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市長へのご意見・ご提案(平成28年6月)

ここでは、市長への手紙(手紙、メール、通信箱、ファクス)の4つの広聴制度で寄せられたご意見・ご提案を紹介します。いただいた皆さんからのご意見・ご提案は、今後の市の施策にいかそうと、市長がすべて目を通し、担当部署の意見を聞き、時には議論をしたうえで、お答えしています。
掲載内容は、広報秘書課で一部要約しています。また、市政に関係ない内容、個人・団体を誹謗中傷する内容、公序良俗に反する内容、営業等利益を目的とする内容のご意見等については、非掲載、ご意見の部分削除などを行うこともあります。

三上保育園の建て替えについて

Q 三上保育園の老朽化、耐震対策のためH31年に建て替えが行われるという記事を拝見しました。
野洲市内でまだ耐震対策ができていないのは三上保育園だけだと思います。先日の熊本地震もあり、近々起こると言われている南海トラフ地震が起こった場合を思うと不安で仕方ありません。三上保育園の建て替えについていくつな資料をみましたが、H29開園というものもあり、今回家に配られたものにはH31年とありました。計画が遅れているのはなぜでしよでしょうか。また計画の前倒しをぜひお願いしたいです。どうぞよろしくお願いします。

A 「市長への手紙」によりご意見をいただきありがとうございます。

ご存知のとおり、三上保育園は、耐震対策と待機児童の解消等を目的に、こども園として平成31年度開園を目指し、現三上幼稚園園舎と一体的な建物となる施設の整備計画を進めています。

約8年前まで、野洲市の教育、保育施設の状況は大変厳しいものでした。学校の耐震化率は滋賀県最低の50%強、保育園は野洲第1、第2、三上において耐震対策が必要、幼稚園では篠原で耐震対策が必要でした。また、学童保育も大きな課題を抱えていました。そのため、これら施設の全体計画を議会と市民の皆さんに公表して、順次整備を進めてきました。状況の悪いところから優先的に取り組み、残るのは、耐震診断の結果、子どもたちが普段使用している保育室は倒壊の恐れが低く、それ以外の箇所について、耐震性が低いとの診断であった三上だけとなっています。

また、ご指摘の開園時期ですが、新築移転計画を進めるにあたり、消防設備等の新たな課題等が確認されたため、お子様の安全と利便性の高い施設となることを優先的に考え、三上小学校北館跡地での計画を基本としつつ、近江富士団地内にある旧三上幼稚園用地(現桜橋会館)も候補地として、総合的に検討を行ったことから、当初の計画より遅れが生じております。

なお、課題でありました消防設備等は、関係機関と協議調整を重ねた結果、概ね解消できる見込みとなりました。

可能な限り、早期の開園を目指して工事着手を図りたいと考えておりますが、車両進入路の工事や幼稚園を開園しながらの工事となること等から、平成31年4月の開園計画で進めているところです。

学童保育について

Q 現在、小学1年、2年の子供を持つ母親です。夫婦二人とも正社員で働いており、二人と
も土日祝日関係なく仕事をしています。両方の両親とも子供を預かってもらえる状況ではなく、二人で協力して休みを取っていますが、どうしても休めない時もあります。保育園では土曜日保育があり助かりましたが、現在学童は土曜日していなく困っています。他の市町村では土曜日学童されており、野洲はまだしてもらえてません。どうしても無理な時は職場に連れて行ってますが、迷惑もかけて、私自身も子供の事で攻められて辛いです。仕事を辞めないといけないかと悩みます。どうか土曜日の学童をお願いします。もし、公報に載せる場合は連絡下さい。よろしくお願いします。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただき、ありがとうございます。

本市の学童保育所(こどもの家)の運営については、待機児童の解消を重要課題として位置づけたなかで、保護者会の方々と議論を重ね、国の基準を上回る質の高い保育サービスの提供と対象児童を小学6年生までとすることを基本に、施設の充実と併せて開所日を学校課業日及び春・夏・冬休み等の学校休業日(土・日曜日、祝日、年末年始を除く)としてスタートしました。

その後、平成22年度から平成23年度にかけて集中的に施設整備を行い、待機児童の課題は解消できたものの、新たに経営面の強化が大きな課題となり、保護者代表の方などで構成された「こどもの家持続ある運営を考える委員会」において、こうした課題や解決案について公開の場で議論いただき、平成25年5月に課題整理を含めた提言書を頂きました。

