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定例記者会見(平成31年4月25日)

定例記者会見の概要をお知らせします

このページは、野洲市政記者クラブ主催の定例記者会見の内容(概要)を広報秘書課でまとめたものです。案件説明は、市長が行っています。

日時

平成31年4月25日(木曜日)14時〜15時5分

場所

野洲市役所 応接室

案件

1.野洲文化ホールネーミングライツパートナーの募集について

資料1(PDF:165.5KB)

2.高齢者等の生活安心サポート仕組みづくり検討会報告書について

資料2(PDF:496.7KB)

3.「野洲市緑の基本計画」策定に係るスケジュール及び検討方法について

資料3(PDF:196.6KB)

4.野洲市内特定空家にかかるアスベスト等の対策についての経緯および今後の予定

資料4(PDF:397.6KB)

資料提供

・平成30年度野洲市生活困窮者支援事業及び就労支援相談事業の実績報告について

資料5(PDF:245.8KB)

・野洲市まちづくり基本条例の検討結果及び今後の方針について

資料6(PDF:493KB)

・プレミアム付商品券事業の実施について

資料7(PDF:341.1KB)

・野洲市老人憩の家の無償譲渡に係る自治会との合意書締結と今後のスケジュールについて

資料8(PDF:215.2KB)

・平成30年度野洲市三方よし人材バンクの実績について

資料9(PDF:437.1KB)

・野洲北中学校校舎増築及び校舎・体育館大規模改修工事の工程について

資料10(PDF:113.4KB)

市長あいさつ

年度初めの定例記者会見にご参加いただきありがとうございます。

今年一年、できるだけ透明性を保ち、全ての取り組みや仕組みを提供いたしますのでご協力をよろしくお願いします。

質疑応答等

1.野洲文化ホールネーミングライツパートナーの募集について<教育委員会・野洲文化ホール>

記者… 公共施設のネーミングライツパートナーを一斉に提案募集されましたが、今回が初提案となるのですか。

市長… 初提案となります。

記者… 提案されたのは1社ですか。市内の業者ですか。

市長… 1社で市内の企業です。

記者… 企業の業種は何ですか。

市長… この企業に決定するか分かりません。この企業から提案があり、客観化して公募しますので、情報提供を控えさせていただきます。

記者… 契約期間と希望金額は、企業の提案ですか。

市長… そうです。

記者… 期間や金額を公表することは、その企業が不利にはならないのですか。

部長… 最初に提案された企業には、審査において、発見貢献として点数化し加算しますので不利にはなりません。

記者… 6月14日までに、他に応募がなかった場合は、この企業に決定するのですか。

市長… そうです。

2.高齢者等の生活安心サポート仕組みづくり検討会報告書について<市民部・市民生活相談課>

記者… 来年2月の市議会に提案されますが、市営住宅の入居者は、4月から対象になるのですか。

市長… 来年度の4月から対象となります。年度内に制度改正を行います。

記者… 対象となる方は、市内でどの程度おられるのですか。

市長… 市営住宅の保証人制度を全て廃止しますので、入居者の世帯数となります。国では、生活が厳しい方や生活困窮者は、免除も可能となっていますが、野洲市は、そもそも保証人制度を廃止します。いずれにしても、公営住宅に入居できる方は、一定の所得より低い方となり、基本的に生活の条件が厳しい人になります。

記者… 市営住宅は、何棟、何戸あるのですか。また、入居率は、どの程度ですか。

部長… 7団地17棟、309戸です。現在、入居者は、259世帯518人で入居率は、83.8%です。

記者… 制度の改正により、市営住宅の入居率の向上も図れるのですか。

市長… 入居率の問題ではなく、本来、入居すべき方に入居しやすいようにしようとするものです。例えば、小さいお子さんをお持ちで女性の方ですと、保証人が2人必要といわれても簡単なことではありませんから。

記者… 県内で同じような仕組みを行っている所はありますか。

市長… 全国でもありません。最近、岡山市が、保証人が滞納者のカバーにならないということにより廃止されたと聞きましたが、野洲市は、入居者、入居希望者への負担軽減を目的に廃止します。滞納を追求したり負担していただく性質の保証人を無くすということです。

3.「野洲市緑の基本計画」策定に係るスケジュール及び検討方法について<都市建設部・都市計画課>

記者… 条例を制定される目的は何ですか。

市長… 地域の植生を生かした樹木や植物などの理念を明記したいと思います。市民の利用と自然との共生バランスを保つことや、一定のコストも必要ですから条例で定めることにしています。今年度に検討の予算も計上しています。

