、●●病院で定期健康診断を受診しました。定期健康診断の結果を受け、X線検査でランク5の要精密検査の結果を出され、それも“肺腫瘍の疑い”と記載されました。目の前の人生が見えなくなり、自殺も考えました。しかし、とりあえず肺ガンでを宣告された重さを痛感し、遺言まで考えました。翌日肺ガン覚悟で、野洲病院で検査してもらい、検査結果次第では、実家に帰る予定をしておりました。朝の7時から予約にならび、9時から受診が始まったのですが、行列ができるほどの患者さんがいらっしゃって、10時頃X線検査を受診し、結果は何も肺腫瘍らしきものは見当たらないと言われ、さらに万全をきすため、CT検査も受診しました。(12時に終了)そこでも何も肺腫瘍らしきものは見当たらない。肺ガンの可能性は全くありませんと担当医から告げられ、とりあえずはほっとしています。
しかし、翌日●●病院の院長である△△医師は、どの判断で、“肺腫瘍の疑い”を出したのか、問いただしてみると、検査技師2名がそう判断したものである。と回答され、あげくに、“よかったじゃないですか何もなくて”と言われ、謝罪の言葉も全くなく、“文句があったら会社を通してくれ”と言われた次第です。
今後、私は一切●●病院では、健康診断を受診しません。そして、笑いながら“良かったじゃないですか、何もなくて”といった院長の△△医師に対しても許せません。医師というのは、世間知らずとよく言われますが、宣告された立場も考えて、責任を持って言葉を発するべきだと思います。●●院の院長の△△医師の謝罪がなければ、裁判所まで訴えるつもりです。
すでに、労働厚生省長妻大臣宛、日本医師会、社団法人全国社会協会、滋賀県嘉田知事宛、日本医療機能評価機構にメールを送信しました。その辺のところを何卒ご理解していただき、△△医師の処分(制裁)を断固として要求します。
ぜひ、野洲市民の代表として、滋賀県医師会、滋賀県庁、●●病院に対して抗議していただきたく、要望します。
A 「市長へのメール」をいただきありがとうございました。
定期健康診断で要精密検査だったとのこと、さぞご心配されたことと心中お察しいたします。「腫瘍の疑い」と記載されていますと、肺ガンを宣告されたとお思いになっても無理ないことと存じます。
市が実施しております、ガン検診におきましても、年間延べ約3,000人の受診者のうち約150人の方が「ガンの疑い」と判定され、精密検査を受けておられます。その精密検査受診者のうち、ガンが発見されるのはほんの数人という状況です。
ガン検診を含め健康診断では、病気を見落すことがないように、少しの変調も精密検査の対象と判定し、その後の検査で詳細に判断することとなっています。
医療関係者は、精密検査をお受けになる方の立場に立って、多大な不安や苦痛を感じられることを忘れず、思いやりの気持ちを持って対応させていただくことが大切と思います。 市の検診におきましても、受診される方のお気持ちに配慮すると同時に、県の保健所や医師会の相談医に今回のお問い合わせの件をお伝えし、保健医療関係者すべてが、同様に配慮し、安心して医療を受けていただけるよう努めます。
平2010年6月受付/担当課:健康推進課
Q 総合受付はいりますか?いらないと思います。人件費の無駄です。
A この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。
庁舎の総合案内業務につきましては、財政健全化集中改革プランを進めるにあたり、経費削減の観点から廃止の検討も行いました。しかし、通常の窓口業務以外に、お年寄りや体の不自由な方等、口頭だけでは十分お伝えできない方を、関係する窓口まで直接ご案内をさせていただく業務は、窓口職員が随時対応することでは困難であるため、総合案内に人員を配置することが必要となりました。このため、昼休み時間も含め終日職員を1名配置することを考えると、人材派遣会社に対し総合案内業務を委託することが、費用対効果からも望ましいものと最終的に判断し、今年度も実施しています。ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