現在、市では、この提言書に基づき、安定した持続ある運営を図ることを次の最優先課題として、季節保育料の改正などの制度改正を実施し、経営基盤の再構築を図っているところです。また、保育の質についても、引き続き、他市にはない質の高い保育サービスを提供できるよう適切な指導員の配置を行うとともに職員のスキルアップに向けた取組みを進めているところです。

ご要望の土曜日保育については、過去にも同様のご要望をいただいており、経営基盤の再構築後の課題であると考えています。このことから、昨年7月には学童保育所のご利用保護者を対象にアンケート調査を実施し、全体の利用者に対して約4%(26世帯)の利用希望者がおられることを確認しています。また、今年度には、土曜日保育の実施を前提に、料金やクラス編成等の具体的な調査を行い、受託者である市社会福祉協議会に経営面とのバランスを充分に踏まえた検証を問いかけていきたいと考えております。

なお、土曜日の開所も含め保育サービスの拡充を行う際は、広報や市のホームページ等で予めお知らせいたします。

貸出本の返却ポスト等について

Q いつもありがとうございます。

昨秋はJAZZフェス開催大変良かったです。ありがとうございました。毎年恒例にして頂きたいです。

あと地ビールが早い時間(2日目の午後2時)に完売でして、今年は、是非増やして頂けると嬉しいです。

あと駅前在住ですが車にのりませんので図書館で借りた本の返却ポストが守山市のように駅のターミナルもしくは文化ホールのロビーにあるといいなと思います。

有害図書のハイキ用ポストは以前からありますがなかなか前市長の時お願いしましたが実現されていないようです。中主地区の方なども本館や分館の返却ポストまで遠い方も多いと思います。

駅東口、西口両方にできればベストですが防犯カメラのあるところで不法とうきなどがないよう防犯カメラ有のステッカーを貼るかなどするとか有害図書ポストのように駅構内におくかをしてほしいと思います。

あと、駅前活性化で文化小ホールで半年に1度くらいのフリーマーケット(手作り品とユーズド品)を開催すると他からもひとが集まり楽しいしリサイクルでエコにもなると思います。よろしくご検討お願いします。

あと1ヶ月2回ほど19時まで図書カンあけてほしいです

A 「市長への手紙」によりご意見をいただき、ありがとうございます。

今年もオクトーバーフェスト&ジャズフェスを9月24日・25日に野洲駅周辺にて開催を予定しています。ぜひご参加ください。恒例のイベントとして発展していくよう皆さんのご参加を期待して取組んでいます。

現在、ブックポストは、野洲図書館本館、中主分館、市役所本館、人権センターの計4箇所に設置しています。

野洲駅または野洲文化ホールのロビーにブックポストの設置をとのことですが、目が行き届かないため不法投棄等での本の汚損、また本の回収を頻繁に行う必要性等の課題があるため、直ちにブックポストの設置は困難であると考えています。有害図書の回収ボックスでも不法投棄等の被害が相当あるのが実態です。お住まいの地域からですと、市役所本館のブックポストをご利用ください。

また、図書館の開館時間については、市全体の業務見直しにおいて、検討を重ね、専門的職員を集中的に配置し、質の充実を図ったため、利用が比較的少ない夜間の開館を取りやめることとしました。すでに明らかにしていますように、従来のサービスは、新図書館開設直前に、トップダウンで体制に無理をして実施したものであり、政策優先度上やむをえないと考えています。

野洲文化ホールでのフリーマーケット開催をご提案いただきましたが、野洲文化ホールは、日頃の文化・芸術活動の成果、発表、展示等を行う文化施設です。

リサイクル運動の一環であるフリーマーケットは、本来の文化施設の意義から考え、事業として開催するのは困難であると考えます。

なお、駅前活性化については、「心と体の健康をテーマに、人と人がつながることで生まれるにぎわいづくり」をコンセプトに、病院をはじめ、市民広場、交流施設、図書館分室、アリーナ、商業サービス等を位置付け、駅前周辺整備を計画しています。

駅前病院整備について

Q 私は、本年1月4日付にて『市長への手紙』で野洲病院の市営化と存続を願い、ある提案をさせて頂きました。ご丁重なる回答を賜りました事厚く御礼申しあげます。

さて、その後市長様の勇気あるご決断を頂き、病院の存続は維持され、かつ市営化による新病院の建設予算も可決の運びと成り、私も喜んでおりました。ところが、昨今新病院建設に伴う意義が発生、病院経営面での採算と今後の維持費用の膨大負担が市民に税金面で増加し、かつ南口の敷地での不合理問題が持ち上がっていることを知り、詳しく聞くところによると、いくら立派な院が建っても住民負担の発生には杞憂するところ大であると私も感じた次第です。病院廃止は免れたものの、住民負担に陥るはめでは痛しかゆしの問題と存じ上げます。

