博物館の敷地にある「弥生の森歴史公園」(竪穴住居前)では、
二千年ハスといわれる、古代のハス「大賀ハス」を栽培しています。
毎年6月中旬から7月中旬ごろまでの時期に美しい花を咲かせています。
ハスは朝に開花し、午後に花びらを閉じてしまうので、午前中の見学がおすすめです。
【開花情報】
今年の大賀ハスはすべて終了しました。(2017年8月4日)
見頃は過ぎましたが、最後につぼみが二つ出てきました。数日以内に咲きそうです。(2017年7月29日)
今年の花は、もう間もなく終わりそうです。(2017年7月11日)
順次、開花しており、多くのお客様にご見学いただいております。(2017年6月23日)
一つ目が開花しました!二つ目も、間もなく開花しそうです。(2017年6月18日)
気温にもよりますが、数日以内に咲きそうです。(2017年6月13日)
つぼみが少しふくらんできました。(2017年6月8日)
いくつかつぼみが出始めています。(2017年6月2日)
1つ目のつぼみが確認できました。(2017年5月26日)
(2016年は、6月12日に開花し、6月30日に見頃をむかえました。)
2017年6月23日
2017年6月18日 初開花
2017年6月8日
2017年6月2日
2016年6月25日
2016年6月12日 初開花
2015年6月7日 初開花
2015年6月6日
2014年6月20日
2014年6月8日初開花
2013年6月29日
2013年6月11日 初開花
2013年6月11日
2012年6月23日
2012年6月15日 初開花
2011年6月25日
2010年6月25日
2010年6月11日
ハスの種子の生命力は、植物の中で最も長命であるとされています。このハスは、2000年以上もの長い間、地中に埋もれ、眠り続けていたハスの種子がみごとに蘇生、発芽し、開花したものです。
1951(昭和26)年春、千葉市検見川遺跡の地下約7メートル、泥炭地層下の青泥中より発見された丸木舟などの出土品(武蔵野博物館所蔵)とともに埋もれていたハスの種子が、ハスの権威、大賀一郎理学博士によって3粒採取されました。このうち1粒の発芽に成功し、「大賀ハス」と名づけられました。
地質学上、考古学上、また理学上の研究により、この種子は、2000年以上前のものと推定されます。シカゴ大学原子核研究所でのラジオカーボンテストによる年代測定では、2895~3255年前との結果がでています。
このハスを、1957(昭和32)年に鳥取県林業試験場が、大賀博士に懇願して譲り受けました。そして、1972(昭和47)年に鳥取県農業試験場に移植されました。
野洲市歴史民俗博物館・弥生の森歴史公園では、1988(昭和63)年に当施設のオープンにあたり、弥生の森で栽培したいと考え、鳥取県農業試験場にお願いし譲り受け今日まで栽培しています。太古の眠りから覚めた、直径20センチメートルもある大賀ハスの淡紅色の花びらが緑の葉にゆるぎ、私たちの目を楽しませてくれています。まさに、世界最古の生命の発露だといわれています。
池のスイレンも、白やピンクの花が楽しめます 。(5月中旬~9月)
スイレン 2011年6月15日
スイレン 2011年6月5日
滋賀県野洲市辻町57−1
077−587−4410
月曜日・祝日の翌日(土・日曜日、祝日は開館)
9時〜17時(入館は16時30分まで)
弥生の森歴史公園は入園無料です
博物館展示見学は、入館料/大人200円・学生150円・小中学生100円
野洲市民は入館無料です。どうぞ気軽にお越しください。
ホームページ案内(以下のリンク)
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