2010年6月受付/担当課:総務課
Q 役所の余剰人員を高齢者の家庭安否訪問に回してください。
A この度は、市長への手紙をいただきありがとうございます。
はじめに職員数につきましては、これまでの行政改革の取り組みの中で人員削減の取り組みを着実に進めており、福祉分野の充実など、市民サービスを維持していくための必要最小限の職員数であると考えています。このため、余剰人員はおりませんのでご理解願います。
高齢者の家庭安否訪問につきましては、市ではひとり暮らし又は高齢者世帯で調理が困難な方を対象として配食サービス事業を実施しており、この事業の中で高齢者の安否確認も行っています。また、ひとり暮らし高齢者世帯や虚弱な高齢者を対象に、急病や事故等によるけがへの緊急対応を必要とする場合の迅速かつ適切な対応、救急活動を目的として緊急通報システム事業を実施しており、この緊急通報装置を設置している世帯を対象に、消防署や地域の民生委員と連携した家庭訪問も行っています。
今後、高齢社会と核家族化が進み続けることにより、高齢者世帯に対する安否確認のニーズは一層高まることが予測されます。このため、市では地域と一体となった高齢者世帯の安否確認の仕組みづくりに努めてまいります。
2010年6月受付/担当課:高齢福祉課
Q 隣家の方が野良猫に餌を与え十数匹が家の周りをうろうろしており糞尿・匂いもありますので、餌やりの中止をお願いします。隣家で直接注意も角がたち、隣家の関係に影響しそうなので身勝手ですが市のほうから指導いただければとメールいたしましたどうぞ宜しくお願いいたします。
A 「市長へのメール」をいただきありがとうございました。
野良猫への餌やりについては、市の条例において、自ら責任を持って飼育しない動物に繰り返し食べ物を与えることを禁止しています。このため、早急に現場を確認し実態を把握した上で対象の方に個別指導を行います。
2010年6月受付/担当課:環境課
Q わんぱく公園の新しい遊具の設置が当面ないという事ですが、出来るだけ早く設置の検討を頂きたいと思います。近隣の保育園児の徒歩遠足の場所であり、お天気の良い日などは消防車を見たり公園で遊んだりとお散歩コースになってます。
もともと子供達が遊ぶような遊具も少ないのに、大好きな滑り台がなくなった事をすごく悲しんでました。
公園を通るたび「滑り台まだないねぇ。。。」「明日はあるかなぁ?」と楽しみにしてます。よろしくお願いします。
A いつもわんぱく公園をご利用いただき、ありがとうございます。
わんぱく公園(中央児童公園)の木製遊具につきましては、利用者からの指摘や遊具の安全点検結果から全体的に腐食・破損が進んでいいたためやむなく撤去させていただきました。
現在市内公園遊具については、お子様たちに安全に安心して公園で遊んでいただくため修繕を優先し順次実施しており、公園整備時に設置された遊具の老朽化に係る更新や新たな遊具の設置は、これまで原則として実施されておりません。要するに、新設し故障すれば修理するが、修理不能となれば撤去するという方針で対応されてきました。学校施設も同様でしたが、昨年度から校舎やプール、グランドのフェンス等学校施設については積極的に対応しています。しかし、わんぱく公園のような「都市公園」にまでは及んでいません。今後は、都市計画税の検討を含め、財源の確保を検討する中で、全体の方針を明らかにして参りたいと考えています。
2010年6月受付/担当課:都市計画課
Q 小中学校入学時に必要な制服や体操服などの用品は、学校が指定するお店で購入するように言われますが、なぜ1社独占なのでしょう?数社で競争入札させるなどすれば、もっと安く購入できるはずですが・・・毎年同じお店に丸投げなので、お店側も企業努力を怠り、高い商品を強制的に買わされることになっているのではないでしょうか?