何故市長が南口に、こしされるのか理由が分かりませんが、昨今この南口地利用を止めて今の野洲病院を改装改築後、工事費用の軽減と工期短縮をなし市民の負担発生を皆無にして市営化をしようとの動きが見られます。私も市民の一人税負担のアップはご免です。

私も市長にご提案した内容に、経費負担を軽減すべく現市役所庁舎を病院施設に活用する案をご提出致しましたが、敷地面積の狭隘や市行政代行場所(旧中主町役場)では問題有りと指摘を頂き、そうかと断念致していました。私は総合病院が野洲市から消えてしまい外来診察に予約診察が遠方になって、高齢の病人が薬をもらうことに無理があってはと、懸念し、診察スペースが確保され、入院ベット室は緊急患者用にして、長期入院患者は、その後近隣の総合病院へ救急車や自家用車で移動すればよいと考えていた。要は診察がしてもらえないと、薬が出ないしそのために遠路の近隣総合病院へ、月何回も通う事で病の有る人や高齢者に車運転できず一人暮しの者の大変さと雨風雪などの日の予約で薬が切れているから延期も出来ず、タクシー代も数重なると薄い年金生活者は困り、また総合病院でないと傷病が複数の者が近くの町医者にかかると、科によっては医院のはしごで時間をくい、体調不良の体を酷使することになる。こんな事を知ってか知らずにか市会議員の9人が昨年の議会で病院廃止の挙手をしたことに、私は激怒して市会議員の反対者に抗議文を渡しました。よって何の反対理由も言わず、対案も無い市会議員さんに失礼ながら、一介の愚か者が意義を申し上げ前期の病院設立案を市長の手紙で出した次第です。

現況病院は存続されるが、立地上の諸問題と今後の病院運営にかかる負担が、住民に大きくのしかかって来ることは避けねばと私個人として、市長の今のお考えに苦言を申し上げます。どうか、今ある方々の反対運動に耳を傾けられ、弱者への思いやりあるご決断を折にお願い申し上げます。

A 「市長の手紙」にてご意見をいただき、ありがとうございます。

野洲市にとって病院整備事業は、市民の健康と医療を守ること及び大規模事業であることなどから、重大な事業であり、慎重に進めなければならないと考えています。そのため、過去5年間の市民代表、医療や病院経営の専門家などによる公開の検討及び市議会での審議において、必要性や可能性などについて時間をかけて手続きを進めてきました。その結果が、現在の計画にいたっています。

○○様は、「昨今新病院建設に伴う意義が発生、病院経営面での採算と今後の維持費用の膨大負担が市民に税金面で増加し、かつ南口の敷地での不合理問題が持ち上がっていることを知り、詳しく聞くところによると、いくら立派な院が建っても住民負担の発生には杞憂するところ大であると私も感じた次第です。病院廃止は免れたものの、住民負担に陥るはめでは痛しかゆしの問題と存じ上げます。」とお書きいただいています。しかし、採算や維持費用の問題は、当初の可能性検討以来データー及び試算を公開し専門家の意見も聞きながら段階的に精度を高めてきています。何度も検証を受けています。また、これまで、私が市長となって進めてきた、教育、子育て支援、福祉、環境、治水事業などと同様無謀な取り組みにはなっていないと考えています。したがって、市立病院整備による新たな税負担は、議会でも何度もお答えしたとおり、予定しておりません。

「反対運動に耳を傾けられ、弱者への思いやりあるご決断を折にお願い申し上げます。」とお書きいただいていますが、私もまったく同じ思いです。しかし、残念ですが、話し合いは拒まれてきました。ようやく、去る4月9日の野洲駅前自治会との話し合いの場に、「反対運動」の主要な方たちも出席しておられたので、意見交換が出来ました。また、市議会の会派が同趣旨の内容を表明する広報を配布され、それと同内容のことに関して、稲垣議員から本会議で質問があり、お答えをしました。その際、当方からの反問として、現野洲病院を直ちに市民病院化するなどの「反対」側の提案に関して問いかけを行ないましたが、その場では明確な回答及び説明は一切、残念ながらありませんでした。