4.野洲市内特定空家にかかるアスベスト等の対策についての経緯および今後の予定<都市建設部・住宅課>

記者… ずいぶん進みましたね。

市長… できるだけ速やかに手続きを行い、現在、解体に向け、設計を行っています。できるだけ時間をかけず対応したいと思います。

記者… 県は、「建築基準法に基づく命令の発令に向け速やかに手続きを進めます。」と明記されていますが、具体的なスケジュールなどは示されていますか。

市長… 示されていません。

記者… 行政代執行は、市が行い、その後、県から市に何らかの補償があるのですか。

市長… 県も命令を行い、何らかの行政代執行はできますので期待していますが、スケジュールからすると、野洲市が進めているスケジュールの方が早くなると思います。県からはどの段階で支援してもらえるのかということになりますが、市としては、きちっと責任を持って行っていくことは従前と変わりません。

意見交換等

・放射線副読本について

記者… 放射線副読本の回収について、教育委員会部局の判断となりますが、市長自身どのように受け止めていますか。

市長… 議会の一般質問(平成31年第2回野洲市議会定例会)で初めて知りました。私としても、これがほんとうに子どもに配布されて良いものかと思いました。汎用で配布するのであればもう少し慎重であっても良いのではと思います。教育委員会も検討して、今回、回収の対応を行ったことについては、私も結果としてそれで良いと思います。

記者… 中身をご覧になって率直な感想はどうですか。

市長… 東日本大震災の被害はまだまだ影響が大きく、大変な状況に陥っている方もおられる中、現状などについて触れられていますが、ほんとうにこれで良いのか、また、国際的に見ても、放射線、原子力の問題というのは、まだまだ慎重に扱うべきだと思います。私個人としては、広島、長崎、第五福竜丸といったことも次世代の人たち、また現役の人たちも知っておくべきだと思います。「駄目」とか「良い」という問題ではなく、もう少し丁寧な情報提供を特に若い世代には大事だと思います。資料の最後に、「お家の人と話してみよう」と記載されており、まさに社会教育であり、学校に限定されていないことが若干、不思議です。総合的に考えると教育委員会の判断は適正であると考えます。回収して配らないのではなく、特に丁寧に渡す必要があります。

記者… 一番の問題は何だと考えますか。

市長… 放射線について、もう少し丁寧な情報が必要であり、小学生が理解しやすい内容にすべきです。これでほんとうに適正な情報が伝わるのかというところが問題です。

記者… 今回、回収されましたが、そもそも配布される前に判断が必要だと思いますが。

市長… 直接、文部科学省から各学校に届いています。多くは、県教育委員会、そして市教育委員会を通して、また、必要であれば市長部局とすり合わせを行っています。内容が間違っているというものではなく、できる限り市教育委員会の判断もあった方が良いのではと思います。もう少し分かりやすく丁寧な情報提供を行っていただきたいものであり、廃棄や破棄するものではありません。

記者… 市長が市教育委員会に伝えられたことは何ですか。

市長… 「使用する」「使用しない」を含めて教育委員会が判断してはどうですかと伝え、「回収もあり」という選択肢を示しました。「回収」は命じておりません。

記者… 小・中学校に配布した部数と回収できた部数は。

部長… 配布部数は、小学校で2,113冊、中学校では314冊です。回収は、小学校で282冊、中学校では203冊です。回収率は、小学校13%、中学校65%です。

次長… 全学年に配布した学校、特定の学年に配布した学校、配布することを検討しておりまだ配布していない学校もあります。

部長… 全学年に配布した小学校は3校、5・6年生のみ配布した学校は1校、未配布は2校です。中学校では、全学年に配布した学校は1校、未配布は2校です。

記者… 市教育委員会に取材しますと、被災地で苦しんでいる方々のお話などを集め、副読本と併せて活用できればということでしたが。

市長… それでいいと思います。しかし、今、この時期に放射線のことを子どもたちや若い世代が考えようとすると、現状や歴史的経緯、将来など幅広く視野に入れて対応する必要があると思います。情報は付加する必要があると思いますが、慌てて対応する必要はないと思います。

記者… 福島県については、市・県で補助資料を作成して活用されているそうですが、基本的には同じ方法と理解してよろしいですか。

部長… 福島県に関しては、文部科学省のホームページにも既に公開されておりますので活用が可能か、それとも市教育委員会で独自に作成する必要があるのかを含め、今後の活用方法は、検討します。

市長… あまり無理をする必要はないと思います。前回も配布されておりますので急ぐ必要はありません。ただ、尋ねられれば、総合的に考えると慎重になった方が良いのではというレベルの話です。野洲市教育委員会にご意見をいただいたのであれば「慎重に」ということです。 

お問い合わせ
政策調整部 広報秘書課
〒520-2395 滋賀県野洲市小篠原2100番地1 本館2階
電話番号 077-587-6036
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