市がサボっているのか、変な癒着があるのか、誰かに見返りがあるのか、利権があるのか・・・そう疑うしか説明できませんね。
競争原理があるからこそ、良質で安い商品があるのです。競争入札とするのは当たり前だと思っていましたが、1社丸投げとは、・・・信じられません。いったい、どのような考えなのか、明確な回答をお願いします。
A 市内の小中学校では「制服」は定められておりませんが、小学校では服装の目安となる「標準服」が定められている学校があり、中学校では男子が「標準学生服」女子が「セーラー服」が定められ、また体操服は、機能性や耐久性を考慮して小中学校ごとに定められており、それぞれ入学時に購入いただいております。
その購入先については、旧野洲町域の学校では「野洲繊維同友会加盟店」の5店、旧中主町域の学校では「中主衣料組合」加入4店を入学説明資料等に記載し紹介されています。
標準服や標準学生服などは、スーパーなどでも取り扱われており、これはどのお店で購入されても問題はありませんが、校名や氏名の縫いつけが必要な体操服や、学校ごとに指定があるセーラー服などは一般では取り扱われておらず、これら衣類について、一人ひとり採寸し、学校毎に購入数を把握して発注している状況であると報告を受けています。
私の考えとしましては、子どもたちの服装は、日常の学校生活、また式典などで着用する「標準服」「標準学生服」「セーラー服」の他、体育の授業等で着用する「体操服」につきましても、それが社会通念に照らして不都合がなく機能を満たすものでしたら、学校で指定する必要は無いと考えていますが、現実としましては各校で、またPTAとの取り決めによって定められています。
このため、今回いただいたご意見につきましては、市の教育委員会を通じ、学校長との会議の場等にて、問題を提起し、話し合っていただくよう伝えてまいります。
2010年6月受付/担当課:学校教育課
Q
一市民より
今回は県内版に留めます次回はテレビのワイドショーで全国版になります。
A
市長へのお手紙でご意見をいただきありがとうございます。
先に「申し上げ」ていただいたこととは、本年5月7日付けで受け付けさせていただいたお手紙(平成22年5月受付分:L-1002民生委員の選出について)に関することであるという前提でお答えします。
前回のお手紙につきましては、所管課に状況報告を受け、市の考え方を取り纏めましたが、今回同様に無記名であり直接ご回答させていただくことができませんので、市のHP上でご回答させていただいています。
ご意見の中で今回追加された内容につきまして下記のとおり回答いたします。
選出の基準は存在しますが、それを無視して選出するといったことはございません。
現在が選挙期間中でもあり政党ポスターを自宅に貼っている委員は複数名存在すると報告を受けています。しかし、職務上の地位を政党又は政治的目的のために利用していなければ、政党ポスター掲示に問題はありません。
存じ上げておりません。なお、民生委員は市内に100名おられ、お一人おひとりがどのような宗教を信奉されているかまで把握することは困難でありますし、そのような内容を把握する必要はないと考えています。
放置しているという認識はありません。
先の質問と同様に、委員の特定もできていませんし、そのような事実の報告はありません。事実であれば問題があると考えます。
そのような事実の報告は受けておりません。
委員は選出基準に基づいて選出されています。
決して無視はしておりません。前回お手紙をいただき、ご意見や回答も公開させていただいておりますし、担当課からは問題が無いと報告を受けています。
前回同様に、ご心配いただいている内容が抽象的でこれ以上のお答えをさせていただくことは困難な状況です。委員の特定や具体的な内容についてお知らせいただけましたら、調べさせていただき、改めてお答えさせていただきます。
2010年6月受付/担当課:社会福祉課
Q 市内南桜で猿の被害がでていることはご存知でしょうか?
市の職員の方もみえているようですが、猿が四匹いて、畑を荒らしたり、庭を荒らしたり、糞を撒き散らしたり、噛み付かれたり、引っ掻かれたり、けが人も50人を超えています。私も先日、猿二匹に追いかけられ、とても怖い思いをしました。通学途中の子供も、怖い思いをしていると聞きました。大人が数人いても、棒で追い払っても、もう慣れてしまったのか、怖がらずに、逆に向かってくるほど凶暴な猿です。アナウンスしても、パトロールしても、被害は減っていません。本格的に退治してもらうことはできないのでしょうか?外で子供を遊ばせられませんし、通学や通勤にも支障をきたしています。
A 「市長へのメール」をいただきありがとうございました。
南櫻地先でのサルの被害について、自治会の皆様が、農作業だけでなく日常生活にまで支障が生じていることについては、自治会長様からお聞きし、市職員からも報告を受けております。また、メールにより貴方様が追いかけられ怖い思いをされたこともお聞きして、大変心配で早く効果的な対応が必要であると考えています。この対策としては自治会からの要請もあり、法律に基づき、野洲市猟友会の皆さまの協力を得て、檻の設置や銃を使用した捕獲を行っています。しかし、サルは素早く民家の軒下、屋根などに逃げ込み見失い捕獲に至らない状況ですので、南櫻自治会の協力を得て「集落ぐるみでの捕獲」を進めたいと考えています。このため現在、自治会と対策会議を開催し、実施日や捕獲方法の検討しているところです。実施日等が決まりましたら、自治会を通じ皆さまにご連絡させていただくこととなりますので、今しばらくお待ち下さい。
2010年6月受付/担当課:環境課
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