職員のモラルについて

Q 今日の昼に市役所別館へ行ったら、右側の相談コーナーみたいなところで男の若い職員が4,5人コンビニ弁当を食べていた。

食堂とかないのかどうか知らないが、みっともないからやめさせたほうがいいと思うが。

A 「市長への手紙」にて、意見をいただきありがとうございます。

市役所別館入口横のスペースについては共有スペースとしています。これまでから昼休みの空いているときは、職員が昼食や休憩等に使用していることもあります。

本来ですと、職員のための食堂や休憩室を確保しなければならないところですが、旧町合併前の庁舎改修における検討が十分でなかったため、庁舎内は事務室も狭小で会議室も不足しており、職員の福利厚生となる食堂や休憩室が十分に確保できていないという実態があります。この劣悪な職場環境を根本的に改善するためには、庁舎全体の大規模改修が必要となりますが、現在は、こども園整備や新発達支援センター、新クリーンセンター余熱利用施設整備、市立病院整備などの大型プロジェクトをはじめ、市民サービスにかかる重要施策に優先順位を考えながら進めており、庁舎改修に至る状況ではありません。このような状況であるため、やむを得ないものと考えます。

赤ちゃん先生プロジェクトについて

Q 市長、いつも野洲市のためにご苦労様です。

赤ちゃんとお母さんが教育機関や高齢者施設、企業、団体に訪問し、学び感動を共有し、人として一番大切なことを感じてもらう人間教育プログラムとして赤ちゃん先生プロジェクトというものがあります。

ぜひ赤ちゃん先生プロジェクトを野洲市の教育機関などで開催をしていただきたいです。

私はそのプロジェクトに息子(9ヶ月)と一緒に参加していて、草津第二小学校、馬渕小学校、立命館守山中学校に行って、命の授業(道徳)をしてきました。

実際に赤ちゃんを目の前にして行う道徳の授業は臨場感があり、生徒さんたちにとっても赤ちゃんと触れ合うことで得るものが大きいと思いました。

赤ちゃんには、人が元々持っている膳なる心を引き出すチカラがあり、赤ちゃんがいると皆が笑顔になり、赤ちゃんを通じて会話が始まります。赤ちゃんを通じて自分自身を振り返り周りとの関係を考えるキッカケを与えることができます。偏見のない純粋な感情の固まりである赤ちゃんとのふれあいは、心のフィルターを外し、安らぎと癒しをもたらし、情緒を豊かにしたり安定させたりさせます。表情が泣くことで表現する赤ちゃんの感情を読み取ろうとするうちに、人としての感情が動き出し、他人のことを思いやる精神が身に着いたりコミュニケーション力が向上すると思います。

これらはまさしく今の時代に必要なことだと感じています。

悲しくてつらいニュースが多い毎日ですが、日本の宝である子どもたちが赤ちゃんプロジェクトによって得るものは大きいと感じていますので、ぜひお力添えをよろしくお願いします。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただき、ありがとうございます。

子どもが「命の尊さ」を学習するなかで、「自分を大切に思う気持ち」を育み、「人間としての生き方」を学んでいくことは、とても大切なことです。今の子どもの育ちや家庭・社会状況を考えると、こうした「命の教育」を今後推進していくことが重要であると考えます。

現在、市内の小中学校では、各校の教育課程に位置づけて工夫して進めています。

赤ちゃん先生プロジェクトについては、「命の教育」として一定の効果があるとも考えられますが、学校の教育課程に導入するには、児童生徒への効果や影響など、公教育として実施するのにふさわしいかどうかを検討する必要があります。また、実際に導入するのであれば、新たな授業時間の確保が必要となります。現在のところ、市内の各校でも同じ目的のプログラムを実施していますので、先ずは、それらの内容をより充実したものにすることが大切だと考えています。

市立病院整備について

Q 昨年末の議会に於いて、市立病院の存立が消滅したかに見えたが、市長の奮起を頂き、今年建設への歩みと相成りました。お陰で野洲市から総合病院の失われる事態が去り安堵致しております。昨年迄は事態が混沌としていたため、こんな事では大変だと思い、何とか存続をして頂かねばと、一介の住民の私が設立反対の議員さんに、総合病院の、必要性および高齢者や幼き傷病者の方の思いに立ち、心情を訴えました。その訴え方には、語弊の有った事と思っていますが、正直、私や将来の私の家族がこの地に住み総合病院のない市に暮らすことの哀しさを鑑み、私の命尽きるとも将来に禍根の残る事態は、避けねばとの一心から設立賛成の意思表示をさせて頂きました。ただ病院を無くすだけの意見では対案なく反対している議員さん達に、何故必要かを知って頂きたく抗議とその対案を示させて頂きましたが、その対案も諸所の事情で無理となり、やはり南口跡地への建設で物事が決着の運びと成り、市長のご決断と努力に感謝致しておりました。

ところが、昨今各団体の思いが建設に異議を申されるようになり、これでは私の思い描く『三方よし』の精神に反し、この狭い野洲市の中で住民同士のいさかいが起こる事態を憂い、どうすべきかこの事態を如何に『三方よし』の状態にすべきか、思案致した次第です。思案の末再び、折衷案を提起させて頂きました。

と申しますのは、今年1月4日に『市長の手紙』でご提案させていただきました案の蒸し返しとなりますが、提案のご回答頂きました内で、敷地面積および建物面積の狭隘(現野洲市役所庁舎の病院化)による病院機能の低下があった為、不可でしたが私は病院がなくなるよりましだとの発想から、現庁舎の活用をなせれば、かかる費用負担も軽減されると考えたのです。この場合の病院施設でのスペースについては、診察部門の確保を第一とし、入院ベット室の確保は緊急の患者のみにして、その後の長期入院の患者は医師の判断で、必要に応じ近隣の総合病院へ救急車や他の人の車移送で収拾すればよいと思っています。

よって外来や予約診察の場を重点にして、薬の投与に便宜できる近場の施設にすればと考えています。これにより現在異議ある建設費の負担も軽減し、また南口敷地問題や市役所庁舎の所在不満も旧中主町役場の活用で解消され、旧野洲町の住民の行政事務(印鑑申請や各種証明取得や届け手続きなど)はマイナンバーカードの活用で近くのコンビニで済ませる事が可能です。これで中主には庁舎が野洲には病院が出来双方の利便の分け合いに依る不公正の解消も図れると思います。この件の推進には、まだまだ予断を許さぬ面がありますが、『三方よし』で推進出来る市に成ればと再度ご提案申し上げました。

宜しくご審議賜りたく。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただき、ありがとうございます。

○○様からは、現在の市役所庁舎の移設と市役所現市役所庁舎を診察部門に特化した市立病院として整備するといった再度のご提案をいただいていますが、以前にもお答えしましたとおり、平成23年度以降、市民代表、専門家等の参加と協力によって進めてきた検討及び構想、計画策定を通じて病院事業を進めてきました。そのなかで、「現市役所の建物を改良(病院施設)して市役所の外庭を含み市立病院とする。」ことも、建物の規模、構造、土地面積等の面から見て不可能であることはすでに判明しています。

また、市役所の位置につきましても、平成16年の合併に先立つ協議の中で、現在の位置にするよう市民合意を経て決定され、合併協定書及、その後「野洲市役所の位置を定める条例」条例でも定められています。もちろん、過去のこだわらず、将来を見据えて条例改正を行うことは可能ですが、あえて申し上げれば、病院としては最良といえない立地場所確保のために、市役所の移転いついて市民議論と合意形成にまで及ぶことが必要となります。

さらに、合併直前に旧野洲町が多大な経費をかけ、借金して庁舎として増改築した建物を病院に変更することの合理的理由も見出せないと考えます。

市三宅三角地帯(西友前)の改修について

Q 標記の三角地帯は、造成当初は植え込みも整備され比較的景観を保っていたと記憶していますが、ここ最近は雑草が繁茂し、景観を悪化させているだけでなく、曲がり角の視界を阻害し交通事故の惧れもあり、加えてポイ捨てのごみの温床にもなっており、早急な改修をお願いします。以前に市の窓口にもご相談しており、年2回の県下一斉清掃時には隣組のメンバーで雑草の除去、ごみの回収をしておりますが、文字通りイタチごっこの状態です。市長も是非一度現場を確認され、早急な処置を指示されますようお願いします。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただき、ありがとうございます。

また、自治会住民の皆さまには、日頃から清掃活動に取組んでいただき、感謝申しあげます。

ご指摘の植樹帯は、県道大津能登川長浜線の供用に伴い、市道との交差点改良の際に設置された植樹帯です。市を東西に縦断する幹線道路に面しているため、多くの通行者の目に留まる位置にあります。

今後は、維持管理について、市民有志による活動の場として取組んでいただけるように、積極的に呼びかけたいと考えています。

また、土地活用についても、通行者に愛着のある場として活用できるよう、検討いたします。

設計業務の入札について

Q 私は市内で建設設計事務所を営んでいる者です。野洲市の建設コンサルの入札について一言申し上げます。

最近の落札状況をご覧いただければ一目瞭然ですが、ほとんどの業務を市外業者が最低制限価格ギリギリで落札されています。それどころか最低制限価格以下の入札をして失格しているものもあります。今日も4件の入札がありましたが、内3件が市外業者、残り1件は市内に支店のある業者ですが、市内での業務実態は不明です。そしてその全てが通常では考えられないほど安値で落札されています。失格も2件ありました。

そもそも建築設計という業務はほとんどが人件費ですから、手を抜こうと思えばいくらでも抜けますので、安くすることは可能です。ですが、手を抜いた設計で出来るものは使いにくかったり、景観を破壊したり、耐久性がないなど、必ず建物価値の低下となって現れます。ですから私は設計者を入札で決めることには反対です。しかし野洲市に生まれ育って、これからも家族や友人が暮らしていく野洲市のためになるならと考え、野洲市にのみ指名願いを出しています。本来なら設計の入札をやめていただきたいところですが、税金ですからそうもいきませんよね。ですが既製品を買うのと違い安ければ安いほど良いわけではありません。

市内業者で十分設計できる規模の入札には、野洲市に何の思い入れもない市外業者を参加させないで頂きたいと思います。このままでは市内の公共建築はただの無様な箱ばかりになってしますのではないかと危惧しています。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただき、ありがとうございます。

また、野洲市への篤いお思い入れにも感謝いたします。

ご指摘のとおり、市の調達は、その財源が税金となっていることから、地方自治法に基づき、透明性、客観性、公平性、競争性を確保して行なうこととなっています。「良いものを安く」という原則を前提にしていますが、価格競争だけに頼ると生じる、いわゆる「安かろう、悪かろう」を排除するために、工事においては、「公共工事の品質確保の促進に関する法律」に定める適正価格や最低制限価格の設定を行なうとともに、設計などの委託業務においても最低制限価格を設定し、それ未満で応札した場合は失格としています。

加えて、発注者である野洲市や受注者である事業者だけでなく市民の皆さんからの視点も必要なことから、その一つとして、平成27年度に入札監視委員会を設置し、弁護士等の第三者から個々の入札案件を抽出してチェックいただいています。

ご意見の建設コンサルタントの入札ですが、平成27年度と平成28年度(5月末時点)の落札状況をみますと、市外業者の落札率(予定価格に対する落札額の割合)は低い状況ではあります。平成21年度に起きた2件の事案を除き、これまで設計業務の成果物、工事施工ともに問題は生じていないことから、市内・市外の業者を問わず本市の意向を踏まえたうえ、真摯に取り組んでいただいていると考えています。

なお、市内業者だけに限るようご提案をいただいていますが、私が就任するまでは、工事及び設計等の委託においても、傾向としては市内業者が排除されて市外業者が優先されていました。これを一切改めて、市内業者だけで競争性が十分確保できる場合は市内業者間の競争に委ねることとし、そうでない場合は、ルールを設定しそれに基づき市外業者も参加してもらっています。

(回答に対するお返事)

Q 山仲市長様 早速にご回答いただき、ありがとうございます。

お手紙には「平成21年度に起きた2件の事案を除き、これまで設計業務の成果物、工事施工ともに問題は生じていない」とありますが、問題が生じなければそれでよいのでしょうか。

先のメールにも書きましたが、品質は使い勝手や耐久性、景観などに現れますので、完成時点では問題にならなくて当たり前です。

現在の建設コンサルタントの入札は最低落札価格の探り合いになっており、その仕事がしたければ最低落札価格程度(予算の約4割ですよね)でするしかありません。

何度も言いますが、野洲市に何の思い入れもない市外業者は価格なりの仕事しかしません。

適正価格の4割できちんとした仕事がされていると考えておられるのでしたら大間違いですし、損をしてまで手間を掛ける業者がどこにいるでしょう。

ぜひ、市外業者が参加する場合のルールの見直しをお願いします。

A メールにより再度のご意見をいただきありがとうございます。

建築設計業務において、市内業者は市外業者に比べ、野洲市に思い入れが深くより良い建物を設計することが可能といった主旨のご意見ですが、先の回答でも申し上げた2件の事案については共に市内業者に委託を行った業務です。そのため、一概に市外業者の行う業務が市内業者の行う業務より劣るとは考えていません。

なお、参考として、2件の事案について、概要をお伝えいたします。

21-委23号 三上小学校改修設計業務委託

業務内容:校舎耐震補強・大規模改修設計業務 2,860m2

               校舎改築設計業務                         1,446m2

               校舎解体設計業務                         1,859m2

               上記積算業務                                  1.0式

               アスベスト分析調査業務                    15箇所

               建築確認申請業務                            1.0式

履行期間:平成21年11月5日~平成23年1月14日

業務委託料(最終):13,261,500円

入札経過:平成21年11月4日 入札執行

               予定価格(税抜)16,600,000円

               落札金額(税抜)6,300,000円

損害額:663,000円

損害対象期間:平成22年10月28日~平成22年12月2日(35日間)

受託者による構造計算の過失により、構造設計の再検討及び変更を行う必要が発生したことから、計画変更確認申請の手続きが必要となった。計画変更確認申請期間中施行を中断することとなり、損害が発生した。

21-委24号 篠原小学校改築・改修設計業務委託

業務内容:校舎耐震補強・大規模改修設計業務 3,533m2

               校舎改築設計業務                            600m2

               校舎解体設計業務                         1,859m2

               上記積算業務                                  1.0式

               アスベスト分析調査業務                    15箇所

               建築確認申請業務                            1.0式

履行期間(最終):平成21年11月5日~平成23年1月21日

業務委託料(最終):12,146,400円

入札経過:平成21年11月4日 入札執行

               予定価格(税抜)21,200,000円

               落札金額(税抜)9,750,000円

損害賠償金:500,000円(和解による合意)

損害対象期間:平成23年1月27日~平成23年4月12日(76日間)(協議期間等含む)

受託者が作成した設計図書について、平成23年2月8日エレベーター昇降路の建築設計とエレベーター機械設備設計の不整合が発覚した。このことの補正に係るエレベーター昇降路柱の手直し工事費等の損害が発生した。

入札における不正について

Q 職員の入札ボウガイについて詳しく知りたい。今後の処置について、また、他の今後の火葬委託契約について、どう考えるのか?奥村興業の?

A この度、当市が守山野洲行政事務組合へ派遣している職員が起こしました不祥事により、守山市及び野洲市の市民の皆さまを始め、関係する皆さまにご心配とご迷惑をおかけ致しましたことを深くお詫び申し上げます。今後、この様なことが二度と発生しないよう綱紀粛正に努めて参る所存です。

ご質問の件については、野洲市と守山市が地方自治法第282条第2項の規定に基づき設置した一部事務組合「守山野洲行政事務組合」において発生したものであり、同組合は特別地方公共団体として両市とは別の法人になります。このことから、野洲市としては、ご質問に回答する立場にないため、回答は差し控えさせていただきます。

なお、入札妨害の内容については、同組合から詳細を記した資料が報道機関に提出されていますので、参考までに添付いたします。

自転車購入補助金について

Q 隣の守山市では自転車の購入補助金があるそうです。

https://www.city.moriyama.lg.jp/shokokanko/2016jitensyahojo.html

野洲市でも同様の制度はないでしょうか?

ないのであれば、制度を作っていただきたい。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。

環境負荷軽減や健康づくりを目的に、自転車利用の普及促進を図ることは重要であり、貴重なご意見ありがとうございます。

しかし、子育て支援、高齢者対策、ごみ処理施設の整備、踏切改修など多くの課題解決が迫られている中で、補助金まで付けて促進を図るという施策の優先度は低いのではないかと考えています。通常の自転車は除外して、スポーツタイプの高額な自転車まで補助対象とするという守山市の施策はかなり特異であるため、話題にはなっています。

なお、たとえば、小中学校の空調、給食、学童保育サービスなどでは野洲市の方が格段に進んでいますし、花火大会なども守山市では開催していません。なにを優先するかは、広く市民や議会のご意見を伺って合意形成を図っていきます。

市の合併について

Q 野洲市は草津市・守山市・栗東市と合併し、滋賀一・近畿一の都市を作るべきだと思いますが、如何思われますか。

A 「市長への手紙」にてご意見をいただきありがとうございます。

過去には、国の方針として「平成の大合併」が進められ、滋賀県の湖南圏域においても、ご意見にあります枠組みで、当時の草津市、守山市、栗東町、中主町及び野洲町の2市3町で、30万人都市を目指す動きもありました。しかし、それぞれの市町の思惑もあり、協議が進むことはありませんでした。ただ、中主町と野洲町においては、地勢や歴史的な背景もあり、合併して現在の野洲市が誕生しています。

都市の規模については、人口や面積などで一概に決められるものではありません。人口規模を大きくすると行政の効率化は図れますが、一方で、市域が広がることから、周辺部への行政サービスが行き届かなくなるなどということも心配されます。

本市は、野洲川、日野川、びわ湖そして里山に四方を囲まれているという地勢な視点、市域の面積規模や5万人という人口規模からも、決して市民が不自由を感じていることはないと考えています。

各市が地域の特性を活かしたまちづくりを進める中で、行政事務の効率化の観点では、草津市、守山市、栗東市、湖南市と野洲市が5市による情報システムの一部共同化、草津市、守山市、栗東市と野洲市が4市による消防や救急などの広域事務組合設置、守山市と野洲市が2市で火葬場の一部事務組合設置など必要に応じ、行政事務の効率化を図っています。

図書館について

Q 図書館が少し遠いところにあって不便に感じます。

規模を小さくしても駅近くに何ヶ所か作るのがいいと思います。

空き家やマンションの開いているスペースを借りてもいいと思います。

民間企業だったかNPO法人だったか図書館作りを手伝ってくれるのもあるそうです。

人口増を期待するには、まず駅周りから充実させて魅力ある街にしてほしいです。

A メールによりご意見をいただき、ありがとうございます。

ご指摘のとおり現在の野洲市の図書館は一般的に見て不便な場所にあります。向かい側の健康福祉センターも高齢者や乳幼児・子供たちと保護者が利用主体の場所としては不便な場所にあります。以前から申し上げているように、過去のまちづくりの暗黙の方針であった、「不便宜の共通化」によるものです。

野洲駅南口周辺整備構想のなかで、病院、市民広場、子育て支援施設、交流・商業施設などとあわせて、図書館分室を整備する計画を進めています。規模や機能はこれから検討しますのでご意見をお寄せください。

図書館運営に民間活力を導入することについては、利点はありそうに見えますが、佐賀県武雄市において図書館運営を民間企業に委託した結果、蔵書の管理手法や選書の偏りなどが問題視された事例があります。図書館運営を民間に委託することで、公共・公益性、市民の学習・成長支援機能、利用者の秘密保持など、本来の図書館の目的が損なわれる恐れがあるため、慎重な検討が必要であると考えます。

通知文書について

Q 市長様へ

昨日平成28年6月4日午後1時すぎに届いた郵便です。

宛先「表」○○○○です

開封しました

ウラ面みて「ビックリ」

これ件 どのようにお考えか

回答よろしく

カンタンに手違いでは「ナットク」しません。

平成28年6月5日

○○○○

A 「市長への手紙」にてご意見いただきありがとうございます。

6月4日(土曜日)にお届けしました障がい福祉サービスの利用に係る更新手続の案内通知誤発送の件で、6月5日(日曜日)に職員が謝罪と説明のためお伺いしましたところ、ご多忙中にも関わらずお出会いいただき、ありがとうございました。誠に申し訳ありませんでした。

今回の件は、障がい者自立支援課において、本年6月3日(金曜日)に発送しました障がい福祉サービスの利用に係る更新手続の案内通知の裏面に、漢字表記による他の申請者の住所と氏名及びサービス利用者の氏名が印字されていることに担当職員が気づかず発送を行ったことによるものです。

4日(土曜日)から6日(月曜日)までの間に職員の戸別訪問により対象世帯に対して謝罪と説明を行いましたところ、誤りのあった7通すべてを回収(未開封3通)し、これ以上の個人情報の流出はないことを確認しました。

なお、○○様については、個人情報の流出はなかったことを確認しています。

市では、誤りが判明した時点で、正確な状況の把握と今後の対応策の検討を指示し、速やかに公表を行っております。できるだけ早くお知らせして市の今後の対応策を明らかにすべきであるとの姿勢で取組んでいます。

平素から個人情報を取り扱っていることの重大性を認識しているところですが、今後、この度の過ちを教訓として複数で確認するなど取扱いをさらに慎重に行うことで、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。

Q 以前は野洲平和堂の駐車場入口で謎の果物販売をする茶髪の男性、今回は小篠原の下田製作所付近で芋けんぴ販売をする女性(下田製作所に入って、すぐ出てきた)芋けんぴいりませんかと声をかけられました。

この手の販売は許可を取ってないように思います。衛生的にも不味いものではないでしょうか?

調べると「労働力マルチ商法」というのがあるそうで。

自分が学生時代だったときのマルチは高価なハードウェアを買わされたり、意味不明な集金業者が存在していましたが(アホな先輩がだまされてた)注意を促すなりした方が良いと思います。

A 「市長への手紙」にてご意見いただきありがとうございます。

事業者が、店舗ではない路上で通行人に声をかけて商品を販売することは、訪問販売にあたる可能性があり、特定商取引に関する法律の適用を受けることになります。

商品の販売の際には書面による交付の義務が生じるケースや要件に該当すれば消費者がクーリングオフをすることができます。

また、無店舗販売は、商品に問題等があった際、事業者との連絡が困難となるため、問題の解決に至らない場合があります。購入する際には、事業者の連絡先を聞くなどの注意が必要です。

なお、市に情報提供いただければ、販売を行っている事業者に対して、現地にて事情を確認するなどの対応をいたします。

お問い合わせ
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
ファクス 077-586-2200
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